少し小さいナビゲーターが 実は今、売れている!?【リンカーンアビエーター】

[vc_row][vc_column][vc_column_text]2005 リンカーン アビエーター、2005 LINCOLN AVIATOR

2005 LINCOLN AVIATOR

やっぱい乗るなら4WD・SUVでしょ!? Enjoi 4wd&SUV LIFE

プレミアムSUVの先駆者であるリンカーン・ナビゲーター。そのアイデンティティを持ちながら、ボディをコンパクトにしたのが2003~2005年のみ生産されたアビエーターだ。サイズ的に当時は不人気だったが、実は今、そのサイズだからこそ「丁度いい」と見直され注目のようだ。

5m未満のボディで豪華快適装備が魅力

リンカーン・ナビゲーターを知っていても、アビエーターを知らない人もいるだろう。03年~05年のわずか3年という間に生産された、フルサイズボディのナビゲーターをひと回りコンパクトにした、ミドルサイズボディがアビエーターだ。つまりは、フォード・エクスペディションがベースにあるナビゲーターに対し、エクスプローラーをベースにするのがアビエーターというわけだ。

見た目がチョット小さいとはいえ、外観をパッと見ての判別はほぼ無理だろうし、豪華快適装備も違いは見当たらない。唯一確実な違いといえるのはエンジンで、ナビゲーターが5.4ℓV8なのに対し、アビエーターは同年型エクスプローラーと同様の4.6ℓV8を搭載する。

2005 リンカーン アビエーター、2005 LINCOLN AVIATOR

2005 リンカーン アビエーター、2005 LINCOLN AVIATOR

そんなアビエーターが、千葉県のガレージジョーカーで今、よく売れているようだ。以前までは「ミニナビゲーター」の需要はないとして、在庫候補にも挙がらなかったが、たまたま下取りで入り、それを代車として採用したところ「サイズが乗りやすい」と、オーナーから思いのほか好評で、試しに一台在庫すると希望者が数件あったとか。後に仕入れた数台も購入者が決まり、初代最終型の撮影車両が最後の一台となっている。

プレミアムSUVのブランディング的に、フルサイズが王道という流れがあり、当時は微妙な存在だったアビエーター。だが現実的に「乗りやすいサイズ」という点が今更ながら評価され、プラス豪華装備も充実となれば、選ばれるのも納得できる。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]渋い魅力に惹かれるメキシコ産クラシックスタイルの2ドアタホ

人気薄? だからこそ狙い目!優等生な2世代目デュランゴ

amZ2018で最優秀賞を獲得 シャイアンフェイスが熱い![/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]2005 リンカーン アビエーター、2005 LINCOLN AVIATOR

05年イヤーモデルで消滅したアビエーター。ミドルサイズのプレミアムSUVとしては、MKXが後を受け継いで登場する。そして2020年型として、新型アビエーターが復活したことで、「消滅したモデル」とは言われなくなった。

2005 リンカーン アビエーター、2005 LINCOLN AVIATOR

アビエーターのボディサイズは全長4909mm×全幅1931mm×全高1814mm、ホイールベース2889mm。一方ナビゲーターは、全長5232mm×全幅1976mm×全高2037mm、ホイールベース3018mmとなり、全長だけではなく全体的にコンパクトになっている。

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当時のエスカレードと比べ、リンカーンロゴの入ったインパネカバーは特徴的だった。オープンすると現車には7インチワイドのモニターが設置されている。ドアガラス開閉ボタンはセンターアームレストにある。初見では必ず探す羽目になる。

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さすがプレミアムSUVだけに、フルレザーシート。2列目はキャプテンタイプでヘッドレストモニター付き。3列目は補助的なシートではなく、足元や頭上に大きな広さがあるので、大人も十分乗ることができる。3列目を倒せばフラットになる座面も、この年代のアメ車にはないモデルもあるので流石である。

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エンジンは同年型エクスプローラーと同じ4.6ℓV8。302hp/5750rpm、41.4kg‐m/3250rpm を発揮する。4AT。数km試乗したが、出だしから一気に加速するレスポンスは特筆で、ナビゲーターと比べ不満があるかといえば全く感じないだろう。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]伝説のモンスタートラック454SS 桁違いの加速を堪能せよ!【ガレージジョーカー】

再び人気上昇中の90年代四駆、レアなシボレーK2500を見逃すな![/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]GARAGE JOKER
TEL:0479-26-3949
URL:https://www.garage-joker.com[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]■写真& 文:相馬一丈[/vc_column_text][vc_separator][vc_column_text]アメ車マガジン 2020年 4月号掲載[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row]

タンドラが入るように設計したガレージは、サバナが無事に入るので結果オーライ!?

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これが俺たちのAmerican Life
アメ車と一緒に素敵なアメリカンライフ
2003 HUMMER H2

クルマを停めておくだけでなく、仲間と過ごす貴重な空間でもある

ガレージを作ったら、休日は仲間と一緒に過ごしたり、愛車のレストアをしてみたい…。そんな夢を32歳にして叶えたのが、ここで紹介する広島にお住いの片岡さんだ。

レストアを行なうつもりが、仲間と集まるスペースに

現在は自営業を営む片岡さん。かつて鈑金工場に勤務し、国産車には一通り乗ってきたカーマニア。「いつかはアメ車に乗ってみたかったし、何と言っても目立つ!」ということで、H3を皮切りにタンドラH2マスタングと乗り継ぎ、そして間も無くH2からフルサイズバンのサバナへ乗り換える予定だ。

そもそもガレージを作ろうと決意した時はタンドラに乗っており、それがすっぽり収まるサイズで設計していたそう。だが、片岡さんはどちらかと言うと頻繁に愛車を変える性分で、ガレージが完成した時には愛車がH2に変わっていたそうだ。「ガレージを作った目的は、レストアやちょっとした整備を行なうためでした。また、趣味のキャンプ道具置き場にもなるなと思っていました。休日に仲間が集まる場所は確保できましたが、当初の目的であったレストアは、仕事が忙しいことと、近くに頼りになるショップのカーボックスがあるので、全く着手していません。カスタムも任せていますが、何となくテイストを伝えると要望通りに仕上げてくれるので、非常に助かりますね」と語る。

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ちなみに片岡さん、アメ車だけでなくバイクも趣味ですでに2台所有中。他にもキャンプが好きだが、めっきり出かける時間が取れなくなっているのが悩みの種。そこで、気の向くままに出かけ車中泊もできてしまうサバナに乗り換えを決意。自宅やガレージの中だけではなく、これからは家族3人の時間をサバナとともに積み重ねてゆくことだろう。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]_N6I3403

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1インチリフトアップ、20インチのFUELに35インチのジオランダーM/T+を組み合わせる。ゴテゴテと飾り立てるのではなく、ノーマルの雰囲気を残したさりげないカスタムを楽しむ。ちなみに弦希くんもH2が大好きで、たどたどしい言葉で「ハマー」と話してくれる。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]_N6I3370

H2の次の愛車に選んだのが、このサバナ。レアなリージェンシーと言うグレードをチョイス。H2同様、さりげなくカスタムを施すが、具体的なパーツ名を指定しなくても、良い意味で「い〜感じ」にカーボックスでは仕上げてくれる。「車両の購入だけでなく、カスタムやメンテナンスまでお任せできる、頼もしいショップ」と片岡さんは語る。

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タンドラを停めるはずでしたがサバナが入れられて良かったです(笑)[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]_N6I3376

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本来はレストア用のスペースだったはずが、いつの間には漫画やテーブルが置かれ憩いの場として活用中。奥の倉庫にはキャンプ道具が満載。バスケが好きだったこともあり、ガレージの横には片岡さんと仲間たちがコレクションするバッシュがズラリ。

ガレージの外にも駐車スペースがあり、ざっと見ても6台ほど駐車可能。確かに仲間が集まるには最適で、BBQ などもできてしまいそう。ちなみにこちらのマスタングも一時期片岡さんが所有していたが、乗る機会がほとんどなく知人に継承してもらったそうだ。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]Special Thanks:CARBOX
TEL:082- 815-8448
URL:http://www.bs-carbox.jp/[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]★ Photo:浅井岳男 ★ Text:空野稜[/vc_column_text][vc_separator][vc_column_text]アメ車マガジン 2020年 5月号掲載[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row]

レンジャーラプターは北米市場に設定が無い

[vc_row][vc_column][vc_column_text]2019 フォード レンジャー、2019 FORD RANGER

2019 FORD RANGER

チャレンジャーだけじゃない。新たな刺客現る、このサイズ感でこの風貌“狙い目の条件”あり

フォードのミッドサイズピックアップトラックであるレンジャーが、2019年に復活した。2012年に、リーマンショックによる長い不況のアオリを受けモデル整理が急務となり、フォードが廃止としたモデルだ。だが新興国であるタイを中心とし、オーストラリアや欧州市場も見据えてレンジャーを復活させたのである。日本でもハイラックスが一定の人気を博していることもあり、サイズ的に似たレンジャーは面白い存在かもしれない。

そして新型レンジャーの大きなトピックが、オーフロードパフォーマンスモデルのラプターを設定したことだ。F150ラプターは本国でも大きな注目を浴びる人気グレードだけに、レンジャーラプターも注目なのは間違いないのだが、実は北米で販売されるグレードは、XL、XLT、ラリアットの3モデルのみ。つまりレンジャーラプターは、今のところ「北米では売っていない」のである。

他のグレードに比べ、オーフロード性能を強化したラプターは、フェイスも専用グリルを備えるなど、走行性能はもちろん、見た目でも圧倒的に「映える」。となれば、日本と同じ右ハンドルでもあり、タイやオーストラリアからレンジャーラプターを輸入となるのだが、それらの国と密接なルートを持つアメ車ショップは残念ながら無いのが実情だ。

その状況に注目したのが、新しい挑戦を常に続けるラグジだ。2019年のSEMAショーで「サイズ的にも日本には最適だし、見た目も悪くない」とレンジャーラプターに注目。だが、何度も言うようにラプターは北米では販売していない。そこでラグジが考えたのが、タイやオーストラリアに新たなルートを作るのではなく、通常グレードのレンジャーにラプターフェイスを移植することだった。

2019 フォード レンジャー、2019 FORD RANGER

今回撮影したのは、その第一作目のモデル。ラプターフェイスに加え、20インチLEDバーライトを加えたプレランナーガード付きフロントバンパー、リアセンサーバンパー、ラフカントリー6インチリフトアップキット、ブッシュワーカーフェンダー、フューエル・マットブラック20インチホイール、33インチMTタイヤを装着し、ラプターらしい力強さを注入。

2.3ℓエコブーストエンジン搭載で維持費も安く、ラプターのエッセンスがタップリ加わったラグジ・レンジャーは、チャレンジャーだけじゃない、新たな注目モデルといっていいだろう。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]2019 フォード レンジャー、2019 FORD RANGER

2019 フォード レンジャー、2019 FORD RANGER

通常グレードのレンジャーグリルはかなりシンプル。グリルに大きな「FORD」の文字がラプタースタイル。ラプターフェイスに移植し、ラフカントリー20インチLEDバーライト&フォグLEDライト、FAB FOURS VENGEANCEプレランナーガード付きフロントバンパー、リアセンサーバンパーに変更されている。

FUEL REBEL D679マットブラックの20×9J

ラフカントリー6インチリフトアップキット

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ブッシュワーカーオーバーフェンダーを装着

ホイールはFUEL REBEL D679マットブラックの20×9J。タイヤはRBP REPULSOR M/Tタイヤ(33 ×12.50R20)。ラフカントリー6インチリフトアップキット、ブッシュワーカーオーバーフェンダーを装着。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]ラングラー→グランドチェロキー、ティーン時代の憧れを実現

ギラギラしたトラックとは趣が異なる、異端な存在のラムREBELが日本に上陸!

ノーマルと圧倒的に存在感が違う、史上最強&最速のJEEPが降臨!

グランドチェロキートラックホークのEDGE CUSTOMSが始動![/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]Produced by LUXZ
TEL:058-259-3922
URL:https://luxz.jp[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]Photo:古閑章郎
Text:相馬一丈[/vc_column_text][vc_separator][vc_column_text]アメ車マガジン 2020年 5月号掲載[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row]

アメリカ風じゃなく“リアルアメリカン”細かい部分まで本国仕様ハウス

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Let’s AMERICAN HOME
OWNER: 藤根達矢さん

アメ車に乗るなら自宅もアメリカな雰囲気にしたかった

今東海エリアのアメ車乗りで、ガレージ付きのアメリカンな自宅に住むオーナーが増えているという。いつかは夢見るアメ車オーナーの理想の空間を実現した、藤根さん宅を紹介しよう。

アメリカ風じゃイヤ、リアルを追求した仕様に

「近くまで来れば、場所はきっと分かりますよ」。

今回自宅へ訪問する藤根さんから、住所を聞いた際に補足で言われた言葉通り、近くの通りからでもハッキリと、ここが「藤根邸」と分かる異文化エリアが飛び込んでくる。周辺の良くある日本方式の住宅とはまったく一線を画するラップサイディングの真っ白な外壁は、まさに典型的なアメリカ住宅だ。

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建築や設計は、愛知県刈谷市にある「ジェネラルアメリカンホーム」。代表である杉山氏がアメリカの大学で建築デザインを学び、本場アメリカのデザインを取り入れた建築を行なうハウスメーカーだ。過去にチャレンジャー、現在は97年型タウンカーを所有する藤根さんも、いつかはガレージ付きのアメリカンな自宅に住みたいと憧れを持ち、コツコツと貯金に励みながら、多くの住宅メーカー巡りを実施。しかし、自分が思い描く理想の空間を作るハウスメーカーはなかった。「結局アメリカンな雰囲気だけで、言ってみれば『アメリカ風』。を作るだけ。そこで出会ったのが、リアルなアメリカ住宅を作るジェネラルアメリカンホームだったんです」。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]194A0642

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藤根さんご一家。賑やかな二人の息子さんと4人家族。150坪という広大な敷地に、ジェネラルアメリカンホームの設計デザインでリアルアメリカンの住宅を建築。2018年9月に完成。Xマスには電飾が施され、ウッドデッキ正面からはプロジェクターによってライトアップ。ここに住み始めてサボテン栽培にハマったという藤根さん。庭の一角に自慢のサボテン達が植えられている。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]194A0405

自由に相談できる自由設計で理想の空間が完成

思うような理想のハウスメーカーと出会うことがなかった藤根さんだが、ジェネラルアメリカンホームが主催するオープンハウスで遂に運命の空間と出会うことになる。「同じアメ車乗りの方のご自宅で、雑貨が飾られたガレージにはワクワクしたし、外装もアメリカのデザインを忠実に再現し、自宅に入ったら細かい建具までアメリカ仕様。こうした細かい部分にもリアルを追求して、自由に設計できることが分かって、ジェネラルさんに決めたんです」。

本国から材料を取り寄せれば、どのハウスメーカーでもそれなりの家屋は建てられるが、ジェネラルアメリカンホームは、屋根のハリの角度といった細かい部分も本国仕様を再現し、棚の設計配置、壁枠の装飾などといった部分まで自由に相談して、それに見合った提案をしてくれる。まさに藤根さんが探し求めたハウスメーカーだったのだ。

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2018年9月に完成した、憧れのリアルアメリカ仕様の藤根邸。BBQができ、のんびり外で過ごせるウッドデッキも設置し、コレクションのアメ雑を飾る秘密基地を備えるガレージも当然完備。自宅内は白を基調にまとめ、ソファなどの家具もアメリカ製にこだわるなどリアルを追求。全館空調システムのセントラルヒーティングを取り入れるなどの最新設備も導入する。

藤根さんが出会ったオープンハウスのアメ車オーナーとは、その後も付き合いがあり、一緒にBBQもする仲。撮影一週間前には藤根邸がオープンハウスとして開放され、約100人が訪れたとか。ここからまた、夢の空間を作る人が増えることだろう。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]194A0422

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TV台の棚、玄関横のスニーカー棚といった部分も、ジェネラルアメリカンホームの大工さんと打ち合わせしながら作るなど、本当に自由設計度が高いのが特徴。トイレは別空間にしたかったということで、壁紙もアメリカから取り寄せアダルトな雰囲気に。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]

ガレージを見渡せる秘密基地が欲しかった、ここが唯一自分が好きにして良い空間です

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趣味の部屋である、秘密基地があるガレージ付きの自宅に住むのが夢だったという藤根さん。クルマを上から見下ろす位置に秘密基地を設置。お酒を飲みながら、コツコツと買い集めたアメ雑を配置する時間が至福の時間だという。大事なコレクションだが、息子さんが遊び道具にしてしまうのが悩みどころだとか。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]97年型タウンカー

97年型タウンカー

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以前はチャレンジャーを所有し、イベントでアメマガに取材された経験もある。その後気分転換で国産SUV に乗り換えたが、自宅をアメリカンにすることをキッカケに再びアメ車へ。ローライダーに乗ってみたかったということで、97年型タウンカーを選び、ベージュ&ブラウンの2トーンカラーでオールペン。ピンストやゴールドリーフも加え、今後はエアサスなどでローダウンを目指す。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]General American Home【ジェネラルアメリカンホーム】
所在地:愛知県刈谷市東境町登り坂100
TEL:0566-91-3007
URL:http://g-a-h.sakura.ne.jp/wp[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]写真:古閑章郎[/vc_column_text][vc_separator][vc_column_text]アメ車マガジン 2020年 4月号掲載[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row]

最後のアメリカンスポーツC7コルベットを堪能!希少な7速マニュアルでFR駆動!

2018 シボレー コルベット グランスポーツ、2018 CHEVROLET CORVETTE GRAND SPORT

2018 CHEVROLET CORVETTE GRAND SPORT 3LT 6.2L-V8 7Speed-MT

CORVETTE CHRONICLE

希少な7速マニュアルでFR駆動

C8がミッドシップレイアウトとなり、FR後輪駆動モデルとしては最終モデルとなったC7。BUBUではここ最近C7の入庫が多く、高年式低走行の魅力的な個体を取り揃えている。なかでも紹介するグランスポーツは、何と7速マニュアル!アメリカンスポーツを堪能する上でまさに理想の一台である。


C7を一際ワイドフォルムへと仕立て上げたコルベットグランスポーツ


自然吸気をマニュアルで操る懐古主義的な優越感

FR史上最後のモデルとなったC7。ハイパフォーマンスだけを条件に言うならばZR‐1が頂点であることに間違いないが、実はグランスポーツを指名買いするファンが意外に多い。

大きな理由の一つとしてZ06譲りのシャーシ&エアロダイナミクスを持ちながら、自然吸気の伝統的なV8 OHVであること。スーパーチャージャー付きとは異なる昔ながらのダイレクトな加速感、そして素直なステアリングフィールが多くのコルベットファンたちを虜にしている。

2018 シボレー コルベット グランスポーツ、2018 CHEVROLET CORVETTE GRAND SPORT

現車はグランドエフェクトパッケージとなり、カーボンファイバー製のフロントからサイド、リアにかけてC7のフォルム造型美に磨きをかけたプロポーションを持っており、地を這って走らせる様な感覚で走る姿は街ゆく人の視線を釘付けにする程の魅力を放ち、その存在感はスーパーカーに匹敵するレベルと言っても過言ではない。

この個体最大の魅力はそこではない。現行モデルでは消滅してしまったマニュアルモデルにこそ、付加価値の高い一台なのだ。C8はデュアルクラッチ式が採用されており2ペダル化へと進化を遂げた。もちろんこれはコルベットに限った話ではなく、昨今の新型モデルはマニュアル車が減少傾向になってきている。

2018 シボレー コルベット グランスポーツ、2018 CHEVROLET CORVETTE GRAND SPORT

チャレンジャーR/Tスキャットパックや、シェルビーGT350に続き、マニュアル車を推すBUBU阪神。その意図はご想像のとおり、懐古主義的な優越感に浸れる名車が現存する残り僅かな期間を大切にして、カスタマーへ届けたいとの想いである。BCDとしても機能する同社はヴィンテージモデルも数多く取り扱っており、いずれ希少価値の上がる個体か否かを選別する目は鋭い。

C7のグランスポーツそのものが特別珍しいわけではないが、マニュアルモデルとなれば話は別。日本国内ではそうそう出回っていない希少車ゆえに、また出てくるだろうと鷹をくくって待っていると本当に手に入れられなくなる可能性は大いにありうる。価値ある一台が日本国内で販売されている今が、ある意味最後のチャンスかもしれない。

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1963年にわずか5台のみ作られたプロトタイプレーシングカーが由来となるグランスポーツ。その歴史を汲み取るかのごとく、レーシングカーを彷彿させるグランドエフェクトキットやリアウィング、4本出しセンターマフラーや各部ダクトなど、FRコルベットの集大成に相応しいプロポーションとなる。

6.2ℓのV8 OHV LT-1エンジンを搭載するグランスポーツ

6.2ℓのV8 OHV LT-1エンジンを搭載するグランスポーツ。ノンターボの自然吸気で460hpを発生させ、どの回転域からも機敏なレスポンスと瞬発力のある加速耐性は官能的。8速ATよりも7速マニュアルの方がダイレクトにそのフィーリングを堪能できることも、グランスポーツのマニュアルモデルを推す理由の一つだ。

2018 シボレー コルベット グランスポーツ、2018 CHEVROLET CORVETTE GRAND SPORT

サテンブラックにレッドストライプのアクセントがスポーツテイストを掻き立てるグランスポーツ専用ホイール。フロント19インチ(285/30ZR19)、リア20インチ(335/25ZR20)に、フロント6ポッド、リア4ポッドのブレンボ製ブレーキシステムが標準で装備される。

2018 シボレー コルベット グランスポーツ、2018 CHEVROLET CORVETTE GRAND SPORT

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2018 シボレー コルベット グランスポーツ、2018 CHEVROLET CORVETTE GRAND SPORT

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液晶ディスプレイとなったグラフィカルなメーターはドライブモードセレクターの設定に応じて表示の切り替えが可能。レッドステッチのレザーバケットシートは剛性、ホールドに秀でており、7速マニュアルで少々荒々しく走らせても着座姿勢の安心感が別次元。


惚れ惚れするフォルムでFRモデル史上最高峰と称賛されるコルベットグランスポーツ
コルベットらしさを継承しつつ、進化を遂げた集大成!

Thanks:BUBU 阪神
TEL:06-6427-5151
HP:http://www.bubu.co.jp


PHOTO&TEXT:石井秋良

アメ車マガジン 2020年 8月号掲載

コルベットヒストリー⑦【2014~2019 コルベットC7】

[vc_row][vc_column][vc_column_text]CORVETTE C7、コルベットC7

CORVETTE CHRONICLE

The CORVETTE HISTORY
2014~2019 CORVETTE C7

コルベットとして最後のFRレイアウトとなったC7

世界水準のスーパースポーツとしてさらに躍進すべく、ミッドシップまたはリアにアレンジすることが検討されながらも、コストを抑えるために、従来通りのFRでリニューアルされた。主力のユーザー層の大半が55歳以上という状況に対して、若いユーザーを取り込むべく、2012年に人気ゲームグランツーリスモ5でカモフラージュバージョンを発売。13年のインディ500では、12度目のペースカーとしてコルベットを利用するなど、積極的にアプローチ。68年型のC3以来、コルベット・スティングレイのネーミングを導入するなど、コルベットならではの象徴的なファクターを取り入れながらも、革新的にリニューアル。

CORVETTE C7、コルベットC7

CORVETTE C7、コルベットC7

C6をさらにダイナミックなスタイリングでアップデート。テールレンズは、伝統の丸型から、新型カマロから着想した角形にアレンジ。4本出しのテールパイプも含め、熱心なコルベットファンからは、批判的な意見が多かった。フェンダー、ドア、リアクォーターパネルの他に、フード、脱着式ルーフパネルもカーボンファイバー製。シャシーは新たなアルムフレームと「カーボンナノ」コンポジットによるアンダーボディパネルで構成。軽量素材の使用が増えたにもかかわらず、歴代コルベットにおいて、最も軽量のC6のZ06が1394kgなのに対し、C7のZ06は、なんと200kg増の1598kg。最もヘビーなZR‐1は、1615kgにまで増加。それでも、新しいLT1(6.2ℓ)スモールブロックV8は、455hpを発生し、0‐60mphは3.8秒という速さを実現。トランスミッションは、マニュアルで7速、ATは8速となった。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]CORVETTE C7、コルベットC7

C3からのラップアラウンドなリアガラスの廃止、カマロに通じる角形レンズ、4本出しマフラーなど、テールのデザインが最も大幅に変化。ルーフはカーボン製で脱着式。スタイリング的にも世界的スーパースポーツとしてのイメージが強まった印象のC7。

CORVETTE C7、コルベットC7

CORVETTE C7、コルベットC7

カーボンやハンドメイドの上質なレザーのコンビネーションによって飛躍的に質感が向上。シートはマグネシウムフレーム製で、コンペティション用と2種あり。8インチ・デュアルドライバー・スクリーンを採用。

CORVETTE C7、コルベットC7

エンジンは6.2ℓの新型LT1。標準で450hp、Z06では650hp、スーパーチャージャーを装備するZR1は750hp。サスペンションは、独立した不等長のダブルウィッシュボーン、ファイバー製横置きモノリーフスプリング、磁気粘性ダンパーで構成。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]PHOTO:AKIRA ISHII
TEXT:HIDEKI ISHIBASHI[/vc_column_text][vc_separator][vc_column_text]アメ車マガジン 2020年 8月号掲載[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]コルベットヒストリー①【1953~1962 コルベットC1】

コルベットヒストリー②【1963~1967 コルベットC2】

コルベットヒストリー③【1968~1982 コルベットC3】

コルベットヒストリー④【1984~1996 コルベットC4】

コルベットヒストリー⑤【1997~2004 コルベットC5】

コルベットヒストリー⑥【2006~2013 コルベットC6】[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row]

アメ車専門店のライオンハートがまさかのスクールバスを直輸入!

[vc_row][vc_column][vc_column_text]1996 FORD E350 COLLINS

1996 FORD E350 COLLINS

AMERICAN VEHICLES FOR THE JOB/COMMERCIAL VEHICLE
アメリカ的“ 働くクルマ”がカッコいい!!

アメリカらしい働くクルマと言えば、やっぱり独特なカラーリングのスクールバス。SUVやラングラーを積極的に取り扱うライオンハートが、何とアメリカから直輸入しちゃいました。

注目度抜群のスクールバス、使い方はユーザー次第だ!

映画やドラマ、はたまた旅行でアメリカに出かけたことがある人なら、必ず目にしたことのあるスクールバス。独特なオレンジがかったイエローに黒のストライプが施されており、ベース車両が変わってもこのカラーリングは普遍的なものとなっている。

今回、愛知のライオンハートが独自に輸入したのは、スクールバスの中でも最もコンパクトなモデル。製作したのはスクールバスのビルダーとして非常に有名なCOLLINS社で、ベースとなるのはFORD・E350。フロントのキャビン部分はベース車両の面影が残されているが、そこから後ろは完全にベツモノのボディをドッキングして制作されている。

1996 FORD E350 COLLINS

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ちなみに、一番コンパクトなボディであっても、やはりそれなりのサイズとなっている。もちろんバスとしての使い道はないと思うが、超巨大なバンとして見れば、非常に使いやすいと言えるだろう。また、非常に個性的なデザインを活かしてキッチンカーとしても活用可能。事実、取材を行なった後にはそういったオーダーが入り、このスクールバスは新たなユーザーの手に渡ったそうだ。ライオンハートでは一般的なアメ車はもちろん輸入可能だが、特殊な車両の輸入・販売も実施して行く予定。個人として所有するには厳しい部分があるが、ビジネス用に使うのなら大いにアリ!その存在感は圧倒的だし、まさに広告塔としての役割も兼ね備えている。アメ車でビジネスを展開してみたいと考えている人は、迷っている時間ないと言えそうだ。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]1996 FORD E350 COLLINS

1996 FORD E350 COLLINS1996 FORD E350 COLLINS

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E350の面影を色濃く残すが、助手席側大きく変更され、両開きの乗降用ドアを設置。ドアの前側に右側の視界を確保する縦長の窓が新たに設けられている。灯火類はそのままだが、流石にSTOPのサインは撤去されている。

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運転席周辺は、基本的にE350のまま。乗降ドアは運転席近くの長いリンクを引くことで開閉させる。ちなみにこの操作、一度やってみると病みつきになってしまう。キャビン内はシートを完全に撤去。後方には住宅用のような、巨大なエアコンが設置されている。

エンジンは7.3ℓのパワーストロークディーゼルターボを搭載。子供とは言え16人ほどが乗ることを考慮し、トルクを重視した設計。横浜からお店まで自走したそうだが「まあ、普通に走りますよ」とのこと。

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フロントはコイルスプリングで、リヤはリーフを採用。フロントタイヤは235/85R16で、リヤは245/75R16と乗り心地も考慮。ちなみにホイールは8 穴となっており、そこからE350がベースということが窺い知れる。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]本国でもプレミアムな存在価値 2019 F-150ラプターが降臨

充実装備の新車ラムトラックがライオンハートに3色到着!

すべて呑み込むブラック体躯 完成された洗練の「魅せる技術」シボレーサバーバン

H2を選んだのは、インパクト、見た目、そして他人とカブりたくないという観点から

キャンプでトコトン遊びつくす最強のファミリーカー!2005y ハマーH2[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]LIONHEART【ライオンハート】
TEL:0586-67-1711
URL:http://www.lionheart2005.com

SUVやマッスルカーだけでなく、最近ではJLラングラーも積極的に手がけているライオンハート。今までにないジャンルのニーズに対応する為、新たにスクールバスの輸入を開始した。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]★ PHOTO:浅井岳男
★ TEXT:空野稜[/vc_column_text][vc_separator][vc_column_text]アメ車マガジン 2020年 5月号掲載[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row]

モーターホームで思う存分ソト遊びを満喫!

[vc_row][vc_column][vc_column_text]2020 THOR MOTOR COACH VEGAS 27.7

2020 THOR MOTOR COACH VEGAS 27.7

Motor Home Travel Trailer Life Style -移動可能な別荘で気の向くままに自由な旅へ!-

新しい生活様式にも最適な動く別荘でソト遊び

緊急事態宣言が全面的に解除となり、胸をなでおろすことができた。とはいえ、まだまだ予断を許さない状況であることに変わりはないのだが、できる限りの防衛策を講じながら楽しむことがこれからの「新しい生活様式」ということで、行動変容の一環としてモーターホーム&トラベルトレーラーの導入をしてみるというのはいかがだろうか?これらであればリスクを回避しながらアウトドアライフを満喫することができる。

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2020年で創業32周年を迎えたアメリカンモーターホーム&トラベルトレーラー専門ショップ『ボナンザ』は、THOR MOTOR COACH社及びJAYCO社の正規ディーラーである。

ボナンザで新しい生活様式にも最適な1台を手に入れて、自由な旅を満喫してみるのはいかがだろうか。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]

2020 THOR MOTOR COACH VEGAS 27.7 spec

2020 THOR MOTOR COACH VEGAS 27.7

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全長:8700mm 全幅:2460mm 全高:3450mm / 車両総重量:6578kg / フレッシュタンク:147ℓ / グレイタンク:155ℓ / ブラックタンク:113ℓ / 乗車定員:9人 / 就寝定員:2~5人

主な装備:10kgガスボンベ2本 / サブバッテリー2個 / エントランス網戸 / LED ライト付アームレス電動オーニング / 外部収納 / シティーウォーターコネクション / ダンプコネクション / 外部シャワー / オールLED室内灯 / プライバシーガラス / 網戸 / 4人対座ダイネット(ベッド展開可能) / 常設ベッド / 運転席上部プルダウンベッド / ルーフエアコン / ダブルシンク(冷温水) / 2口ガスコンロ / 2ドア大型冷蔵庫(170ℓ) / 電子レンジ(AC100V) / USB&Bluetooth対応オーディオ / 水洗トイレ / シャワールーム / 洗面台 / ガス式FFヒーター / 電気&ガス式温水ボイラー / 液晶テレビ3台(リビング、ベッドルーム、エクステリア)Blu-ray&DVDプレーヤー / エマージェンシースターター / 発電機

参考乗出価格:22,943,580円
本体価格:18,900,000円 / オプション価格:782,500円 / 自動車税:88, 800円(年額) / 取得税:350,000円 / 重量税:49,200円 / 自賠責保険:31,230円 / 登録費用:36,000円(東京) / 納車整備費用:80,000円(店頭納車) / リサイクル費用:30,000円 / 排ガス検査費用:560,000円 / 消費税:2,035,850円(10%)[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]トラベルトレーラーの本場アメリカでNo.1の売り上げを誇るJAYCOの2020年モデル

JAYCO JAY FLIGHT SLX 174BH

JAYCO JAY FLIGHT SLX 174BH

JAYCO JAY FLIGHT SLX 154BH

JAYCO JAY FLIGHT SLX 154BH

JAYCO JAY FLIGHT SLX 212QBW

JAYCO JAY FLIGHT SLX 212QBW[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]BONANZA【ボナンザ】
住所:東京都武村山市三ツ藤3-12-1
TEL:042-520-1866
URL:https://www.bonanza.co.jp
営業時間:10:00 ~19:00
定休日:火・水曜日[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]Photo&Text:編集部[/vc_column_text][vc_separator][vc_column_text]アメ車マガジン 2020年 8月号掲載[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row]

SEMA SHOW 2019 スペシャルレポート

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SEMA SHOW 2019 SPECIAL REPORT

LAS VEGAS CONVENTION CENTER
LAS VEGAS,NEVADA NOV 5 – NOV 8,2019

エンジン/足回り/ギヤも手が入りカスタマイズしても普通に走れる!

1986年型のシエラをベースに、サスペンションからエンジンまでフルカスタマイズ。エンジンはLS3にコンバージョン。ショックはFOX のリザーバータンク付きで、リアサスはコイルオーバに変更されており、普通に走れるようにギアレシオにも手が加えられている。

マットブラックのラッピングに加え足回りやホイールもボディと同色に

シルバラードのデューリーをベースに、メンバーダウンなどを施して大幅なリフトアップを実現。フロントグリルはBEASTをチョイスし、ヘッドライトを丸目に変更。オープンカントリーM/Tにアメリカンフォージドを組み合わせ、黒×赤で統一する。

現行サバーバンを敢えてクラシカルにアレンジしビンテージテイストを楽しむ

ビンテージモデルを現代風にリフレッシュ&モディファイする手法は以前からあるが、クルマとしての安定感・安心感にはいささか不安を禁じ得ないのは事実。ならばということで、現行モデルをクラシックにアレンジしたのがこちら。前後バンパーは金属製に変更。グリルや屋根を白くするだけでなく、ヘッドライトも丸目にコンバージョン。インパネなどはノーマルだが、シートはモケットに変更し当時の雰囲気を感じさせてくれる。

車高を上げるだけでなくアライメント補正やストロークアップも追求する

ジープやSUVのサスペンションキットを数多くリリースするBDS。シルバラードHDのデモカーは、もちろんサスペンションアームまで交換済みで、トレッドの拡大&スロトーク量をアップ。グリルを同色にすることで、カマロ風に見えてくるから不思議だ。

超ハイリフトのライノースタイルが主流だがスラムドもまだまだ健在!

エスカレードほどの派手さはないが、シンプルで実用車のユーコン。ところがブラックベアーのブースにはスラムド仕様を展示。エンジンルームを見るとターボが追加されているが、配管は不明。ボディサイドにはミュールなどがあしらわれる。

40インチタイヤが小さく見えるほどF-250を超ハイリフトにカスタマイズ!

WHEEL1グループの1つ、CALiのブースには、ライノースタイルにカスタムされた巨大なF-250を展示。もちろん足もとはCALiのホイールで、新作アイテムを装着。メンバーダウンを施し、リアサスペンションのアームはまったく別物に変更し、魅せるアイテムと化している。ちなみにエアサスで車高を制御可能で、走行時は車高をダウン。クルマが大きすぎるので、40インチタイヤを装着しているのだが、タイヤが小さく見えてしまう。

現代的にアップデートされたC1ミントグリーンで爽やかさを強調

1960年型のC1コルベットを、独創的なスタイルにアレンジ。LS3エンジンに換装し、C4のシャシーやサスペンションを仕様。ボディカラーにはミントグリーンを採用して爽やかな雰囲気を演出。これで西海岸を走らせたら、映えること間違いない。

今では大径のMTタイヤに大口径ホイールを組むのがこれからの流れ

残念ながら、SEMAでは絶滅危惧種扱いのH2だが、今年も1台だけ発見。HDPROというホイールメーカーのブースに、H2SUTを展示。40インチタイヤに24インチのアルミを組み合わせ、ガッツリハミタイ。これが許されるのは、非常に羨ましい限りだ。

最大12インチまでリフトアップ可能42インチタイヤを余裕で装着する!

様々な車種のライノースタイルを手がけるフルスロットル。人がクルマの下に座れるほどの高さにまでリフトアップしたシルバラードHD を展示するが、アームやリンク類までピカピカに磨き上げられ美しく仕上げられている。42インチタイヤはまさに圧巻!

まさにミントコンディションのお手本と言うべき新車同然の輝きを放つGT350

ショックアブソーバーブランドのKONIブースには、ファクトリーから出てきたばかりかと思うほどコンディションの良いGT350を展示。基本的にオリジナルのままだが、ショックがKONI に変わっていたら、そこは賛否が分かれることだろう。

オリジナル風のエクステリアに対し近代的にアレンジされたインテリア

1969年型のマスタングを美しく、エクステリアはオリジナルに近い形でレストアした車両を展示。最新の電子制御エンジンにコンバージョンするような無粋なことはせず、こちらもオリジナルをキープ。もちろんキャブはHolleyを装着。その一方でインテリアはインパネ、シート、ドアの内張まで徹底的にカスタマイズされ、安心感や快適性はアップ。トランスミッションはMTを組み合わせる。ホイールは軽さに定評があるHREをチョイスする。

トノカバーの代名詞的ブランドが今までにない電動式のアイテムを発表

F-150にしては随分ワイルドだなと思ったら、SALEEN XRがベース。ちなみにこのクルマのルーフラックは電動式で、車両の後方に降りてくる画期的なもの。とはいえ可動部分がむき出しなので、日本で使うと即座にサビそうな予感がする。

クラシカルな雰囲気のシートカバーや車内の整理に役立つドロアーを発売中

日本で知っている人はほとんどいないと思われるが、SUVの機能をさらに高めるアイテムをリリース中。とくにラゲッジスペースが大きなフルサイズSUVだと、ドロアーの便利さを痛感する。ほかには車内の雰囲気を一新してくれるクラシックなシートカバーもGOOD。

激しい岩場を走るオフローダーが愛用する本気のオフロードホイール

ロッククローリングなどの競技には、マストアイテムと言えるビードロックホイール。その代名詞的ブランドが、レースラインだ。現代的なセンスでリフレッシュされたブロンコには、クロームの輝きが美しい、レースラインの最新ホイールをセット。

シェルビーと並びFORDチューナーを代表する老舗チューニングブランド

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一目見ればROUSHと分かる独特のカラーリングで、シェルビーと並ぶFORDチューナーの代名詞的ブランド。巨大なスプリッターを装着し、5.0ℓV8にスーパーチャージャーを組み合わせて710hpを実現するステージ3キットを組み込んだマスタングを展示。

独創性に富んだデザインやカラーの大口径ホイールを数多くラインアップ

ほかに類を見ない、独特なカラーが特徴のRUCCIホイール。これまでのホイールにはないメタリックなペイントを最大の特徴としており、自ら新しいムーブメントを起こすとHP上で豪語するほど。それを物語るかの様に展示車両もかなり独創的で、上の車両はコルベットC7のインテリアを流用してリメイクされており、下のグリーンの車両もインテークがエンジンフードから突き出しているなど、久々に享楽的と言うかこれぞアメ車のカスタム! といった王道的なスタイルを垣間見た気がした。

日本市場から撤退して久しくなるが北米でSALLEN はまだまだ元気

一時は日本でも正規輸入販売が行なわれていた、FORDのチューニングブランドSALLEN。北米ではまだまだ販売中で、SEMAにも最新モデルを展示。この辺りのパワー競争はまだまだ止まるところを知らないようで、スーパーチャージドのマスタングは、コンバーチブルにも関わらずGT500に匹敵する800hpを実現。またF-150ラプターがベースとなるSPORTRUCK XRは700hpを達成しているとのこと。サスペンションにも手が加えられているので、想像している以上に乗りやすそうな予感がする。

SUVからスーパーカーまで幅広いラインアップを誇る大口径ホイールの代名詞

今なお、絶大な人気を誇るレクサーニ。ドレッシーな大口径のイメージが非常に強いブランドではあるが、同社のグループの中には、オフロード系で非常に高い人気を誇るRBPもラインアップする。ブースにはレクサーニのブランドイメージとぴったりな、ナビゲーターのリムジン仕様を展示。もちろん足もとにはレクサーニホイールを装着しているが、ロング化されたボディに対し、決して引けを取らない存在感を醸し出していた。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]

ディーゼルエンジンのチューニングとサスペンションキットを展開する

今回のSEMAで初めて見たSINTOR。ディーゼルエンジンのチューニングブランドで、EGRの冷却装置などもラインアップ。展示車両はF-350だが、ポテンシャルがアップしたのでアクスルはF-450に変更。ブレーキも大径化して、走りを追求したカスタム。

キャリアだけでなく様々なアイテムをリリースするカスタマイズグループ

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日本でも着実に知名度を上げつつあるCURTグループ。様々なブランドがアライアンスを組んでおり、こちらのシルバラードは5thトレーラーなどの牽引装置で有名なUWSのもの。特徴的なグリルガードや機能的なラゲッジボックスなどもリリースする。

ビンテージのレーシングカーを今新車で購入できる唯一の手段!

1996年以来、ライセンス契約のもとでビンテージカーの復刻版を販売しているsuperformance。2020年公開予定の映画「Ford vs Ferrari」の撮影にも、車両を全面的に協力している。コブラのほかに、GT40やコルベットもラインアップしている。

単純にラックを追加するのではなく使い勝手を考慮してスライド可能!

ピックアップのベッドに装着したラックが後方にスライドするので、荷物の積み下ろしが非常に簡単。電動タイプを紹介する他メーカーもあったが、こちらの方がシンプルで壊れにくそう。大きなアウトドアギアもこれならスムーズかつスピーディに積載できる。

典型的なレスト&モッドスタイルで各部にイルミネーションを追加

1967年型のシェベルがベースだが、かなり痛んだ状態だったそう。サビを落とし、それからエンジンフードやフロントスポイラー&スプリッターなどを装着。車内のいたるところにイルミを追加し、インテリアに至っては完全にオリジナルの面影は払拭され、近未来的な雰囲気を醸し出している。オリジナルにこだわりたいユーザーにとっては眉をひそめたくなるような仕様だが、これはこれで良いのでは? と思得るほど、まとまった仕上がりに思えた。

日本でもじわじわ浸透しつつある個性的なデザインのロックナット

日本ではロックナットブランドのイメージが定着しているが、アメリカではホイールやブレーキユニットなども展開するTRUESPIKE。代表的な刺々しいデザインのものから、ロケットやダーツの矢をイメージさせるものまで、実に様々なモデルをラインアップ中。すでに発売中ではあるが、拳銃のリボルバー風のものもある。ロックナットだけでなく、ホイールまでTRUESPIKEで統一して、トータルコーディネイトするのもアリだろう。

頑丈な縞鋼板柄がトレードマークその名のとおり愛車をしっかり守る

ブランド名のとおり、屈強なグリルガード一体型のバンパーをリリースするボディガード。ラム3500のデモカーを展示していたが、エンジンは何とシボレーのLS3にコンバージョン! このスタイルに、このエンジンの組み合わせ…走らせてみたい!!

日本でも愛用者の多いBESTOP US TOYOTA用アイテムも展開

日本でもラングラーを中心に、多くのユーザーに愛用されているBESTOP。もちろん歴代ラングラー用アイテムを数多くラインアップするが、他にもタコマ用などをリリース中。後席下の貴重品ボックスなどはお国柄を非常に反映したアイテムだと言えるだろう。

SUV&トラックに特化して意欲的なタイヤをラインアップ!

2009年に創業したATTUROTIRE は、4WDやSUVタイヤに特化したブランド。ブースには個性的なマスクに変更したJLラングラーやJKラングラー、さらにローダウンしたサバーバンなど、意欲的な車両を数多く展示してアピール。

日本でもオフローダーに人気の高いAEVはラングラーのほかにラムを展示

オフロードブランドとして名高いAEVは、ラングラーのほかに、ラム2500を展示。全車グリーンのカラーリングで統一。ヘビーデューティなバンパーに交換し、シンプルなラックも装着。タイヤはスワンパーのIROKで、サイズは何と41インチ!

オフロードレースの老舗ブランドがまさかのスラムドスタイルを展示!

伝説的なオフロードレーサー「ウォーカーエバンス」のブースには、真逆のイメージとなるC-10のレーシングトラックが展示。エンジンルームを覗いてみるとLS 系のV8にコンバージョン。燃料タンクはリアサスの上に移設され、安全性と重量バランスも考慮する。

ヘビーデューティーな使い方や形を求めるユーザーのマストアイテム!

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ただでさえ大きなF-350をベースに、リフトアップを実施。フロントバンパーには各部にLEDランプがビルトインできるように設計されているのが、ユーザーにとってありがたい。サイドステップも見た目を重視し2色ラインアップ。JL用のアイテムも各種設定する。

ビンテージカーでもカスタム次第で最新モデルと互角に戦うことが可能

前後リーフスプリングのままでありながら、スカイジャッカーのサスペンションキットを装着し、38インチタイヤがフルストローク可能という驚異的な動きを実現したブロンコ。エンジンはカミンズのR2.8にコンバージョンされている。

新作タイヤのBaja PRO XSが登場 何と58インチもの巨大タイヤも展示!

長年にわたり、オフロード系のユーザーに愛用され続けているミッキートンプソン。新作のBaja PRO XSの43インチを装着するために、F-150を12インチもリフトアップ。バンパー内にはライトバーでなくスクエアなLEDランプを何灯も配列。

アメリカの象徴と言うべきJEEPに赤・青・白のラッピングを全面に施す

ヘビーデューティなバンパーやステップが人気のWESTIN。4×4ばかりを集めたホールの入り口真っ正面にブースを構え、もちろんセンターには最新モデルのグラディエーターを展示。スカイジャッカーのサスペンションに、FOXのショックを組み合わせる。

ホイールだけでなく調理器具もゴールド徹底することでむしろ統一感を生み出す

カスタマイズメーカーの巨大グループ、トラックヒーロー。その中で、ベッドカバーなどを展開するextangはBBQが楽しめる仕様にカスタムされたF350を展示。ブラックとゴールドの組み合わせはセレブ感満載。こんなクルマでグランピングしたら嫌味かな?

鱗のようなデザインのラッピングやLEDランプを多用したマスクが特徴的

2019年型のレンジャーをベースに、トラックヒーローグループ各社のアイテムが合体。スチール系のアイテムはn-f abで、フェンダーフレアーはブッシュワーカーのポケットスタイルを採用、ライノーホイールにはオープンカントリーの35インチを組み合わせる。

パイプドアからキャリングギアまでオフローダー御用達のUSブランド

1977年の創業以来、オフロード系のパーツをリリースするDEEZEE。注目のクルマはやはりJLとJT。グラディエーターのベッド部分を有効に使おうと、キャブラックを追加しその上にルーフテントを設置。側面にモジュールパネルを追加し、さらに積載性を向上。

JL&JT用のスーパーチャージャーが早くもマグナソンからラインアップ!

日本ではマフラーメーカーのイメージが強いマグナソンだが、吸排気系のトータルチューニングブランドと考えるのが正しい。2019年は新たにイートンのコンプレッサーを使用した、JL&JTのスーパーチャージャーが登場。さらなるパワーとトルクを求める人は要チェック。

リフトアップした上にスノーモービルも積むスケール感がまさにアメリカ

オフロード系のアイテムやハイリフトユーザー用のカスタマイズを得意とするDVSグループ。様々な仕様のラングラーをラインアップしていたが、その中でもカーボン柄のマットシルバーにフルラッピングされたシルバラードは、群を抜くサイズということもあって、圧倒的な存在感。keldermanのエアサスのコンバージョンし、大幅にリフトアップ。アメリカンフォージドのホイールにFUELのGURIPPER M/Tを組み合わせる。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]PHOTO ◆ TAKEO ASAI
TEXT ◆ RYO SORANO[/vc_column_text][vc_separator][vc_column_text]アメ車マガジン 2020年 2月号掲載[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row]

第6世代マスタングを舞台に フルカスタムの楽しさ、ここに極まれり

[vc_row][vc_column][vc_column_text]2005 フォード マスタングGT、2005 FORD MUSTANG GT

2005 FORD MUSTANG GT

EXTREME AMERICAN

2019年末に開催されたアメリカンカスタムショーツアー「クロスファイブ」のファイナルにおいて、ベストを含む5冠に輝いた最旬のマスタングをご紹介したい。派手さで人目を引くよりも、中身の濃さ、バランスのよさに特化したフィニッシュは、アメリカンショーカーのように全パートに手をかけるトータルカスタムを目指していた。

地味な見た目と甘く見てたらヤケドする、実は過激な暴れ馬

デモカーとは、デモンストレーションカーの略である。デモンストレーションとは、技能や性能を示すことを意味する英語であるから、すなわちデモカーとは、メーカーやショップの「ウリ」をアピールするために作られたクルマと解釈するのが妥当なハズだ。となると、埼玉のショップ「エレガントデザイン」が製作した第6世代のマスタングGTも、同社が得意とするアメリカンカスタムのボディワークやインテリアを誇示するための一台かと思いきや、彼らの思惑は違っていた。

「アメリカのセマショーなどを見ると、外装だけカスタムしているクルマなど、ほとんどいません。エンジンも含め、全部に手を加えています。そういうクルマがもっと日本でも増えてほしいという願いを込めて、マスタングを作り始めました」

2005 フォード マスタングGT、2005 FORD MUSTANG GT

2005 フォード マスタングGT、2005 FORD MUSTANG GT

そう話してくれたのは、エレガントデザインでファクトリーマネージャーを担当している齊藤さんだ。実はこのマスタング、過去にもデモカーとしての役割を果たしており、以前はイエローやパープルのボディカラーでカーショーにエントリーしていた猛者なのだ。この流れを受け継ぐのであれば、今回も派手にまとめるのが妥当なセン。当然、カーショー会場でもギャラリーの視線を集めやすいに違いない。

しかし、実際に完成したマスタングに派手さなど皆無。むしろ地味な装いで、トータルカスタムを目指したことが伝わりにくい印象さえある。ところが、この地味さの中にこそ、彼らの強烈なメッセージが込められていたのだ。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]USヴェイルサイド製ボンネット&フロントバンパー

レクサーニ・アルティス22インチ

USヴェイルサイド製ボンネット&フロントバンパー、ワンオフグリル、グレッディのインタークーラーなどがひしめくフロントマスク。レクサーニ・アルティス22インチの奥には、ブレンボの6&4ポットブレーキやKRZのエアサスを隠し持つ。

ドアヒンジの位置が前後逆になるスーサイドドアを採用。ヒンジ位置の移設だけでなく、配線類の引き直し、アウターハンドルの移動、ボディ側の受け部分の新設など、その手間は相当なもの。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]『60セカンズ』を駆け抜けた マスタングの名作“エレノア”がここに復活!

派手さよりもシンプルさを選んだ、サウススタイルのチャレンジャー[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]2005 フォード マスタングGT、2005 FORD MUSTANG GT

ツインターボ+NOS入りV8搭載、もう魅せるだけでは物足りない!

スーサイドドアにアルミインテリア。内外装とも圧巻の手が入る

前提としたのは、いかにも手を加えました的な「やってる感」を出さないことだった。派手さに逃げず、地味だからこそクルマに込めた技術の確かさ、全体的なバランスのよさをしっかりと見ていただきたいとの願いから、カラーもR32GT-R純正ガンメタという控えめなものを選ぶ。あとはUSヴェイルサイド製のボンネット&フロントバンパー、3Dカーボン製のワイドボディキット、KRZのエアサスによるスラムド、レクサーニの22インチホイールなどが目を引く仕掛けだ。

さらに「カーショーで1位を狙う。そのためにはボディカスタムも加える必要がある」との判断から、逆開きになるスーサイドドアのカスタムを取り入れた。ランボドアならキットの購入、取り付けで済むが、スーサイドとなると加工のすべてがワンオフとなり、その手間暇は想像を絶する。そして、ドア開口部のフロントフェンダー側に傘入れも追加し、大ワザ小ワザが波状攻撃を繰り広げるのだ。

開け放たれたドアから広がるインテリアも黒レザー仕上げのため、一見純正と見間違えるかもしれない。ところが、シートで使った純正部分は土台のみ。生地はおろか、形状まで変えて、質感の向上に余念がない。また、5ミリ厚のアルミ板をステアリング、ダッシュボード、センターコンソールなどに配置し、トータルでクールな空間を演出。これは生地の材質や色、もしくは照明やAVを軸に展開していたインテリアカスタムシーンに、一石を投じたと言えるかもしれない。

最後はエンジンだ。メインは何と言っても、ワンオフのパイピングで組まれたツインターボだろう。ギャレット製GT2860RSタービンを使うキットが販売されているものの、そのままポン付けできる代物ではない。そこで盟友である埼玉「9レコード」にパイピングのワンオフを依頼。ECUについては純正の書き換えを行なったそうだが、エアフロメーターの制御方法を変えるなど、9レコードらしいノウハウも十分に盛り込まれている。もちろん、昨今のトレンドであるシェイブドベイのテクも駆使。ナイトロシステムとの相乗効果で走り応えも見応えも十分すぎだ。

ストリートを走っていても何の違和感も産まないシンプルなルックスでありながら、誰もが驚くカスタムの技法を秘める。このマスタングは、日本のカスタムシーンを大きく揺さぶる。そして、時代は次のフェーズへと動いていく。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]

マスタングGTはV8エンジン搭載モデルだが、そのパワーをさらにギャレットのツインタービンとZEXのナイトロシステムにて増強。埼玉・9レコードによるパイピングのレイアウト、補機類のディテールアップ、ECUの書き換えも賞賛に値する。

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左右ドアのフェンダー側をアルミプレートで隠しつつ、一番上に傘入れを作る。ちなみにこの傘、生地にも取っ手にもエレガントデザインの名前が描かれた特注品なのだ。トランクはフタ側にフォードロゴ入り工具を、中にナイトロタンクをディスプレーした。

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前後のシートは生地のみならず、デザインまでも変更されている。そのシートやセンターコンソール、ダッシュボード、フロアマット、ステアリングのセンター&側面に配されたアルミの質感が、クールなカスタムであることを表現。リアトレイには製作に関わったショップとスタッフの名を刻む。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]「もしかしてメーカーが参考にしたのでは?」と、話題になったナビゲーター

極薄扁平マッドタイヤに合わせるのは特注鍛造RBPホイール

大径履きスタイルに新風を吹き込む、クラシックシボレーという選択肢 1969y シボレー インパラ[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]Produce:ELEGANT DESIGN
TEL:048-556-9855
HP:https://elegant-design.co.jp[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]■写真:犬塚直樹
■文:佐藤アキオ[/vc_column_text][vc_separator][vc_column_text]アメ車マガジン 2020年 4月号掲載[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row]