アメ車好きな父の英才教育を受けて、初めて購入したのが同い年のブロンコ

1996 FORD BRONCO

1996 FORD BRONCO owner : AKARI

彼女たち流のアメ車との付き合い方
#アメ車女子のライフスタイル

岐阜県大垣市でタイヤショップを営む父は根っからのアメ車フリーク。店舗の雰囲気もネオンサインやアメリカン雑貨で飾られた本国さながらの雰囲気。もちろん愛用するクルマはアメ車ばかりで常に3台ほどを所有。初めての愛車にブロンコを選ぶ理由はそこにある。

気取らずに乗りこなすのがカントリーガールスタイル

ホワイト×ベージュのツートンに、小ぶりなホワイトリボンタイヤを純正車高で履きこなすアーリースタイルなブロンコ。まるでロードムービーのワンシーンから飛び出してきた様なカントリー感溢れるナチュラルテイストが実に好印象である。

聞くところによると、オーナーのアカリさんは頻繁に家族旅行でハワイやグアムに遊びに行き、2019年は親子で渡米してルート66を走り、本場の雰囲気を堪能してきたリアリティーに溢れる女性。流行り廃りでアメ車に乗るのではなく、あくまでも本国で見たカントリーガールの様にアメ車を乗りこなすのが彼女のスタイル。

1996 FORD BRONCO

ちなみにこのブロンコは初めてのアメ車ではなく、免許を取ってすぐに父から与えてもらったPTクルーザーを経て乗り出した2台目ではあるが、自身が働いて貯めたお金で初めて買った思い入れのある愛車であり、父の友人が勧めてくれた時に一目惚れ。偶然1996年生まれの同級生だったことにも運命を感じて即決で購入したものだ。

「もっとラットに錆びてくれていたら…」と綺麗すぎるところが悩みの種ではあるが、まだまだ山のあるオフロードタイヤを潔く脱ぎ去り、タイヤ屋を経営する父にお願いして新調してもらった小ぶりなホワイトリボンタイヤへ換装するなど、購入からわずか一年ほどでカントリーガール色の強い雰囲気に一新。

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車体は大きいのに可愛くて、どことなく弱そうに見えてしまうところが逆に魅力的だと語る彼女。まだ23歳と若いのにアメ車の本当の良さを凄く理解しているのは、物心ついた頃からアメ車好きの父が所有するラムバンやラムトラック、サファリなど、常に身近なところでアメ車に慣れ親しんできたから。

父から受けた英才教育の甲斐あって、ブロンコを見たときは一切の迷いもなくコレだ!と決意したと言う。最近は自粛ムードなので一人でブロンコを運転して下道をのんびりドライブするのが至福の時。街中を走るよりも林道や郊外の田舎道を走らせるのが好みらしいので、林道企画が再開されたらぜひお誘いしてみたいものだ。

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ネイティブアメリカンなアクセントをサラッと車内に取り入れるところもカントリーガールスタイルならでは。ボロくなってくれた方が愛着が湧くとは言っても、擦れてしまったステアリングはちょっと抵抗があったため、雰囲気を損なわない同系色の革巻きステアリングを新調。リアのラグマットは万能アイテムとして様々なシーンで大活躍。家族旅行で訪れたアメリカで購入した小物たちはブロンコとの相性も抜群!

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搭載されるエンジンはV8、5.8ℓで4速ATの組み合わせとなる。前のオーナーが父の友人だったこともあり、整備履歴も万全でコンディションは抜群。エアコンもしっかり効くし、異音や不具合も一切無縁。万が一故障しても頼りになる父の存在が不安を払拭。ブロンコに乗ってから父との距離も近くなったと言う。

235/75R15 のホワイト リボンタイヤをチョイス

31×12.5R15あたりのオールテレーンタイヤもしくはマットテレーンタイヤが主流となる最終モデルのブロンコのタイヤ事情ではあるが、あえて235/75R15のホワイトリボンタイヤをチョイスするところがガールズオーナーらしくて好印象。車体に対して小ぶりな印象のタイヤがブロンコの野性的な雰囲気をマイルドに仕立て上げる。

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ネバダやアリゾナといった郊外が彼女のイメージするアメリカであり、家族旅行の際も定番の都心部を避けた郊外の方が盛り上がったと言う。お気に入りのカントリーガールエンブレムは現地のwalmartで7ドルで買ったものだが、こんなにカワイイのに一枚しか買わなかったことを後悔。次行ったら10枚くらい買って帰ると(笑)。

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迫力系のカスタムJeepに乗る。21歳のスノーボード好き女子!

JKラングラー×DIYカスタムはアウトドアでのカッコ良さの追求です!

オトコ勝りなカスタムでメイクされたタホが相棒

近代モパーに魅せられた二人の美女、行き着く先はヘルキャット!

「キャデちゃん」を手に入れて、ブランドのファンに染まる


★ PHOTO&TEXT:石井秋良
アメ車マガジン 2020年 7月号掲載

【開催順延のお知らせ】2021年7月11日(日)にアメマガキャラバン in 山梨の開催日を順延致します。

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アメマガキャラバン in 山梨は終了しました。
ご来場頂いた皆様ありがとうございました。

アメマガキャラバン in 山梨の様子はこちらから

久方ぶりのアメマガキャラバン開催で特設会場にはアメ車が大挙襲来!!

【アメマガキャラバン2021 in 山梨】ふじてんスノーリゾートに集まったアメ車ユーザーを紹介①

【アメマガキャラバン2021 in 山梨】ふじてんスノーリゾートに集まったアメ車ユーザーを紹介②


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【アメマガキャラバン in 山梨 開催順延のお知らせ】

緊急事態宣言延長の為、6月20日(日)開催予定であった「アメマガキャラバン in 山梨」を順延させていただく事となりました。

順延日時は7月11日(日)となります。

急なご案内となり申し訳ございませんが、ご理解をいただきますようお願い申し上げます。
参加者の皆様に、楽しくイベントにご参加いただけるように、開催に向けて準備していきたいと思います。


会場は「ふじてんスノーリゾート」

参加無料

会場で配布されるアンケート用紙に記入して、その場で愛車と一緒にスナップ撮影。撮影された写真は、アメ車マガジン本誌に掲載。

「アメマガキャラバン」はアメ車マガジン主催による愛車撮影会です。当日は編集部員とカメラマンが、ご参加いただきましたみなさんの愛車を撮影させていただき、アメ車マガジン本誌に掲載します。アメ車であれば車種も新旧もカスタムの有無も問いません。

撮影ご希望の方は当日お配りするアンケート用紙にご記入いただきまして、スタッフにお声をかけてください。ご記入済みのアンケート用紙と引き換えに愛車を撮影させていただきます。ご不明な点は、会場内に設置しますアメ車マガジンの本部テントまでお問い合わせください。

当イベントでは、写真・ビデオの撮影を行っております。撮影した映像などは、アメ車マガジンの営業活動などに使用させていただくと共に、雑誌、WEBサイト、テレビ放送などのメディア配信に使用する場合がございますので予めご了承頂きますようお願い申し上げます。


アメマガキャラバン出展ブース一覧

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■ 株式会社トップグループ
SHELBY(シェルビー)正規販売代理店
https://www.carsensor.net/shop/tokyo/323205001/?SHOPTR=1
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■ キャデラック/シボレー静岡
新型キャデラックCT5展示会
https://shizuoka.gmj-dealer.jp/
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■ SAVINI
JEEP(JL)オリジナルエアロ初披露・アメリカンホイール展示
https://saviniwheels.jp/
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■ シュアラスター
カーケア用品
展示車両 2017y FORD F-150 Raptor / 2017y Chevy Express Exprolet
https://www.surluster.jp/
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■ マリブホビーズ
アメリカンミニカー販売
https://www.malibuhobbys.com/
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■ コンパクトツール株式会社
コーティング剤・ポリッシャー・工具等販売
https://www.compacttool.com/
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■ SSS Motor
カスタム車両展示
https://www.sss-motor.com/
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■ WELIN BROS
カーパーツ・ミニカー・デカール販売
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■ 株式会社アイワコーポレーション
アメリカン雑貨販売


★★感染症対策について★★
会場のふじてんスノーリゾートは、山梨県の感染症対策”やまなしグリーン・ゾーン認証”を受けた施設です。
やまなしグリーン・ゾーン認証に準拠した上で、新型コロナウイルス感染予防対策を徹底して運営してまいります。

●マスク着用必須
●アルコール消毒の徹底
●体調についてのアンケート記入必須
●入場口での検温、体温37.5度以上の方の入場は不可
●接触確認アプリ「COCOA」の導入必須
●大声での発声、近接した距離での会話NG
●発熱や咳など風邪や新型コロナウイルスが疑われる症状のある方の参加はご遠慮いただきます。

ご参加の皆様には、感染予防対策にご協力いただいた上でのご参加をお願い致します。

今後の状況次第では、政府、自治体などからの要請により、直前の中止、再延期の可能性もあることをご了承ください。

感染予防AMC2021


アメマガキャラバンの情報は、
アメ車マガジン公式ホームページ
SNS(フェイスブック / インスタグラム / ツイッター)、
アメ車マガジン誌面をチェック!


日時
2021年7月11日(日)
10:00~15:00(雨天決行)※時間内は出入自由です。
場所
ふじてんスノーリゾート駐車場
山梨県南都留郡鳴沢村字富士山8545-1
http://www.fujiten.net/

入場料・参加料・駐車場代 無料
※駐車場内は舗装済です。

飲食・トイレ
ふじてんスノーリゾート・センターハウス内の施設をご利用ください。

注意事項
1.個別の撮影をご希望の方は開催時間中(10:00~15:00)においでください。
2.駐停車中のアイドリングストップ、大音量等の行為は迷惑になりますのでご遠慮ください。
3.施設内は駐車場も含めて禁煙です。指定の喫煙所をご利用ください。
4.火気の使用、危険物の持ち込みは禁止です。BBQ等の調理も禁止です。
5.ゴミは指定のゴミ箱に捨てるか、お持ち帰りください。
6.事故、盗難、車両損害等について主催者および施設提供者は責任を負いません。
マナーを守って、皆さんで楽しいアメマガキャラバンを目指しましょう!

主催
アメ車マガジン編集部

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キャンディーゲートのデモカーにさらなるカスタムを施して進化したチャレンジャー

2012 DODGE CHALLENGER

2012 DODGE CHALLENGER OWNER : YOSIDA
Coast Motoring Owners Custom File

EXTREME CUSTOMS 「自分色に染め上げる」それがカスタムの醍醐味

本誌でも過去に登場した有名車両を若きオーナーが受け継ぎ、全体的なイメージは崩さずに自分の色を加えていくという難易度の高いカスタムに挑むYOSIDAさん。ワンオフで製作されたエアロが魅せる造型美やダックテール、オーバーヘッドで魅せる旧車らしさを色濃く感じさせるシルエットを生かしつつも、SAVINIの鍛造20インチホイールやセイカ製フロント8ポット、リア6ポットブレーキシステムの導入、ドリルドローターによるストイックなボトムスに黄色い差し色を取り入れつつチャレンジ。

2012 DODGE CHALLENGER

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ダッジの純正色にありそうで存在しないキャンディグリーン×イエローのオリジナル調色は太陽光などの光の強弱で絶妙に色味を変化させており、イエローに寄せた差し色としてブレーキキャリパーに取り入れるセンスが、パッと見はコントラストの強いカラーアレンジに見えて、統一感のあるスタイルへと誘う。 またビジュアルのみならずSRT392エンジンにハイカムを組み、フロントシート二脚をバケットシート化するなど、走りに徹したカスタムも進行中。速そうに見えて遅いのは本末転倒。見た目どおり、いや見た目を上回る速さを手に入れることも重要なポイントであり、峠も攻められるショーカー的なスタンスを保ちながら再び脚光を浴びるべく、さらなる先を目指す。

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ヘッド部分にカスタムペイントを施す392HEMIエンジン。タワーバーの追加やaFeパワーの剥き出しエアクリーナーの換装など走りに徹したカスタムが際立つ。ハイパフォーマンスに相応しい制動力強化と理に適ったカスタムは見ていて清々しい。


夜な夜な集まった10人は全員がアメリカンSUVに乗り、ボトムスは28インチを装着

せっかくカスタムするならオンリーワンでもさり気なくがキーワード ダッジチャージャー

チャージャーを選択した時点で、出会うべくして出会った二人


Thanks:COAST MOTORING
TEL:04-2946-7203
HP:http://coast-jp.co


PHOTO&TEXT:石井秋良
アメ車マガジン 2021年 3月号掲載

マッスルカーを語る上で切っても切れない存在がスティックシフト。

2018 FORD MUSTANG SHELBY GT350 2018 DODGE CHALLENGER R/T SCATPACK

2018 FORD MUSTANG SHELBY GT350 2018 DODGE CHALLENGER R/T SCATPACK

過激に挑め!! MUSCLE WARS

スティックシフトでマッスルカーを操れ

左手でステアリングを握り、右手でスティックシフトを操り、左足でクラッチを踏み、右足でアクセルを操作する。まさに両手両足を使って操る感覚こそマニュアル車ならではの特権。マッスルカーの魅力を余すことなく堪能するなら、スティックシフトのマニュアルモデルを選択すべし!

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年々減少傾向にあるマニュアルモデルは今買うべき!

マッスルカーを語る上で切っても切れない存在がスティックシフト。大本命の名作と言える「ワイルドスピード」はもちろん、カーチェイスが繰り広げられる様々な映画を観ても、ここ一番の名シーンではクラッチを踏んでギアを入れ、エンジンの回転数を上げながらタイミングを計り、スタートとともに一気に加速するシーンは実に刺激的でクールだ。しかしそのマニュアル車が減少傾向にある。マニュアルモード付きのパドル操作が可能なモデルはこれからも続々とリリースされるだろうが、正統派の伝統的なマニュアルモデルは既に減少しており、マニュアルの似合うMINIですら、2020年からマニュアルの販売を終了するという悲しいニュースも。

8速や10速のシフトパターンを備えた高性能オートマティックトランスミッションや、デュアルクラッチシステムを装備するDCTなど、ATの革新的な進化も要因と言えるが、ダイレクトにクルマを操る感覚はマニュアルに勝るものはないと筆者は考えている。

2018 FORD MUSTANG SHELBY GT350

そんな中、時代と逆行するかの如く大排気量V8NAエンジンをマニュアルで乗れる車両が、紹介する2018年モデルのシェルビーGT350と、チャレンジャーR/Tスキャットパックの2台だ。シェルビーと言えば2020年GT500がリリースされたばかりだが、GT350はTREMEC社製の6速マニュアルミッションで独自のチューニングを施し、ハンドビルドされた5.2ℓ V8をレーシーに操る感覚はまさにプレミアム!ちなみに撮影車両のリードフットグレーは2018年のみ採用された希少カラーであることも特筆物。フォード車初の採用となったマグネライドサスペンションによる踏ん張り感の強い安定した足回りと、ブレンボブレーキによる確かな制動力も相まって、気負いなくハイパフォーマンスを堪能できる。また、インテリアは専用のスェード巻ステアリングにレカロシートが採用され、インストルメントパネルセンターに配置される油圧、油温メーターもスーパースポーツカーらしい装備だ。

2018 DODGE CHALLENGER R/T SCATPACK

一方、次世代モパーマッスルを担う存在であるR/Tスキャットパックは、6.4ℓの392HEMIを搭載して485hpを発生させ、ヘルキャット・レッドアイ、ヘルキャットに次ぐチャレンジャーのハイパフォーマンスモデル。撮影車両は希少な6速マニュアルモデルとなり、アクティブエギゾーストから刺激的なマッスルカーサウンドを発生させ、両手両足をフルに使って392HEMIを操るマニュアルの感覚は実に官能的。走りに特化したダイナミックパッケージである現車は、ブレンボ6ポッドフロントブレーキシステムや20インチフォージドブラックホイールに加え、ハイパフォーマンスサスペンション×ビルシュタインの足回りなど、よりスパルタンに仕立てた特別仕様車。数値的な馬力だけで言うとヘルキャット・レッドアイやヘルキャットに劣るものの、392HEMIを6速マニュアルで意のままに操るダイレクトな感覚は、体感的にマッスルカーとしての核心をついた個体と言える。

今後益々マニュアルモデルは減少の一途を辿ることが予測されるので、新車に近い状態の上質な個体は今が狙い目!「あの時乗っていれば良かった…」と後悔してからでは遅い。希望どおりの個体と出会ったなら、迷うことなく手に入れておくべきだ。

2018 FORD MUSTANG SHELBY GT350

2018 FORD MUSTANG SHELBY GT350

2018 FORD MUSTANG SHELBY GT350

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2018年にベースのマスタングはマイナーチェンジを行なっているが、シェルビーGT350は旧マスクがベース。大きく開口したグリルを始めとするエアダクトが特徴的で、リードフットグレーにホワイトエンドラインの付いたレーシングストライプのアクセントも実にスタイリッシュ。

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10スポークの19インチホイールは295/35R19サイズのタイヤをセット。昨今のアメリカンマッスルカーはオリジナルでも太いタイヤサイズ設定であり、ブレンボブレーキシステムが標準で装備されていることも嬉しい。

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オリジナルのマスタングをベースとしつつ、油圧計や油温計の追加、スウェード巻の専用ステアリング、フロントRECAROシートにTREMEC社製ショートスティックシフトなど、レーシーに徹した味付けが加わるインテリア。助手席ダッシュボードにあしらわれたシェルビーGT350のプレートも雰囲気を高める。

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526hp、429lb-ftを発生させるレブリミット8250rpmの高回転型パワーユニットとなる5.2ℓV8エンジンは、ハンドビルドで組み上げられ、ヘッドに担当者のネームプレートが備わる。フロントセクションの一部にカーボン素材を採用するなど軽量化を図りつつも、強靭なタワーバーを組んで剛性感やレスポンスを向上。

2018 DODGE CHALLENGER R/T SCATPACK

2018 DODGE CHALLENGER R/T SCATPACK

2018 DODGE CHALLENGER R/T SCATPACK

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2015年にマイナーチェンジを受けてデザインが一新されたチャレンジャー。様々なボンネット形状を持つ中で、ここ最近はシェイカーフードボンネットの人気が高まっているが、いかにもハイパフォーマンスモデルといった雰囲気を避けた大人の選択肢として、SRT392も人気。

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20インチフォージドブラックホイールにブレンボ6ポッドブレーキシステムを標準装備。ビルシュタインショックとハイパフォーマンスサスペンションを採用して、392HEMIのハイパフォーマンスに相応しい足回り。

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マイナーチェンジでインテリアデザインも見直され、これまでは平面基調だったインストルメントパネルもラウンドして、運転席を包み込む様な造りに。シートはバケットタイプを採用するとともに、背もたれにはスキャットパックを証明するロゴが刺繍されている。

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6.4ℓの大排気量を誇る392HEMIエンジンは自然吸気加速が肝。ナチュラルな加速フィーリングを6速マニュアルで思いのままにコントロールする感覚は、快適な8速ATとはまた違った“ 操る喜び” なるモノがある。どちらも甲乙付けがたいが、稀少価値とダイレクトさで言うなら言うマニュアルモデルに軍配が上がる。


ステップアップするオーナー続出中、チャレンジャーの大本命!

チャレンジャー 1320DRAG PACK。本格派ドラッグマシンで公道を操る喜びを堪能!

大排気量NAエンジンを6速マニュアルで思いのままに!マスタングシェルビーGT350

1968マスタングGT390ファストバックの現代版復刻トリビュートモデル


SHOP DATA:BUBU HANSHIN
TEL:06-6427-5151
HP:https://www.bubu.co.jp


Photo&Text:石井秋良
アメ車マガジン 2020年 7月号掲載

カーボックス厳選こだわりのオーナーを紹介!【カーボックスツーリング】

カーボックスツーリング2020 ファイナル

毎月第3日曜日恒例・カーボックスツーリング2020 ファイナル
開催日時● 2020 年12 月20 日( 日) 会場●片添ヶ浜海浜公園

走りを楽しめば愛車はもっと好きになる

走る楽しさをオーナーに知って欲しいと考える広島のカーボックスでは、毎月恒例となるツーリングを開催している。2020年最後となるツーリングに合わせて、カーボックスが参加者から厳選してオーナーをピックアップし、これからのアメ車ライフに期待が膨らむメンバーを紹介していこう!

広島のカーボックスは、カスタムにおいて一番重要視するのが「楽しく走る」こと。走りに影響を及ぼすカスタムは、愛車に乗ることが苦痛になる。そんな思いをして欲しくないからと、強引な見た目だけのカスタムは行わないのだ。さらに同ショップは、毎月第3日曜日にツーリングを開催しており「皆んなで走る楽しさ」も提案している。

2020年最後となるツーリングは、検温やマスク着用といったコロナ対策を行ない13台が参加。普段は立ち寄り地点を設けるが、今回はノンストップで目的地の片添ヶ浜海浜公園までツーリング。昼食を挟み行われたのが、カーボックスが注目するオーナーの個別撮影。ほとんどがノーマル車両なのは、今後のカスタムの期待も込められている?では注目のオーナーさんを紹介していこう!

2014 JEEP CHEROKEE WARRIOR

2014 JEEP CHEROKEE WARRIOR

2014 JEEP CHEROKEE WARRIOR OWNER:福馬さん
見えれば見るほど格好良さに気がつく

様々な車両を扱うカーボックスでも、かなり希少種的なモデル14年型チェロキーを2020年末に購入した福馬さん。しかもトレイルホークをベースにする150台限定モデルのウォーリアーで、専用色のエコグリーン、専用17インチブラックホイールなどが装着されるモデルだ。

福馬さんはそれまでGMCユーコンを2台乗り継ぐなど、フルサイズSUVフリーク。故障が続いたことで乗り換えを検討したところ、カーボックスが一目惚れして仕入れたというチェロキー・ウォーリアーに目が留まる。とはいえ右ハンドル、ミッドサイズという小さいボディサイズ故にスルー。だが何度かショップを訪れると、チェロキーの存在が気になってしまう自分がいた。「やっぱりいいかも」と思い直し、購入を決断したのだった。ユーコンではカスタムを存分に楽しんだので、チェロキーはサラリと乗れる都会派カスタムを目指すという福馬さん。どんなスタイルになるか期待しましょう!

2020 CHEVROLET SILVERADO Z71PKG

2020 CHEVROLET SILVERADO Z71PKG

2020 CHEVROLET SILVERADO Z71PKG OWNER:香川さん
無類のクルマ好きか飽き性なのか、何を言い出すかショップも戦々恐々!?

香川さんにとって、20年型シルバラードがカーボックスで車両を購入した6台目のクルマとなり、アメ車は4台目。かなり頻繁に愛車を入れ替える香川さんだが、10年前にトヨタ・エスティマを所有していた頃「面白いクルマはない?」とカーボックスに相談したのが、ことの始まりだ。

当時珍しい存在だったシエナという逆輸入車ミニバンがあることを教えられ、シエナ購入からアメ車にのめり込み、香川さんの本性が現れていく。根っからのクルマ好きなのか飽き性なのか、しばらくすると「カマロに乗りたい」とショップを訪れた香川さん。それまでそんな素振りも見せていなかっただけに、ショップも驚いたのは言うまでもない。その後、念願のカマロを購入するも、なんと今度は「新型カマロに乗りたい」と言い出す香川さん。流石にカーボックスも「冗談でしょ!」と困惑するが、本人は至って本気。なんとかプレオーダーで新車を仕入れ、一件落着したかと思われたが…。またしても車検を前に「トラックもイイよね」と、ニコニコしてショップを訪れた香川さん。それがこのシルバラードだ(笑)。今度は何を言ってくるのか、今後の香川さんに注目?

2020 RAM1500 LARAMIE

2020 RAM1500 LARAMIE

2020 RAM1500 LARAMIE OWNER:田辺さん
赤とラムボックスは譲れない!

ハマー・H2に乗ることを夢見ていた田辺さんだが、残念ながら奥様からの反対に合い、奥様が気に入ったというジープ・ラングラー・アンリミテッドを購入。そのラングラーに長く乗っていたため、カーボックスも奥様も、田辺さんが「H2に乗ることを我慢した」ということは、すっかり忘れていた。ところが、奥様の仕事の関係で軽自動車を購入することになった際、奥様は自分の好きな車種を要望したのだが、「俺はH2を購入することを我慢した。この軽自動車を買うから、俺も好きなアメ車が欲しい」と、ここぞとばかりに当時の話を持ち出して熱弁した田辺さん。流石に奥様も、自分だけ好きなクルマに乗るワケにもいかず、子供も大きくなったこともあって、好きなアメ車の購入を了承したのだった。

で、念願のH2を購入するかと思いきや、実はH2を超える魅力的なクルマを発見していた田辺さん。それがモデルチェンジした20年型ラムだ。当初はグレードやオプションなど拘りもあったものの、入手困難と知り、レッドボディと荷台のラムボックスを絶対条件としてカーボックスに探してもらった。拘りの赤いラムに乗るパパは、子供たちにとっても自慢の一つだと言う。

2008 FORD EXPLORER SPORT TRAC

2008 FORD EXPLORER SPORT TRAC

2008 FORD EXPLORER SPORT TRAC OWNER:倉本さん
カーボックスでも一番!?とにかくアメリカ大好きなナイスガイ!

カーボックスでも一番という、アメリカそのものが大好きな倉本さん。仕事も、読者諸君が大好きな、あのアメリカ会員制大型倉庫店で働いている。愛車は08年型エクスプローラー・スポーツトラックの他にハーレーダビッドソンも所有。

カーボックスに在庫していたスポーツトラックを見に、初めてカーボックスを訪れた倉本さんだが、実は在庫していた白ボディではなく、本当は黒が欲しいとスタッフにホンネを語る。だが、そう簡単に手に入るモデルではないため、カーボックスとしても悩んだが、倉本さんの熱狂的なアメリカ好きを応援したくなり、車両探しに奮闘。そうして手に入れた初めてのアメ車は、これまた大好きというDIYカスタムによって手が加えられ、遊び心タップリの仕様に仕上がっている。本来はここにグリルガードを装着する予定だったがパーツが間に合わず…。

トラックの利便性を活かし、カーボックスのイベントや引っ越しでは荷物運びを買って出るナイスガイでもあり、カーボックスが常に応援しているオーナーの一人だ。


アメ車が気になりだし、カーボックスで見たマスタング・エレノアに一目惚れして即決

一度は諦めかけたエレノアの夢を、新しい家族の誕生で実現させる

ノーマルのマスタングで納車されると思ってたら、旦那様が内緒でカスタム実行!

波乱万丈のマスタングライフは、すべて笑顔で乗り切る!


Thanks /カーボックス
TEL:082-815-8448
HP:http://www.bs-carbox.jp/


写真●高原義卓
文●相馬一丈
アメ車マガジン 2021年 3月号掲載

いつかは2人でアメリカンマッスルカー!という思いを遂に実現【チャレンジャー&カマロ】

2019 CHEVROLET CAMARO SS 1LE、2016 DODGE CHALLENGER SRT392

2019 CHEVROLET CAMARO SS 1LE owner:瓜生貴久(兄)
2016 DODGE CHALLENGER SRT392 owner:瓜生喜久(弟)

過激に挑め!! MUSCLE WARS

二卵性の双子が意気投合して一緒に楽しむ、アメリカンマッスルカーの最新モデル!

アメ車好きである母親の影響を受けて、幼少期より数々のアメ車に乗る機会が多かった瓜生兄弟。免許を取得してからはコルベットにハマり、その後複数台乗り継いで、現在はチャレンジャーとカマロを所有。6ℓオーバーのハイパフォーマンスモデルにこだわる二人のマッスルカーライフに迫る!

Twin Brothers riding on the Muscle Car

兄弟や姉妹、夫婦で楽しむアメ車ライフを紹介するのが「絆」企画。これまでも様々なオーナーたちが本誌を賑わせてくれた。だが、今回紹介する二人は「絆」という枠を超え、「一心同体」と言えるレベルで、常にカーライフに対する趣向が共通。二卵性の双子はDNAが50%らしいが、クルマのことに関してだけは常に100%に近い確率で意見が一致。オンラインゲーム好きだったり、ファッションの好みだったり、クルマ以外のことになるとまったく意見が合わない二人なのに不思議である。

2人がアメ車に興味を持つキッカケとなったのはアメ車好きの母。欧州車好きの父と真逆を行く様に、父がベンツやBMWに乗るのを横目に、チェロキーに子供たちを乗せて近所のショッピングや習い事の送迎に行く母。チェロキーと言えば、当時比較的人気の高いモデルだったこともあって街中で出くわす機会も多かった。しかしマニアック志向の高い母は、人と被らないルバロンへと乗り換えを決意。

「乗るなら赤のコンバーチブルモデル!」と一際個性の強いモデルへと乗り換えたことで、双子の子供を乗せてオープンエアーで颯爽と走らせる姿は、当時の瓜生ファミリーがいかにアメリカンで目立つ存在だったのかを物語る。父も含めてみんなでアウトドアにハマると今度はアメリカンモーターホームを購入するなど、とにかく〝ブッ飛んだアメ車ライフ〟を謳歌するファミリーとして地元で話題になったのは言うまでもない。

2019 CHEVROLET CAMARO SS 1LE

そんな二人が免許を取得しようもんなら、アメ車以外に選択肢などない。まずは弟が黒いC5コルベットのコンバーチブルを所有すると、それに感化された兄がC4コルベットのコンバーチブルを購入。自宅にコルベットのコンバーチブルが2台止まっている様子は圧巻だったのだが、その後兄がC4からC5へ乗り換えてお揃いになると、コルベットに乗る双子は瞬く間に地元で話題に。今度は弟がC6へ乗り換えると、兄もそれを追う様にC6へ。この流れからすると次はC7と誰もが予測していた矢先に、弟が次に選んだのは青いチャレンジャーだった。しばらくはチャレンジャーと黄色いコルベットで変わらずツーリングを楽しんでいたが、弟のスポーツクーペに魅力を感じて兄もカマロに乗り換えた。

2016 DODGE CHALLENGER SRT392

2人がこだわったのは6ℓオーバーのハイパフォーマンスモデルだ。歴代コルベットを乗り継いできた彼らにとって、それ以下のパフォーマンスでは役不足。今まで以上に走りを堪能できるモデルじゃないと意味がないのだ。自然吸気で生み出す滑らかな加速感が官能的なSRT392はヘルキャットを除くとチャレンジャーの最高峰モデルであり、車重を感じさせない軽快さは特筆物。一方オリジナルの状態でも充分サーキットを走らせられるカマロSSは6.2ℓV8をベースに独自の足回りチューニングを施したハイパフォーマンスモデル。どちらも甲乙付けがたい魅力を持っており、古典的なモダンマッスルのSRT392に対して、フォルム造型美が近未来的なデザインへとブラッシュアップされたカマロSSのそれぞれの個性が、30代後半となった2人が見出すそれぞれのアメリカンマッスルの集大成と言える。

2019 CHEVROLET CAMARO SS 1LE、2016 DODGE CHALLENGER SRT392

昔はお互いに競って張り合ったりもしたけれど、大人になった今は毎週月曜日に行きつけのダイナーにランチがてらツーリングするのが日課。年齢とともに落ち着きを見せつつも、クルマへのこだわりや情熱は色褪せない。2人は決して一台に同乗することなく、今日もそれぞれの愛車でハンドルを握り同じ目的地へと走らせ続ける。

2019 CHEVROLET CAMARO SS 1LE

2019 CHEVROLET CAMARO SS 1LE

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2019年にフェイスチェンジを果たした6代目カマロ。大きなグリル開口部は賛否両論あるが、精悍でエッジを利かせたシャープさにおいては撮影モデルが勝る。また、マットブラックのフードは全体的に軽量化を行ないつつ、ボディ剛性の強化も抜かりない。

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455hp、455lb-ftを発生させる6.2ℓV8 LT-1。旧モデルに比べ50hpアップ、90kgの軽量化を実現。マッスルカーとしての次元を超え、スーパーカーに匹敵するレベルで体感的な速さを堪能できるモデルに成長。1LEは本国でも人気が高く、このフェイスの人気も相まって年々希少価値が高まってきているとの噂。

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スウェード張りのフラットボトムステアリングはスポーティーなインテリアの雰囲気を高め、一昔前のカマロとはまるで別次元の質感の高さにブラッシュアップ。ショートスティックのマニュアルトランスミッションは自動ブリッピング機能付でクラッチ操作性も安易。

2016 DODGE CHALLENGER SRT392

2016 DODGE CHALLENGER SRT392

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2015年にマイナーチェンジしたチャレンジャー。71年型チャレンジャーをモチーフにフェイスとリアテールのデザインを変更している。ちょっとした差ではあるが、この辺りの選択肢も豊富なグレードが存在する人気モデルならではこだわりどころである。

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クライスラーグループの高性能車両開発部門、SRT( ストリート&レーシング・テクノロジー)による徹底的な改良が施されたSRT392。スーパーチャージャーではなく、6.4ℓV8 HEMIの大排気量を、自然吸気で加速する正統派のモダンマッスルカー。485hp、475lb-ftを発生させるハイパフォーマンスNAエンジン。

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ドライバーを包み込む様にレイアウトされたセンターコンソールとインストルメンタルパネルは、洗練されたコックピットとしてドライバーの気分を高揚。2015年モデルから搭載される8速ATはハーストのピストルグリップにすることでスパルタンな雰囲気を高める。


チャレンジャー88店長の愛車はパンプキンカラーにアレンジされたPTクルーザー


★撮影協力:チャレンジャー88 生駒テラス店
HP:https://www.cafechallenger88.com


PHOTO&TEXT:石井秋良
アメ車マガジン 2020年 7月号掲載

ベストサイズと凝ったデザインを融合【KMC XD SERIES XD139 PORTAL】

KMC XD SERIES XD139 PORTAL【エックスディー139 ポータル】

KMC XD SERIES XD139 PORTAL【エックスディー139 ポータル】

AWESOME JEEP 4WDの原点として存在し頂点としての実力を融合する「ジープ」

ベストサイズと凝ったデザインを融合

2018年のSEMA SHOWで発表された新作ホイール「XD139 PORTAL」がついに国内リリースとなった。Jeep装着サイズは17、18インチでリム幅は8.5〜9.0、インセットは-12~18がメイン設定なので比較的扱いやすいサイズ展開だ。デザインは非常に凝っておりリムの貫通加工とステンレスのボルトはビードロックの雰囲気をリアルに表現している。停車時はもちろん走行時にも美しいメカニカルな印象を与えてくれる。スポークは3つの面から構成されており、ハブに近づくほどに彫り込みが深くなる造形とコンケイブ感が印象深いフェイスを作り出している。センターキャップも2ピースとするなど、細部にいたるまで丁寧に作りこまれている。

KMC XD SERIES XD139 PORTAL【エックスディー139 ポータル】

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リムのスクエアホールからはフェイスから反射した光を通しメカニカルな美しさを演出。センターキャップは2ピースの凝った造形でこのホイールの存在感を高めている。さらにスポークはコンケイブデザインに加えて深く彫り込むことで3つの面を作り出し、印象的なフェイスを作り出している。

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装着ホイール:XD139 PORTAL(17×8.5J インセット18) サテンブラック 装着タイヤ:BFGoodrich All-Terrain T/A KO2 LT285/70R17


XD139 PORTAL

サイズ:17×8.5J/インセット18
17×9.0J/インセット-12
18×8.5J/インセット0
18×8.5J/インセット18
カラー:サテンブラック/サテンブロンズサテンブラックリップ
構造:鋳造1ピース
規格:SAE-J2530
付属品:KMCロゴ入りバルブ

KMC XD SERIES XD139 PORTAL【エックスディー139 ポータル】

サテンブラック

KMC XD SERIES XD139 PORTAL【エックスディー139 ポータル】サテンブロンズサテンブラックリップ


お問い合わせ:MLJ【エムエルジェイ】
TEL:03-5473-7588
HP:http://www.mljinc.co.jp


アメ車マガジン 2020年 7月号掲載

アンリミテッドだから似合うカイザー顔ジープ【クワドロペット】

JEEP JK WRANGLER CUSTOM KAISER FACE

JEEP JK WRANGLER CUSTOM KAISER FACE

AWESOME JEEP 4WDの原点として存在し頂点としての実力を融合する「ジープ」

60年代ジープの色気がムンムン突き抜けたインパクトを見よ!

アメリカンSUVカスタムの大御所「クワドロペット」が手がけたジープJKアンリミテッドは、突き抜けたプレゼンスで登場!なんとマスクを60年代、「カイザー」時代のワゴニア&グラディエーター風にリフト。もちろん中身の方はしっかり現代的。乗りたくなる1台だ!

アンリミだから似合うカイザー顔ジープ

2018年秋にリリースされたJLラングラーのデリバリーも本格化して、再び活況を呈しているJeepのマーケット。しかし、先代のJKだって、まだまだ人気は根強い。いや、JLが人気だからこそ、JKをターゲットにし、エクストリームなカスタムを楽しむことが、オトナのやり方だろう。

そんなわけで、アメリカンSUVカスタムの大御所「クワドロペット」が、突き抜けたカスタムを見せてくれた!ベースはジープJKラングラー・アンリミテッド。コイルオーバー・サスペンションによる6インチリフトアップ、37インチタイヤ&ビードロックホイール。電動サイドステップ…と、ここまでで十分、ヘビーなメニューではあるのだが、さらにご覧のとおり、フロントセクションを丸々、クワドロペット・オリジナルの〝カイザーフェイスキット〟にコンバージョンしてしまっているのだ!

JEEP JK WRANGLER CUSTOM KAISER FACE

Jeepの歴史をたどると、1960年代に数年だけカイザー社の手に渡ったJeepブランド。その短い期間にリリースされたのが、この〝カイザーマスク〟のワゴニア(ステーションワゴン)やグラディエーター(ピックアップトラック)だったわけで、つまりこのマスクのJeepはかなりレア。それだけに、その存在感はハンパじゃない! しかも〝アンリミ〟の長~いボディにこの顔が、イヤになるほど似合ってしまってるじゃないか!角のようなバンパーも、怒った顔のグリルも、このJKのインパクトにはかなわないだろうなー。

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フロントセクションはクワドロペット・オリジナルの「カイザーフェイスコンバージョンキット」で構成。フェンダー、フード、グリル、ライトステー、コーナーカバーなど。デザイン的にもクオリティ的にも、緻密な造りでインパクト十分! フロントサイドフェンダーはノーマル幅かワイドフェンダーかを選べる。

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屈強な造りのオリジナルバンパーを前後に装着。フロント側には大型のWARN電動ウインチも備えている。サイドステップは電動式。ドアを閉じている時はサイドシル下にすっきりと収納されているが、乗降時、ドアを開くと自動的に降りてくる。実用性とスタイリッシュさを両立させる、プレミアムなアイテムなのだ。

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今回のフェイスコンバージョンキットはワイドフェンダー仕様。装着タイヤは37×12.5R17だったが、こんな大径ファットタイヤも楽々と飲み込んでしまう。ちなみに、この撮影後には40インチタイヤに交換したが、まったく問題なかった、とのこと。もちろんインナーフェンダーもしっかり作り込んでいるのだ。

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サスペンションは6インチアップのクワドロペット・オリジナル「コイルオーバーサスペンションキット」にスワップ。コイルスプリング+ショックアブソーバー一体式のユニットをメインに、前後サスペンションアーム、ラテラルロッドなどを変更。もちろんリフトアップに伴う各部の補正もぬかりない。快適に走れるのは、さすがSUVスペシャリスト!


JKラングラー×DIYカスタムはアウトドアでのカッコ良さの追求です!

よく伸びよく縮む足のJKラングラーの完成型

都会的なUSスタイルから本格的なオフ仕様まで製作可能!

本格的な走破性に快適性を備えた、アンリミテッドをよりワイルドに


Special Thanks:QUADRUPED
URL:https://www.quadruped.jp
TEL:046-890-6332


Photo:浅井岳男
Text:高坂義信
アメ車マガジン 2020年 7月号掲載

GMOデイミートが一周年を記念してチャリティーミーティング&カーショーを開催

アミーゴス×GMO デイミート・チャリティーミーティング&カーショー

2020.11.08 アミーゴス×GMO デイミート・チャリティーミーティング&カーショー
1st ANNIVERSARY AMIGOS × G.M.O.DAY MEET CHARITY MEETING & CAR SHOW

開催を続けて一周年を迎えたGMOデイミートが東日本大震災復興支援のためチャリティミーティング&カーショーを開催!

群馬県前橋市の大室公園で毎月開催しているGMOデイミートが一周年を記念してチャリティーミーティング&カーショーを開催。当日は天候にも恵まれ、まさにアメリカンな雰囲気に包まれていた。

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2019年の11月8日に群馬県前橋市の大室公園北駐車場にて開催されたチャリティーミーティング&カーショー。このイベントは、大室公園で毎月第二日曜日にミーティングを開催しているGMOデイミートが主体となり、ローライダー系のアミーゴスがコラボする形で行なわれた。また、今回GMOデイミートが開催を続けて一周年ということもあり、普段はフリーミーティング形式なのだが、一周年を記念してイベント形式としただけでなく、東日本大震災復興支援も兼ねたチャリティー形式ともなっており、当日集まった支援金は134,948円で、東日本大震災復興支援財団に寄付された。

当日は絶好の快晴でまさしくイベント日和。半袖で過ごせるほどの気温の中、毎月参加しているローライダー系を中心に、H2AJやビンテージアメリカン、国産コンパクトなど、バラエティ豊かな車両がエントリーしてイベントを盛り上げていた。同ミーティングはアメリカンスタイルであれば車種やジャンルを問わず参加OK。さらに基本的にはフリースタイルなので気兼ねなく参加できる。共通の趣味を持つ者同士が気兼ねなく触れ合える場を提供することを主旨としているため、まさにフレンドリーに過ごした1日だった。

ローライダーオンリーかと思われている感もあるが、決してそうではなくオールジャンルで楽しむのがこのミーティングの主旨。気兼ねなく参加できるのが醍醐味。GMOデイミートの主催メンバーにローライダー乗りたちが多いため、会場には多くのローライダーが集結!

PLACE:群馬県大室公園北駐車場


★ PHOTO&TEXT:編集部
アメ車マガジン 2021年 3月号掲載

老舗のタイガーオートならではの気配りでジープライフを後押しする

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JEEP WRANGLER UNLIMITED

AWESOME JEEP 4WDの原点として存在し頂点としての実力を融合する「ジープ」

Jeepに特化した新車販売・カスタムで素晴らしきJeepワールドへ誘う専門店

Jeepに乗っているから冒険したくなるのか…それとも冒険したくなるからJeepに乗るのか。いずれにしても、子供の頃に憧れたJeepも、スマホで検索して見つかるJeep も、実はカスタマイズされたものが多い。もちろんいきなり大掛かりではなくて、少し愛車に手を加えるだけで、魅力はアップする。真の意味でのジープを求めるなら、カスタムも安心して任せられる正規ディーラーでの購入を検討したい。

老舗ならではの気配りでジープライフを後押しする

四輪駆動車専門店として1985年にオープンしたタイガーオートは、新車、アフターパーツの販売に加えて、いち早くAMCジープの販売特約店となり、圏央道圏央鶴ヶ島ICそばの店舗のほか、系列店としてJeep正規ディーラーであるジープ所沢を展開する。

細やかな対応をベースにしながら、車検対応レベルでのカスタム指南からメンテナンスの相談まで頼れるディーラーであることは、オーナーからしたら非常に助かるところだろう。また、ほかにも、ジープユーザーが思う「あったらいいな」というサービスを、ユーザーの目線で多角的に提案してきたショップであるのも特徴だ。

カスタムコンプリートモデルや低金利ローンといった、車両購入サポートをいち早く採用しているほか、最近ではジープレンタカー、タイヤ預かりサービス、低価格&スピーディを謳うキズ取り救急隊といったことにまで幅広く対応。

もちろん、古くからジープを知るショップゆえ、ジープにまつわるノウハウは相当なもの。ジープを含むイマドキのクルマは、専用の診断ツールがないと車両の状況を伺い知ることは難しい。例えば最新ジープシリーズでも、予期せぬチェックランプの点灯や北米仕様が装着する純正パーツを上手く取付けられなかったり…といったトラブルはある。それらに培ってきたノウハウと、ディーラーたるスタンスで対処する。タイガーオートは、安心してクルマを預けられ、ジープライフを楽しく豊かにしてくれる存在なのである。

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2020年モデル(ヘラヤライエロー)をベースに開発されたラングラー。タイガーオートオリジナルの30mmアップコイルスプリングや同じくオリジナルのハイラインフェンダーによって、35インチサイズのオフロードタイヤ(マッドてレーン)の組み合わせが可能な1台。また、フロントに装着されたスチールバンパーもまたタイガーオートのオリジナルパーツで、サハラやルビコンといったグレードに標準装備のパークセンサーの機能を活かしたままで交換できる逸品だ。

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2インチアップコイルスプリング(MOPAR製)でリフトアップし、ボディカラーと同系色のAEVビードロックホイール(17×8.5J)を合わせたスタイル。さらに、ノーマルとの差別化を図るために各所にMOPER製パーツを積極的に取り入れることで、スタイリッシュなエクステリアを実現した。注目は、フェンダーにタイガーオートオリジナルのハイラインフェンダーを置いたこと。見事なまでの馴染み具合は、ラングラーを研究し尽くしている同社ならでは仕事。

JEEP WRANGLER UNLIMITED SAHARA LAUNCH EDITION

JEEP WRANGLER UNLIMITED SAHARA LAUNCH EDITION

MOPAR製の2インチアップコイルスプリング、フロント/リアスタビライザー延長リンク、フロントブレーキホース延長ブラケット、FOX製のショックアブソーバーなどを装着し、OPEN COUNTRY M/T(35×12.50R17)をインストール。エクステリアは、フロントバンパーをARBデラックスクラシックフロントバンパーに変更し、サイドステップにJAOSサイドステップブラックを装着。

JEEP GRAND CHEROKEE

JEEP GRAND CHEROKEE

車高の上げ下げはあえて行なわず、エスクテリアに一手間加えることでグランドチェロキーのスタイリングに大きな変化を与えて見せた。こちらは2019年のオートサロンで披露したカスタマイズ。ベース車両はグランドチェロキーリミテッド(2017年型)。カラーテーマをグリーンとし、KMC XD SERIESのホイールをクリアグリーンペイント。グリルやフォグランプカバーもグリーンに染め上げた。ボディサイドには、JAOSオーバーフェンダーを装着した。

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ショー出展のデモカーなどを中心に、ユーモアたっぷりのセンスと確かなノウハウで仕上げられたジープたち。グランドチェロキー、レネゲード、ラングラー、そして完璧なまでにレストアされたジープの始祖ウイリスMBなど、ほんの一部ではあるが、これらはジープカスタムのカリスマ「タイガーオート」のプロデュース力が垣間見れるコンセプトモデルなのだ。

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JL型 タイガーパッケージ

ジープが秘めている…しかしノーマルでは見出せぬポテンシャルをいかに引き出すか?そしてその機能美をいかにアピールするか?ジープのすべてを知り尽くしているタイガーオートは、特に先代のJK型で人気を博したカスタムコンプリート「タイガーパッケージ」をいち早く設定。タイガーオート流のセンスでパーツをセレクトしたスタイルを提案していた。では、現行のJL型ではどうなのか?まず、素性の良いオンとオフのバランスを生かすべく、JL型では30mmアップを提案するサスペンションを完成。ノーマルの良さを生かしながら、オフロード走破性をさらに引き上げ、ファッション的にも変わった感をアピールできる車高アップの提案だ。また、33インチモノ大きさのタイヤを履けるように、クリアランス性能を確保したフェンダー、35インチタイヤ+2インチリフトアップ仕様で使えるオリジナルフェンダーも開発中。そのほか実用パーツでは、乗降の際に活躍するスポーツグラブハンドルの追加、室内のLEDランプ化、リアシートのリクライニングキットなどもリリース予定だ。

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フロントスチールバンパー

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ハイラインフェンダー

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ラゲッジLEDランプ

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USA仕様 リアバンパー

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LEDルームランプ

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スマホ ホルダーマウント

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サスペンション


JeepスペシャリストによるJLラングラーのカタチ

40インチのMTタイヤを装着しても、普通に走れるポテンシャルを実現する

ラングラー アンリミテッドの能力を引き出すコンプリート

大胆不敵とも思えるアイディアを実現して見せる


Special Thanks:TIGERAUTO
URL:http://www.tigerauto.com
TEL:049-286-6644


Photo:浅井岳男
Text:空野稜
アメ車マガジン 2020年 7月号掲載