いつかは「コルベット」…そう憧れ続け手にしたC2

[vc_row][vc_column][vc_column_text]1964 シボレー コルベット C2、1964 CHEVROLET CORVETTE C2

1964 CHEVROLET CORVETTE C2

CORVETTE CHRONICLE

C2とアメ車ライフ

社会人になった時、当時の会社の社長が乗っていたC3コルベットが眩しく見えた。いつか自分もコルベットを手にしてみせる。それを支えに仕事に励みC2を手に入れた坂本さんのストーリーを紹介しよう。

502エンジンにコンバート、驚愕の走りを手にしたC2

釣りやハーレー、さらにはミニバイクなど多彩な趣味を楽しむ坂本さん。念願のマイホームを建てることになり、ガレージにどんなクルマが似合うだろう…と考えていたのが1年前のこと。昔アストロに乗ってことはあるが、アメ車だったらコルベット以外は興味がないし、自分の中ではC2以外はアリエナイ!と思っていた。

実は坂本さん、以前本誌で紹介したことのあるチャージャーオーナーの中野さんと長年の付き合いがあり、クルマの相談をしたところ「いいのあるゼ、 ちょっと見に行こうか!」と言われ連れて行かれた先が東海カーズ。そこで運命的な出会いとなったのが、このC2だ。ベースは1964年型で、エンジンは502(8226cc!)にコンバージョンし、4MTをドッキング。何よりも、よりコークボトルのようなグラマラスなスタイリングにアレンジしていたが決め手となった。

ちなみに坂本さんはTPOに合わせてクルマを使い分けており、このC2は純粋に走りを楽しむためのもの。そのためエアコン/パワステ/ECT/ブルートゥースオーディオの追加をリクエストし、半世紀以上前のクルマでも普通に乗れるように依頼。東海カーズの細井さんが納得するまで待つとは言ったものの、そこから1年掛かったのは想定外ではあったが、その仕上がりは想像以上だった。坂本さんは「確かに仕事は頑張ったけど、やはり周りの仲間のおかげで手に入れられましたね。一番大切なのは、人と人の繋がりですね」と締めくくってくれた。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]_N6I3768

日本を走っているC2の中でも、比較的レアなコンバーチブル。大胆なオンオフのワイドフェンダーにアレンジされており、左右出しのサイドマフラーはどう猛なサウンドを奏でる。ちなみにハードトップも頼んでいるそうだが、それままだ納品されておらず、坂本さんも「夏までに来ればいいかな」とのこと。

敢えてホイールは最新のモデルではなく、年代物をそのままチョイス。エンケイ製のハリケーンレーシングHR385にBFグッドリッチのラジアルT/Aを組み合わせる。フロントは225/60R15で、リヤは295/50R15をチョイスする。

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基本的にオリジナルのスタイルをキープするが、普通に乗れるようにETCユニットを見えないように装着。またオリジナルのオーディオを残しつつ、ブルートゥース接続できるオーディオユニットも追加。落ち着いた濃紺のボディカラーとは対照的な、真っ赤なインテリアが坂本さんのお気に入りポイントでもある。

1964 シボレー コルベット C2、1964 CHEVROLET CORVETTE C2

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エンジンは8ℓオーバーの502にコンバージョンしており、ミッションは4MTを組み合わせる。オリジナルでは前後ドラムブレーキだが、そのままでは余りにも危険なので、フロントのみディスクブレーキに変更。バランスを重視した仕様にアレンジしている。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]CORVETTE OWNER: 坂本 司さん、瞳さん

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35歳という若さで、念願のC2を手に入れた坂本さん。クルマもバイクもトルクフルな仕様が好きで、バイクはボアアップするほど。ある意味、502エンジンを搭載したこのC2は、打って付けの1台だと言える。ちなみに瞳さんは乗せて欲しいそうだが、髪がボサボサになるので、ルーフが来るまで我慢しているそうである。

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ガレージに隣接した部屋が、坂本さんのプライベートルーム。立ち上がった場所に小窓を設け、愛車を眺めるのが最高だと断言する。今後はガレージの中に様々なアイテムを追加して行く予定とのこと。

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周りの影響&おかげもあってC2に乗れたと語る坂本さん。休日はガレージ前に集まり、仲間とのひと時を過ごす。余談だが坂本さんはメカニズムに全く興味がなく、周りのメンバーがクルマの面倒を見てくれるとか。そのため走りに行くとしても、絶対に1人では出かけないそうだ(笑)。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]

東海カーズでは「ドリフト」仕様のC3も製作していた!

前回ジムカーナ用と紹介してしまったが、実はドリフトの間違い。目指したのはサーキット走行会や周回レースをこなせるよう、耐久性や冷却性能を向上。さらにお遊びのドリフトも可能としている。特にリヤブレーキは油圧式も追加しており、簡単にリヤタイヤをスライドさせる事が可能。トランクの上には脱着式のタイヤキャリアを装着しており、サーキット用やスペアタイヤを自分で運べるので、帰りを気にせず心ゆくまで攻める事が可能だ。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]SHOP DATA Tokai Cars
TEL:0533-86-8890
E-mail:info@car-s-mm.com[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]PHOTO: 浅井岳男
TEXT: 空野 稜[/vc_column_text][vc_separator][vc_column_text]アメ車マガジン 2020年 8月号掲載[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row]

チャレンジャーなだけじゃイヤ! スキャットパックにとにかくこだわる!!

[vc_row][vc_column][vc_column_text]2016 ダッジチャレンジャー スキャットパック、アメマガガール

2016 DODGE CHALLENGER SCAT PACK Owner : Misaki

バラ色のアメ車人生
アメ車に乗れば必ずHAPPYになれる!

2019年11月、欲しくて欲しくてしかたなかったダッジ・チャレンジャー“ スキャットパック” を手に入れたのは、星野美咲さん。それまで、何度もこの仕様をオーダーしても、どこのショップも応えられず…。そしてやっと願いを叶えてくれたのが『テクニカ』だったのだ。

ただカスタムするだけじゃない、自分流にこだわる淑女

ニッポンではダッジ・チャレンジャーが盛り上がっている!とはいえ、レアな「スキャットパック」、そして鮮やかなB5ブルーのボディカラーでシェイカーフード仕様…となると、日本にはたった1台しかないのではないか?しかもオーナーは20代の麗しき女性だ。そう、星野美咲さんは、根っからのアメ車ファン。10年前に結婚したご主人は、もともとサバーバンのオーナーで、結婚後もしばらく家族のクルマとして乗っていたという。

しかしだんだん自分だけの愛車が欲しくなった。車種はボディシルエットの美しいチャレンジャー。しかもハチのキャラクターが印象的で、シェイカーフードも気に入ったスキャットパックだという。おまけにボディカラーもブルー、と決めていた。

2016 ダッジチャレンジャー スキャットパック

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2016 ダッジチャレンジャー スキャットパック_N6I1431

そこで、この仕様を購入しようと、あちこち、名だたるアメ車ショップを訪ねたという。「この仕様で探してください!と。でも、どこもワタシの要望を受け入れてくれるところはありませんでした。『色が違うけどいいでしょ』とか、『こんな仕様、見つからないよ』とか」

そこで最後にたどり着いたのが、埼玉県の技術系プロショップ『テクニカ』だった。「もちろん、このクルマです。仕様もボディカラーも、ほんとうに理想の1台なんです!」印象的なボディデカールは、アメリカから取り寄せたモノ。「自分で貼るのはムリなので、テクニカさんにお願いしました」さらにヘッドライトの加工や、サクソン製ワンオフマフラーへの変更など、カスタムにも積極的。「これからエアサスやディフューザーとか、どんどんイジっていきます。完成したら、また取材してくださいね!」[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]_N6I1161

ボンネット上のシェイカーフードと、ハチのキャラクターバッジが印象的なスキャットパック。巨大なボディサイドのデカールはアフターもので、アメリカから取り寄せ、テクニカに施工してもらったという。また、ブルーのボディカラーもこだわり。探し続け、やっと見つけだした色なのだ。

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個性的なハチのキャラクター、シェイカーフード、392HEMIエンジンなど、スキャットパックの魅力に取り憑かれてしまった星野さん。またブルーのボディカラーにも魅せられてしまったが、購入時、他のショップにはなかなか応えてもらえなかったという。探して探して探しまくって手に入れた、至極の1台だ。

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マフラーは「サクソン」にワンオフ製作を依頼したスペシャルメイド。音量を切り替えることもできるので、家の近所では静かに、いざという時には爆音で応えてくれる。お値段のほうはけっこうしたが、何よりスキャットパックにはお似合いだ。

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HEMIを搭載するスポーティモデルでもあるスキャットパック。インテリアの構成もドライビングプレジャーにあふれる。星野さんのお気に入りはイグニッションをオンしたとき、センターメーターを横切っていくハチの姿。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]2016 ダッジチャレンジャー スキャットパック、アメマガガール

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神奈川県在住の星野美咲さん。20代後半にして、’16ダッジ・チャレンジャーのオーナーに。エンジンは392HEMIを搭載する。稀少な“スキャットパック” はハチのキャラクターと、ボンネットの上にエアスクープが突き出た“シェイカーフード” が特徴。このクルマをアメリカ本土で探し出してくれた『テクニカ』を全面的に信頼、神奈川から埼玉に通うのも苦にしない!

結婚当初はサバーバンに乗っていたご主人だが、現在の愛車は仕事にも使っているキャラバン。したがって星野家では買い物にも、お子さんの送迎にも、このチャレンジャーで。とくに子供たちにもウケがよく、大人気なのだとか。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]Thanks:TECHNICA
TEL:04-2968-7755[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]★ Photo:浅井岳男
★ Text:高坂義信[/vc_column_text][vc_separator][vc_column_text]アメ車マガジン 2020年 8月号掲載[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row]

トラックをベースにした全長10mのスクールバス【フライトライナートーマスビルト スクールバス】

[vc_row][vc_column][vc_column_text]フライトライナートーマスビルト スクールバス

1998 FREIGHTLINER THOMAS BUILT SCHOOL BUS

アメリカ的“働くクルマ”がカッコイイ!! ‐COMMERCIAL VEHICLE-

誰もが振り返る圧倒的な存在感、キッチンカーにカスタムも可能

最近、アメ車のスクールバス人気が急上昇中。個性的なスタイルはもちろんだが、国産車にはない積載能力は魅力で、その可能性は無限大。そんなキッチンカーの先鞭をつけたのが、岡崎のSEEKカーセールスだ。

近頃、全国各地でアメ車のスクールバスをよく見かける。それらの多くは移動販売などのキッチンカーにカスタムされているが、ヘビーデューティなバン(GMC・G30など)をベースにした物がほとんど。それに対してSEEKカーセールスが扱うスクールバスは、フレートライナー社のトラックがベースで、メインに取り扱うのはクラシカルなデザインが特徴となるトーマス社が製作したもの。フルサイズバンをベースにしたスクールバスが霞んで見える、超絶サイズと呼ぶのが相応しく、観光バスとほぼ同等の長さとなる。

フライトライナートーマスビルト スクールバス

SEEKカーセールスの代表佐々木さんにスクールバスの輸入・販売を行なう様になった経緯を聞いてみると「当初はイベントなどの雑貨を運ぶのに、ハイエースや2tトラックを使っていたんです。でもアメ車の専門店としてこれでは面白味に欠けるし、何かいい方法はないかな? と思っていた時に、スクールバスの存在を知ったんです。早速導入してイベントに出店したところ、多くの方から声を掛けられ『こんな感じのキッチンカーを作りたいんです』という相談が数多く寄せられ、それから車両の輸入・カスタム&販売と、一貫して行なう様になりましたね」と語る。

フライトライナートーマスビルト スクールバス

SEEKでは、これまで様々な車両を製作してきた実績があり、現在製作中の物はフレートライナーのトラックがベースになっており、店舗部分は海上コンテナがベースで、側面はガラス張りとなった非常におしゃれな仕様。余談だが登録の仕方次第で維持費を抑えることが可能。確かに巨大なサイズだがボディはほとんど真っ直ぐなので、確かに道は選ぶがストレスなく運転できるそうだ。そうは言っても「こんなに大きいと運転は無理」と思う人がいるのは事実。でも、移動させない設置型の店舗として活用することも可能なので、まさにユーザーのお気に召すままの仕様に仕上げることができるので、その可能性は無限大だと断言しよう。

またSEEKでは車両を販売するだけでなく、これまで製作したキッチンカーを集めたイベントをつい先日の2020年10月11日に豊田市で開催したばかり。アメリカンフードはもちろん、雑貨などの販売を行なう車両が集結し、日本にいながらにしてアメリカが体感できるもの。今後も定期的に開催を予定しているそうで、移動販売車などに興味がある人は、実車はもちろん、内装などの施工例を見られる絶好のチャンスでもある。キッチンカー購入を夢に描いているのなら、まずはSEEKに相談するのが確実だと断言しよう。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]フライトライナートーマスビルト スクールバス

フライトライナートーマスビルト スクールバス

フライトライナートーマスビルト スクールバス

フライトライナートーマスビルト スクールバス

フライトライナートーマスビルト スクールバス

フライトライナートーマスビルト スクールバス

エンジンは日本の重機などでもおなじみのCATの7.3ℓディーゼルエンジン。ボディが大きすぎるため比較的コンパクトに見える。ちなみにこの車両はまだ登録前なので、STOPサインなどは残されたまま。サスペンションはフロントがリーフで、リアはエアサスを採用。超ロングホイールベースでエンジンが先端にあることで、振動も少なく乗り心地も非常に快適で驚かされる。

フライトライナートーマスビルト スクールバス

フライトライナートーマスビルト スクールバス

フライトライナートーマスビルト スクールバス

フライトライナートーマスビルト スクールバス

フライトライナートーマスビルト スクールバス

フライトライナートーマスビルト スクールバス

フルサイズバンをベースにしたバスは、ベースのインパネに様々な機器を追加するが、フレートライナーがベースになる場合、一から製作するため非常にシンプルで機能的に各種スイッチがまとめられている。アリソン製の5ATはボタンでシフトモードを選択。各種のエマージェンシーキットはそのまま残された状態。乗車定員は11列×4名で、良好なコンディションをキープしている。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]IMG_1643

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一番小さなスクールバスならともかく、10m級となると運転できないと躊躇する人もいると思う。だが自走型だけでなく、設置型の店舗や飲食スペースとして使えるので、断念するのは早計だ。オリジナルのカラーやボディをそのまま生かすことも可能だが、SEEKではサイドウインドーを跳ね上げ式に加工し、店舗のカウンターとして使える様にカスタムすることもお手の物。またバスだけでなくパネルバンをベースにすることも可能。自分が必要とする設備、サイズが大まかに決まっていれば、佐々木社長が最適と言えるベース車両からカスタムまで、提案してくれる。

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これまでSEEKカーセールスが製作してきたキッチンカーの数々を紹介しよう。最近日本国内でもよく見かけるヘビーデューティバンをベースにしたスクールバス。SEEKの協力工場ではこのサイズでも鈑金やオールペンが可能なので、自分の好み通りのスタイルに仕上げることが可能。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]SEEK CAR SALES
TEL:0120-026-444
HP:https://carshop.aichi.jp[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]★PHOTO:浅井岳男
★TEXT:空野稜[/vc_column_text][vc_separator][vc_column_text]アメ車マガジン 2020年 12月号掲載[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row]

日米のチャレンジャーファンを魅了する!深い海をイメージした作品!

[vc_row][vc_column][vc_column_text]2015 DODGE CHALLENGER R/T SHAKER、2015 ダッジ チャレンジャー R/T シェイカー

2015 DODGE CHALLENGER R/T SHAKER

EXTREME AMERICAN

見る者を飲み込むかのような深い海をイメージした作品!

2020年の東京オートサロン・ROHANブースには、こちらで紹介している紅蓮のチャレンジャーと対を成すような蒼いチャレンジャーも展示。アメマガの熱心な読者ならご存知だと思うが、2019年のSEMAショーに出展されたあの車両が、ついに凱旋帰国した!

燃え盛るような真紅のチャレンジャーとは対照的な、水をイメージしたチャレンジャーSのフルコンプリートモデル。実はこのデモカー、東京オートサロン2020に展示する前に一度太平洋を渡り、アメリカ本土に里帰りしている。そう、2019年ラスベガスで開催された世界三大カスタムカーショーの1つ・SEMAショーに出展されたのが、このチャレンジャーだ。ラグジがローハンとコラボした記念すべきファーストモデルで、紅いチャレンジャーと同様、ラグジ・島澤社長にとって単なるクルマではなく、作品と呼ぶに相応しい内容に仕上げられている。

2015 DODGE CHALLENGER R/T SHAKER、2015 ダッジ チャレンジャー R/T シェイカー

ベースとなったのは2015年型R/Tシェイカーで、世界限定10セットのエッジカスタムズ・チャレンジャーSのフルコンプリートモデルでワイド化を実現、エアフォースのエアサスやJウルフの可変マフラーも備わるが、やはり最大のポイントと言えるのは、ローハンによるボディワーク。グラインダータトゥーやダイヤステッチなど、あらゆる技法を盛り込み、塗装とは信じられないほど奥行きを実現。水をイメージしており、見る者を海の中へと引きずり込むような激しさも兼ね備える。

その足元を引き締め、マッスルカーらしいスポーティさを強調するのは、やはりNITTO。ホイールはローハンのオリジナルGSR20インチをインストール。アメ車をカスタムするには必要不可欠と言えるアメリカ製パーツという図式を完全に排除し。ジャパニーズセンスだけカスタムを実施。SEMAで好評を博した、その実力をとくとご覧あれ![/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]2015 DODGE CHALLENGER R/T SHAKER、2015 ダッジ チャレンジャー R/T シェイカー

2015 DODGE CHALLENGER R/T SHAKER、2015 ダッジ チャレンジャー R/T シェイカー

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ラグジがチャレンジャーの販売を開始してジャスト10年。これまでの集大成と言うべき、10台限定のエッジカスタムズ・チャレンジャーSコンプリートモデルでスタイリングを一新。ベースは5.7ℓのR/Tだが、ヘルキャットやデーモンが霞んでしまうほど大胆な変貌を遂げている。

2015 DODGE CHALLENGER R/T SHAKER、2015 ダッジ チャレンジャー R/T シェイカー

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塗装とは思えないほどの深みや奥行きを実感させる、ROHANのペイントワーク。深い海をイメージしたキャンディブルーで、クールな雰囲気を感じさせつつも、作り手の情熱を感じさせてくれる。フェンダー部分にさりげなくあしらわれるLUXZとROHANのロゴは、いたずらに自らを主張しないスタンスを象徴しているかのようにも見える。

ホイールはROHANのオリジナルGSRで、20インチをチョイス。タイヤはもちろんNITTO

ホイールはROHANのオリジナルGSRで、20インチをチョイス。タイヤはもちろんNITTOで、アメリカンとも違う独特なカスタムスタイルを創り出していると言えよう。

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インテリアは隅々にわたるまで、スネークをイメージさせるテクスチャーに張替えを実施。紫のイルミネーションが、妖しさを感じさせずにはいられない。まさに、夜が似合いそうな1台だと言えよう。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]Produce:LUXZ
TEL:058-259-3922
URL:https://luxz.jp/[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]■写真:浅井岳男 ■文:空野稜[/vc_column_text][vc_separator][vc_column_text]アメ車マガジン 2020年 4月号掲載[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row]

ラングラーの人気は更にヒートアップ、BIGFOOTトラックもますます堅調!【SEMA SHOW 2019】

[vc_row][vc_column][vc_column_text]

SEMA SHOW 2019 SPECIAL REPORT

LAS VEGAS CONVENTION CENTER
LAS VEGAS,NEVADA NOV 5 – NOV 8,2019

アメマガの読者なら知らない人はいない、世界最大級のカスタムカーイベント、SEMAショー。毎年10月末~11月初旬にラスベガスで開催されており、全米各地からはもちろん、世界中から最先端のカスタムをチェックしようと多くのバイヤーやショップなど、クルマ業界の中でもカスタマイズのプロフェッショナルが集まる。2018年に引き続き、2019年も現地取材を行なってきたので、最新&今後のトレンドをチェックしてみよう。

2018年はJLラングラー元年であったため、会場内はJLラングラー一色と言った様相。その流れは2019年も同様で、JTことグラディエーターが登場したことで、ますますJEEPの注目度はアップしている。また2020年デビューが噂されているブロンコだが、そのティーザー的なプロモーションとしてマスタングやフォードGTを差し置きFORDブースのど真ん中に、アーリーブロンコを展示。歴代のレースマシンも別会場に並べられ「2020年からはコレな!」というFORDの無言のメッセージを感じた。

また、2019年のトピックスとしては本誌でもお伝えしてきたとおり、チャレンジャーの世界的なカスタマイズメーカー「LUXZ」が「ROHAN」とコラボしてSEMAに初出展。そちらも別コーナーで詳しく紹介しているので、チェックして欲しい。

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_N6I1805[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]PHOTO ◆ TAKEO ASAI
TEXT ◆ RYO SORANO[/vc_column_text][vc_separator][vc_column_text]アメ車マガジン 2020年 2月号掲載[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row]

コルベットヒストリー③【1968~1982 コルベットC3】

[vc_row][vc_column][vc_column_text]シボレーコルベットC3

CORVETTE CHRONICLE

The CORVETTE HISTORY
1968~1982 CORVETTE C3

グラマラスなプロポーションが魅力のC3

エイをモチーフにしたC2のスタイリングに対して、サメをモチーフにしたマコシャーク・コンセプトをなぞるシャープなスタイリングで一新。ヘッドライトはC2の回転式から、定番的な開閉式に変更。シャシーのコンポーネントやエンジンはC2から引き継がれているが、ボディとインテリアは、大幅にアップデート。

突き刺さりそうなほど鋭利に尖ったノーズや、コークボトルラインによるグラマラスなプロポーションがC3の魅力。72年までは前後ともにクロームのスチール製バンパーだが、73年型もリアはスチールを受け継ぎながら、フロントは新たなウレタン製によってフェイスリフト。78年型では、それまで垂直のリアガラスが、ルーフからデッキまでラップする湾曲した1枚ガラスでアレンジされ、ハッチスタイルでアップデート。それまで鈍角に傾斜していたノーズ下部が鋭角にアレンジされる80~82年型は、ある意味最もダイナミックでアメリカンとあって、日本ではとりわけ人気が高かった。

シボレーコルベットC3

シボレーコルベットC3

シボレーコルベットC3

設定エンジンは、68年型は先代の327ciだが、69~82年までは5.7ℓの350ciがスタンダードとなる。パワーウォーズから排ガス規制にかけて、毎年のように仕様変更を受ける中、ソリッドリフターによる70年型のLT‐1(370hp)を頂点に、最もエコノミーな75年では、わずか165hp程度にまで低下。

4速マニュアルと3速ATで設定されたトランスミッションは、最終の82年型ではマニュアルが廃止され、オートマチックは4速にアップグレードされ、スポーツカーからGTカー的なキャラクターに移行した。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]シボレーコルベットC3

シボレーコルベットC3

サメをモチーフにしたシャープにしてグラマラスなスタイリングがC3の魅力。“ アイアン” の愛称で呼ばれるスチール製バンパーからウレタンバンパーに進化しながらも、基本的なフォルムを保持される。タルガ式Tトップを導入。

シボレーコルベットC3

ダッシュおよびメータークラスターは、それまでのドーム状のデザインから一新してオーソドックスなダッシュパッド。正面に速度&回転の大型、その他は中央に小型を2段に5連装配置。シートはよりホールド性の高いバケット形状。サイドブレーキは67年型以降センターコンソールに設置。

シボレーコルベットC3

標準エンジンは327から350へとシフト。70年のLT1を頂点に、インジェクションが導入される82 年まで、エミッションを優先して200hp に満たない仕様が主流。歴代コルベットの中でもGT カー的なキャラクターとなる。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]コルベットヒストリー①【1953~1962 コルベットC1】

コルベットヒストリー②【1963~1967 コルベットC2】

コルベットヒストリー④【1984~1996 コルベットC4】

コルベットヒストリー⑤【1997~2004 コルベットC5】

コルベットヒストリー⑥【2006~2013 コルベットC6】

コルベットヒストリー⑦【2014~2019 コルベットC7】[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]PHOTO:AKIRA ISHII
TEXT:HIDEKI ISHIBASHI[/vc_column_text][vc_separator][vc_column_text]アメ車マガジン 2020年 8月号掲載[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row]

爽やかなヤングファミリーが乗る、コワモテオーラ全開のハマーH2

[vc_row][vc_column][vc_column_text]2006 ハマーH2

2006 HUMMER H2

バラ色のアメ車人生
アメ車に乗れば必ずHAPPYになれる!

「アメマガのイベントに参加するのを楽しみにしていたんですけど、今年は残念でした…」と、編集部としてはウレシいお言葉をいただいてしまったのが、柴田さんご一家。コワモテのハマーH2から降りてきたのは、おそろいのTシャツを来た、なんとも微笑ましいファミリーだったのだ。

ハマーグッズを作ったりしてファミリーでH2を楽しむ!

取材場所の『テクニカ』店頭に颯爽と現れたのは、ブラック×ビレットのハマーH2。フォルムはXENONのエアロに包まれ、一見して近寄りがたいオーラを放つ。もちろんオーナーは、さぞかしコワモテの御仁だろう。そんな「アメ車な人々」に慣れた本誌スタッフとしても、びびってしまう…。

ところが、H2の広い車内から降りたってきたのは、実に爽やかなファミリー! EXILEというよりジャニーズ系のご主人と、坂道系の奥様、そして可愛らしいお子さんたち。おまけに一家でお揃いの、黒いハマーTシャツ(手作り!)まで着ている。埼玉県在住の柴田さんファミリーだ。

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H2が柴田家の愛車となったのは1年半ほど前。「その頃は嫁さんの軽自動車だけだったんですが、子供も生まれたので大きいクルマを買おうか、と」

H2がやって来たいきさつをご主人・一樹さんが教えてくれた。「最初は別の店にあったエスカレードが欲しかったんですが、中古車サイトでこのH2を見つけて。それで『テクニカ』さんで実車を見て。もう即決でしたね!」

2006 ハマーH2

何よりの決め手となったのは、やはりこのエアロフォルム。26インチのホイールや4本スラント出しマフラーなど、スペシャルなメニューも並ぶカスタムは、インパクト十分だ。「これからアメマガミーティングとか、どんどんイベントにも参加したいと思っていたんですけれど」と少し残念がる一樹さん。

でも、オリジナルのステッカーやTシャツなど、ハマーグッズを手作りしたり、H2に対する情熱は変わらない様子。何よりお子さんたちがH2を気に入ってることが、ほのぼのと伝わってくるのだった。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]2006 ハマーH2

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ブラック×ビレットのボディカラーに、スクエア基調のXENONエアロパーツを装着。コワモテなイメージのH2を、さらにアグレッシブに演出している。トイストーリーをモチーフにした自作ステッカーもリヤに。

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ホイールはなんと26インチ! 組み合わせるタイヤも305/30R26と、スペシャルなサイズを選択している。購入時にすでに装着されていたものだそうで、銘柄にあまりこわりはないよう。

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まさにラグジュアリーカーそのもののH2のインテリア。センターダッシュには9インチモニター、後席に乗るお子さんたちのためにフリップダウンモニターも装備している。左ハンドル・大柄なボディの運転は、当初からさほど大変ではなかった、とのこと。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]_N6I0979

Owner : Shibata Family

埼玉県在住の柴田一樹さん(34)・未優紀さん・誠己くん(2)・紘己くん(0)ご一家。’06年型のハマーH2は『テクニカ』にて1年半前に購入。すでにXENONのエアロや26インチホイールなどでカスタムされていて、その後、ご自身でカスタムの手は加えていないという。「カスタムに関してはあまりこだわりがないんですよ」というのが、愛車に対するこだわりか?

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お父さん、お母さんだけでなく、お子さんたちもハマーが大好き! 長男の誠己くんはハマーの自転車をテクニカルに乗りこなし、次男の紘己くんはハマーのチャイルドカーにご満悦。実はこのクルマ、この2月に結婚式を挙げたという柴田さんご夫婦が、その式のために作成したものなのだ!

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今回の取材でしみじみ思ったのは、柴田さんファミリーはほんとうにハマーが好きなんだな、ってこと。H2のマスクをデザインしたオリジナルのTシャツ、リヤに張った“ チャイルドインカー”のステッカーも自作とのこと。ハマーがファミリーに幸せを届ける![/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]Thanks:TECHNICA
TEL:04-2968-7755[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]★ Photo:浅井岳男
★ Text:高坂義信[/vc_column_text][vc_separator][vc_column_text]アメ車マガジン 2020年 8月号掲載[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row]

C1500が小さく見えるほどの巨体!フルサイズボディも難なく積載可能【GMC SIERRA 3500HD ROLLBACK TRUCK】

[vc_row][vc_column][vc_column_text]1996 GMC シエラ 3500HD ロールバックトラック

1996 GMC SIERRA 3500HD ROLLBACK TRUCK

アメリカ的“働くクルマ”がカッコイイ!! ‐COMMERCIAL VEHICLE-

アメ車のフルサイズトラックは、用途に応じ様々な仕様が設定されている。例えばGMの場合、スタンダードでSUVとしても使える1500から、消防車や今回紹介する積載車にカスタムされる3500まで、実に様々。今回は、その名の通りヘビーデューティな使い方をするカーズのキャリアカーを紹介しよう。

アメ車に映える積車ならアメリカントラック一択!

アメリカンビンテージを豊富に取り揃える東海カーズ。古いクルマは壊れるという先入観を多くの人が持つが、カーズでクルマを購入したほぼ全員が「カーズで買ったクルマは壊れないですよ」と話す。確かに納車前に徹底的に走り、寿命を迎えた消耗部品を交換。予防整備にかなり力を入れているからだが、そうは言っても半世紀以上前に製造されたクルマ。絶対に壊れない!という保証はない。そのため、ユーザーをサポートするためにキャリアカーは必須アイテム。「アメ車なんだからアメ車のキャリアカーに載せたらカッコイイじゃない! もちろん国産の積車はあるけれど、イイのがあったから買っちゃった♪」と、いつもの軽い調子で話す細井さん。

1996 GMC シエラ 3500HD ロールバックトラック

全長は約9mで、全幅は2m41cm。フルサイズのアメ車もこれなら楽々載せられますよね? と聞くと「大きさは申し分ないけど、そもそも構造的に今時じゃないから、とにかくクルマを載せづらいし、降ろしにくい。シャコタンも無理だし、ビックリするぐらい運転しにくく燃費も2km/ℓ。他のアメ車屋さんに「やめときな~」と言われた理由が良くわかったよ、とあっけらかんと話す。フラットなクラシカルタイプをいずれは購入し、ショーカーを乗せたいが、とりあえず今回は第一段階ということで3500を購入したそうだ。

前述した通り、ベース車両はC3500。エンジンはガソリンの454を搭載。マッスルカーのような走りは絶対無理だが、太いトルクのおかげで重いアメ車を積んでも軽々と走らせられるが燃費もかなり悪く、運転するのはそれなりに大変だ。デッキ部分のビルダーはvulcanで、スタンダードはスチール製だが、今回の車両はハイグレード仕様なので、ステンレスとなっている。ノーマルはグレードによってオーバーフェンダーの有無があるが、スタイルとハンドリングを考慮し、XENONのオーバーフェンダーを装着し、ワイドタイヤを装着。トレーラーを牽引するわけではないがここまでワイドなので、デューリーミラーを標準装備。もちろんキビンの上にマーカーが追加され、デッキの前方には作業時に使用するワーニングランプも備わる。

1996 GMC シエラ 3500HD ロールバックトラック

「カッコはいいけど基本的に造りが古いから、とにかく使いにくいね。リモコンは付いていないし、ウインチも装備されているけど、ちゃんと使えるようにするには手直しが必要。あとはやっぱり遊鷹さんに頼んでお絵かきしてもらおうかな(笑)」と、すでに妄想は全開中! きっとカーズらしい姿にお色直しが施されて、そのうちまた誌面を飾ってくれるだろう。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]

大きい(大きすぎる!?)けどアメ車を載せるには最適なサイズ

1996 GMC SIERRA 3500HD ROLLBACK TRUCK

1996 GMC シエラ 3500HD ロールバックトラック

搭載するエンジンは7.4ℓの454ガソリンエンジン。1996年型のC3500は角2灯のヘッドライトだが、少々クラシカルな年代にフェイスリフト。ルーフにはデューリマーカーを、デッキ部分の先端にはワーニングランプを装備。全幅は2.41mとなるので、デューリーと同じワイドミラーを装備。

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オリジナルのインパネは直線基調で、シートもヘッドレストがないベンチシート。これはすべてサバーバンの物に入れ替えており、乗用車的な雰囲気に改めることで快適な操作性を実現。とはいえそれでも乗りにくいそうだ。フロントフェンダーはXENONを装着し、245/70R19.5を装着。ちなみにリアタイヤも同サイズを装着しているが、もちろんダブルタイヤとなる。

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ラダーフレームの中央に燃料タンクが備わるが、燃料キャップの側にガソリンの警告シールを追加。前後ともサスペンションはリーフリジッドとなるが、リアはメインリーフだけでなくサブリーフも備わる。ちなみにデッキ部分に載せられているC1500はオマケで購入。同じトーチレッドでペイントされているので、これはこれでアリなスタイルだ。

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ウインチはラムゼイを装着。デッキの両サイド下にはコントロールボックスが備わり小物入れも装備。だが最近の積車はベッド部分をリモコンで操作できるのが当たり前で、シャコタンを載せるならフルフラットが必須。各部の手直しが必要だが、使いやすくするために必要な改良と言える。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]Tokai Cars
TEL:0533-86-8890[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]★ PHOTO:浅井岳男
★ TEXT:空野稜[/vc_column_text][vc_separator][vc_column_text]アメ車マガジン 2020年 12月号掲載[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row]

ボディに続き今度はホイール塗装色はブロンズになりますよ【デュランゴの挑戦 Vol.83】

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DURANGO CHALLENGE【デュランゴの挑戦】
世界で一台のマッスルSUV への道Vol.83

オレンジボディになってかなり満足しているけれど、まだまだ完成まではやることが沢山あるんです。その一つがホイール。色が剥げちゃってるのでリペイントしたいのだ。どんな感じにするか悩んでたけど、とある人が決めてました(笑)

今までと同じじゃ面白くないだろ?

年末年始に実家の青森まで無事走破し、もうスタッドレスタイヤの役目は終わりましたかね。暖冬だし。さっさと履き替えたいんだけど、履き替えるホイールのブラックペイントが剥がれていてかっこ悪いんですよ。新しいホイール買うお金もないし、リペイントします。

でもせっかくリペイントするなら、何か面白いことしたいよね。これまでと同じカラーリングにして、ラップやレースといった特殊塗装を入れるなんてのもありかと思いつつも、結論は出ず。そんな折、新年の挨拶も兼ねて、オレンジデュランゴを生で見てもらおうとレーストラックの高橋さんに会いに行ったところ、やはりホイールの話になったワケで。すると「今までと同じカラーじゃ面白くない。俺が考えていたのはブロンズをベースにブラックとのツートンだ」と、おもむろにラフ画を書き始めるじゃないですか。ちょうど先月号で掲載したガレージジョーカーさんのマグナムもブロンズだったので、それを見せたら「コレだよコレ。時代はブロンズだ(笑)」と。

というわけで、ホイールのメインカラーはブロンズになることが決定。ブラックで部分的に塗り分けるツートンタイプ。そのラフ画を持ってガレージジョーカーさんに行ってきます!

レーストラック高橋氏ホイールの新デザイン案がすでにある?

色味を参考にしたのは、前回掲載したジョーカーのマグナムのホイールだ。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]

ホイールをブロンズにしたいんですが…

レーストラックの高橋さんが描いた新ホイールのデザインを持って、ガレージジョーカーさんへ。ブロンズにしたいなんて、到着するまでひと言も伝えてません…。細かい塗り分けが必要なんて言うのが辛い。でも、外出先の小川氏は電話越しに「おもしれぇじゃねーかブロンズ。塗り分けもしっかりやってやるぜ」と快諾してくれて一安心。

コレなんですか?ホイールの新デザイン?こ、これにするんですか?カラーがブロンズ!(小川社長が不在でスタッフの島田さんが対応です。)

実はレーストラックさんが新しいホイールのデザインを描いてくれたんですよ。できる範囲で良いので…。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]

腐食部分をしっかり削り取る下地処理とペイントする部分のマスキングはさすが職人

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①~⑥ブラックのペイントが剥がれている原因はホイールの腐食によるもの。どんなに下地処理をしっかりしていても、腐食したら剥がれてしまう。まずはしっかり削り取る。

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⑦~⑨削った部分に密着剤のバインダーを塗り、サフェーサーを吹き表面を整える。サフェ研ぎ&足付け処理も十分に行なう。

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⑩まずは全体をブラックで塗装。

⑪

⑪ボルト穴やディスクサイドなどをブラックにするのでマスキング。デザインナイフを使い調整する細かい作業が続く。

⑫

⑫メインとなるブロンズのカラー見本。やや赤みを入れた左側をチョイス。

⑬

⑬ブロンズを塗装する面を研いで足付け処理。塗装面が広いため、この作業も仕上がりに大きく影響する。

徹底した下地処理が終わり、ついに塗装ブースへ。ホイールを縦置きにして細かく動かしながら塗装。ブラックを残す部分はマスキングされている。そのマスキングを剥がすと、ブラック&ブロンズのツートンカラーホイールの出来上がり。仕上げは半ツヤクリアを吹き付けフィニッシュとなる。装着は次回にて![/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]

今更ですがドライブレコーダーを付けます

シガーソケットに差し込んで電源を取る方法が一番簡単だけど、見た目が美しくないしデュランゴはソケットが常時電源なので、オーディオ裏のアクセサリー配線に取り付け。安易に付属のシガーソケット手前の配線を切断して取り付けるのはNG。別売りの増設シガーソケット(+・-配線付き)を使い、本体側ソケットと接続し、車体のアクセサリー電源を探し接続し、アース配線も行なう。

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協力:ピットインアクツ
所在地:埼玉県戸田市美女木6-7-8
電話:048-421-1787[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]マッスルテイスト溢れる形状のダクト付きボンネット! 【デュランゴの挑戦 Vol.71】

アクセルを踏まなくても加速?アイドリングが不調です。【デュランゴの挑戦 Vol.72】

バックカメラで快適性アップ プロの丁寧な作業に感動!【デュランゴの挑戦 Vol.73】

ダクト付きボンネット装着でオールペン計画が発動!【デュランゴの挑戦 Vol.74】

オールペンの前にやるべきこと、車検+点検整備がありました【デュランゴの挑戦 Vol.75】

最強のガラスコーティングでフロントガラスを防御!【デュランゴの挑戦 Vol.76】

マル秘アイテムも追加で今度こそオールペン作業がスタート!【デュランゴの挑戦 Vol.77】

せっかく色が決まったのに、肝心のクルマのボディが激ヤバです【デュランゴの挑戦 Vol.78】

次から次へと現れるボディのサビ、ペイントの前に完全消滅せよ!【デュランゴの挑戦 Vol.79】

ボディに色が入ったよ~ メチャクチャ派手で格好良いじゃん!【デュランゴの挑戦 Vol.80】

ワガママ言って再びマスキング状態、そして思わぬ部分に問題が…【デュランゴの挑戦 Vol.81】

計画スタートから約2年半、遂に完成したオレンジデュランゴ【デュランゴの挑戦 Vol.82】[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]

1999y DODGE DURANGO
デュランゴの軌跡

埼玉県所沢市にある解体屋「T&Kインターナショナル」に持ち込まれたデュランゴを、当時所有していたアメマガ号アストロと強引に交換トレード。エンジンこそ調子が良かったデュランゴだが、外装にキズも多く、内装もパーツが外されていたりと、一般に売られている車両と比べると程度は中の下。引き取り手がいなければ、今頃はスクラップになってたかも…。そんな状態だったデュランゴを日本一のスタイルにすべく、復活&カスタムをしていくのである。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]Special Thanks
GARAGE JOKER【ガレージジョーカー】
住所:千葉県銚子市野尻町51
HP:http://www.garage-joker.com/
TEL:0479-26-3949
FAX:0479-25-7743
営業:10時~19時
定休日:火曜日

GARAGE JOKER、ガレージジョーカー[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]■写真&文:相馬一丈[/vc_column_text][vc_separator][vc_column_text]アメ車マガジン 2020年 4月号掲載[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row]

JLラングラーカスタム④ in SEMA SHOW 2018

[vc_row][vc_column][vc_column_text]_N6I6411

LATEST JEEP JL WRANGLER CUSTOMS in SEMA SHOW 2018

LAS VEGAS CONVENTION CENTER
LAS VEGAS,NEVADA OCT 30 – NOV 2,2018

エクステリアのヤレた感じと対照的なエンジンルーム

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30年の歴史を持ち、様々な車種の吸排気系のチューニングアイテムをリリースするinjenテクノロジー。そのブースには、ラットスタイルに仕上げられたJLが展示されていた。追加したバンパーやプロテクションパーツ類はすべて錆塗装風に仕上げられており、ある意味ギャップが面白い。

街もオフロードもこれ1台でこなせる万能性を追求

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コールドエアーインテークのブランド、AIRAIDのブースには同社の製品を装着したJLを展示。DV8のパーツに交換し、ホイールはICONをチョイス。タイヤサイズは35インチ。迷彩のボディがオシャレ。

ノーズブラの奥にかすかにインタークーラーが見える

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ボンネットの先端やグリルカバー、さらには迷彩柄のシートカバーをラインアップするCOVERCRAFTのJL。実はデモカーには、RIPP社のスーパーチャージャーが装着済み。40インチタイヤを難なく回せる性能を持つ。

あのビルシュタインが遂にパスショックを発表

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本格的なオフロードレースで高い評価を得ているバイパスショック。KINGなどがその代表的な存在だが、ビルシュタインもJL 用にバイパスショックを発表。ユーザーの選択肢が広がるのは非常に良い事で、期待が高まる。

吸排気系チューニングブランドもJLに熱視線

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吸排気系のチューニングパーツを展開する、Volantブースには、グリーンの鮮やかなJLを展示。コールドエアーインテークはフィルターの寿命違いで2種類を設定。また試作品と思われるが真横出しのマフラーも装着していた。

ヘルキャットのエンジンを積んだモンスターマシン!

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JKの時代からV8エンジンを搭載するカスタムは一般的だったが、早くもJLのコンバージョンが出現。しかも707hpを発揮するチャレンジャー・ヘルキャットのエンジンを搭載。いやはや、クレイジーな仕様。

見た目は比較的大人しいが足回りはしっかりカスタム

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近年、知名度だけでなく装着車も増えているKING。KINGブースのJLには、もちろんKINGのサスペンションを装着。フロントはコイルオーバーに変更されており、なぜかスタビライザーのリンク部分にもショックを装着する。

発熱量が高いと言われるJLには必須アイテム?

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ヒートリダクションボンネットやランニングボード、さらにはドッグケージなど、様々なアイテムをラインアップするOWENS PRODUCTSのJL。ボンネットは中央から空気を取り込み、左右の横から抜く仕様となっている。

各社の製品を組み合わせミリタリーテイストを強調

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メーカーのデモカーは、どうしても自社ブランドで統一しがち。まとまりは良いが、愛車がデモカーとまったく同じなのは面白みに欠ける。このJLのように様々なブランドを組み合わせ、結果的にミリタリーな雰囲気を演出するのもアリ。

既存のシュノーケルとはまったく異なる独創的なカタチ

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ボンネット上に突き出た多くのダクト。一見するとLEDランプでも埋め込んでいるのでは? と思うかも知れないが、実はこれシュノーケルの一種。ダストや雨、雪を取り除いてくれるのはもちろんのこと、流速も高まるので、エンジンにコールドエアーを送り込むことが可能。ぜひ製品化して欲しい。

装備の充実したサハラでルビコンを越える走破性を実現

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サハラをベースに、圧倒的なストローク量を披露するために、サスペンションを徹底的にチューニングしたJL。前後共KINGのリザーバータンク付きコイルオーバーショックに変更。SWAYBARのアンチロックシステムも採用し、ルビコン以上のポテンシャルを実現する。

エクステリアパーツを中心に新製品を続々リリース予定

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ブッシュワーカーなどと同じトラックヒーローグループのランページもJLを出展。ブッシュワーカーのフェンダーを装着しつつも、自社製品を組み合わせ個性的なスタイルを実現。Aピラー根元のLEDランプホルダーは、何灯もランプを装着したい人に最適。

愛車の鍵でロックができる画期的なセキュリティ用品

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フルカスタムを施したJLをブースに展示しているが、実はBOLTという鍵メーカーのブース。愛車の鍵を差し込んで型を取ることで、自由に開閉できる自分だけの鍵を作ることが可能。比較的大きいのでヒッチやシャックルの防犯に使えそう。

ロシアのメーカーもJLに注目して自社製品をアピール

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アメリカ製のオフロードバンパーとは少々趣が異なり、説明を読むと何とロシア・エカテリンブルクからはるばる出展。前後バンパーやアンダーガードをリリースしているが、いずれもなかなかのクオリティ。個人的にはカラードのアンダーガードが気に入ったが、派手すぎるだろうか?

豊富なバリエーションで様々なユーザーをカバーする

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RANCHOブースには3台のJLが展示され、JLに対する力の入れようが伝わってきた。サスペンションキットだけでなく、マフラーやデフカバーなどもラインアップする。ちなみに青いJLはルーフやドアを取り外してあるだけでなく、ラゲッジにはサードシートが追加されていた。

装甲車のような物々しいGRUMPERが早くもJLに登場

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バンパーとグリル、さらにフェンダーも一体となったGRUMPERフェンダーを装着。VICOWLというフロントウインドーカバーも加わり、まったく異なる雰囲気を漂わせるFab FoursのJLラングラー。JKでも発売されていたが、早くもJL用が登場。ちなみにタイヤはKYMERAで、サイズは40インチ!

XDシリーズの最新モデルXD139が早くも登場

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日本ではMLJが輸入・販売を行なうWHEEL PROのブースでは2018年もニューモデルを展示。同じデザインであっても色でまったく雰囲気が異なるので、少なくとも2種類カラーバリエーションを設定し、バイヤーの反応を見るそうだ。

ピットを再現したブースにはKM3とJLをディスプレイ

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BFグッドリッチにとって、お膝元とも言えるSEMAショー。屋外スペースにブースを設け、新製品の展示や世界観をアピール。協力会社が製作したカラーロゴステッカーは、ホワイトレターの代わりにブレイクしそうな予感。

日本で正規販売を待ち望むグラップラーシリーズ

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NITTOタイヤのブースでは、ATとMTの中間的存在となるリッジグラップラーなど、各モデルを展示。SEMAショーに出展されていたJLのうち、何台かリッジグラップラー装着していたのも確認。今一押しのタイヤと言える。

アメリカでは新製品が登場日本への導入が待ち遠しい

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日本ではオフロードホイールの認識が強いMKW。アメリカ本国ではMKW OFFROADというブランドで展開しており、2018年からロゴマークを変更。日本仕様もロゴを変えるか検討中とか。日本未発売のHOSTILも期待したい。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]

[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]PHOTO◆TAKEO ASAI
TEXT◆RYO SORANO[/vc_column_text][vc_separator][vc_column_text]アメ車マガジン 2019年 3月号掲載[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row]