世界限定のデイトナ ヘルキャットよりも10hpアップの717hpを発揮する

2020 DODGE CHARGER SRT Hellcat Widebody DAYTONA

2020 DODGE CHARGER SRT Hellcat Widebody DAYTONA

過激に挑め!! MUSCLE WARS

チャレンジャーに続き、チャージャーにもヘルキャット・ワイドボディが登場したのもつかの間、今度はそれをベースに世界限定501台となる「デイトナ」モデルが登場。いち早く日本に持ち込んだプロスピードでその姿を見た。

世界501台限定モデルがいち早く日本へ到着!

公開が1年延期となったワイルド・スピード最新作「ワイルド・スピード/ジェットブレイク」。すでに予告編を見た読者も多いと思うが、チャージャー・SRTヘルキャット・ワイドボディが奮闘するシーンが公開されている。707hpを発揮するエンジンに加え、3.5インチワイドのフェンダーを装着することにより、タイヤ幅は275から305に拡大。それにより、トラクション性能が向上し、走りの面では大きなメリットが有る、最速の量産型セダンだ。

2020 DODGE CHARGER SRT Hellcat Widebody DAYTONA

その究極なチャージャーをベースに、世界501台限定となるチャージャー・SRTヘルキャット・ワイドボディ・デイトナが登場し、その貴重な1台が岐阜県のプロスピードに入庫された。デイトナは、1969年にダッジがNASCARレースに参戦するため、ホモロゲーションモデルとして製作したモデルで、個性的なリアウイングなどのデザインにより、今なおファンは多い。その後、この初代デイトナをイメージして、幾つかのデイトナモデルが発表されている。

今回のデイトナは、標準のヘルキャットエンジンよりも10hpアップのチューニングが施され、717hpを叩き出す。撮影車両のボディカラーはデイトナ専用のB5ブルー(ボディカラーは全4種)で、リアにホワイトのデイトナデカールが入る。ホイールはサテンカーボン仕上げの20×11J。インテリアではシートバックにデイトナロゴが入り、シート・ドアトリム・インパネなどにブルーのステッチで装飾される。

マニアが揃うデイトナだけに、気になる方は早目にチェック!

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ボディカラーはデイトナ専用カラーのB5ブルー。他にピッチブラック、トリプルニッケル、ホワイトナックルの設定がある。リアにはホワイトトランクスポイラー&デイトナデカールが施される。

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スタンダードのヘルキャットより、3.5インチワイドとなるワイドボディモデル。ホイールはサテンカーボン仕上げと呼ばれる20×11J。タイヤはピレリのオールシーズンパフォーマンスタイヤ305/35ZR20。ブレーキはフロント6、リア4ポッドブレンボキャリパー&ドリルドローター。

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6.2ℓV8・スーパーチャージャーHEMIエンジンはヘルキャットと同型だが、デイトナはそれよりも10hpチューニングアップした717hpとなる。見た目のパッケージ変更だけではなく、パフォーマンスも向上させたあたりが今回のデイトナの大きなトピックといえる。

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シートバックにはデイトナロゴが入り、ステッチもブルー。ドアトリムやインパネにも同様のブルーステッチが織り込まれている。ダッシュボードには限定ナンバーの刻印ロゴが入る。ちなみに限定501台は、1969年の初代デイトナモデルの生産台数である。


同級生に負けられないこだわりカスタム

カスタム次第でこれほど見違える 現行カマロ×プロスピード

すべてがハイパフォーマンス 走る楽しみを味わうSRTヘルキャット

夢をカタチにしてくれる プロスピード流マスタング


SHOP DATA:PROSPEED
TEL:058-273-1188
HP:http://prospeed-623.jp/


写真★浅井岳男
アメ車マガジン 2020年 7月号掲載

チャージャーにスタンスやローライダー系のギミックを盛り込んだ進化系カスタム

2016 DODGE CHARGER R/T

2016 DODGE CHARGER R/T OWNER : NAGAIWA
Coast Motoring Owners Custom File

EXTREME CUSTOMS 「自分色に染め上げる」それがカスタムの醍醐味

クロスファイブファイナルにエントリーするため仙台から駆け付けたNAGAIWAさん。愛車のなチャージャーは白基調のシンプルな造り込みの中にさりげなく取り入れられたピンストライプが実にクール。VOSSENのユーロテイスト溢れるボトムスとグリルアンダーからバンパーにかけて巧みな塗り分けを施すことで表情を激変させる手法も斬新である。良い意味で精悍で洗練された印象へとアップデートされたチャージャーを、トラディッショナルなモパーマッスルの原点に引き戻しつつ、カスタムトラッキンやローライダー御用達のカスタムを絶妙に融合させて表現するチャージャーカスタムはまさに進化系!

2016 DODGE CHARGER R/T

HEMIのレタリングやサイドミラーのピンストライプも去ることながらエンジンルームまで徹底することでテーマの明確なスタイルが引き立つ。そのピンストはドア内の乗り降りするときにしか気づかない様な所まで取り入れられており、一寸の隙すら与えない妥協なきカスタムでありつつも、街中で変に浮かない奥に秘めた個性的なスタンスで仕上げている点は大人の嗜みとして好感が持てる。ちなみにマフラーエンドは一度両サイドへレイアウトされたエギゾーストパイプを最終的にバンパーに沿う様な形でセンターへとデザインされた個性的な造形で、サウンドビジュアル共に文句なしの逸品。

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ピンストライプと同系色のオレンジベースでラップペイントを施すエンジンルーム。カバーもしっかりと塗り分けられ、差し色的にシルバーリーフを取り入れるなど細部まで妥協なきカスタムの姿勢が伺える。

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VOSSENのホイールをスマートに履きこなしつつ、ヘッドライトサイドやサイドミラー、ドアノブにリアウィングなど各部に取り入れるピンストライプが様々なジャンルのカスタム手法を高次元で融合させた進化系カスタムの証。


夜な夜な集まった10人は全員がアメリカンSUVに乗り、ボトムスは28インチを装着

セダン好きのショップ社長が選んだサメ顔のチャージャー

オトコ勝りなカスタムでメイクされたタホが相棒


Thanks:COAST MOTORING
TEL:04-2946-7203
HP:http://coast-jp.co


PHOTO&TEXT:石井秋良
アメ車マガジン 2021年 3月号掲載

アメ車しか興味がないから、アメ車以外所有したことがない

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2011 CHEVROLET TAHOE OWNER: 菱沼慎太郎さん・有美さん・弐瑛くん・玲那ちゃん

アメ車で傾け -kabuke-

心強い味方のおかげでこだわりのアメ車ライフを送る!

小さい頃に乗せてもらった外車の強い思い出と、親戚がアメ車を扱っていることも有り、アメ車ライフをスタートさせた菱沼さん。その親戚とは、なんとピットインアクツの阿久津社長!

小さい頃に乗った外車は阿久津さんのクルマ

「アメ車しか興味がないから、20歳で購入した95サバーバンから、今のタホまでずっとアメ車しか所有したことがないです」と、桜が開花したピットインアクツの前で語る菱沼さん。何を隠そう菱沼さん、ピットインアクツの阿久津社長の甥っ子だ。かわいい甥っ子のために、社長が取材を打診してきたのはここだけの話だが、「忖度」関係なく、菱沼さんのアメ車へのこだわりいは強い。

2011 CHEVROLET TAHOE

2011 CHEVROLET TAHOE

菱沼さんの「人と同じものを手にしたくない」という性格は、クルマも同様で、国産車は論外。小さい頃に阿久津さんの外車(車種は不明)に乗せてもらった強い思い出と、阿久津さんがアメ車を扱っていることもあり、数年ぶりに連絡を取って95年型サバーバンを紹介してもらい即決。力強さをビンビンに感じる無骨な風貌に、アッという間に虜になったようだ。それ以来アメ車への頑なまでの思い入れは強くなり、「アメ車以外は乗らない」と思うまでに。しかもその後、トレイルブレイザー、現在の11年型タホに乗り換えるなど、一途なシボレー愛も併せ持つ。「浮気はしない性格ですから(笑)」と言う横で「本当はアストロ乗って欲しかったけどな…」とは阿久津社長だが、甥っ子が同じアメ車に乗って、自分を頼りにしていることが心底嬉しいようだ。

因みに奥様もグランドチェロキーを所有していた経歴が有り、それも菱沼さんが惚れた要因で、今はアメ車所有を素直に応援してくれている。叔父さんに加え、奥様も菱沼さんのアメ車ライフにとって心強い味方なのだ。

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サバーバン、トレイルブレイザーと乗り継ぎ、2019年7月に2011年型タホに乗り換え。ホイールはレクサーニ26インチ。エンブレムマッチペイント、ビレットフューエルドア交換を今回ピットインアクツで作業を行なった。

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撮影にはグランドチェロキーを所有していたこともある菱沼さんの奥様(有美さん)、弐瑛くん、玲那ちゃんも参加。誰よりもはしゃいでいたのが、阿久津叔父さんだ(笑)。

何でも相談できる叔父さんと応援してくれる奥様に感謝です

叔父さんである阿久津社長は、車両購入から、カスタム&メンテナンスなど「なんでもワガママを言える存在」だと言う菱沼さん。阿久津社長も「小さい頃から見てきた甥っ子が、アメ車に乗るのは本当に嬉しいね」と笑う。二人での写真は十数年ぶりだとか。

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ポリスカーらしさを残す最後の個体がクラウンビクトリア

旦那様からサプライズ、誕生日プレゼントでリンカーンナビゲーターゲット!

護送車をテーマにメイクしたピットインアクツのシボレーアストロ

人気上昇中の旧マスク・アストロを レトロポップに乗りこなす!

ピットインアクツは、オーナーの要望に答えてワンオフパーツを次々と製作する!


Special Thanks:PIT IN AKUTSU
TEL:048-421-1787
URL:http://www.pitin-akutsu.com


Photo:古閑章郎
Text:相馬一丈
アメ車マガジン 2020年 6月号掲載

シーサイドの絶景ロケーションに刺激的なマッスルカーが大集結【マッスルカーナショナルズ9】

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2020.11.01
VITAGE & MODERN MUSCLE CAR ONLY MEETING MUSCLE CAR NATIONALS 9

次世代のマッスルカーオーナーへとバトンを紡ぐ!

2020年の5月にガーデンふ頭東広場で2019年同様に開催を予定していたマッスルカーナショナルズ9が、緊急事態宣言などの影響を受けて11月1日に延期。会場を愛知県の東浜駐車場BBQ場へと移して開催された。

マッスルカーナショナルズと言えば、2019年10月20日の8回目を境目に主催を続けてきた岡本さんが勇退して現在のSHOさんへと引き継がれたばかりで、現役バリバリの諸先輩方に対して若者たちの勢い、そしてマッスルカーに対する熱い情熱を魅せつけるかの如く、次世代の若きオーナーたちと一丸となって盛り上げていこうとバトンを紡いだばかりだ。そんな矢先のコロナ騒動で2020年は開催不可能か? と懸念されていたものの、若手マッスルカーオーナーたちを中心に、ミュージック&カスタムカーイベント「Ride or Die」の仲間たちにも助けられ、無事場所を移して開催が決まった。

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当日は初回から参加してくれているベテランオーナーから、つい最近免許を取得したばかりの若者、そして現行モデルからヴィンテージへ乗り換えたばかりのビギナーまで多数のエントリーで大盛況となり、主催のSHOさんが目標としてきた“マッスルカーのネクストジェネレーションを盛り上げていく!”イメージが見事にカタチとなった。還暦を迎えるベテランオーナーたちも次世代の若者たちが興味を持ってくれていることに大歓迎の様子で、老若男女が一丸となることで、マッスルカーシーンに大きく貢献したと言える。2021年は記念すべき10周年開催となり、さらに大盛況の予感。2020年行けなかった方はぜひ2021年会場へ足を運んでみてはいかがだろう。

PLACE:愛知県東浜駐車場BBQ場

主催★Muscle car Nationals
https://www.facebook.com/MCN82CUP/about

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PHOTO★竹内公憲
TEXT★石井秋良
アメ車マガジン 2021年 2月号掲載

【マスタングエコブースト】オーナーの理想とコダワリをすべて形にした野生馬

2019 FORD MUSTANG ECOBOOST PREMIUM PERFORMANCE PKG

2019 FORD MUSTANG ECOBOOST PREMIUM PERFORMANCE PKG

過激に挑め!! MUSCLE WARS

マスタングのカスタムにおいて、エアロパーツの装着はまさに避けては通れない項目と言える。たが単純にスポイラー類を追加するのでなく、フェンダー部分と一体でデザインを再構築することで、ノーマルを凌ぐ凄みをウイングオートは与えることに成功した。

ボディパーツをコアとしマフラーやアルミを選択

長年にわたりウイングオートで愛車を購入し続ける沼田さん。これまでSUVやバンなど、アメ車らしいフルサイズモデルを数多く乗り継いでおり、歴代の愛車はいずれもカスタムを施すことで、人とは違うクルマに乗る楽しみを人一倍知っている。そんな沼田さんが自分用に選んだのはエコブーストのマスタングだが、個性と走りを考慮したパフォーマンスパッケージをウイングオートに依頼。

とは言うものの、V8のGTならいざ知らず、そんな激レアモデルは滅多に見つからない。なのでまずはクルマ探しから始まったそうだが、そんな良い意味のワガママも叶えてしまうのは、さすがウイングオートだ。とはいえ、そのままで沼田さんが納得するハズもない。そこでボディパーツに選んだのは、カリフォルニアに拠点を置くアンダーソンコンポジッツだ。

2019 FORD MUSTANG ECOBOOST PREMIUM PERFORMANCE PKG

SEMAショーに出展した実績を持つ同社。ウイングオートとしては初めて取り扱ったそうだが、非常にクオリティが高く各部に追加したダクトの質感や形状を純正に似せているのがポイント。そのため統一感が抜群で、カスタムしたとは思えないほど。また、マスクだけでなくフロントフェンダーまで一体でデザインすることで、ノーマルとは異なるテイストを醸し出すことに成功している。

マフラーはV8用の純正4本出しをチョイスし、クルマのキーで可変バルブがコントロール可能。見えない部分にも手が加えられており、まさに唯一無二の、孤高の存在と呼ぶべき1台へと仕上げられている。

オーナーの沼田さんがこだわったパフォーマンスパッケージの専用装備が、レカロシートとインパネ中央にビルトインされる油圧計とブースト計。後から装着できなくもないが、シートヒーターの存在やシンプルなインパネを目指したいなら、やはりパフォーマンスパッケージ以外の選択肢はあり得ないと言えるだろう。

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エクステリアはAnderson Compositesで統一。TYPE-STのファイバーグラスバンパーにカーボンのグリルやリップも追加。バンパーの各部にグロスブラックの差し色を施す。フロントフェンダーは前後にインテークが設けられたTYPE-STに変更。ブレーキの冷却性能もUP。サイドロッカーパネルやトランクスポイラーはカーボン製で、ウィッカービルは可変式となる。リアディフューザーもカーボンとなり、4本出しマフラーの装着を前提としてこのTYPE-ARをチョイス。

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V8用の4本出しマフラーを、可変バルブコントロールモジュールごと移植。クルマのリモコンキーからバルブのコントロールが可能。また本来テールはシルバーだが、敢えてマットブラックにペイントし統一感を出す。

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WORK EMOTION T5R 2P

サスペンションはBC Racingのコイルオーバーキットに変更。フロントフェンダーをワイドなタイプに変更することで、FALKEN AZENIS(F:265/30R20、R:285/35R20)をチョイス。ノーマルでは装着不可能なサイズを装着可能としている。ホイールはWORKのEMOTION T5R 2Pでフロント9.5J、リアは10Jとなる。


映画50周年を記念して誕生した、いま手に入る伝説のマスタング“ブリット”

ストーリー性あるクルマとのカーライフ、それぞれのマスタング・ブリット

マスタングをよりスタイリッシュに昇華させる。RKスポーツ・ボディキット

その名を歴史に刻んだBOSS302専用チューニングが施されて復活!!フォードマスタングBOSS302


SHOP DATA:WINGAUTO
TEL:052-409-5434
HP:http://www.wingauto.co.jp


PHOTO:浅井岳男
TEXT:空野稜
アメ車マガジン 2020年 7月号掲載

【クライスラー300】カスタムの魅力にハマり、終わりなきカタチを求め進化する

2012 CHRYSLER 300

2012 CHRYSLER 300

EXTREME CUSTOMS 「自分色に染め上げる」それがカスタムの醍醐味

当初はここまで仕上げる予定ではなかった。だが、手を加えて変化するカスタムの魅力にハマり、次々とカスタムに着手。「パパだってカスタムを楽しむことはできる!」という大義名分を背負い、今日もカスタムのことで頭がいっぱい!

結婚してパパになってもカスタムを楽しむ!

毎日同じ服や靴を履くことを「良し」とする人もいるが、多くの人はアレンジを加えてファッション=個性を楽しむ。クルマも同様で、個性をカスタムというカタチで表現する。そしてカスタムは奥が深く、終わりがない。

2012 CHRYSLER 300

12年型クライスラー・300に乗る塩本さんもまた、カスタムの終わりなき魅力にハマった一人。当初はレクサーニ・フォージドの22インチホイール、ユニバーサルエアのエアサス(エクスカーズオリジナルキャンバーアームにより11度角)を組み込むことで満足していたが、格好良くなるほど「何かしたくなる」のがカスタムの魔力。遂に欲を抑えきれず、さらなるカスタムに着手。フロントリップ・サイド・リアディフィーザーを追加するのだが、これは全くの素人に関わらず、すべて塩本さんがDIYで取り付けたもの。エクスカーズでは、こうしたDIYカスタムを行なうオーナーが少なくないとか。ただし、強度補強・保安基準といった部分をひっそりチェックするのは忘れていない。

最近ではさらに手が加えられ、トランクスポイラーをボディと一体成形。これはさすがにエクスカーズの手によるものだが、オーディオインストールは今後、塩本さんがコツコツ作業していく予定。「周りに結婚してアメ車を降りる人がいるけど、僕は色々工夫すればパパでもカスタムを楽しめることを証明したい。だからやめません(笑)」。証明という大義を背負い(?)、塩本さんのカスタムはまだまだ続く。カスタムは、沼のように終わりがないのだ。

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塩本さんがDIYで取り付けたフロントリップスポイラー、サイドエアロ、リアディフューザー。マフラーはフローマスター。ボディと一体成形されたトランクスポイラー。エクスカーズはハイレベルな塗装・鈑金加工も得意とするだけに、さすがの塩本さんもエクスカーズに製作依頼。ルーフはブラックペイントされ、ボンネットはウォッシャーノズルを取り払いスムージング。

_DSC8534レクサーニ・フォージドの22インチ。エアサスはユニバーサルエア

ホイールはレクサーニ・フォージドの22インチ。エアサスはユニバーサルエア。リアキャンバーアーム類はエクスカーズのオリジナルで、車高ダウン時に11度のネガティブキャンバーとなる。

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OWNER: 塩本さん


チャージャーのスポーティさを、ボディカラーと新しいペイント手法で表現する

300Cにマグナムフェイスをスワップし 24インチを収める究極加工

チャレンジャーには負けないチャージャーカスタムの面白さ

エクスカーズはトータルでオーナーをサポートする。抜群のカスタムセンスは必見!


EXCARS
TEL:0867-34-1020
URL:http://excars-st.com


■写真:高原義卓
■文:相馬一丈

アメ車マガジン 2021年 3月号掲載

【波志江ミーティング】マニアックなモデルが多数集結 フレンドリームードの「朝活」

Hashie Meeting【波志江ミーティング】

2020.05.22 Hashie Meeting【波志江ミーティング】

毎月第4日曜日恒例のモーニングクルーズとして、群馬県の波志江沼環境ふれあい公園を会場とする波志江ミーティング。地元群馬のアメ車オーナーを中心に、近県や都内も含め、マニアックなモデルが集結。多種多様なスタイルが違和感なく混在するフレンドリーなムードがいい感じ!

他ではあまり見ないモデルや仕様が目立つモーニングクルーズ

自動車趣味の楽しみ方にも色々あるが、何はともあれ似た者同士が集まって、クルマ談義で盛り上がるのが基本。とはいえ、身近な友達にはアメ車オーナーがいなかったりする場合は、アメ車関係のイベントに参加するのが一つのスタイル。

でも、もっと手軽で日常的なのが、アメリカでは定番の「モーニングクルーズ」だ。もともとはストリートでの社交場としてダイナーなどの集まっていたことが、毎週恒例化。そして、さらに幅広い層を対象に、道路の空いている日曜日の午前中に、気持ちよくドライブすることを目的とし、ドーナッツ屋やパーキングなどに集まるモーニングクルーズも定着。国内では、開催可能な場所が限られる中、SNSなどの情報配信ツールの普及に伴って、少しづつ浸透している。絶対数が圧倒的に多いアメリカでは、週一のペースであちこちで行なわれているが、日本では月一回が主流。

この「波志江ミーティング」は、毎月第4日曜日の開催となっており、車種やスタイルに制約などはない。そのため、多種多様なモデルが混在。他では目にすることのないようなマニアックなモデルや仕様が目立つ。マニアックというと、オーナーが気難しい印象を受けたりもするが、ここでは常連さんがホスト的なスタンスで対応しており、とにかくフレドリーなムードが心地良いのだ。やんわりとウエルカムなムードなので、知り合いがいなくとも、車種が何であれ、気にせず参加できる。地元群馬をメインに、他県からの参加も少なくない。規模や集まる車種よりも、集まる人たちのキャラクターの良さが、楽しさに貢献している。

Hashie Meeting【波志江ミーティング】

9時ぐらいではそれほど集まらず、10時あたりから続々と集まってくる。この日は、ツーリングの一環で初参加したグループがいたこともあり、いつもよりも沢山集まった。ストリートロッド、トラック、モダンマッスル、ローライダーなど多種多様。

1973 Chevy Cheyenne Super 101978 AMC Jeep CJ51994 GMC Sierra 15001972 Chevy El camino1971 Plymouth Fury III1972 Pontiac Le Mans GT1968 Chevy Corvette1932 Ford Model B Roadster1970 Chevy Monte Carlo SS4541975 Lincoln Continental


Photo & Report◆Hideki Ishibashi
アメ車マガジン 2020年 7月号掲載

価格急騰するカプリスワゴンは名車の仲間入りか!?

1995y CHEVROLET CAPRICE WAGON

1995y CHEVROLET CAPRICE WAGON

USED CAR THE PICK UP TEST DRIVE
ショップがイチオシするアメ車中古車を徹底試乗紹介

アストロ、C1500と同じく、2000年代初頭にアメ車ブームの中心にいた第4世代のカプリスワゴン。それから20年後の今、状態の良いモデルは価格が急騰し、奇跡的に残るノーマルモデルは争奪戦となっている!?

中古車自体が激減しているなかでノーマル状態のカプリスワゴンは奇跡

アストロやC1500と並び、日本でのアメ車ブームを牽引し一時代を築いたシボレー・カプリス。セダンがスタンダードながら、当時日本で圧倒的な人気を得たのはワゴンだ。歴史は古く1965年からモデルは登場しているが、日本で人気が爆発したのは91~96年型の丸みのあるデザインとなった、いわゆる第4世代だ。当時のGMではもっともベーシックなセダン&ワゴンであり、Bボディと呼ばれるフルサイズFRモデルで、多くの姉妹車がラインナップしていた。カプリスは96年モデルで一時生産が終了し消滅したが、後に復活を果たしている。

1995y CHEVROLET CAPRICE WAGON

アストロ達と同様に、カプリスワゴンもカスタムが定番だったため、現在販売されている中古車のほとんどは、鉄板のローダウンなどで手が施されているといっていい。よって、2020年の今、ノーマルのカプリスワゴンを見つけるのは至難の業。しかも、ノーマルではなくても、程度の良いカプリスワゴンは近頃価格が高騰している。

そうしたなか、新車並行・実走6万㎞という、奇跡のノーマルカプリスワゴンがガレージダイバンで発売中だ。ボディにあった細かいサビもしっかり落とし純正ホワイトでオールペンされ、消耗品の多くも交換済み。こんな美しい状態の95年型カプリスワゴンと、今後出会うことはあるのだろうか…。大注目のクルマを詳しく見ていこう。

IMPRESSIONS
大柄なボディを乗りこなすにはある程度の割り切りが必要

1995y CHEVROLET CAPRICE WAGON

5m後半にもなる全長で、1546mmという低い車高は、狭い道路では正直見切りが悪い。サスペンションは90年代のアメ車特有のゆったり感があるため、固い社外ダンパーに交換して乗り心地をアップしたいところ。ポリスカーとして採用されるモデルだけに、加速レスポンスも悪くない。個人的にはステアリングが軽い印象で、常にハンドルを細かく切る必要があるのはマイナス点。もう少し、ドッシリ感が欲しい。

もはや絶滅危惧種のノーマルボディもリフレッシュして極上仕様へ

ローダウンが主流だっただけに、カプリスワゴンのノーマル車高を見たことがない読者もいる? 今回の車両は95年型でありながら実走で6万kmという奇跡のノーマル極上車。外装は純正色でリフレッシュオールペンされ、消耗品も交換済みとなれば、大注目なのは言うまでもない!

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オーバーヒート対策は必須となる

2000年代初頭では、アストロなどは「店頭に置けば売れる」という状態で、過走行だろうが、多少のガタがあろうが関係なく、中古並行もザラにあったし、素人レベルのローダウン車が溢れた。カプリスワゴンも同様で、ほとんどがローダウンされたと言っていいだろう。そうしたモデルを、20年以上が経過した現在に、中古車を購入しようとなれば、それなりのリスクが必要となる。

だが、この95年型カプリスワゴンは、新車並行で走行距離が6万kmで、ノーマル状態を維持する奇跡の一台。ボディは、細かいサビを落として純正ホワイトでオールペンしリニューアルされている。その際にモール部分をブラックタイプに変えたことで「完全ノーマル」ではなくなったが、違いはそれだけだ。

では機関系はどうかというと、プラグ&プラグコード・ウォーターポンプ・ファンベルト・オイルクーラーホース・デスビキャップ&ローター・ベルトテンショナー・サーモスタッドといった部分を新品交換しているので、調子はすこぶる良好だ。カプリスワゴンの弱点とされるのはオーバーヒートが有名で、水回り系は定期的に点検・交換が必要となるので、常にチェックしておきたい。

状態の良い様々な90年代のモデルが価格上昇傾向にあり、密かに争奪戦が始まろうとしている。買うなら間違いなく今だ。

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カプリスのエンジンは4.3ℓV8、5.7ℓV8がラインナップされているが、ワゴンでは5.7ℓがスタンダードとなっている。260hp を発揮し、市街地走行はもちろん、高速でのロングクルーズもストレスはない。ホイールは純正の15 インチメッシュホイール。社外品に交換されやすいパーツだけに、こうして残っているのも珍しい。

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全長が長い一番のメリットはラゲッジの広さ。大人も余裕で寝ることが出来る。なにげに便利なガラスハッチのみの開閉も可能で、リアハッチのゲートは横開きと縦開きが可能となっている。ただし、ハッチの重量が重いのはやや難点だ。

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20年以上が経過したクルマのシートとは思えない状態の良さに驚くが、それ以上に3列目が後ろ向きで設置されていることに、初めて見る人は驚きかもしれない。渋滞中などで、後方車両の運転手と目が合い気まずくなるのはご愛嬌。乗り降りはリアゲートから。

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大衆車ながら、部分的にウッドパネルを用いて高級感を演出するインテリア。メーターはデジタル。オーディオのヘッドユニットにカロッツェリア製が装備されているのがノーマルからの変更点。

SPEC
全長×全幅×全高●5519×2021×1546mm ホイールベース●2943mm エンジン●V8 排気量●5.7ℓ 最高出力●260hp/5000rpm 最大トルク●45.6kg-m/2400rpm トランスミッション●4AT

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お得なV8コンバーマスタング この開放感がたまらない!

憧れだった優等生SUV、そろそろトレイルブレイザーに乗ってみる?

関東のマスタングカスタムの雄、ダイバンがまたしても傑作を生み出した!

あの映画のシーンが蘇る“エレノア”さらに過給機を武装して走りも過激に【マスタングGT500 エレノア】


試乗SHOP
GARAGE DAIBAN【ガレージダイバン東京店】
所在地:東京都江戸川区一之江8-4-5
TEL:03-5607-3344
URL:http://www.daiban.com
営業時間:10:00~20:00
定休日:月曜日

GDファクトリー千葉店
所在地:千葉県千葉市稲毛区長沼町208-1
TEL:043-215-3344

東京都江戸川区に車両販売を行なう本店があり、千葉県千葉市に整備&パーツ販売を行なうGDファクトリーがあるガレージダイバン。様々な車種を販売していくなかで、マスタングの販売&カスタムでは多くのユーザーから支持を受けている。マスタングの在庫ラインナップは常に充実しているが、それ以外に店頭に並ぶモデルは個性的だ。高年式の特別モデルから、ヴィンテージモデルまでバリエーションは豊富。

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写真&文/相馬一丈
アメ車マガジン 2021年 2月号掲載

シボレー正規ディーラーとしての顔だけでなく,アメ車ファンをトータルにサポート【WINGAUTO】

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UPGRADE for CHEVROLET CAMARO

GMシボレーの正規ディーラー「シボレー名岐」を運営するウイングオートは、正規販売店というプロフィールを持ちながら、カスタムなどで独自の展開を提案する“ スーパー” 正規ディーラーとも表現できる存在だ。さらには先で取り上げたメンテナンスはもちろん、主催イベントも積極的に開催することで、楽しいアメ車ライフを送るトータルアドバイザーとしても尽力する。

限定車やパーツを展示し驚愕キャンペーンも実施中

1967年に登場し、日本では1970年から正規輸入が行なわれたカマロ。ちょうど半世紀の節目となる2020年1月に発表された「ヘリテージエディション」が遂にウイングオートに到着した。

日本限定90台の内訳は、LT RSが30台、SSが40台。そしてコンバーチブルが20台となる。最大のポイントは、専用カラーのラリーグリーンメタリックを纏っていることで、これは初代カマロをオマージュしつつ、スタイリッシュにアレンジした専用カラーだ。またクーペにはパールホワイトのラリーストライプもあしらわれ、カマロのスポーティさをより一層強調。専用デザインのアルミホイール(SSはレッドのアウトラインデカールで加飾)も装備され、特別な1台に仕立てられている。

またウイングオートでは、クオリティの高さに定評のあるRKスポーツのエアロパーツを絶賛販売中だが、もちろんカマロ用もラインナップ。ショールーム内では仮組みした状態で展示しているので、装着後の姿をイメージしやすい。ちなみに今回のメンテナンスで使用した車両にはRKスポーツのアイテムがフル装備されているので、カマロをスタイリッシュに仕上げたい人は、ぜひウイングオートに相談して欲しい。

2020 CHEVROLET CAMARO SS – RK SPORT

2020 CHEVROLET CAMARO SS - RK SPORT

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ショールームの中では、カマロSSにRKスポーツのフロントスポイラーやサイドステップを装着したイメージで展示中。ノーマルで乗るのもアリだが、ウイングオートなら最初からカスタムすることも可能。正規ディーラーでありながらカスタムにも対応してくれるところが、ウイングオートの魅力と言える部分だ。

2020 CHEVROLET CAMARO LT RS HERITAGE EDITION

2020 CHEVROLET CAMARO LT RS HERITAGE EDITION

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LT RSのヘリテージエディションをショールームで展示中。通常モデルには設定されないオリジナルのボディカラーは、ジェントルな雰囲気を漂わせる。ボンネットとトランクにはラリーストライプもあしらわれ、躍動感をより一層引き出している。なおオーディオシステムはApple CarPlayとAndroid autoのどちらにも対応する。

2018 CHEVROLET CAMARO SS – RK SPORT

2018 CHEVROLET CAMARO SS - RK SPORT

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メンテナンス企画で使用したカマロにはRKスポーツのパーツをフル装備。前後バンパー&サイドにはエアロパーツを追加。トランクにはシンプルだが存在感のあるリアスポイラーを装着。ボンネットは中央部分にインテークが設けられており、SSにも対応。素材はいずれもFRPとなるが非常にクオリティが高く、満足感が得られるアイテム。またウイングオートなら塗り分けも可能なので、自分の望むスタイルにアレンジ可能だ。

WING DAY【ウイング・デー】

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ウイングオートが年に1回開催するクルマ好きのためのお祭り、それが「ウイングデー」。家族や友人と非日常的な空間で楽しんでもらいたいという思いからサーキットを貸し切って開催しているイベントだが、回を重ねるごとに参加者は増え続けていることからも、ウイングオートの思いが伝承されていることを証明している。

WAC[WINGAUTO OWNERS CLUB]TOURING

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ウイングオートにはアメ車ユーザーを中心とした「WAC」と、ユーロコンパクトカーの「WACABA」、ロータスの「WTTC」と、ユーザーによるカークラブが複数あり、普段はそれぞれでイベントを催しているが、合同でツーリングを開催したりしている。これも「オーナー様達に楽しいカーライフを送っていただきたい」という方針の一環から。


家族や友人と一緒に過ごす非日常的な空間で 楽しむイベント!【WING DAY 2020】

家族や友人と一緒に過ごす、年に一度の体験型ビッグイベント!【WING DAY 2019】

ウイングオートの集大成、感謝を込めた大規模祭り【WING DAY 2018】

ウイングオートが、年に1度のユーザー参加大規模イベント、ウイングデイを開催。【WING DAY 2017】


Thanks:WINGAUTO(シボレー名岐)
TEL:052-409-5434
HP:http://www.wingauto.co.jp


PHOTO:浅井岳男
TEXT:空野稜
アメ車マガジン 2021年 2月号掲載

レーシーさというテーマに異なる手法で理想を追求した2台のチャレンジャー

2018 DODGE CHALLENGER 392HEMI SCATPACK SHAKER EDGE CUSTOMS DDOGE CHALLENGER R Produced by LUXZ

2018 DODGE CHALLENGER 392HEMI SCATPACK SHAKER
EDGE CUSTOMS DDOGE CHALLENGER R Produced by LUXZ

2008年に登場し、すでに日本では干支が一回りした現行型チャレンジャー。その勢いは衰えるどころか日々増すばかりで、まさに今が最高潮。チャレンジャーに誰よりも早く着目し、炎を燃え上がらせたLUXZだが、最大の魅力は「マッスルカーに相応しいスポーティーさ」と言えるだろう。

エアロとカナードの融合で新しいスタイルを創造

2015年に登場し、未だその存在感は色褪せることはないEDGEカスタムズのRライン。それまでカナードはエアロパーツに貼り付ける、言わば添え物的な存在に過ぎなかった。だがその流れを一変させたのがこのRラインで、チャレンジャーのカスタムにおいて、ターニングポイントとなるマイルストーンとなったのは間違いない。エアロパーツは敢えてフェンダー全体を覆い尽くす形状を採用し、一体感よりも存在感をアピール。またボルト留めという、従来のマッスルカーには見られない大胆な手法を採ることで、「レーシング&ワイルド」という、新たなスタイルを生み出したと言える。

2018 DODGE CHALLENGER 392HEMI SCATPACK SHAKER EDGE CUSTOMS DDOGE CHALLENGER R Produced by LUXZ

2018 DODGE CHALLENGER 392HEMI SCATPACK SHAKER EDGE CUSTOMS DDOGE CHALLENGER R Produced by LUXZ

最大のポイントは、やはりLUXZがトータルコーディネイトした、バランスの高さ。フロントからワイドフェンダー、さらにリアへと繋がるラインは、もはや造形美と言えるほどで、止まっていても疾走感すら感じさせてくれる。

ボディ各部はブラック&ホワイトで統一されているが、それをさらに引き立ててくれるのが、足もとに備わる20インチの鍛造ホイール。新たにリリースされるこのリムはラグジのオリジナルだが、メイド・バイ・WORKと聞けば、その品質の高さは自ずと創造できるだろう。ディスクデザインはワークエモーションT5Rを踏襲するが、独自の3ピース構造を採用。オーダーメイドスーツのような存在でもあるEDGEカスタムズを、完璧なモノに仕上げるためには欠かせないアイテムだ。ボディパーツだけでなく、そのサイズに合わせた、最適なシューズまでも提案する。オンリーワンなカスタムを追求するユーザーのために、決して妥協しないのだ。

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フロントからリアに至るまで、EDGEカスタムズのRラインをフル装備。フロントリップの下にはAPRのスプリッターを追加しており、統一感すら感じさせてくれる。特に下回りのアイテムは塗り分けを施すことで、立体感を強調。またダッジらしさを際立たせてくれるサイドデカールの効果も非常に高く、カスタム車両にありがちな「いかにもパーツを追加した」というわざとらしさもなく、ベースのチャレンジャーと見事に融合している。

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「クルマにとってホイールはシューズのような物で、ホイールスペーサーなどは靴の中敷。まさに百害あって一利なし!」と語るLUXZ島澤氏。そこで完璧を目指すため、オリジナルホイールをついにリリース!色も自由にチョイスできるので、まさに究極のオーダーメイドカスタムだ。サスペンションはエアフォースに変更し、マフラーはJWOLFのワンオフを装着。可変バルブも内蔵しており、住宅街ではジェントルに、ハイスピード域では心に響くエキゾーストノートを楽しむことが可能だ。

2018 DODGE CHALLENGER T/A 392

2018 DODGE CHALLENGER T/A 392

島澤氏も唸る本気で走りたいオーナーに最適なチャレンジャーを販売中

サーキット走行が楽しめる本気仕様のチャレンジャー

さて、ここで紹介するもう1台のチャレンジャー。実はLUXZのパーツは一切装着されていない。では何故?と思うだろうが、実はこのクルマには、日本のチャレンジャーオーナーでも殆ど目にしたことがない、激レアな走りに関するパーツが2つ装着されている。それがある意味、島澤社長の琴線に触れ、せっかくだから紹介しようということになった。

2018 DODGE CHALLENGER T/A 392

ベース車両は2018年型のT/A 392。サーキット走行のためにローダウン&エアロなどを装着しており、MOPAR純正のタワーバーやスロットルスペーサーなどを装備。比較的ライトな内容に見えるが、ディアブロによるコンピュータチューニングも施す。

最大のポイントは、ワンオフで製作された斎藤ロールケージ製のロールケージ。本気でサーキットを走る人なら知らない人はいない憧れのアイテムで、6点式に加えさらに2本の斜行バーも追加。さらにリアシートは撤去されるが、純正オプションに設定されるデリートキットを装着。ちなみにLUXZで絶賛販売中なので、思いっきりサーキットを走りたい人に、最適な1台だと断言しよう。

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搭載エンジンは392HEMI。MOPAR純正のストラットタワーバーやエアクリーナーを装着。また、スロットルボディにはスペーサーを追加し、スムーズな加速を実現。ほかにもディアブロのコンピュータチューニングを施しており、速さだけでなくボディの剛性も考慮したカスタムを施している。

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フロントスポイラー、サイドガーニッシュ、リアスポイラーを追加。前後バンパーにはアウトレットを設ける。ホイールはWORK EMOTION T5R2Pで、前後とも285/35R20を組み合わせる。また前後にはトゥループも装備しており、購入したその足でサーキットデビューができる仕様だと言えるだろう。

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シートはBRIDEに変更。運転席はフルバケ、助手席はセミバケをチョイス。ロールケージはインパネを避けるように設計。デリートキットの存在は知っていたが、目にするのは初めてで、荷物が固定できるようにネットが付属。なお、純正リアシートも付属する。


日米のチャレンジャーファンを魅了する!深い海をイメージした作品!

チャレンジャーSの物理的な立体感にローハンの視覚的な立体感が合体

機能とスタイルを融合させたエアロ【DODGE CHALLENGER R】

LUXZ初のコンプリートモデル、斬新のボディラインを見よ!


Thanks:LUXZ
TEL:058-259-3922
HP:https://luxz.jp


Photo:浅井岳男
Text:空野稜
アメ車マガジン 2021年 2月号掲載