ヘルキャットフェイス移植を黒基調でシンプルにメイクしたチャージャーR/T

2017 DODGE CHARGER R/T

2017 DODGE CHARGER R/T

EXTREME CUSTOMS 「自分色に染め上げる」それがカスタムの醍醐味

チャレンジャー人気の陰で秘かに今人気急上昇中の現行型チャージャー。旧モデルとは異なるシャープで洗練されたフェイスに拍車をかけるが如くヘルキャットフェイスへとスワップして、黒を基調に仕立て上げるタキシード系カスタムの真骨頂に迫る。

黒×赤の黄金比で洗練された印象へ

エクストリームカスタム、すなわち究極と名の付くカスタム企画としては少々大人しい印象のチャージャー。派手なボディカラーでもなければガルウィングといった分かりやすいインパクトを放つギミックも見当たらない。しかし、カスタムを突き詰めていくうえで不要なものと必要な物を嗅ぎ分け、厳選して手を加えていくことはある意味で究極である。それが20代前半の若いオーナーであればなおさらである。紹介するゆうへいさんは現在24歳、まさにそんな若きオーナーの一人だ。

2017 DODGE CHARGER R/T

チャージャー購入のキッカケは、4ドアセダンの輸入車を条件に物件を検索していて一目惚れし、たまたま在庫があるというショップに興味本位で見に行ったら瞬く間にハートを射止められて即決で購入したそうだ。あらかじめ自分の中に合ったコンセプトは黒基調でシンプルにカスタムすること。手始めにヘルキャットフェイスへのスワップから始まり、シンプルなリムデザインの5スポークにコンケーブデザインで絶妙なアクセントを取り入れたROHANA RC22インチホイールをインストール。フェンダーとタイヤの見事なかわし技による履きこなしと、チラッと除く赤いブレンボブレーキキャリパー&ドリルドローターの組み合わせも実に好印象。インテリアは思い切って赤一色で仕立てつつ黒い刺繍を取り入れるなど、コンセプトが明確で隙のないカスタムセンスはお見事。

20代前半となるとアレもコレもと過剰に装飾したくなるものだが、手数の多さに頼ることなくブレずに直向きにチャージャーと向き合う姿勢は眼を見張るものがある。

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2017 DODGE CHARGER R/T

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レッドレザーにチャージャーの刺繍を取り入れたインテリアがボディカラーの黒とのコントラストで映える。BCレーシングのBRコイルオーバーキットRSタイプを採用する足回りで、ROHANA22インチをフロント265/30R22、リア295/25R22の異径でフェンダーをギリギリかわす様に加工して履きこなすリア斜め45度からのアングルはコンケイブと太履きが見事に主張されて美しく、シルエットで魅せるカスタムの奥深さなるものがある。

2017 DODGE CHARGER R/T

★ OWNER:ゆうへい


アメ車好きがつくり出す、住む人を優先したガレージハウス!

ノーマル派もカスタム派も、狙うべき稀少モデルここにあり!

カスタムも視野に入る 59年型シボレーインパラ

サバーバンに乗って、子供と一緒にドライブデート


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TEL:0568-35-7790
HP:http://gracecab.jp


★ PHOTO&TEXT:石井秋良
アメ車マガジン 2021年 3月号掲載

ジャストサイズなレンジャーをより魅力的にカスタマイズ!

2019 FORD RANGER XLT SuperCrew 4x4

2019 FORD RANGER XLT SuperCrew 4×4

LIFTED TRUCKS -ハイトで魅せるアメリカントラックス!

Fシリーズよりもややコンパクト。でも日本で乗るにはまさにジャストサイズと言えるのがレンジャー。ピックアップトラックとは思えないほど充実した装備で、俊敏な走りは2.3ℓからは想像できないほどパワフル。そんなレンジャーをウイングオートがさらに魅力的にアレンジ。

あのウイングオートが再び4WDのカスタムに着手!

アメ車好きならいつかはフルサイズピックアップ…と思うだろうが、いざ現実を直視すると日本で乗るには取り回しが良いとは言い難い。フルサイズのFシリーズよりもひと回りコンパクトなモデルが、このレンジャーだ。とは言ってもそれなりのサイズで、国産車だとライバルはハイラックスだ。

ウイングオートと言えば、どちらかと言うとシボレー系に強いお店なのでは? と思うかもしれないが、実はフォードのグローバルサブディーラーでもある。車両のメンテナンスはもちろんだが、ただ整備や車検だけをサポートするのではなく、多くのユーザーに正規輸入されていない魅力的なフォード車を提案するのもその責務の1つ。このレンジャーを自社輸入したのもその一環と言えるもので、多くのユーザーにフォードの魅力を知ってもらうためのものだ。

また、最近のウイングオートのイメージは、どちらかと言うとマッスルカー色が強いように思える。だが、実はウイングオートが現在の地位を確立したのはハマー・H2を積極的に展開したことで、元々は4WDに強いショップでもある。兼ねてから4WDを扱ってきた自負もあり、改めてウイングオートを再ブランディング化するための第一弾として、レンジャーの取り扱いを開始した訳だ。

2019 FORD RANGER XLT SuperCrew 4x4

そんなレンジャーだが、ノーマルでは物足りない人もいるだろう。そこでウイングオートでは、以前からマッスルカー用のエアロパーツで取り扱い実績のあるRKスポーツのオーバーフェンダーを装着。チョイアゲカスタムにオフロードタイヤをセットし、実用車のイメージ完全に払拭。オーバーフェンダーはボディ同色にペイントし、トノカバーも追加。ストリートからアウトドアまで、オールマイティに使いこなせる仕様を目指したのがこのデモカーだ。ウイングオート中野氏も「自分が乗りたい仕様を目指しました」と言うだけあって、非常にバランスの良いカスタムと言える。さらにこのレンジャーは日本で最初にナンバーを取得し車両で、もちろん試乗も可能。

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フロントバンパーの中央部には、ラフカントリーの20インチLEDバーをセット。2019 ~2020のレンジジャーにビルドイン可能なバンパーキットを使用。また、その上には同じくラフカントリーのスリムな6インチLED ライトバーも埋め込む。サイドステップはN-Fab のNerfStep をチョイス。トノカバーはシャッター式のRoll-N-Lock社製のハードタイプを装着。カギも掛かるので、防犯性も高く大切な荷物を入れていても安心だ。

ミッキートンプソン・BAJA ATZ P3(285/70R17)に変更。ホイールはFUEL のBEAST(9.0J×17)を組み合わせる

オーバーフェンダーはRK SPORT

リフトアップしたことで、タイヤはミッキートンプソン・BAJA ATZ P3(285/70R17)に変更。ホイールはFUEL のBEAST(9.0J×17)を組み合わせる。リム部分の巨大なボルト風デザインに加え、異なる2色のマットブラックを組み合わせたカラーリングが特徴的だ。オーバーフェンダーはRK SPORTで、片側2インチワイド。立体的な造形で豊かな表情を見せる。

サスペンションは、レディリフトの製品を使用。前後共ブロックを使用する手法で、フロントは3インチ、リアは1インチリフトアップを実施。ノーマルでは尻上がりなスタイリングだが、前後のリフトアップ量を変えることで、横から見て水平なスタイルに変更している。ノーマルのショックとスプリングを使用するので、乗り味がノーマルと比較して大きく変わらないのも、魅力的なポイントだと言える。

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エンジンは2.3ℓのエコブーストガソリンエンジン。この巨体を2.3ℓで? と思うかもしれないが、10ATとの組み合わせは素晴らしく、何の不満もなく加速する。フォードだけでなく、GMやクライスラーも小排気量のターボ車を投入するが、その火付け役がEcoBoostだ。

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インパネはピックアップと思えないほど上質な造り。革巻きステアリングやレザーシートを装備し、アップルCarPlayにも対応。4WDへの切り替えはダイヤル式で、ATは何と10速!トーイングシステムも装備されており、本格的なトレーラーの牽引も可能だ。


ミッドサイズピックアップトラックのフォードレンジャーをウイングオート流にメイク

アメ車のメンテナンスお任せください【WINGAUTO FACTORY】

メンテナンスはまさに百利あって一害なし!

マスタングオーナーたちをウイングオートがサポート


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HP:http://www.wingauto.co.jp


PHOTO:浅井岳男
TEXT:空野稜
アメ車マガジン 2020年 7月号掲載

JLラングラーの走行性能を損なわない総合的なスタイルアップ【エルフォード】

JEEP JL WRANGLER UNLIMITED

JEEP JL WRANGLER UNLIMITED
ELFORD-OFFROAD

AWESOME JEEP 4WDの原点として存在し頂点としての実力を融合する「ジープ」

スタイルはアグレッシブにハイセンスに車重は軽く

ワイルドでアグレッシブなスタイルは好きだが、ハードなオフロード走行はしない…。TJ以前のジープ乗りには信じられないかも知れないが、JK&JLオーナーのほとんどがそうだろう。そんなイマドキのアーバンオフローダーをターゲットにしたオリジナルパーツが、エルフォードから続々発売中だ。

走行性能を損なわない総合的なスタイルアップ

エアロパーツやボディパーツといった、ハイクオリティなFRP製品をリリースし続ける「エルフォード」。これまでは国産4WDをメインターゲットにしていたが、JLラングラーの登場に合わせてオリジナルパーツのリリースを遂に開始した。

JEEP JL WRANGLER UNLIMITED

これまでにエルフォードでは、25mmワイドフェンダーや車検適合マフラーを発売。いずれも好調な売れ行きとなっており、それに続くアイテムとしてリアスムージングパネル、サイドステップ、さらにルーフマーカーといったパーツが続々と登場。サイドステップは極太のチューブを採用し、JLの逞しい雰囲気を更に強調。もちろんスタイルだけでなく、後席へのアクセスを考慮しており、ステップの後方を下げることでファミリーユーザーの使い勝手も重視している。またルーフマーカーは、アメリカンな雰囲気を強調しつつスリムなデザインを採用。JEEPのカスタムによく見られるLEDライトバーを追加しても、干渉しないようになっている。

他にもデモカーにはエクストリームフロントバンパーやエアロボンネットの試作品を装着しているが、これらはよりスタイリッシュにアレンジされる予定。

ジャパンクオリティと、日本の保安基準に準拠した形状。更にはユーザーに配慮した機能と、まさに三拍子揃った内容。日本でカスタムJEEPを乗るにはマストアイテムだと言えるだろう。

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スチールバンパーのワイルドさを演出するが、実は素材はFRPで軽さも重視。デモカーにはルビコン純正フックを装着。

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ハマーを彷彿とさせる、コンパクトなルーフマーカーをAピラー上にセット。スリムなデザインだが、存在感は抜群。ライトバーやルーフラックと干渉しないサイズもGOOD。

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太いパイプを採用し、ワイルドさを高めてくれるチューブステップ。リフトアップ車には欠かせないアイテムで、リアドア部分を低くすることで女性や子供の乗降性を向上。横方向へのスライド機構を備えており、前後別々に調整できるので、ボディに並行にしたり前側だけ狭めたり、任意の位置にセット可能だ。

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デモカーのリヤバンパーは、US仕様に変更。国内仕様で標準装備されるリヤフォグが使えなくなるので、バンパー中央に配線を追加。

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スタイリングだけでなく、軽さも考慮したFRP製のボンネットも発売予定。日本仕様とは異なり、US仕様のボンネット形状に準拠。非常に荒々しい雰囲気を醸し出す。

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35インチタイヤに変更し、エルフォードのブラッドストック1ピース(8J×17 +35)を組み合わせる。タイヤサイズが豊富な17インチはこの1ピースのみ設定しており、JEEP用のカラーはマットブラックのみとなる。

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オリジナルのコイルスプリングを装着し、前後とも30mmのリフトアップを実施。車高をアップする事で、ノーマルよりも2サイズ大きなタイヤサイズをチョイスすることが可能。デモカーは35インチのKM3をセットする。

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純正フェンダーに追加する25mmワイドなオーバーフェンダーを追加。ロービームの移設が不要なギリギリのサイズがポイント。

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背面タイヤをレスにし、FRP製のスムージングパネルを装着。純正のハイマウントブレーキランプがなくなるので、リヤウインドウに新たにブレーキランプを設置。保安基準を満たすのはもちろんのことだが、JEEPの使い方を考え防水、防塵性にも配慮している。

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スクエアな形状がさり気なく存在感を演出するタイプX マフラー。保安基準に適合しており、日本仕様/US純正バンパーのどちらにも対応する。

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シフトレバー&トランスファレバーは、エルフォードのガングリップタイプに変更。クロームの加飾がインパネとマッチする。

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キズや汚れ、更にはファッション性も考慮して、レザー製のスマートキーケースも発売中。グリルをイメージしたエンボスや、カモフラ柄がJEEPの世界観と見事にマッチする。


PARTS LIST

エクストリームフロントバンパー
オーバーフェンダー(25mm)
チューブステップ
リアスムージングパネル
ビレットシフターセット
30mmアップコイル
ルーフマーカーランプ
マフラー タイプX
スマートキーケース
BFグッドリッチ KM3(35×12. 5R17)
ブラッドストック1ピース(8.0J×17、+35)


軽量化を伴ったカスタムを 施すエルフォード・JLラングラー

迫力系のカスタムJeepに乗る。21歳のスノーボード好き女子!

JLラングラーをより一層スタイリッシュに!

JeepスペシャリストによるJLラングラーのカタチ


Special Thanks:ELFORD
TEL:048-966-3551
URL:http://www.meiwa-net.com


Photo:浅井岳男
Text:空野 稜
アメ車マガジン 2020年 7月号掲載

ジムカーナ仕様のC3コルベット

1982 CHEVY CORVETTE

1982 CHEVY CORVETTE

過激に挑め!! MUSCLE WARS

見た目はボロくてラットでも、走りはビンビンだぜぇ!

「見た目はボロくてサビサビでも、走りはビンビンだぜぇ!」というスタイルを貫く東海カーズ。もちろんお店の在庫はバリもののビンテージカーが揃うが、それでガツガツ走るのは些か気がひける。そんな人にオススメなのが、ラットスタイルという訳だ。

飾るだけではなく、乗って走ってナンボ!

ビンテージマッスルを数多く取り揃えるが、骨董品のように飾って楽しむのでなく「クルマなんだからガンガン走りを楽しもうぜ!」と声を大にして唱える東海カーズ。もちろん「走り」と言ってもそのスタイルは人それぞれ。また昨今のご時世を考慮すると、どうしても「合法的に」というフレーズは欠かせないものだと言えよう。

1982 CHEVY CORVETTE

さて、今回紹介するカーズのC3コルベットは、走りと言ってもジムカーナというジャンル。誰が決めつけたか知らないが、アメ車=直線番長で曲がらないクルマ…というイメージが染み付いている。だが、キチンと整備を施したアメ車に乗ってみると、それは間違った情報だと理解できる。ちなみにリヤセクションにはサーキット用のタイヤを自分で運べる用にタイヤラックを装着。走行時には着脱できるように設計されており、走りの性能には影響しないように考慮されている。

「せっかくのビンテージカーなのに…」と思う一部のマニア層はいるかも知れないが、そのようなフルノーマルにこだわる人に限って「雨の日は乗らない」とか「サーキットに行くと壊れる」とチキンな発言ばかりをする傾向が強かったりする…。「乗って壊れたら直せばいいじゃないか!」と東海カーズの細井さんはこれまでも度々発言しているように、まさにせっかくのマッスルカー、走らないでどうする! と言いたいね。強いて言わせて貰うなら、乗らないマッスルカーはミニカーと同じだ!」と。

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今回は撮影用にラジアルT/Aをラックに積むが、カーズ細井さんのオススメは、街乗りからサーキットまで万能に使えるRE71Sを推奨。もっと本気で走りたいならSタイヤという選択もアリだ。

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コルベットというとそのスタイリングのせいか、どうしても最高速チャレンジのイメージが強い。もちろん速さを犠牲にはしていないが、敢えてアメ車が苦手とするイメージが強いジムカーナ用にモディファイ。基本的なスタイリングは大きく崩さないが、リヤにアタック用のタイヤを積載可能としているのがポイント。

1982 CHEVY CORVETTE

コルベットのテールに2本のスペアタイヤをマウント。違和感の感じるそのシルエットは、あたかもデロリアンのタイムマシーンの様に見えなくもない。

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リヤセクションに設けられたタイヤラック。スペアタイヤがあれば、帰りの事を考えずアグレッシブに走れるというもの。

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分解可能なので、アタック時に極力車両重量がアップしないよう配慮されている。

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通常のブレーキはもちろん残しているが、ドリフトしやすいように油圧式のサイドブレーキを装着。縦に伸びたレバーは、さながらD1マシンのようにも見える。

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エンジンは350のV8を搭載。エーデルブロックのエアクリーナーとキャブレターに変更するが、大掛かりなモディファイはせず基本的なメンテナンスを行なう程度にとどめている。


いつかは「コルベット」…そう憧れ続け手にしたC2

29年型フォード・モデルAと、27年型フォード・モデルT、博物館に展示されていてもおかしくない2台。

素朴なスタイリングのなんかイイカンジな奴 プリマスヴァリアント

当たり障りのないデザインに、その気になれば速い所がお気に入り

エアコン付きのこだわりのガレージで、V8にこだわりカマロとF100をエンジョイ!


SHOP DATA:TOKAI CARS
TEL:0533-86-8890
Mail:info@car-s-mm.com


PHOTO&TEXT:編集部
アメ車マガジン 2020年 7月号掲載

ビッグリグのダイキャストモデルがビッグスケールで爆誕!!!

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IJIRY’S ROOM:Recommend 1/18 scale Model

ここ最近、ミニカー界は空前のトラックブームとなっている。今回はついに「ビッグリグ」の1/18スケールダイキャストモデルがビッグに登場したのでを紹介するぞ。この迫力、この巨大さがたまりませんゼ!

アメリカの超大型トラックのピータービルト359がビッグにリリース!

ここ最近のミニカー界は、空前のトラックブームなのである。以前アメ車マガジンでも紹介したことがあるが、2020年はグリーンライトからF250モンスタートラック、ACMEからはF350ランプトラック(積載車)などがたて続けにの1/18ビッグスケールでリリースしている。そして2020年末の12月にはロードキングから「1967年型ピータービルト359」が発売されたので紹介したい。

今回のトピックは、1/18ビッグスケールであること(小スケールではビッグリグは過去にもリリースされていた)、そしてダイキャスト製であることだ。最近は生産コストや短期間で製品化できることなどからレジン(樹脂)製のモデルが台頭してきているのだが、このモデルは重量感、重厚感のある金属製という部分がポイント。ディテールも申し分なく、ギミックは左右ドアの開閉、前輪のステア機構を持つ。さすがにボンネットの開閉は難しかったようで割愛されている。

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ちなみに「ビッグリグ」とは、アメリカの超大型トラックのこと指すのだが、運転席後部にはキャビンがあり快適な空間が広がる。というのは広大なアメリカ大陸を数週間単位で移動するためにキャンピングカーのような機能を持っているのだ。燃料タンクも巨大で、140ガロン(1ガロン:3.7ℓ)タンクを2つ搭載!

そんな「ザ・アメリカ」なビッグリグのダイキャストモデルをゲットしよう。価格は2万5000円~と、こちらもビッグですが…ガンバ!


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ロードキングというあまり聞きなれないブランドだが、ドイツのミニカーメーカーであるKKスケールの1ディビジョン。これまでにヨーロッパの大型トラックをリリースしてきたブランドだが、今回初めてアメリカントラックを商品化している。トレーラー連結部もしっかり再現されているので、同スケールのトレーラーを連結することもできそうだ。

1/18 ROAD KINGS 1967 PETERBILT 359

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ダイキャストモデルならではギミックを誇る。ギミックは左右ドアの開閉、前輪のステア機構を持つ。さすがにボンネットの開閉は難しかったようで割愛されている。

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同スケール(1/18)のカマロとピータービルト359を比較。その巨大さが分かってもらえるだろう。車重もダイキャスト製ということもありズシッとして、小型犬などよりも重いぞ。ビッグなアナタには、ビッグなダイキャストミニチュアが似合うのです。

KK scale:www.kk-scale.de


1/18ダイキャストにもトラックブーム到来!モンスタートラックのド迫力ハンパねぇ!!

Jeepはビッグスケールで集めたい!ダイキャスト&レジンのミニチュアを紹介!

アメ車を語るなら持っておきたいPLYMOUTHミニカー


アメ車マガジン 2021年 3月号掲載

オフ仕様の人気が上昇もハマーH2の王道はラグジュアリーだ!

2005 HUMMER H2 LUXURY-PKG

2005 HUMMER H2 LUXURY-PKG

EXTREME CUSTOMS 「自分色に染め上げる」それがカスタムの醍醐味

プレミアムSUVの一時代を築いたハマー・H2。ブランド消滅で一時期の勢いこそないが、カスタム人気は依然として高い。現在はオフ仕様が人気と言われるが、やはりH2の王道はラグジュアリー!

ハマーEV発表で再び注目のハマーブランド

GMC・ハマーEVの発表により、消滅したハマーブランドにも再び脚光が注がれている。とりわけ代表モデルであったH2は、今なお日本では多く見かけるアメ車の一台であり、中古モデルも豊富とあって、選択肢で困ることはない。H2をメインに販売する埼玉のSICでは、常時5台以上のH2が並び、ノーマルからオフ仕様、ラグジュアリー仕様といったカスタムモデルも揃う。一店舗で様々なH2を比較検討できるという意味ではオススメのショップだ。

現在同ショップで一番人気のスタイルは、マッドテレーンタイヤなどを組み込むオフ仕様ということだが、H2の王道である大口径ホイールを装着したラグジュアリースタイルもやはり定番人気だ。どちらを選ぶかは好みの問題にはなるが、今回紹介するのは26インチのSKYパフォーマンスホイールを装着した05年型ラグジュアリーPKG。

2005 HUMMER H2 LUXURY-PKG

26インチホイールの他に、グランドフォースのダウンサスでローダウン、社外フルエアロ、ビレットグリルガード、ステンレス4本出しマフラー、LEDアンダーネオンといった、これぞH2というスタイルが完成済み。細かい部分ではスワロフスキーが各所に散りばめられ、インテリアにはブルガリクロックも設置されている。カスタムではないが、バック・サイド・フロントにカメラを配置しているので、大柄なH2を初めて運転するオーナーでも安心だろう。

ラグジュアリースタイルをさらに強調させるには、LEDアンダーネオンはマストアイテム。全長こそエスカレードやナビゲーターより短いが、全幅が大きいので前後・サイドにカメラが設置しているのはありがたい。前オーナーの置き土産だ。

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ビレットのグリルガード、ミニグリル、フードインサート、テールガードを装着。HUMMERロゴなどにはスワロフスキーを装飾する。エアロは代表的ブランドをチョイスしていないため、あえて社外フルエアロと称している。

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H2カスタムにおいて真っ先に手を入れる部分はホイールかもしれないが、実はマフラーも変更したい部分。純正はボディに対して貧素な印象を受けるので、ステンレス4本出しマフラーが装着済みなのは大きなポイントだ。

SKYパフォーマンスホイール26インチ

ホイールはハイエンドホイールブランドSKYフォージドの、鋳造タイプとなるSKYパフォーマンスホイール26インチ。グランドフォースのダウンサスでローダウンされている。

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エスカレードやナビゲーターといったプレミアムSUVが純正装着したことにより、プレミアムSUVの代表的装備となったブルガリクロック(スワロフスキー加工)をインストールしている。


もはやH2専門店の豊富な在庫数 いずれも良好なコンディションを保つ!

曲名にH2と入ったヒップホップを聞いたのがキッカケ

オールブラックのH2は安定した走りでトランスポーターとして活躍

愛車ハマーH2と楽しむ、極上アウトドアライフ


SIC【シアーズインターナショナル】
TEL:048-929-2222
URL:https://www.sic-jp.com


Photo:古閑章郎
Text:相馬一丈
アメ車マガジン 2021年 3月号掲載

タフネス+エレガントを醸す立体的メッシュデザイン【BRUT BR-55】

BRUT BR-55【ブルート・ビーアールゴーゴー】

BRUT BR-55【ブルート・ビーアールゴーゴー】

AWESOME JEEP 4WDの原点として存在し頂点としての実力を融合する「ジープ」

タフネス+エレガントを醸す立体的メッシュデザイン

トライスターインターナショナルがニューブランド「BRUT(ブルート)」を発表、BR-55(ビーアール ゴーゴー)をリリースした。ディスク面を構成するのは、五角形と三角形が織りなすスタイリッシュなメッシュデザイン。粗めで絶妙な太さでクロスするスポークは、タフな印象と同時にエレガントな雰囲気を醸し出す。加えてセンター部のデザインは、SUV・4WD用では類を見ない深さのある形状とフラット形状センターキャップにより、前述の印象にスタイリッシュな調和を醸し出す。リム部分には、立体感を持たせたビードロックリング風な雰囲気を作り出している。個性を重視するシティオフローダーはもちろん、リアルオフローダーにも幅広く受け入れられるアルミホイールであることに間違いはない。

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ビードロック風のリムエンドとディスク面を結ぶ部分は、スポークを落とし込むことで立体感を表現。センター部分は、深く落とし込み、また、センターキャップにフラットデザインを採用した。

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シャンパンゴールド

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デザートブロンズ

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ミルドサティンブラック

BRUT BR-55【ブルート・ビーアールゴーゴー】

ミルドマシンブラック

カラーは4色を設定。デザートブロンズは、梨地のようなザラザラした雰囲気を楽しめる。
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RENEGADE
装着ホイール:BRUT BR-55(16×6.5J インセット35) ミルドマシンブラック 装着タイヤ:GOODYEAR EAGLE #1 NASCAR 215/65R16C
COMPASS
装着ホイール:BRUT BR-55(16×6.5J インセット35) ミルドサティンブラック 装着タイヤ:BFGoodrich All-Terrain T/A KO2 225/70R16LT


BRUT BR-55 for RENEGADE

サイズ:16×6.5 J/インセット35/5穴/P.C.D.110
カラー:ミルド マシンブラック
構 造:鋳造1ピース構造
規 格:JWL
付属品:センターキャップ、エアバルブ
純正ボルトに対応

BRUT BR-55 for COMPASS

サイズ:16×6.5 J/インセット35/5穴/P.C.D.110
カラー:ミルド サティンブラック
構 造:鋳造1ピース構造
規 格:JWL
付属品:センターキャップ、エアバルブ
純正ボルトに対応

BRUT BR-55 for JL WRANGLER UNLIMITED

サイズ:17×7.5 J/インセット40/5穴/P.C.D.127
カラー:ミルドサティンブラック
構 造:鋳造1ピース構造
規 格:JWL
付属品:センターキャップ、エアバルブ

ブルートJL01のコピー


●撮影協力:S&RT Kumagaya( http://streetandracingtechnology.jp/)
●撮影協力:サンオート(http://www.sunautonet.com)


お問い合わせ:TRISTAR INTERNATIONAL【トライスターインターナショナル】
TEL:03-3779-5131
URL:https://brut.jp


アメ車マガジン 2020年 7月号掲載

日米を融合させたジープスタイルを提案【トップランカー】

JEEP JL WRANGLER CUSTOM

JEEP JL WRANGLER CUSTOM

AWESOME JEEP 4WDの原点として存在し頂点としての実力を融合する「ジープ」

アメリカンな逞しさの中に和の繊細なモノ作りを融合

毎年アメリカで開催されるオフロードEXPOやSEMAショーといった、様々なカスタムカーのイベントに足を運び、常に最新のスタイルをリサーチし続けるトップランカー。実はアメリカにもデモカーを置いてあり、今回はラスベガスの国立公園で撮影を敢行!

日米を融合させたジープスタイルを提案

ジープの本場と言えば、やはりアメリカ。日本だけに留まらず、永年に渡りアメリカのカスタムシーンを自分の目と肌で感じ取ることで、アメリカ直輸入!と思えるような、ハイセンスかつ最先端のカスタムを提案し続けているのが、トップランカーの山口氏だ。

トップランカーではTJラングラーが新車で販売されていた当時からジープを積極的に取り扱っており、JKラングラーに5ドアが登場したことで飛躍的にユーザー数がアップ。当時はカスタムをしたくても輸入パーツしかなかったが、様々なオリジナルパーツをリリースしたことでジープのカスタムを身近な物とした立役者と言える。ちなみにアメリカのみならず、日本でも高い人気を誇るポイズンスパイダーの日本正規代理店でもあり、アメリカで見かけるカスタムスタイルを日本でも楽しみたい人にとって非常に心強い存在だ。もちろん、現行型のJLラングラー用のアイテムも鋭意開発中で、トップランカーは日本だけでなくアメリカにもJLのデモカーを所有しており、現地で最新アイテムのマッチングなどをいち早く実施している。

JEEP JL WRANGLER CUSTOM

ヘビーデューティーな前後バンパーやボンネットルーバー、さらにサイドシルを保護するボディアーマーはポイズンスパイダーをチョイスするが、ワイドフェンダーはトップランカーのオリジナルに変更。37インチタイヤを装着しても日本の車検に適合するサイズが最大のポイントで、先端部にはウインカーも内蔵する。アメリカブランドのフェンダーは、一般的にコンパクトな物ばかりなので憧れる人は非常に多いと思うが、ハミタイでは済まされないレベルの物ばかり。そこで、敢えてジャパンスタイルを提案するためにも現地にデモカーを置いているそうだ。ほかにも、リアライセンスプレートを移設するマウントにはバックカメラをインストールするスペースも確保。スタイルだけでなく機能も追求しているのがポイントだ。

まさに「これぞアメリカンラングラー!!」と言うべきラギッドなスタイルを実現しつつも、細部にはJAPANらしいきめ細やかさも盛り込む。まさに日米の長所を組み合わせた、ハイブリッドカスタムだと言えるだろう。

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前後のバンパーは、ポイズンスパイダーのクローラーバンパーシリーズに変更。その名前が示すとおり、本格的なロッククローリングにも対応できるほどの強度を確保。フロントバンパーにはWARNのVR EVO10-Sを搭載。フロントバンパーにはフォグを、リアバンパーにはバックランプを内蔵でき、シンプルなスタイルを実現する。ボンネットの中央にはエンジンルームの熱を排出するフードルーバーを追加。背面タイヤをレスにし、トップランカーのマウントを使用して、テールゲート中央にライセンスプレートを移設。ナンバーの下にバックカメラが内蔵できるよう設計されている。

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サスペンションはRock Krawlerのキットを使用し、2.5インチリフトアップ。スプリングとショックだけでなく前後のアームも変更し、ラテラルロッドが水平となるようブラケットを追加。スタビリンクをロングに変更し、キチンと補正を行なうことで違和感のない走りを実現している。

37インチのリッジグラップラーにメソッドの315 をセット

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37インチのリッジグラップラーにメソッドの315をセット。37インチという圧巻のサイズだが、2.5インチリフトするだけでたやすく装着可能。トップランカーのフェンダーフレアーであればハミ出すこともない。サイドシルにはポイズンスパイダーのボディアーマーを追加し、機能とスタイルの両面をアップする。

本国最先端トレンドの現地体感がリアルに拍車をかける

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20インチのメソッドホイールにBFグッドリッチマッドテレーン(37×13. 5R20)を履き、VKS前後バンパーにトップランカーオリジナルのフレアオーバーフェンダーをセット。ロッククローラー製のアドベンチャーシリーズ1を組み込む足回りは、KINGのリザーバタンク付きショックやアンチロックの採用で、オフロードシーンにおける走破性向上とストリートでの乗り味を高次元で両立。

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20インチのメソッドホイールにBFグッドリッチマッドテレーン

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アメリカで得た純度の濃いリアルなスタイリング、トレンドを日本でカタチにしているため、ロッククローラー製のリフトアップキットにポイズンスパイダーの前後バンパー、フレアフェンダーの採用まで、どれをとっても日本のトレンドよりも数歩秀でたカスタムが際立つ。そのボトムスにはメソッドの17インチホイール&ニットー・トレイルグラップラーM/T(40×13.50R17)を組み合す。

DSC_5342メソッドの17インチホイール&ニットー・トレイルグラップラーM/T

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JLラングラーをより一層スタイリッシュに!

カリフォルニアマッドスターのJLラングラー用オーバーフェンダー!

街中でも映えるリアルロックカスタム!【ラングラーアンリミテッドルビコン】

最強オフロードモデルRUBICON(ルビコン)のUS仕様を駆って、大地へと挑んでみた


Special Thanks:TOPRANKAZ
URL:http://www.toprankaz.com
TEL:075-983-9161


Photo ★浅井岳男、石井秋良
Text ★空野稜、石井秋良
アメ車マガジン 2020年 7月号掲載

ダッジバン専門店のイメージが強いですが、BIG3のフルサイズバン、各種あります!【8282STYLE CARS】

8282スタイルカーズ

CALIFORNIA STREET VANS 8282STYLE CARS

Wonderful VAN Life -素晴らしきバン生活-

ダッジバン専門店のイメージが強いですが、BIG3のフルサイズバン、各種あります!

ショート/ミドル/ロングなど、非常にバラエティ豊かなラインアップを誇るラムバン。その専門店として数多くの在庫量を誇る8282styleだが、実はダッジブランド以外にも、フルサイズバンを数多く在庫しているのだ。

リアルオーナーが語るフルサイズバンの魅力

2015年にアメ車やUSトヨタの専門店としてオープンした8282スタイル。様々なアメ車を取り扱いつつも、8282スタイルがとくに力を入れているのが、フルサイズのラムバンだ。代表の富樫さんは長年に渡りラムバンのオーナーであり、真っ赤なボディにレーシングストライプが施されたホットロッドスタイルのデモカーは、ご自身の愛車でもある。

「以前は大型犬のバーニーズマウンテンドッグを飼っていたので、家族全員で移動する時に人も荷物も愛犬も一緒に、しかも快適に移動したい。そういう視点で見ていたので、バン以外の選択はありえなかったですね。フルサイズバンは大きくて…と思うかもしれませんが、例えばラムバンのショートは4.9mなので、アルファードと長さはほとんど同じ。もちろん幅はありますが、思った以上に運転がしやすいですよ。またバンデューラはラムよりも短いので、クラシカルなスタイルでよりコンパクトなモデルが好みという人には最適と言えるでしょう。もちろん、もっと大きな方が良いけど、今のトランジットはちょっと違うなぁ…という人にオススメなのが、最終型のE‐150ですね」と冨樫さんは語る。

今まで本誌ではラムバンばかりを採り上げていたこともあり、8282スタイル=ラムバンというイメージが定着しているが、実はGMやFORDのバンもしっかり在庫しているという訳だ。

冨樫さんはさらに「長年乗り続けて来ましたが、バンに乗っていて困ったことはまったくないですね。乗用車だと荷物が載らないとか、子供が大きくなって…と言った悩みはありますが、フルサイズバンでは、そんな悩みは一切ないです。その気になれば車中泊も可能ですし、どんな使い方にも対応可能。またパーツも豊富なので、例えばラムバンの話になりますが、エアロ&ローダウンやホットロッドスタイルなど、自由自在にカスタマイズも楽しむことが可能ですよ。あとは手前味噌ですが、車両本体価格が高くてもしっかり整備をしているクルマを選ぶことが重要ですね。弊社が販売した車両はほとんどノントラブルで、結果的にリーズナブルだと多くのお客さんが話してくれます」とも語る。

専門店ゆえにウイークポイントも熟知しており、トラブルの前に予防整備を提案することもあるそうだ。なお極秘情報ではあるが、ホームページに掲載していない新車同然のラムバンがあるとか。なかなかのプライスだが本気で購入をしたいなら、自分の熱意を冨樫さんにぶつけてみよう。


ダッジバン・ショーティでちょっとしたアウトドアライフなんてどうかしら?

今流のキャンプスタイルとして大注目の「オーバーランダー」

エクスカージョン・デューリー 強烈な個性を放つ唯一無二の存在

圧倒的な走行性能を手に入れた図太い咆哮を放つ獰猛な雄羊 ダッジラムSRT-10


THANKS:8282style cars
TEL:04-2970-1005
HP:http://8282style.com/cars


★PHOTO:浅井岳男
★TEXT:空野稜
アメ車マガジン 2021年 3月号掲載

豪快なワイドフォルムで、圧巻のオーラを放つマスタングコンバーチブル

2012 FORD MUSTANG CONVERTIBLE

2012 FORD MUSTANG CONVERTIBLE

EXTREME CUSTOMS 「自分色に染め上げる」それがカスタムの醍醐味

アメリカのTOPPOが製作したワイドボディを自分色に染める

豪快なワイドフォルムとディープリムから溢れ出す存在感が、圧巻のオーラを放つマスタングコンバーチブル。アメリカで製作された車両をただ日本へ持ち込むだけじゃなく、オーナーの個性やアイデア、そしてイメージを惜しみなく取り入れたオンリーワンカスタムの魅力に迫る。

クビレのない独創的なフラットワイドフォルム!

ここ数年のトレンドと言えばワイドボディキット。チャレンジャーを筆頭に超ワイドフェンダーをまといディープリムを履きこなすスタイルは本国でも日本でもトレンドのスタイルとして定着している。しかし、そのほとんどはフェンダー部分を膨張させつつウェストラインにクビレをもたらす、C3などにありがちなクビレを強調させたグラマラスボディが主流。そんな定番を払拭させるかの如くアメリカのTOPPOが製作したワイドボディをまとうのが紹介するマスタングだ。

2012 FORD MUSTANG CONVERTIBLE

もはやシルエットだけではマスタングと判別不可能なレベルにまで造型が変貌を遂げており、ドアを開けるとフルサイズSUVのサイドステップ幅を超える厚みを誇るこのワイドボディキット。その独創的なフォルムに魅了されてグレイスキャブが仕入れた車両を見て一目惚れ。コレをベースに自分の思い描くマスタングのワイドコンバーチブルを製作したいと即決で購入したオーナー。

特筆すべきは白黒基調のモノトーンカラーコントラストの中に上手く融合させたワンオフメッシュグリル、CSD社製8ポットキャリバー、社外ヘッドライトなど細部へのこだわりだ。チャージャーにも通じる話ではあるが、決して色や装飾物で誤魔化さないシンプルさと、シンプルでありながらも主張の強い部分を引き出す味付けが絶妙に脚色されていることである。クビレのないワイドボディはそれだけで存在感があり、それ相応のアクセントを添えるのは至難の技。この足し算引き算がカスタムセンスを問われる最重要項目であり、グレイスキャブの腕の良さが際立つ瞬間と言って良いだろう。

TOPPO社製のワイドボディ

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フロントバンパーからフェンダーへとナチュラルな造形美でリアエンドまでワイドシルエットを生み出すTOPPO社製のワイドボディ。ワンオフメッシュグリルにフォージアートのエンブレムが似合う。キャンディレッドにペイントされたダッシュパネルとツートーンで赤を取り入れたカスタムインテリアも特筆物だ。

ディープリムなFORGIATO MARTELLATO

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ユニバーサルエアー社の2輪独立エアサスを採用して、フロント245/30R22、リア335/25R22の極太タイヤをディープリムなFORGIATO MARTELLATOで履きこなすボトムスは圧巻。ホイールをボディとマッチする様に白黒基調として、CSD社製の赤いブレーキキャリパーの存在感を絶妙に際立たせる。

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★ OWNER:Sheland


オフセットも細かく調整したフォージアート22インチを装着したC1500ローライダー

X5ファイナルでトップに輝いたシボレーK-10のこだわり

自他ともに認める「目立ち好き」だからレアものグラフィックが誘う どこでも目立てるエスカレード

サバーバンに乗って、子供と一緒にドライブデート


Grace cab
TEL:0568-35-7790
HP:http://gracecab.jp


★ PHOTO&TEXT:石井秋良
アメ車マガジン 2021年 3月号掲載