一筋縄ではいかないリフトアップ計画が一歩前進!GMC・ジミー!

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EVERYDAY with GMC JIMMY
仕事にプライベートに毎日フル稼働するGMC・ジミー!

2.1mの壁、超えちゃう? どうする!?履きたいタイヤと車高の板挟みに迷う…

33インチから35インチ、37インチと着々と成長を遂げる石井のジミー。四駆専門誌の撮影執筆もこなしているので負担が大きいのは承知の上だ。それでも超えたい山がある。できるだけ車高は控えめにしつつ、太いタイヤをスマートに履きたい。BF-Goodrichマックスサイズへの道や如何に!?

一筋縄ではいかないリフトアップ計画が一歩前進!

2018年の年末に覇王ホイールに相談して作ってもらったAMEMAG。実はこのホイールの開発には大きな理由があって、今装着している37のオールテレーンをどうしても履きたかったからである。それまでは15インチのオールテレーンではマックスサイズの35を履いていたのだが、取材先でラングラーが17インチで37のオールテレーンを良い感じに装着している姿を見てコレだ! と決意。

その際車高は変更することなく、フロントのインナーフェンダーを加工してステアリングを切った時にタイヤとの干渉をかわせる様にしてタイヤ外径分のみ車高を上げた。大きなタイヤを履きたいのに車高は上げたくない理由は、立体駐車場の出入り、そしてまだ小さな娘たちの乗り降りを考慮してのもの。ここ最近は大型ショッピングセンターも2.3mのところが多いが、空港駐車場や市街地のパーキング、ホテル地下駐車場ではまだまだ2.1m以下も少なくない。コレがリフトアップ計画を悩ませる最大の理由だった。

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しかし2020年に入ってから37を大きく上回る40を履く車両を立て続けに取材。こうなると37じゃ物足りなく感じてしまう。もう完全にサイズ感覚が麻痺(笑)。 横に並ぶとその差は歴然であり、落ち着きを取り戻しつつあったアゲアゲ魂が再燃してしまった。狙いは40ではなく39×13.5R17!これはBFグッドリッチKM3のマックスサイズだ。数値上の計算ではギリギリ2.1mか少し超えてしまう可能性も否めないが、やると決めたら一直線。年内に履ける車高を整えて、翌年にはもう一段階高い景色が拝めるはず。上から目線のジミーちゃん!悪くないねー。

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現状2インチのリアリーフブロックを4インチに変更

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予算の関係もあってフロントリーフのみ新調し、リアリーフはそのままブロックの大きさを変更してリフトアップすることに。ブロックはユーズド品なので若干錆も気になるところだが、装着する際はシャシーブラックで綺麗に塗装してから装着予定。ブロック分がそのまま高さに直結するリアの上げ幅は凄くわかりやすい。

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上げることで角度のきつくなるピットマンアームも交換

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車高が変わると各部の角度補正も必須となる。これまでもブロックを製作してもらってミッションダウンしてプロペラシャフトの角度が付き過ぎる部分を改善するなど手を加えてはきたが、ピットマンアームは放置。さすがに4インチアップとなればそのままだと厳しいのでこちらも改善することに。今回はブレーキホースも長い物に交換してリフレッシュ!

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リーフだけじゃなくブッシュも限界!乗り心地改善なるか!?

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ここ最近、運転席側のリーフの動きに違和感を感じており、左右でちょっと揺れ方が違うな…なんて思っていたらブッシュが千切れていた。ちなみにフロントリーフの取り付け位置は過去にバルフォーエスでアジャスタブルな2段階に変更してもらっているので、後ろの車高の上がり具合を見て微調整が可能!

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反りを失った3枚リーフと新調した5枚リーフの差は歴然!

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右側が交換前のリーフで左側が今回新調したプロコンプの4インチリフトアップリーフ。おそらく新車時から交換していないと思うので30年間酷使されてきただろう、装着してみるとシッカリとリーフスプリングとして働いてくれそうなシャキッと感!反り方が今までと全然違う。ブッシュも交換しているので多少は乗り心地が改善するかも!

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リフトアップリーフとショックは定番のプロコンプを使用

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ラフ&カントリーとギリギリまで悩んだが、定番の老舗ブランドであるプロコンプのリーフとショックを採用した。今まで愛用してきたショックもプロコンプのES3000シリーズで、割とやわらかい乗り心地が好みだったから。ちなみに今回はブッシュの色に合わせてカラーを赤でオーダー!

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まだ途中段階ではあるがフロント車高が決まったことでイメージが湧いてきた

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締め切り間際の作業でアフターの写真が間に合わず、ブレーキホースを外したまま動かせないジミーを無理やり撮影したので少々伝わりづらいかもしれないが、フロント側の車高が上がりタイヤとフェンダーの隙間が増した印象。数値的にはフロント側で20cmを超えており、比較対象としては分かりづらいが装着前のリア側で13cmほど。もともと前上がりのテイクオフスタイルだったが、5cmほど車高が上がったことで39インチ履きも現実的となってきた。


Thanks:F.A.S.T
TEL:06-6784-1976
HP:https://fast1976.jp


Photo &Text:石井秋良
アメ車マガジン 2020年 12月号掲載

【チャレンジャーSXT】アウディ純正色にブラッシュドホイール マッスルカーもオシャレに乗ろうぜ!

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2012 DODGE CHALLENGER SXT Owner:坂槙洋行さん

EXTREME AMERICAN

昔からチャレンジャーにはスピードとワルのイメージがつきまとう。そこに最近、大径ホイールとペイントを生かしたハデなイメージも加わった。しかし、2012年式SXTのオーナーは、それらからの脱皮を図り、オシャレマッスルのジャンルを開拓する!

デザインの美しさを、色、エアサス、タイヤで増幅

スピードに魂を捧げるか?それとも目立つことを優先させるか? 最近のチャレンジャーは、この2つのスタイルが幅を利かせている。だが、坂槙さんの愛車はどちらにも属さず、独自の世界観を提示してきた。

足元のお手本としたのは、往年のマッスルカーだ。そのため大径ホイールも引っ張りタイヤもノーサンキュー。20×9.5と11.0のホイールにそれぞれ265/40と305/30のタイヤを履かせ、マッスルらしいムチムチした脚線美を演出する。合わせたホイールはフォージアートのクラシコで、気をてらわないシンプルな5スポークのデザインとブラッシュド/ハイポリッシュのコンビフィニッシュが、これまたマッスルの力強さを後押ししてくれるのだ。

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ボディのオールペンに使った色は、アウディ純正のシャムベージュメタリック。これは埼玉・エレガントデザインが数年前にSEMAショーを訪れた際、グレーとベージュが人気色だったことから採用したモノ。欧州車ならではの色の深みと補修のしやすさからこの色にたどり着いたそうだが、その狙い、見事ど真ん中のストライク! これまでのチャレンジャーにはない、オシャレ感があふれるビジュアルへと到達だ。

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このほかユニバーサルエアーとエアリフトによるエアサスシステムのインストールやインテリアの張り替えも行い、エクステリアとインテリアに磨きをかけたチャレンジャー。「マッスル系をオシャレに乗る」という新たなジャンルの先頭を突っ走れ!

フロントマスクへのアクセントとして、392用リップスポイラーを加えた。メーカー純正パーツなので、マッチングはドンピシャだ。

リモコンで車高を制御できるマネージメントシステムにエアリフトの製品を、足元に備わるエアバッグにユニバーサルエアーのUSキットを使い、フェンダー内にタイヤ&ホイールがかぶる激低フォルムが可能に。ホイールはフォージアート・クラシコ・20インチ。

グレーのレザー&アルカンターラ、赤のステッチ、ペイズリー柄のモケットと、色とデザインを駆使した内装が前後のシート、さらにはドアトリムにまで広がる。なお、ドアトリムのデザインはチャレンジャー独特のボディプレスラインをモチーフにし、前後ヘッドレストの厚さや高さを変えてバランスや視認性を高めているのも見逃せない。

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ELEGANT DESIGN
TEL:048-556-9855
HP:https://elegant-design.co.jp


写真/犬塚直樹
文/佐藤アキオ
アメ車マガジン 2020年 12月号掲載

ラストストッパーを装着して サビの発生・進行から愛車を守れ!【REFRESH PROJECT】

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CHEVROLET TAHOE REFRESH PROJECT!!

海沿いや降雪地域の塩害に限らず、PM2.5などの大気汚染による粉塵、酸性雨、工業地帯の鉄粉など、アメ車を取り巻く環境にはサビの原因が溢れている。ラストストッパーは電子の力を使ってサビの発生を抑制。サビに困っているなら、対策品として効果を発揮すること間違いなし!

クルマの大敵であるサビを電子の力でやっつける!!

世界的な感染症の影響受け、洗車場へ行く回数が減り、工業有害物質や粉塵、塩などが、以前よりボディ各所にたまりがち。となるとサビの発生が心配だ。一旦サビが発生すると、その補修は厄介な上に高額。傷付けられたり、ぶつけたりすれば、そこからサビは進行してしまう。何もなくとも、多湿で酸性雨や塩害などにさらされる日本は、サビが発生しやすい環境にあるのだ。海辺や雪の多い地域に住む人たちやアメ車を所有する人たちは、とくに見えない場所のサビに頭を悩ましているのではないだろうか。

〝サビの発生を電子の働きが抑制する〟メカニズムは、古くから科学・化学的に証明されており、欧米では50年以上も前からこの抑制メカニズムを、コンビナート、地下パイプライン、海沿いの水道施設、橋げたなどの鉄の腐食防止に応用しており、サビを防ぐには塗装か電子の力を借りるほかない。

ラストストッパー

ツーフィットが開発した自動向けのサビ防止装置「ラストストッパー」も、電子の働きを利用し鉄板の腐食作用を軽減・消滅させるメカニズムを持っている。効果は、サビやすい環境下におけるラストストッパーの実証実験により証明されており、ラストストッパーを装着した鉄板にサビは発生しなかった。つまり、ラストストッパーの導入で、サビへの不安は解消! というワケだ。

ラストストッパーは、12V全車種に対応しており、オートプロテクト機能も付いているので、バッテリー上りを気にする必要はない。商品は通常タイプとヘビーデューティータイプが販売されている。新車を購入したとか、サビが気になり出したなら電子の力でサビの発生を抑制するラストストッパーの装着を!

ラストストッパーのラインナップは2タイプ!

ラインナップはレギュラータイプとヘビーデューティータイプの2種類。サイズの大きいアメ車にはヘビーデューティータイプがオススメ!

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RUST STOPPER
レギュラータイプ
22,000円(税別)

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RUST STOPPER【ラストストッパー】
ヘビーデューティータイプ
27,000円(税別)

完全防水仕様+過電流対策が施された安心設計!

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ラストストッパーは完全防水仕様。水分が装置内部に浸入するのを防ぐためにケースはしっかり密閉され、さらに基板にも防水処理を施すなど万全の体勢を整えている。

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ラストストッパーを装着した場合と非装着の場合で、24時間後のサビの発生を比較した、塩水を使用した実証テスト。ラストストッパーを装着した鉄板(右側)はサビの発生を完璧に抑えているのに対して、非装着の鉄板(左側)には、多量のサビが発生していた。

取り付けは簡単! DIY 初心者にも優しい!

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1.本体を装着する場所を決めて、赤い線をバッテリーのプラスターミナルに配線する。

DSC_9789 2.黒い線をバッテリーのマイナスターミナルに配線、本体のLEDランプが点灯していることを確認する。

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3.エンジンルームの適当な場所にボディアースと同じ要領で短いクリアワイヤーを配線する。

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4.長いクリアワイヤーは、フレームに接続して使用する。今回は、バッテリーの下に垂らしてフレームに配線した。クリアワイヤーは必ず塗装してある面に接続すること。剥き出しの金属に取り付けるとサビがそこに集まってしまう。

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5.本体の固定場所は、作動状態がすぐに確認できるようにバッテリーの上部に。上部を脱脂して面の油分を取り除く。

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6.付属のベルクロを貼り付け、本体を装着し作業は完了。


問い合わせ:To Fit
HP:https://www.to-fit.co.jp)


PHOTO:清野央
アメ車マガジン 2020年 12月号掲載

【カスタムトラッキン・リバーサイドキャンプ】スラムドだってアウトドアを楽しめる!

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Kustom Truckin Riverside Camp【カスタムトラッキン・リバーサイドキャンプ】

マニアックで濃いトラッキンたちが、神野々緑地キャンプ場を夜通しジャック!

2019年デイキャンプ形式で初開催となった和歌山県のリバーサイドキャンプが、2020年は1泊して2日間にスケールアップ! コンセプトの一つである「緩くまったりと過ごす」うえでお酒を飲みながら、星空のもとで時間を気にすることなく語り合うべく集ったカスタムトラッキンたち。中には大きなプールを持ち込んで子連れで参加した方たちと交流を深めるなど微笑ましい場面も。集まる車両がマニアックで玄人好みではあるが、愛用しているオーナーの若さも特筆物。同じ趣向の者が集い、一夜を共にする。このシンプルさが、何よりの想い出になったに違いない。

参加者の中には二十歳の時に若きアメ車ユーザーとして本誌に登場したサバーバンオーナーが赤ちゃんを抱いていたり、トラックマスターズで気になっていたクルマがズラリと並んでいたり、久しぶりの再会やイベント会場とは異なる距離感の近さもミーティングならではの魅力だ。

燦々と照りつける日差しの下で行なう昼間のBBQとは異なり、夜風の心地よい時間帯のキャンプ飯はお酒も進む!各自持ち寄った食材をシェアしたり、偶然隣にテントを建てたオーナーと意気投合してそのまま一緒に食事をしたりしながら親睦を深める。


PHOTO&TEXT★石井秋良
アメ車マガジン 2020年 12月号掲載

次世代とは似ても似つかぬフェイスとスタイリングではあるが、ポニーカーとしての実力はかなりのもの

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1999 FORD MUSTANG

THE 90’s STRIKES BACK ナインティーズの逆襲

癖のないスマートなフォルム、際立つ原点回帰目前モデル!

2000年代後半に昔ながらのフロントマスクへ原点回帰を果たしたマスタングの6代目。その直前に当たるのが今回撮影した5代目後期モデル。次世代とは似ても似つかぬフェイスとスタイリングではあるが、ポニーカーとしての実力はかなりのものだ。

リゾート地のレンタカーといえばこれだった!

1993年にデビューした5代目マスタング。当時のスペシャリティカーを象徴する端整な顔立ち、そしてフォルムは多くのフリークたちを魅了し、なかでもコンバーチブルモデルは別格の人気ぶりを見せた。5代目前期のコンバーチブルが登場するPV、ドラゴンアッシュのヒット作「Let yourself go,Let myself go」では仲間を乗せて気持ち良さそうにドライブする姿を今も鮮明に覚えている。

そしてもう一つ、オープンカーが絵になる南国リゾートのレンタカーとしても印象に残っている。イエローやレッドのビビットカラーに身を包むマスタングコンバーチブルと青い海、パームツリーのコラボレーションは昨今でいうところのインスタ映えそのものだ。記憶を書き連ねてみると、比較的派手で軟派な印象を持つキャラクターではあるが、走りの方は意外と優等生で、剛性の良いシャシーの恩恵を受けたコーナーリングの安定感や、3.8ℓ V6の200hpに迫るパフォーマンスと扱いやすいサイズ感も相まって、当時のスペシャリティカーとして充分なスペックを誇っていた。

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撮影車両はドルチェ20インチのクロームを履く。賛否両論あるとは思うが、2000年代に突入すると20インチオーバーのクローム履きは車種を問わず一つのトレンドだったので、ある意味時代を知る上では貴重な存在。ホイールを除けば過剰なカスタムを受けていないディーラーモデルなので、オリジナル志向の方は純正ホイールを探して乗るという選択肢もあり。良い個体は年々減少傾向なので、お探しの方は必見の一台と言える。

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3.8ℓ V6 OHV搭載で193hpと当時としては優秀なスペックのエンジンを搭載。倍以上の馬力を叩き出し、8速にも及ぶATトランスミッションを誇る昨今のクルマたちとは異なる、4速ATの懐かしいフィーリングは今乗ると新鮮。V8モデルと比較すると燃費も多少は良く、まだまだ現役として活躍させるだけの魅力十分である。

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左右対称のインストルメンタルパネルは直接的な祖先ではないものの、どことなくコルベットC2に近い印象。ベージュ基調のモケットシートのコンディションもモデルイヤーの割には綺麗で、経年劣化の進んだ幌を新調すればパリッと仕上がりそうな予感。

Dolceの20イン チクロームホイール

Dolceの20インチクロームホイールは、ラグジュアリーブームの名残。当時はSUVやセダンのみならずクーペボディですら大口径履きがカスタムのトレンドだった。


THANKS:BLUE RIVER
TEL:0725-56-6400


PHOTO&TEXT:石井秋良
アメ車マガジン 2020年 4月号掲載

【クライスラー300C】スタイルが好きだけど実用性も カスタムも似合うセダンが最高!

2016 CHRYSLER 300C

2016 CHRYSLER 300C OWNER:伊藤 秀治さん

これが俺たちのAmerican Life
アメ車と一緒に素敵なアメリカンライフ

セダンからミニバンに一度乗り換えたけど、やっぱり自分にはセダンがしっくりくる!!

これまでドリ車やVIPなどのカスタムを行なってきたが、基本的にはセダンを乗り継いできた伊藤さん。2019年の9月に初めてアメ車を所有し、購入の決め手はカスタムをすると迫力やハクが強調できるという点。アメ車に乗ってアメリカンライフがスタートする!

セダンのカスタムは自分の色が出せます!

これまで国産車のセダンを乗り継ぎ、一度ミニバンに乗り換えた伊藤さん。だが、ミニバンをカスタムしても面白くなかったし、お金をかけたのに他のミニバンと大差ない。その前に乗っていたレクサスGSは車高調だけでなくサスペンションアームも一通り交換。またブレーキパッドやスリットローターも組むなど、見た目だけでなく走りも追求した仕様。その乗り味が忘れられず、再びセダンに乗り換えたという訳だ。

2016 CHRYSLER 300C

2016 CHRYSLER 300C

購入時に300Cと比較したのは、BMW7シリーズのロング。だが300Cをチョイスした最大の理由はスタイルで、カスタムしたらもっと迫力が出せる所も魅力的だったそうだ。ちなみに現在の仕様は車高調を組み込み、1.5インチほどロワリングを実施。22インチのリムに、ノーマルよりもワイドなタイヤをセット。他には、さりげなくウインドウがブルーに見えるフィルムを施工。これまで様々なカスタムのセダンを乗り継いできただけに、300Cは敢えて純正のテイストを崩さないカスタムを計画しており、チップ部分は純正を流用したワンオフマフラーを予定しているそう。

カーズスパークとの出会いは、元々伊藤さんのお兄さんがお店に通っていたそう。「購入だけでなく、メンテナンスに関する知識も多く、相談しやすいのがいいですね。アフターサービスがしっかりしているので、かれこれ7年ぐらいお世話になっています」とのこと。安心してアメ車ライフを送るには、やはり頼れるお店の存在が欠かせないと言えるだろう。

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伊藤さんの300Cは2016年型の後期型で、V6・3600ccを搭載。先進的な機能が好きで、ブルーに光るメーターやダイヤル式シフトがお気に入りと語る。ちなみにATは5段変速だがパドルなどは付いておらず、エンブレを効かせるときには左足ブレーキを使いながらアクセルをオン!この辺りはドリ車で培ったテクが生かされるそうだ。

敢えてノーマルらしさを残しつつさりげなく中身をグレードアップ!

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エアサスでなく、車高調をチョイスするのが伊藤さんのコダワリ。22インチタイヤをセットするが、乗り心地は快適。今後はホイールをシルバーにリペイントし、クローム部をブラックに変更予定。

スタイルも乗り味も妥協しない、だから車高調をチョイスします!

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現在の仕様は1.5インチほどダウン。ノーマル風に見せるスタイルは今後も変えず、見た目よりも中身を重視したいとも。ホイールから見えるブレーキの小ささが気になるようで、ブレーキチューンもいずれ行いたいそうだ。


アメ車ズラリの職場で感じる、実用性重視のアメ車選び

迫力と信頼性の良いとこ取り 検討に加えたいUSトヨタタコマ

6MTで乗りこなしたい!必見のユーズド・マスタング×2

カーズスパークはアメ車の品ぞろえが豊富なカーショップ


Special Thanks:CARS SPARK
TEL:0586-64-7444
URL:http://www.cars-spark.co.jp/
愛知県北西部の一宮にあるカーズスパーク。国産だけでなくアメ車も積極的に取り扱っており、セダンからSUVまで幅広くラインアップ。カスタムだけでなくメンテナンスも得意なのが、伊藤さんが通い続ける理由と言える。

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Photo:浅井岳男
Text:空野稜
アメ車マガジン 2020年 5月号掲載

【マスタング 50YEARS EDITION】マッチペイントで統一感を強調 ノーマルとは異なる個性を放つ!

2015 FORD MUSTANG 50YEARS EDITION

2015 FORD MUSTANG 50YEARS EDITION

be high on MUSTANG マスタングが僕らのハートを高ぶらせる!

誕生以来、マッスルカーの灯を絶やさず牽引し続けるマスタング。日本のチャレンジャーブームの先駆者たるラグジでは、マッスルカーの代名詞と言うべきマスタングのアイテムも絶賛販売中。だが、慣れ親しんだラグジのスタイルとは、一風異なるのが特徴だ。

ジミ過ぎずハデすぎない大人なカスタム

オリジナルのボディラインを活かしつつ、大胆な解釈と斬新な手法で個性のカタマリと言うべきスタイルへとアレンジする、ラグジEDGE CUSTOMS。チャレンジャーオーナー御用達のカスタマイズアイテムと誰もが思うが、マスタング用のアイテムもラインアップ中。これまで本誌では幾度と無くマスタングのデモカーを紹介してきたが、今回の仕様は島澤社長曰く「スッキリ、しょうゆスタイル」とのことだ。

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2015 FORD MUSTANG 50YEARS EDITION

ベースとなるのは現行マスタングのファーストモデルと言うべき、50周年イヤーズエディション。前後/サイド/トランクスポイラーはもちろんEDGE CUSTOMSをチョイスする。フロントスポイラーの下に追加するアンダースポイラーもラインアップするが、あまり派手すぎないようにしたいと言うユーザーのリクエストで、敢えてレスとしている。また、マスタングは未塗装の樹脂パーツを各部に採用するが、これをボディ同色にペイント。エアロパーツの追加もさることながら、全体的な統一感を醸し出しているのがポイントだ。

エアロパーツの装着で低いスタイリングは演出可能だが、やはり車高調を組み合わせることで、その完成度はさらに増してくるもの。フロントは245、リヤは275タイヤに変更することで、路面を蹴り上げ疾走する野生馬らしさを強調している。

まさに、マッスルカーはかくあるべき! と思わせてくれるような、シンプルだが存在感のあるスタイル。そのアダルトな佇まいは、大人が似合うカスタムカーだ。

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ベースとなるのは、2015年に販売された50周年モデル。樹脂むき出しの部分をボディ同色とすることで、逞しさや高級感をアップ。さらにEDGE CUSTOMSのパーツを追加することで、唯一無二の存在へと進化させる。ちなみに50周年モデルのリヤコンビはクリアレンズが標準。ポジションはグリーンに変更し、オリジナリティを強調。

ホイールはnicheの新作・GEMELLO M219をチョ イス

ホイールはnicheの新作・GEMELLO M219をチョイス。ブラック&マシニングのカラーや20インチというサイズ感が見事にマッチ。まさにベストなバランスを産み出している。

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前後バンパーに加え、トランクにもスポイラーを追加し、疾走感を強調させる。サイドスカートは前後部分を立体的な造形とすることで、ボトム部分にフロントからリヤへと続く新たなキャラクターラインを創造する。マフラーはマグナフローをチョイス。漆黒のボディの中で、マスタングエンブレムとマフラーエンドがひときわ映える。


アメリカで賞賛の嵐を生んだキングオブチャレンジャー

マッスルというよりも「スポコン」的な要素を入れた独自路線を突き進むSRT8 HPE600

マッスル感を高めるMラインを注入 チャレンジャーSRTヘルキャット

チャレンジャーならLUXZ、訪問して感じた安心感が決め手


LUXZ
TEL:058-259-3922
URL:https://luxz.jp


Photo: 浅井岳男
Text: 空野稜
アメ車マガジン 2020年 12月号掲載

トラベルトレーラーの本場アメリカで、No.1の売り上げを誇るJAYCO

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JAYCO

これが俺たちのAmerican Life
アメ車と一緒に素敵なアメリカンライフ

移動可能な別荘を牽引しながら、気の向くままに自由な旅へ

これまでのトラベルトレーラーとは一線を画すスタイリッシュなビジュアル。創業して32年を迎えた老舗キャンピングカーショップ「ボナンザ」がオススメするのは本場アメリカでも絶大な支持を集めているJAYCO・ジェイフライトシリーズだ!

トラベルトレーラーで夢のようなキャンプライフ

近年のアウトドアブームをけん引しているキャンプ。一昔前とは異なり、オシャレに楽しむのが最近の傾向で、アイテムも実用性重視からデザイン性に優れた物がラインナップし、これもこのブームに拍車を掛ける要因となっている。

また、キャンプといったらテント泊が醍醐味と感じている人たちは多いが、さらにアップグレードしてモーターホーム&トラベルトレーラーで楽しむ人たちも増加しており、先日開催されたキャンピングカーショーには3日間で7万人が訪れたほど。会場内には大型のタイプから、手軽に楽しめる軽自動車ベースのコンパクトなタイプまで数多くのモデルが展示されていたのだが、会場内でひと際注目を集めていたのが、ボナンザが持ち込んだJAYCO社製のトラベルトレーラーだ。同社は2020年で創業32周年を迎えたアメリカンモーターホーム&トラベルトレーラー専門ショップで、JAYCO社及びTHOR MOTOR COACH社の正規ディーラー。

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ちなみにJAYCO社のジェイフライトシリーズは15年連続でナンバー1セールスを達成している人気ブランド。フロアープランは他社と比べても決して多くはないものの、その分を品質向上に努めることで信頼できるブランドとして確立したことが支持される大きな要因。また、外観は波板を用いた造りでこれまでのモデルとは一線を画し、まるでガレージを彷彿とさせるビジュアル。

今回はボナンザがオススメするJAYCO社製トラベルトレーラーを見ていこう。

ボナンザが販売するトラベルトレーラーの最大のポイントは、購入してナンバー登録さえしたらすぐさま旅に出掛けられること。何しろ他店で購入した場合にはオプション扱いとなる様な装備が標準で備え付けられているからだ。後から自分好みに仕上げていくという楽しみ方もあるが、電動サイドオーニングや電動ムーバーなどは購入時から付いていてほしいアイテム。それが最初から備わっているとなれば申し分ない。

また、トラベルトレーラーはエンジンやミッションを有していないだけにメカニカルなトラブルは皆無。さらに税金も安いため、保管スペースさえ確保できるのであれば実にコストパフォーマンスの高いアイテムと言えるだろう。しかし、自走しないのはもちろん、サイズも大きいということで、保管スペースに頭を悩ませる人は少なくない。だが心配はご無用。同社ではモータープールも用意しているため保管スペースで悩む必要はない。しかも保管中に不具合箇所の修理にも対応してくれるため、まさに至れり尽くせり。

トラベルトレーラーがあれば、あれもこれもとキャンプ道具を積み込むことはなく、必要な時だけ連結していつでも贅を尽くしたトリップが可能。そして切り離せば現地でも気軽に周辺の観光スポットを探索できるメリットもある。さぁ、トラベルトレーラー始めてみませんか!

JAYCO JAY FLIGHT SLX 212QBW

JAYCO JAY FLIGHT SLX 212QBW

3面窓の4~6人がゆったりと寛げる広くて明るいリビングスペースが212QBWの人気の秘密。ダイネット&ソファーはそれぞれベッドとなり2人ずつ就寝可能。その上部にはBluetooth&USB対応オーディオと32インチ液晶テレビを装備。キッチンスペースには電子レンジ、3バーナーガスレンジ&オーブンレンジ、ダブルシンク、170ℓの2WAY型冷蔵庫など設備が充実。エントランスの正面にはトイレ&シャワールームを完備。そして車両前方側にはクイーンサイズのアイランドベッド。両サイドには収納棚が設置されているほか、ベッドの下も収納庫となっている。まさに普通の家と何ら変わらない贅を尽くした装備はもはや移動式の別荘。

トレーラー前方部には左右貫通式の大型外部収納庫を備えているため、外で使用するテーブルやイス、タープなどはこちらに収納すれば室内もスッキリ。たとえ雨で濡れていたとしても気にせず収納できるのはありがたい。また、標準装備の電動サイドオーニングを広げれば車外で快適に食事を楽しめる。外部には電源やシャワー、スピーカーなども装備されている。

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JAYCO JAY FLIGHT SLX 212QBW
全長:7772mm 全幅:2440mm 全高:3200mm 車両重量:1885kg 車両許容重量:2495kg 積載許容重量:610kg ヒッチ荷重:202kg フレッシュタンク:302ℓ グレイタンク:125ℓ ブラックタンク:125ℓ 就寝定員:4~6人

主な装備
★8kgガスボンベ2本 ★サブバッテリー1個 ★エントランス網戸 ★ LEDライト付電動オーニング ★外部収納 ★シティーウォーターコネクション ★ダンプコネクション ★外部シャワー ★オールLED室内灯 ★プライバシーガラス ★網戸 ★4人対座ダイネット(ベッド展開可能) ★常設ベッド ★ルーフエアコン ★ダブルシンク(冷温水) ★3口ガスコンロ ★2ドア大型冷蔵庫(170ℓ) ★電子レンジ(AC100V) ★USB&Bluetooth 対応オーディオ ★水洗トイレ ★シャワールーム ★洗面台 ★ガス式FFヒーター ★32インチ液晶テレビ ★ガス&電気式温水ボイラー(23ℓ)

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JAYCO JAY FLIGHT SLX 184BS
スライドアウト機能が付いているため大型サイズ同等に室内は広々!!

JAYCO JAY FLIGHT SLX 184BS

ジェイフライト1軸シリーズでは中型サイズながらスライドアウト機能が付いた184BS。ダイネット部分が外側にスライドアウトするため、大型サイズ同等の広々とした空間を確保。これによって使い勝手がグっと広がる。フロント側にクイーンサイズの常設ベッド、リアにシングルサイズの2段ベッドが常設されているため、ダイネットを展開することなく就寝可能(ダイネットもベッドに展開可能)。キッチンには電子レンジ、76ℓ冷蔵庫、2バーナーガスレンジ、レンジフードを装備。取り扱うモデルの中でも売れ筋だという184BS。スライドアウト機能がキーポイントとなっている。

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JAYCO JAY FLIGHT SLX 184BS

全長:6600mm 全幅:2160mm 全高:2750mm 車両重量:1340kg 車両許容重量:1701kg 積載許容重量:370kg ヒッチ荷重:138kg フレッシュタンク:98ℓ グレイタンク:75ℓ ブラックタンク:75ℓ 就寝定員:5人

主な装備
★5kgガスボンベ2本 ★サブバッテリー1個 ★エントランス網戸 ★LED ライト付電動オーニング ★外部収納 ★シティーウォーターコネクション ★ダンプコネクション ★電動ムーバー ★オールLED 室内灯 ★プライバシーガラス ★網戸 ★4人対座ダイネット(ベッド展開可能) ★常設2段ベッド ★ルーフベンチレーター・シングルシンク(冷温水) ★2口ガスコンロ ★1ドア冷蔵庫(76ℓ) ★壁掛けエアコン(AC100V) ★電子レンジ(AC100V) ★USB&Bluetooth対応オーディオ ★水洗トイレ ★シャワールーム ★ガス式FFヒーター ★ガス&電気式温水ボイラー(23ℓ)

JAYCO JAY FLIGHT SLX 184BS

JAYCO JAY FLIGHT SLX 154BH
取り扱うモデルの中では最小ながらも使い勝手や取り回しに優れて人気が高い

JAYCO JAY FLIGHT SLX 154BH

ボナンザで取り扱うジェイフライトシリーズでは最小モデルとなる154BH。エントランスの右手(前方側)にダイネットがあり、3面採光で明るく、奥行きが1360mmあるため大人4人が座っても十分にゆったりとくつろげる開放的なスペースとなっている。その横にはキッチンがあり、電子レンジ、レンジフード付き2バーナーガスレンジ、シングルシンク、76ℓ冷蔵庫を備える。車両後方部の左側には常設の2段ベッドを備え、フロントダイネットを展開すれば大人4人が就寝可能。その向かい側にはトイレ&シャワールームとなっており、小型モデルといえども充実した装備が整えられている。

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JAYCO JAY FLIGHT SLX 154BH

全長:5440mm 全幅:2160mm 全高:2740mm 車両重量:1173kg 車両許容重量:1474kg 積載許容重量:301kg ヒッチ荷重:143kg フレッシュタンク:60ℓ グレイタンク:75ℓ ブラックタンク:75ℓ 就寝定員:4人

主な装備
★5kgガスボンベ2本 ★サブバッテリー1個 ★エントランス網戸 ★LEDライト付電動オーニング ★外部収納 ★シティーウォーターコネクション ★ダンプコネクション ★電動ムーバー ★オールLED 室内灯 ★プライバシーガラス ★網戸 ★4人対座ダイネット(ベッド展開可能) ★常設2段ベッド ★ルーフベンチレーター ★シングルシンク(冷温水) ★2口ガスコンロ ★1ドア冷蔵庫(76ℓ) ★壁掛けエアコン(AC100V) ★電子レンジ(AC100V) ★USB&Bluetooth対応オーディオ ★水洗トイレ ★シャワールーム ★ガス式FFヒーター ★ガス&電気式温水ボイラー(23ℓ)

JAYCO JAY FLIGHT SLX 154BH

JAYCO JAY FEATHER 20BH
フルモデルチェンジしたジェイフェザーシリーズ上級モデルならではの豪華装備がポイント!!

JAYCO JAY FEATHER 20BH

ジェイフライトシリーズとは異なり、フラットパネルを使用した外観のジェイフェザーシリーズ。2020年モデルでフルモデルチェンジし、内外装のデザインが一新されている。この20BHはワイドモデルの中では全長が抑えられているため、取り回しが容易だけでなく、上級モデルならではの装備と作りが最大のポイント。配置は長年実績のあるレイアウトで、機能的で使いやすいと人気も抜群。外側にもシンク&冷蔵庫が設置されているため、わざわざ室内に移動することなく作業できるのがうれしい。内装カラーはホワイトモデルとダークモデルがあり、オーダー時に選択できる。

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JAYCO JAY FEATHER 20BH

全長:7300mm 全幅:2500mm 全高:3200mm 車両重量:1950kg 車両許容重量:2495kg 積載許容重量:550kg ヒッチ荷重:230kg フレッシュタンク:160ℓ グレイタンク:115ℓ ブラックタンク:115ℓ 就寝定員:2~5人

主な装備
★8kgガスボンベ2本 ★サブバッテリー1個 ★エントランス網戸 ★LEDライト付電動オーニング ★外部収納 ★シティーウォーターコネクション ★ダンプコネクション ★外部シャワー ★オールLED室内灯 ★プライバシーガラス ★網戸 ★4人対座ダイネット(ベッド展開可能) ★常設ベッド ★ルーフエアコン ★ダブルシンク(冷温水) ★3口ガスコンロ ★2ドア大型冷蔵庫(170ℓ) ★電子レンジ(AC100V) ★USB&Bluetooth対応オーディオ ★水洗トイレ ★シャワールーム ★洗面台 ★ガス式FFヒーター ★32インチ液晶テレビ ★ガス&電気式温水ボイラー(23ℓ)

JAYCO JAY FEATHER 20BH


BONANZA【ボナンザ】
ADDRESS:東京都武村山市三ツ藤3-12-1
TEL:042-520-1866
HP:https://www.bonanza.co.jp
営業時間:10:00~19:00
定休日:火・水曜日

ボナンザ


Photo&Text:編集部
アメ車マガジン 2020年 5月号掲載

フルエアロスタイルが、一世風靡した4thカマロ!

1997 CHEVROLET CAMARO Z28

1997 CHEVROLET CAMARO Z28

THE 90’s STRIKES BACK ナインティーズの逆襲

味気ないスマートフォルムよりも、ボトムスのボリューム感こそカスタムの神髄とされた90年代のカスタムシーンにおいて、4thカマロのトレンドはまさにフルエアロスタイルが人気を博した。その代表作がトップスピードのフルエアロスタイルだ。

ダイナミックなフォルムが映えるスタイリング!

スペシャルティカーなるジャンルからか、どうしてもパフォーマンス性や走りに関しての記事が際立つ4thカマロ。V6かV8か?

前期か後期か?といった比較対象も多く、いかに当時のアメリカンスペシャルティカーが魅力を博していたかが伝わってくる。

しかし、ここではあえてパフォーマンス云々ではなく、ドレスアップ&カスタムの視点から4thカマロを考察していこうと思う。90年代はカーカスタムカルチャーが大きな賑わいを見せる空前のフルエアロブーム。それこそ軽自動車からセダンにワゴン、硬派な四駆ですらエアロを纏っていた時代だ。特徴としてはボトムスのボリューム感を際立たせたフォルム造型美であり、空気抵抗よりもビジュアル重視といった風潮も見られた。

1997 CHEVROLET CAMARO Z28

その当時、カマロのフルエアロで一世を風靡したのが紹介するトップスピードだ。エアロを装着するだけで販売価格が跳ね上がると噂されたほどの人気ぶりで、ノーマル車と比較してもそのインパクトの差は歴然。現車はSunsetサンセットと名が付く人気ナンバー1のシリーズで、その他シンプルな造形のROCKAWAY、後期フェイスのアンダーダクト開口部を大きく設けたVeniceも存在した。そのエアロ造型美を締めくくる大型のリアウィングも当時ならではのフォルムで、USブランドのホイールよりも国産メーカーの社外ホイールが多く流通していた当時、それを履きこなすための変換スペーサーまでリリースされていたことも特筆物。20年以上の時を経て、今なお当時のスタイルを貫き続ける、協力いただいたオーナーに敬意を示したい。

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5.7ℓ V8ℓ LT-1エンジンを搭載する97年モデルのZ28。翌年からLS-1エンジンへと進化を遂げ、フェイスも角目から一新されるため、ある意味90年代らしさを色濃く感じさせてくれる最終モデルと言える。個人的には後のLS-1よりもアメ車らしい荒々しさがダイレクトに伝わるLT-1エンジンが好みである。

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当たり障りのないデザインのインテリアは当時、少々刺激に欠けるものではあったが、過剰な装飾が際立つデザインが主流となった現在、再び運転座席に座ると何とも言えないアナログ感が妙に落ち着く。スマホに慣れた手で久しぶりにガラケーを握った時の感覚に近い物がある。

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国産ホイールのSupreme18インチは変換スペーサーを装着してセット。アメ車に国産メーカーホイールを合わせるスタイルも当時人気を博した定番の手法。


THANKS:TOP SPEED
TEL:072-886-0007


PHOTO&TEXT:石井秋良
アメ車マガジン 2020年 4月号掲載

「各務原まつり」に登場した戦闘機カラーのマスタング

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FORD MUSTANG OWNER : 犬塚貴志
LBWK LIBERTY WALK CUSTOM OWNERS FILE ②

ワイドボディやスラムドスタイルはサラッとラフに乗りこなせ!

日本のみならず世界にその名を轟かせるリバティーウォーク。その独創的なスタイルに魅了されるファンは国内外を問わず増殖中。常にトレンドの最先端を行く姿勢は多くのカスタムフリークたちを虜にし、同社のカスタムコンプリートモデルを指名買いするユーザーも多い。しかし、クルマは飾って眺める物じゃない。ラフに走らせて楽しんでこそ本当の価値がある。

各務原まつりで話題となったクルマ!

2019年の9月、岐阜県の各務原市で開催された「各務原まつり」に登場した戦闘機カラーのマスタング。実はその一カ月前にオーナーとなり、現地まで乗りつけたのが紹介する犬塚さんだ。航空自衛隊、飛行開発実験団のF‐4EJ、F‐15J、F‐2Aが、リバティーウォーク製作の戦闘機シリーズ(アヴェンタドール、ウラカン、フェラーリ458、BMW435i、R35GT-R)が集結する姿はユーチューブでも話題となり、まるでハリウッド映画の様な超絶なインパクトを誇る。撮影当日、犬塚さんは仕事の都合で遅れて参加となったのだが、その存在感の高さは別格。

FORD MUSTANG

FORD MUSTANG

戦闘機カラーと簡単に言っても、リベット打ちの部分など高速で空を舞うことで発生すると見立てた黒い風切りの跡を筆頭に、フロントボンネット先端の擦れや傷まで忠実に塗装で再現されている点は、もはや芸術の域。大げさかもしれないが、実際に空を飛んできたかの様な錯覚すら覚える程にリアルだ。「思わず実車をじっくり撮ることができて光栄です!」とオーナーと話をすると、最初は皆そういってくれるんだけど、仕事先に乗り付けても見慣れてくると「またあのクルマで通勤している程度にしか思われなくて…、その位自分にとっては日常で、割と普通に乗っています」と。戦闘機マスタングの人! で覚えてもらえるのは本望。「もう見慣れた」と言われるくらい当たり前にデイリーユースすることこそ、クルマ冥利に尽きると言えるだろう。

真鍮の様な風合いのエンブレムも塗装で表現しており、コンセプトが明確かつ徹底されている正真正銘のショーカー。カジュアルな戦闘機塗装や、ヤレた感じを演出するエイジング塗装とは一線を画す、仕立ての良さも特筆物だ。

こちらのページで紹介するワイドボディマスタングとパーツ構成はほぼ同じなのに、まるで数年間戦地で活躍して帰還したかの様な印象をもたらせる別格のオーラが漂う。マフラーはFI可変バルブ式を採用しており、日常走行で音量をマイルドに切り替え可能なこともデイリーユースを可能にするギミックの一つとなる。

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LBWK LIBERTY WALK CUSTOM OWNERS FILE

白黒基調で往年の旧車らしさが際立つチャレンジャー

青いリバティーウォークフルコンプリートのマスタングを見て一目惚れ

ディープインパクトブルーカラーにLBワークスフルコンプリートとなるマスタング

セマ出展車両のクライスラー300をパワフルにこなすアメ車女子

押し出し感の強い威風堂々とした表情で魅力を放つクライスラー300C

同級生の2人が選んだのは、ラグジュアリーブームを巻き起こした300とH2だった。


THANKS:LIBERTY WALK
TEL:0561-51-0001
HP:https://libertywalk.co.jp


PHOTO&TEXT:石井秋良
アメ車マガジン 2020年 12月号掲載