【ルビコンステージ】本物のリアルオフローダーとして本国最先端トレンドを導入する

JT GLADIATOR SPORT、JL WRANGLER UNLIMITED RUBICON

JT GLADIATOR SPORT
JL WRANGLER UNLIMITED RUBICON

ジープといつまでも!~Stand by me forever~

強い男に相応しい鍛え抜かれたJeep、半端を嫌う筋の通ったスタイル

アウトドアに最適な四輪駆動車。そんな生ぬるいところで収まるのではなく、もっとストイックに、刺激的に、本物のリアルオフローダーとして本国最先端トレンドをいち早く導入しつつ、道なき道を豪快に駆け回り遊び尽くす。未開拓の地を走破することこそ、究極のソト遊び!

幼少期よりグランドキャニオンを営む父の影響を受けてオフロードシーンの最先端を見てきたルビコンステージの東山氏。USチャプターに特化したイメージの同社だが、当然の如くオフロードのイロハがバックボーンに存在しており、モンスター級のビジュアルばかりに目が行きがちではあるが、その手の加え方にはすべて街中からオフロードまでの走破性を入念に計算した上で成り立っている。

JT GLADIATOR SPORT

しかしそのすべてを詳細に語るのではなく、あくまでもストレートに見たまんま「格好良いか悪いか?」、そして「強そうか?」、そんな抽象的なイメージでジャッジしてもらう方が素直に嬉しい。この2台を見て「何インチ車高が上がってる?」「ショックはどこのメーカー!?」なんて聞くのは野暮。

オフロード専門ショップの老舗に生まれ、寝ても覚めても四駆中心で育ち、自ら何度も渡米して現地の最先端オフロードシーンを学んできた同社だけに、チョイスするパーツやトータルコーディネートは間違いない。K1ファイターが〝勝つか負けるか?0か100か?〟の勝負の世界にいるのと同じで、ラングラーカスタムにおいてもカスタムの過程ではなく、でき上がった車両を見て「鳥肌が立つほど格好良い!」と誰もが思えるレベルへ到達することこそ目指すところだ。

JL WRANGLER UNLIMITED RUBICON

ボタン一つの「いいね!」じゃ物足りない。中途半端ならフルオリジナルで良い。ヤル(戦う)と決めたからには最強であるべき。強く逞しく、そんなイメージでラングラーカスタムと向き合う姿勢に感化されるからこそ、真の格闘家たちからも絶賛される。一流ビルダーと讃えるなら、それ位真摯にラングラーと本気で向き合って然るべきと言えるだろう。


JT GLADIATOR SPORT

JT GLADIATOR SPORT

ウィンチ付きのDV8バンパー装着によって豪快にシェイプされたフェイスラインがバットフェイスなグリル造型との相乗効果で攻撃的な表情に拍車をかける。正面から見た時のタイヤトレッドの見え方は圧巻!

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フロント同様にDV8のリアバンパーを装着。両サイドの造型に合わせて左右デュアル4本出しでインストールするボーラは脱クロームでコントラストを整える。

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DV8チェイスラックで、キャビン部分からほぼ垂直にデザインされたベッド部分のシルエットをスタイリッシュに一新。パワーボートもけん引できるだけのハイスペックを持ち、アジャスタブルに高さ調整可能な覇王ホイールのブルヒッチを装着。


JL WRANGLER UNLIMITED RUBICON

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フェイス周りをワイルドに仕立てるゲンライト製のバンパーをセット。8つのLEDライトバーと、ボンネットエンド左右のLEDフォグにKCフォグカバーのアクセントも粋。電動ステップは定番のAMPを避け、強靭なフォルムでそれっぽくないロックスライド製を採用。40インチの背面タイヤ装着で行き場を失ったナンバーブラケットは移動キットで対応。

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次世代ショックとして本国で旬なファルコン。取り付け段階でストリートorオフロードをセレクトして、装着後にダイヤル調整で大きく3段階の調整、さらに8段階の微調整を行ないオーナーが意とする足捌きが思いのままに。ビードリング付きのKMC・XD229マチューテクロール17インチに、マキシス・M8060(40×13.5R17)をインストール。


RUBICON STAGE【ルビコンステージ】

TEL:075-748-1119
URL:https://rubicon-stage.com


アメ車マガジン 2022年 1月号掲

モパーマッスル信者だった、彼を虜にしたC7グランスポーツ

2017 CHEVROLETCORVETTE GRAND SPORT

2017 CHEVROLETCORVETTE GRAND SPORT

GM CARNIVAL-やっぱりGM系がいい-

モパーマッスル信者だった、彼を虜にしたC7グランスポーツ

アメリカンマッスルカーの魅力にハマりし者の行く末。それはアメリカンスポーツカーの世界観。2シーターの潔さ、そしてグランスポーツが魅せるセクシーなフォルム造型美は、まさに大本命であり集大成!

アメリカンスポーツの最高峰、その魅力にドップリと浸かる

アメリカンマッスルカーをこよなく愛する中でも、モパー派、GM派、フォード派と大きく分けて3つ存在する。その中でもダッジはチャージャーからチャレンジャー、チャレンジャーから上級グレードへと乗り換えるといった熱狂的なファンが多い。紹介する山中さんも例にならってチャージャーの3.5Lを皮切りにチャレンジャーの6.1Lを経て6.4Lへと格上げ。ステップアップを図りながらモパーマッスルばかりを3台乗り継いできたモパー信者だった。

2017 CHEVROLETCORVETTE GRAND SPORT

ここまで来ると次はレッドアイ?デーモン!?もはやプレミアムなレアモデルでしか満足できないレベルに達したこともあり、そろそろGM系も楽しんでみようかとカマロZL1を候補に物色し出したのが2019年の夏頃だった。物件情報サイトでBUBU阪神に在庫していると確認するや否や実車見学に来店。その時ショールームに展示されていたこの2017年型C7グランスポーツに一目ぼれして潔く購入を決意したそうだ。ZL1も素敵だけど、C7のフォルム造形美をさらに際立たせるワイドボディは別次元。初めての2シーターで少々躊躇するも、独りでドライブを楽しむケースが多いライフスタイルなのでむしろウェルカム。気が付くとカマロそっちのけでC7にハートを射られていたと言う。

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2019年10月に購入してから大きく手は加えていないものの、Z06用のホイールやフロントスポイラーを追加。過剰なカスタムは加えずとも堂々たる存在感、そして漆黒ボディに同色のブラックレザーインテリアが大人っぽくてお気に入りの様子。若い時こそ、同乗者に媚びることなく、2シーターの大本命に乗るべき! その選択肢は過ちではない。むしろ大正解だと絶賛したい!

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Z06純正ホイールが収まるワイドフェンダーを有するグランスポーツ。ベースのC7との違いはまさにワイドフェンダーの有無であり、グランスポーツにこだわって購入した理由でもある。

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ホイールのみならず、フロントスポイラーやサイドスカート、リアスポイラーまでZ06用を装着。社外品ではなくZ06仕様にこだわって手を入れるところも玄人好みの仕立てだ。

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エンジンは6.2L V8。460hpを発生させるLT-1エンジンで、抜群のレスポンス性能とトルクフルな走り。有り余るパワーが軽量ボディを軽快に走らせる。4本出しマフラーがオリジナルで装備される点も特筆物だ。

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グラフィカルな液晶ディスプレイのメーターはドライブモードセレクターによって表示を変化させ、ダッシュ全体がドライバー向けにレイアウトされたドライバーズシートは、運転席と言うよりもコックピットと言った表現が近い。

2017 CHEVROLETCORVETTE GRAND SPORT

OWNER : TOMONAO YAMANAKA


BUBU HANSHIN【BUBU阪神】

TEL:06-6427-5151
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PHOTO&TEXT:石井秋良

アメ車マガジン 2022年7月号掲載

アウトローなモデルとして人気を得た初代デュランゴ

2001 DODGE DURANGO

2001 DODGE DURANGO

AMERICAN CUSTOMS

進化し続けることでデュランゴの灯は消させない!

ミッドサイズSUV の中で、アウトローなモデルとして人気を得た初代デュランゴ。カスタムに励むオーナーも多かったが、今ではその数も激減。だが、今も進化を模索しているのが中澤さんのデュランゴだ。こだわりのバイオレットパールでイメージを一新!

仲間が減って寂しいけど、まだまだ乗り続けます!

2000年代初頭、アウトローな独特の個性を持つSUVとして、コアな人気を得ていたダッジ・デュランゴ。だが年を重ねるごとにその姿は消えていき、初代デュランゴをベースにカスタムに励むオーナーはごく僅かだ。そうした状況にあっても、15年一途に乗り続け進化を模索しているデュランゴがいる。それが中澤さんの01年型デュランゴだ。

2001 DODGE DURANGO

約8年ほど前に現在のカタチとなる姿で紹介させてもらったが、今回はグランドアーツでオリジナルのバイオレットパールでオールペンし、ピンストライプもボディ全体に注入。ボディキットは当時と変わらず、日本初のデュランゴボディキットであるレーストラックSP360の前後バンパー、ロングノーズグリル、イーグルアイ、丸目4灯ヘッドライト、フェンダーダクト加工、ダクトボンネットを装着。新たに追加変更したのはカナード、ワンオフ2本出しマフラー、リアディスクブレーキ化。ブラック&バイオレットでカスタムペイントされたアメリカンレーシングの20インチホイールは、これも当時と変わらないが、現在のボディカラーになることを想定してのカラーリングだったようだ。

中澤さん的には外装カスタムはこれで一段落で、次のステップはインテリア。だが大幅な変更は予定しておらず、「DIYでゆっくりやっていきたい」とか。沢山いたデュランゴオーナーがクルマを降りて寂しさも感じるようだが、デュランゴカスタムの第一人者として、まだまだ走り続ける中澤さん。

取材後には、同じデュランゴ乗りとして記念に撮影もさせてもらうなど、二人だけのデュランゴミーティングを開催したのだった。

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デュランゴ用ボディキットの代表作である、レーストラックSP360の前後バンパー、ロングノーズグリルに加え、丸目4灯ヘッドライト、ワンオフ加工のイーグルアイ、フェンダーダクトなど、デュランゴカスタムの最高傑作といえる姿は今も健在。新たにフロントカナードを追加している。

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グラフィックアートペイント、ピンストライプで名高いグランドアーツ・ヒデ氏によって、バイオレットパールでオールペン。グランドアーツのイメージキャラクターでもあるクロスヘッドのピンストライプが、ダクト付きボンネットなどボディ全体に描かれる。

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ホイールはアメリカンレーシングの20インチを、ブラック&バイオレットで塗り分ける。8年前にこのカラーリングになり、遂にボディも同様のカラーになったというわけだ。年式的にリアブレーキはドラムだが、後期型のディスクブレーキを移植している。

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初代デュランゴの後期型エンジンである4.7ℓV8を搭載。インテークパイプなどもボディマッチペイント。K&Nインテーク、ヘダース、JET追加コンピュータ、ワンオフ2本出しマフラーなど吸排気系をメインにチューニングがされている。


JAPAN RACETRACK【ジャパンレーストラック】

TEL:03-5661-3836
URL:http://www.racetruck-trends.co.jp

JOY BASE【ジョイベース】

TEL:048-812-4176
URL:https://www.joy-base.co.jp/

GRANDARTS【グランドアーツ】

TEL:048-575-1910
URL:https://www.grandarts.net/

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★写真&文/相馬一丈

アメ車マガジン 2022年3月号掲載

【SAVINI WHEELS】シンプルでありながらも独創性に溢れたデザイン

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SAVINI WHEELS

THE BOTTOMS

シンプルな装いの中に洗練さが漂う

多くのカスタムホイールブランドが乱立する中で「SAVINI WHEELS」はアメリカンラグジュアリーホイールブランドとして、シンプルでありながらも独創性に溢れたデザインを基本として確固たる地位を築き上げてきた。

メインとなるのはやはり鍛造ラインで、7つの異なるタイプから目的や仕様用途に合わせて選択できる豊富なラインナップが売りの「FORGED」を筆頭に、最大で32インチといった超ラージサイズを揃えるだけでなくデザインも超個性的とあって、サウスやドンクといったカスタム向けのラインナップの「DIAMOND」、最高級車のロゴが配されたセンターキャップをそのまま使用して魅せる「LUXURY」、航空機にも採用されるアルミニウムを使用する「SX COLLECTION」など、鍛造ホイールも多くのバリエーションを有している。

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だが、鍛造モデルはハイエンド向けだけに一般ユーザーには高嶺の花と言えるだろう。しかし諦める必要はなく、同ブランドには独特なデザインに高い品質、そしてリーズナブルという3大要素を備えた鋳造タイプの「BLACK di FORZA」、フローフォーミング製法を採用する「SV‐F」をラインナップしており、モダンマッスル系からプレミアムSUVまで、どのモデルとも相性が抜群。幅広いジャンルから絶大な支持を受けているのも納得である。


SAVINI FORGED
7種の形状から組み合されるバリエーションの豊富さが秀逸

SV88 SL Series / DuoBlock Series / XC Series 20″,21″, 22″,23″, 24″, 26″
SV87 SL Series / DuoBlock Series / XC Series 20″,21″, 22″,23″, 24″, 26″
SV86 DuoBlock Series / XC Series 19″,20″,21″, 22″,24″, 26″, 28″, 30″,32″
SV85 DuoBlock Series / XC Series 20″,21″, 22″,23″, 24″, 26″


SV-F FLOW FORMED WHEELS
高度なフローフォームテクノロジーを採用した軽量モデル

SV-F6 19×8.5, 19×9.5, 20×8.5, 20×9.0, 20×10, 20×11, 20×12, 21×9.0, 21×10.5, 21×12, 22×9.0, 22×10, 22×11, 22×12
SV-F5 20×8.5, 20×9.0, 20×10, 20×11, 20×12, 21×10.5, 21×12, 22×9.0, 22×10, 22×11
SV-F4 20×8.5, 20×9.0, 20×9.5, 20×10, 20×11, 20×12, 21×10.5, 21×12, 22×9.0, 22×10, 22×11, 22×12
SV-F3 20×8.5, 20×9.0, 20×9.5,20×10, 20×11, 21×9.0, 21×9.5, 21×10.5, 21×12


DIAMOND
都会の洗練さをモチーフにデザインした個性派

SD35 FORGED MULTIPIECE 19″,20″,21″, 22″, 24″, 26″, 28″, 30″, 32″
SD34 FORGED MULTIPIECE 19″,20″,21″, 22″, 24″, 26″, 28″, 30″, 32″
SD33 FORGED MULTIPIECE 19″,20″,21″, 22″, 24″, 26″, 28″, 30″, 32″
SD32 FORGED MULTIPIECE 19″,20″,21″, 22″, 24″, 26″, 28″, 30″, 32″
SD31 FORGED MULTIPIECE 19″,20″,21″, 22″, 24″, 26″, 28″, 30″, 32″
SD30 FORGED MULTIPIECE 19″,20″,21″, 22″, 24″, 26″, 28″, 30″, 32″
SD29 FORGED MULTIPIECE 19″,20″,21″, 22″, 24″, 26″, 28″, 30″, 32″
SD28 FORGED MULTIPIECE 19″,20″,21″, 22″, 24″, 26″, 28″, 30″, 32″
SD27 FORGED MULTIPIECE 19″,20″,21″, 22″, 24″, 26″, 28″, 30″, 32″


BLACK di FORZA
ラインナップが豊富でリーズナブルな鋳造モデル

BM17 1-PIECE CAST 19×8.5, 19×9.5, 20×8.5, 20×10, 20×10.5, 21×9.0, 21×10.5, 22×9.0, 22×10.5
BM16 1-PIECE CAST 19×8.5, 19×9.0, 20×8.5, 20×10, 20×11, 22×9.0, 22×10.5
BM15 1-PIECE CAST 19×8.5, 19×9.5, 19×10.5, 20×8.5, 20×10, 20×11, 22×9.0, 22×10.5


NCREDIBLE x SAVINI
ラッパーであるニック・キャノンとのコラボレートモデル

マライヤキャリーの元旦那ニックキャノンのブランドをリリース。日本で装着したらアメリカでも話題になる事は間違いない!

NC5 FORGED MULTIPIECE 20″,21″, 22″, 24″, 26″
NC4 FORGED MULTIPIECE 20″,21″, 22″, 24″, 26″
NC3 FORGED MULTIPIECE 20″,21″, 22″, 24″, 26″
NC2 FORGED MULTIPIECE 20″,21″, 22″, 24″, 26″


SX COLLECTION
ユーロ&ラグジュアリースタイルに向けたデザイン

SX8 FORGED MULTIPIECE 20″,21″, 22″, 24″, 26″
SX7 FORGED MULTIPIECE 20″,21″, 22″, 24″, 26″
SX6 FORGED MULTIPIECE 20″,21″, 22″, 24″, 26″
SX5 FORGED MULTIPIECE 20″,21″, 22″, 24″, 26″


SAVINI LUXURY
最高級車のセンターキャップを生かしたアレンジが可能

SL3 FORGED MULTIPIECE 20″,21″, 22″, 24″, 26″
SL2 FORGED MULTIPIECE 20″,21″, 22″, 24″, 26″
SL1 FORGED MULTIPIECE 20″,21″, 22″, 24″, 26″
SL1 FORGED MULTIPIECE 20″,21″, 22″, 24″, 26″


SAVINI WHEELS

TEL:054-277-0551
URL:https://saviniwheels.jp/


アメ車マガジン 2022年5月号掲載

リバイバルカスタムした4thマスタング

1995 FORD MUSTANG

1995 FORD MUSTANG

AMERICAN CUSTOMS

今だからこそ味わいたい、90年代リバイバルカスタム

90年代のモデルが高騰が続く中、同様に往年をリバイバルしたカスタムも増加傾向にある。当時爆発的にヒットした4thマスタングもそのひとつで、車両と共にカスタムも注目されている。千葉県のガレージジョーカーには、まさに打って付けの一台が存在する。

代表が長年保管する愛車の一台

アメ車ショップの代表ならば、愛車は当然アメ車でしょ?正直その答えは半々だが、千葉県のガレージジョーカー代表の小川氏は、複数台所有する愛車のほとんどがアメ車だ。オーナーから強い要望を受けて多少の入れ替えはあるものの、お気に入りは大事に保管されている。

その一台が、90年代に爆発的ヒットした95年型マスタングだ。小川氏が人生で二番目に破天荒だったという20代の頃に乗った思い出のモデルで、バリ物を仕入れてカスタムを施している。DURA FLEXのフルエアロを身にまとい、ダクト付きフェンダー、カーボンボンネット、スモークレンズ、ボーラマフラー、USミラー、アイバッハ・ローダウン、ブレーキもドリルドスリットローターで強化され、サリーンタイプのマットブロンズ18インチホイールを履く。

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ボディカラーは、ガレージジョーカーのコンセプトカラーであるパープルでオールペン。エンジンも大容量アルミラジエーター、MSD点火システム等でチューニングされ、内装もブラックレザーでシートを張り替えられ、幌もブラックのコットンタイプに変更されている。

長年大事に保管されてきたマスタングではあるが、希望があれば販売も可能だという。思い入れがあるだけに、同様に熱い思いがあれば交渉はまとまるハズ。小川氏の気が変わる前に急げ!

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ダクト付きカーボンボンネット、DURA FLEXフルエアロ、ダクト付きフェンダーを装着。ヘッドライトはスモークタイプになり、テールレンズはLEDネオンタイプ。マフラーはボーラで、90年代のアメ車らしい心地よいV8サウンドを奏でる。

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純正のベージュ・ビニールタイプから、コットンタイプのブラックに変更。ボディの中で一番ヤレを感じる部分だけに、新品交換するだけで見た目は大きく変わる。こうした変更は、ガレージジョーカーの得意分野だ。

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大容量アルミラジエーター、MSD点火システム、新品インジェクションに交換し、エンジンを強化リニューアル。初期モデルだけに設定された5.0ℓエンジンは、整備性にも優れ希少性が高い。

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ホイールはサリーンタイプの18インチを、マットブロンズでペイント。ブレーキはドリルドスリットローターで強化する。アイバッハローダウンサスを使いローダウンされている。

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純正インテリアはベージュだが、ブラックレザーシートに張り替え。純正の色合いを残すため、シートのステッチはベージュにしているのも拘りだ。


GARAGE JOKER【ガレージジョーカー】

TEL:0479-25-7740
HP:https://www.garage-joker.com


PHOTO&TEXT:相馬一丈

アメ車マガジン 2022年4月号掲載

ラングラーだからとオフロードスタイルにこだわりすぎることはない

JEEP JL WRANGLER UNLIMITED SAHARA

JEEP JL WRANGLER UNLIMITED SAHARA

ジープといつまでも!~Stand by me forever~

ストリートでも魅せるカスタムでオン&オフを走り抜ける

ラングラーだからとオフロードスタイルにこだわりすぎることはない。街中でもスタイリッシュに乗ってほしい。そんな思いを込めて作り上げられたのがこのクルマ。愛知県にあるライオンハートのコンプリートカーである。

ストリートでも映えるハイセンスなカスタム

ラングラーなどの米国車だけにとどまらず、欧州や日本では販売されていない国産メーカーのクルマまでを販売するライオンハート。ライオンハートといえばラグジュアリーカスタム。そんな代名詞が付くほどに同社のラグジー系カスタムは群を抜いている。

とくにSUV系のラグジュアリーカスタムは創業当時から同社が得意とし、その顧客は日本中にいるほど。そこまでにライオンハートの名前を押し上げたのは何と言ってもカスタムのセンスだろう。例えばラングラー。オフローダーならではのスタイルを高めつつも、街中でも映える車高と車幅を追求。

さらに本場アメリカのトレンドなどもいち早く抑えて取り入れながらオリジナルパーツを使用することで、普段使いでの乗りやすさと個性をミックスしているのだ。

JEEP JL WRANGLER UNLIMITED SAHARA

なおライオンハートでは国内外のさまざまなクルマをコンプリートカーとして販売している中で、今回は高級装備が付いた人気グレードのサハラをベースに、高級感とオフロード感をプラスした「オフロードカスタムPKG」を紹介しよう。車高はラフカントリーのキットで2.5インチアップ。リフトアップ感を出しながらも日常での乗降性も損なわない車高だ。

しかしこのクルマでは数字以上に車高が高く見える。その秘密はフェアリーデザイン製のフェンダー。極限まで薄くしたフラットデザインにより車高が高く見えるのだ。さらに車幅も40mmアップとなっており車高とマッチした車幅となっている。この幅に合わせてSKY OFFROAD WHEELをチョイス。リムまで伸びだストレートスポークによりワンサイズ大きく見せることでサイドビューでもオフロード感を高めている。

バンパーとサイドステップはアメリカでも人気の高いスミッティビルトにスワップし、ラングラーをよりワイルドに魅せている。

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前後バンパーはスミッティビルト製に変更。ロック走行でも使用できるほどの強度を確保しつつダメージプロティションプレートも装備されたGEN2だ。またコーナーセンサーも移植されており街中での駐車時でも安心だ。純正のプラスチッキーなサイドステップはバンパーと合わせてスミッティビルト製に交換。スチールの太いパイプデザインでワイルドさをアップ。見た目だけでなくステップとしての実用性や、オフローディングでボディを守るガードとしての機能もある本物のパーツだ。

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高級車のアフターパーツデザインを手掛けるフェアリーデザインがデザインしたオーバーフェンダー。極限まで薄くしたフラットデザインと上部のエアアウトレットはこれまでにはないスポーティーさと上質さを備えている。

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フェアリーデザインのフェンダーにはJLラングラーのアイコンとなるフェンダーウインカーを採用。デイライトのほかシーケンシャルで自車をアピール。また、昼間でも視認性の高い照度を確保しつつ光の見せ方まで計算して設計されており、上質なライティングは見るものを惹きつける美しさがある。

 

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サスペンションはラフカントリー製の2.5インチアップキットに変更。乗降性を確保しつつも車高もアップ。40mmワイドとなるフェンダーにもマッチした車高となる。スーパースポーツのデザインも手掛ける「SKY OFFROAD WHEEL」を採用。17インチながらリムまで伸びたスポークによりワンサイズ大きく見せる視覚効果もある。またフランジのマシニングで高級感もある。


LIONHEART【ライオンハート】

TEL:0586-67-1711
URL:https://www.lionheart2005.com


アメ車マガジン 2022年 1月号掲

大人の嗜みでちょうど良い塩梅に仕立たBUBU阪神のチャレンジャー

2019 DODGE CHALLENGER R/T SCATPACK WIDEBODY

2019 DODGE CHALLENGER R/T SCATPACK WIDEBODY

AMERICAN CUSTOMS

フェンダーマット塗装とローダウンでワイドフォルムに拍車を掛ける!

BUBU阪神の在庫車両は本国モデルの希少カラーや限定モデルが中心。そんなイメージを抱きがちな読者必見。要望があればどの様な仕様にもカスタムして納車が可能。その代表作として今回自社カスタムコンプリートを施したチャレンジャーを徹底リポート。

純正然としたフォルム造型を生かすのが、大人の嗜み

カスタムと聞くとハイインパクトカラーや鍛造大口径、ディープリムにエアサス。中にはガルウイングなど、イベントで見かけるショーカー的なイメージを抱きがちではあるが、中にはさり気なくほかと差別化させたり、こっそりと個性を主張する絶妙なさじ加減を良しとするスタイルも存在する。詳しくない人から見れば純正かと見間違えるほどナチュラルに溶け込む落ち着いた仕立てもまた、カスタムの醍醐味と言える。

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そんな大人の嗜みでちょうど良い塩梅に仕立てるのが紹介するBUBU阪神のチャレンジャー。R/Tスキャットパックワイドボディをベースにリップスポイラー同色のマットな質感でワイドフェンダーをマッチペイント。さらにロー&ワイドフォルムを惹きたてるべく、H&Rローダウンキットでロワードフォルムへ。ほど良くスパルタンな仕立てとなったところで、それに遜色ない様にモパー製のボンネットフードピンを設けて、エンジンルームへと目をやるとタワーバーとエアインテークがレーシーさを引き立てる。ボトムスはデビルズリムの20インチに305/35ZR20を装着しており、ブレンボ6ポッドブレーキシステムが予め装着済。この辺りまで手を加えてしまいがちではあるが、余力を残して楽しむところも粋。カスタムの醍醐味は手数の多さだけじゃない。どの様に素材の魅力を増していくかに面白味がある。

チャレンジャーはグレードや仕様が豊富で、ディーラーメイドカスタムのクォリティーが高い個体なので、その絶妙な塩梅を見極めるセンスがスタイリングの決め手となると言えるだろう。

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485hpを発生させる6.4L、V8の392HEMIエンジンを搭載するスキャットパック。そのパフォーマンスをエアインテークでさらに向上させてタワーバーで剛性を強化。ボンネットフードピンは一手間増えるが、その存在感は格別。タダモノではないオーラがヒシヒシと伝わってくる。

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H&Rのローダウンキットでワイドフォルムに拍車を掛けたロー&ワイドフォルム。オーバーフェンダーをマットブラックに塗装することでその造型美を鮮明に印象付ける。デビルズリムの太いホイールに装着される305/35ZR20は同等の社外品に換装するよりも、オリジナル重視がベター!


BUBU HANSHIN【BUBU阪神】

TEL:06-6427-5151
www.bubu.co.jp


PHOTO&TEXT:石井秋良

アメ車マガジン 2022年3月号掲載

新車マスタングシェルビーGT500にはノベルティグッズが付属

2021 FORD MUSTANG SHELBY GT500

2021 FORD MUSTANG SHELBY GT500

フォードで駆けろ!輝きを放つブルーオーバル

一世一代の勝負モデルは不安をよそに速攻で買い手が決まる。

アメリカでは今、新車は上乗せされたプレミアム価格が一般的。1年以上も前から、適正価格でシェルビーGT500を探すカーボックスに、ようやく届いた車両のオファーは想定外のカーボナイズドグレーのGT500。このボディカラーは売れるのか? しかしこの機会を逃すと、GT500は当分仕入れるこは不可能。一世一代の大勝負に出たカーボックスに、朗報はまさかの展開で訪れる。

新車GT500にはノベルティグッズが付属

半導体不足の影響で、日本はもとよりアメリカでの新車製造も滞り、本国ディーラーでは売りたくてもクルマがない状況が続いている。そして、数少ない新車を求め争奪戦が始まることで、ディーラーも強気に金額を上乗せしたプレミアム価格で販売する。こうして、ただでさえ高騰しているアメ車の新車だが、さらに追い打ちを与えているのが円安だ。

2021年春から、シェルビーGT500の導入を模索していた広島のカーボックス。「車両さえあれば、売る自信はある。それぐらい魅力のあるクルマ」。だが、肝心の新車GT500は、前述した要因もあって価格は急騰。当初は自信のあった代表の山西さんも、この最悪ともいえる状況で仕入れることに「価格的に本当に売れるのだろうか」と、二の足を踏んでいた。そんな折、長年取引し信頼ある本国のシッパーから一本のメールが届く。「遂に見つけたぞ!プレミアだが予算内に収まるGT500を。これは間違いなく、全米で一番安い。ボディカラーはカーボナイズドグレーだ」。だが、GT500のイメージカラーといえば、レースレッドやフォードパフォーマンスブルー。

2021 FORD MUSTANG SHELBY GT500

当然、山西さんもその二色に絞っていた為、このオファーには難色を示した。しかし、メールの最後に書かれていた一文を読んで悩むことになる。「希望する装備も装着済み。しかも、GT500のノベルティグッズも揃っている」。GT500のノベルティグッズとは、新車を購入したオーナーに渡される記念品のことだが、付属されることが余り認知されていないため、ディーラーやシッパーがコッソリ拝借してしまう幻のグッズ。山西さんもグッズのことは初耳だったが、そういったグッズをしっかり用意するディーラーなら信頼できると気持ちも傾き、カリフォルニアの太陽の下で撮影されたカーボナイズドグレーのボディも「ゾクゾクするほどカッコよかった」と、仕入れを決断する。

1000万円を軽く超える車両を、在庫として置くことはカーボックスにとっても大きな賭け。「ネット用の写真を撮る手も震えましたよ(笑)」。グレーのボディカラーは、広島の空の下でも神々しく輝き「じっくり見てもらえればチャンスはある」と、願いを込めてネットにアップ。すると次の日、開店準備中に一本の電話が鳴る。「ネットにあるGT500はまだありますか?」。「え? 昨日の夜アップしたので、もちろんありますよ」。「良かった。じゃ、買います」。「え? いやいや、金額も金額ですから一度見てから」。「ずっとGT500のグレーを探していたんです。グッズも揃えているなんて凄いですし、雑誌でいつも取り上げられているカーボックスさんなら現車を見なくても大丈夫。だから、買わせてください」。1年以上全米中を探し仕入れで悩み、何度も深呼吸して入金のボタンを押したグレーのGT500は、こうしてあっさりと、寝て起きたら買い手が決まってしまう。

2021 FORD MUSTANG SHELBY GT500

購入した青山さんは、シェルビーGT350に乗っていた過去があり、その後欧州車に乗っていたが、アメリカンマッスルの迫力が忘れられず、新型GT500を探していたという。ボディカラーも、映画「60セカンズ」でニコラス・ケイジが乗っていたグレーのGT500に憧れてグレーだけを探していたところ、偶然カーボックスにあるのを見つけ、営業開始を待てずに速攻で電話したそうだ。

それぞれの話を聞くと、もしかしたら青山さんの強い思いが、カーボックスにグレーのGT500を引き寄せたのかもしれない。そんな青山さん、現車を見ることなく購入を決めた上に「ウイングの変更やサイドダクト、リアルーバーなんかも装着してください!」と依頼する豪快さ。山西さんは、「アメ車に乗る人って、良い意味で普通じゃない人が多いですね」と笑うが、そんな人が集まるのがカーボックスなのである。

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新車のGT500を購入したオーナーに必ず渡される、特別記念品。だが、ディーラーや現地業者が拝借することもあり、受け取っていないオーナーも多いとか。内容は専用工具、歴代GT500カタログなど多数。

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5.2ℓV8スーパーチャージャーを搭載し、公道走行認可最大スペックとなる760hpを発揮。停止状態から時速60マイル(96km/h)は、驚異の3秒半ばとなる。

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GT500にはMT仕様が設定されておらず、パドルシフト付きダイヤル型7速デュアルクラッチシステム。カーボンのインパネ、スウェードドアパネル、レカロシート、シェルビー初となる12 インチインパネクラスター、12スピーカーなど、装備もさすがのハイクオリティ。ホイールは20インチ専用フローフォーミングブラックアルミホイールで、ブレーキはブレンボとなる。


Thanks:CARBOX【カーボックス】

TEL:082-815-8448
http://www.bs-carbox.jp/


PHOTO&TEXT:相馬一丈

アメ車マガジン 2022年6月号掲載

まさに偶然の出会いからタンドラ専門店をスタート

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COLUMBUS AUTO CENTER

かつては一世を風靡したUSトヨタなどの逆輸入車。最盛期は群雄割拠な状況でもあったが、現在では1ジャンルとして定着している。その先駆者であり、今もタンドラ専門店を営むコロンブス・秋葉氏にタンドラとの出会いや魅力を伺った。


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専門店であるからこそタンドラをより深く知る

2007年に北米でFJクルーザーが発売されたことで、一気に日本国内に逆輸入車の波が押し寄せた。もちろん逆輸入車というジャンルは遥か前から存在しており、3代目ソアラが出た頃は今ほどの品不足ではないものの、左ハンドルのソアラを輸入・販売するショップもあったが、非常にマニアックな世界であった。

そんな逆輸入車がヒートアップし、現在のように定着する前から特にタンドラに特化してきたのがコロンブスだ。代表の秋葉氏は物心付いた時からクルマが好きで、父親が運転するクルマのシフトレバー操作をよく任されていたとか。高校生になるとバイクに傾倒し、なかなか目が出るまでに時間がかかったが、最終的には国際A級ライダーに登り詰め、プロレーサーとして活躍する経験を持つ。

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1999年にはプロレーサーとして引退するが、やはりクルマやバイクに関係した仕事をスタート。様々な経験(HPを参照)を積むが、ある時友人が送ってきた写真を見るとタンドラのベッドにバイクを積んでいたとか。ハイエースより便利そうだけどタンドラってクルマ、知らないな…という今では信じられないようなエピソードが、まさにコロンブスの始まりで、まさにお店の名前の由来の通り、偶然のような出会いと言える。


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良いことも悪いことも包み隠さずお伝えしてきました。

2004年に創業したコロンブス。タンドラをメインに、逆輸入車一筋で約20年継続してきたが、その秘訣とは何だろう? 秋葉氏は「確かに一時期、逆輸入車バブルというものが起こりましたね。1ドル80円台ぐらいで、今では信じられないような為替でした。でも、すべてのクルマ屋さんに当てはまる訳ではないですが『今このクルマが売れるからウチでも販売しよう』というスタンスが非常に多いですね。で、売れなくなるとまた次のめぼしいクルマを探すといった、次々と畑を食い散らかすと言うと響は悪いですが、そんなお店が多かったですね」。と語る。

確かに専門店と思えないような店先にタンドラをよく見かけたが、購入して終わりではなく、その後のメンテナンスや車検などのアフターサービスもお店選びの重要なポイント。まして国内で正規販売されていない逆輸入車の場合、迅速なパーツ供給も重要なポイントと言えるだろう。

「幼少期の経験から、『嘘をつかず本当のことを包み隠さず話そう』というポリシーを大事にしており、その考え方がコロンブスの骨格となっています。お客さんに対してもダメなものはダメとはっきりお伝えしますし、何より自分の目で確かめたものを販売しています」と語るだけあって、その言葉には非常に重みがあり、多くのユーザーに信頼されてきた証だ。

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2022年に入り、ようやく新型タンドラが上陸してきたが、秋葉氏に新型の印象を伺うと「V8じゃなくなったことを嘆く声をよく耳にしますが、実車を測定したら旧型よりも150kgほど軽量化しており、10ATとの組み合わせも非常に良くてマイルドに加速しますね。リアサスペンションがコイルになりストロークも増えているので、とても滑らかな印象を受けました。何と言っても静粛性や遮音性が向上しているので、より快適なクルマに進化したと思います」。

タンドラ専門店だからこそ、より深い部分まで知り尽くしている、コロンブス。今後の屋台骨を支えてくれる新型タンドラにはまさに期待しかなく、秋葉氏もこれからが楽しみで仕方がないといった様子であった。

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有限会社コロンブス
代表 秋葉裕樹


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COLUMBUS AUTO CENTER
コロンブス/タンドラ・セコイア専門店

専門の名に相応しく厳選された車両を販売

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西東京の重要な幹線道路の1つ、新青梅街道。その滝山南交差点から北上したすぐ先に、コロンブスがある。店頭には歴代タンドラはもちろん、一部セコイヤも在庫中だ。カスタマイズパーツなどの展示はないが、USトヨタのディーラーで販売されているキーケースなどは、オーナーなら間違いなく購入したくなるアイテム。車両の展示だけでなくピットも併設しており、各種テスターも完備。また早くも新型タンドラが入荷しているので、興味があるなら一度お店に足を運び、自分のその目でクオリティをチェックしてみてはいかがだろうか?

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新車を販売するディーラーのような雰囲気のコロンブス。高い買い物をするだけに、落ち着いて納得行くまで話をしたい。ショールームからピットの様子もわかるので、その作業風景を見れば安心してクルマを任せられると実感するだろう。

住所:東京都小平市大沼町4-45-10
電話:042-332-0035
URL:https://columbus-japan.com/
営業時間:9:00~19:00
定休日:木曜


COLUMBUS AUTO CENTER
コロンブス鈑金修理専門工場

各種補修部品を在庫しておりバックアップも万全!

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コロンブスでは、自社の鈑金修理専門工場も構えている。逆輸入車の悩みといえば、補修部品が容易に入手できるのか? ではないだろうか。もちろんコロンブスでは、純正部品からトノカバーといったカスタムパーツまで、豊富にストック中。また鈑金塗装も自社で行うので、何か発生しても迅速に対応してくれる。購入時の価格だけでなく、こういったバックアップやサポート体制がいかに充実しているか。そこがお店選びの重要なポイントだ。ちなみにスタッドレスタイヤの預かりも行っているので、ユーザーにとっては非常にありがたいサービスと言える。

トノカバーやサイドステップ、さらにはヘッドライトや純正アルミホイールなども豊富に在庫。カスタムはあまり推奨しないが、LEDなどはまず自社で一度試してから販売を行なうなど、信頼性には時に気を配っているとも。

住所:埼玉県新座市馬場2-5-24
電話:048-424-5041
営業時間:8:30~17:30
定休日:日曜・祝日

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PHOTO:浅井岳男
TEXT:空野陵

アメ車マガジン 2022年 10月号掲載

ジープグランドチェロキーに特化したボディキット「BCD」

JEEP GRAND CHEROKEE

JEEP GRAND CHEROKEE

ジープといつまでも!~Stand by me forever~

BCDのデザインを生かし、より洗練された姿へ

ジープグランドチェロキーに特化したボディキット「BCD」。都会的なグランドチェロキーの性質を加味し、ユーザーの声に配慮した開発を進めることで、多くのオーナーから支持され続けている。今回は新車からユーザーのオーダーでカスタムした車両を紹介しよう。

BCDの懐の広さを感じるカスタムモデル

グランドチェロキーの専用ボディキット「BCD」。ベーシックモデルを、より強く、ワイルドに仕立てているのが特徴で、2014~2016年モデル、2017年以降モデルのラインナップがあり、個別パーツの装着でも違和感のないようにデザインがされている。オーバーフェンダー単品、フロントバンパーだけの装着であっても、純正デザインを崩さず、明確な違いを演出することができる。

今回撮影したモデルは、正規ディーラーで新車購入した東京都在住の塩谷さんのグランドチェロキー・ラレード。SENSがプロデュースするボディキット「BCD」の装着だけでなく、オーナーのこだわりを体現した仕上がりとなっている。

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2017年以降の現行型BCDフルボディキットを、ボディ色のグラナイトと艶ありブラックで塗り分けし、アクセントとなるフロントバンパーの左右のフィンカラーはゴールドを選択。キャリパーカバーも、ホワイトとゴールドの組み合わせで、オリジナルで本国アメリカにオファーして製作している。ラレードグレードはコイルサスペンションであるため、アイバッハでローダウン。ホイールはレクサーニの22インチを履き、オーバーフェンダーに合わせた10Jの設定となっている。マフラーはSENSオリジナル4本出しマフラー。リアのライト類や、ロゴ(サイド・リアのみ)はブラックアウト。

外観だけでなく、今回はアンサーバック、室内LEDも追加でカスタムを依頼し、今後は、オーディオカスタムに入っていく予定。

SENSでは、事前に入庫の予定を打ち合わせをすれば、無料の代車も用意してくれる。ボディキットやアルミ、足回りのカスタムだけでなく、DVDプレイヤー、デイライト、TVキャンセラーなどの取付依頼も多いとのこと。グランドチェロキーに特化しているので、カスタムだけでなく修理なども是非相談したい。

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セブンスロットルグリルのメッシュ部分も、オーナーの要望により艶ありのブラックで塗装されている。SENS では、こうしたロゴやグリルなどのブラックアウトの依頼が増えているようだ。

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リアゲートスポイラーを取り付けるだけで印象はまったく変わる。SENSオリジナルマフラーは、純正バンパーでも取り付け可能とあって、問い合わせも多く人気のアイテム。


SENS

所在地:愛知県名古屋市中川区荒子2-14-1
TEL:052-363-1100
定休日:水曜日
営業時間:10:00 ~19:00
http://sens.centurionworld.jp


PHOTO&TEXT:相馬一丈

アメ車マガジン 2022年 1月号掲