本場のオーバーランド雰囲気を 日本で楽しむイケてるキャンプ

3M7A0127

OVERLAND JAPAN VOL.07
GOKO PASTURE AUTO CAMP 2021

長野県の五光牧場キャンプ場にて、2021年7月10日から11日にかけて開催された「OVERLAND JAPAN」。今回で7回目を迎えたこのイベントには、アメ車も数多く参加していたのであった。

時間や場所に縛られることなく、広大な自然の中を自由にクルマで旅する究極のアドベンチャートリップがオーバーランド。アメリカやオーストラリアで人気となっているこのオーバーランドは、ヘビービューティなクロカン4WDをベースに、さらに高いオフロード性能を与え、同時に快適な時間を過ごすためのアクセサリーを満載にすることが特長だ。

このオーバーランドの雰囲気を日本でも楽しもうというキャンプイベントがOVERLAND JAPANで、その主催者が小宮賢一さん。「OSO OVERLAND SPEC OUTDOORS」を展開し、キャンプアイテムなどの販売を手掛けている方である。このイベントはオーバーランドに相応しいクルマでの参加が基本となっており、アメ車はほぼすべて参加OKだ。

そのため、一般的なキャンプイベントとは異なり、広い場所で優雅な時間を贅沢に楽しめるものとなっている。

3M7A00493M7A00473M7A00553M7A0042


JEEP WRANGLER UNLIMITED 宮城泰雄さん

3M7A9791

Jeepカスタムの老舗であるクワドロペットのデモカーを購入した宮城さん。JKラングラーをベースにワゴニアフェイス化され、足回りは6〜8インチアップが可能なコイルオーバーキットなど装着されている。このJKラングラーにトレーラーをけん引して参加となった。

JEEP WRANGLER UNLIMITED アサミさん

3M7A9854

TV 番組で見たJKラングラーに惹かれて購入したというアサミさん。前日にフィシングを楽しんだとのことで、ボンネットで衣類を干していた真っ最中。4インチアップのJKラングラーアンリミは、より奥のフィッシングポイントへ導いてくれるとのことだ。

JEEP WRANGLER UNLIMITED HIROさん

3M7A9866

サーフィン、スノボー、カヤックにキャンプなど、多彩な趣味を持つHIROさんにとって、カスタムJKラングラーは良き相棒とのこと。この日はリアにバイクを搭載して参加。愛車は3 インチアップ、LINE-X 施工、エマージェンシースコップ装着などのカスタムを行なっている。

JEEP WRANGLER UNLIMITED KANさん

3M7A9870

アサミさんと釣り友というKANさん。FOXの3.5インチアップキットに2インチのスペーサーを装着し、MAXXISのM/TタイヤのTrepador(37×13.5-17LT)を履く。さらに強化ホーシングなど、本気のオフロード仕様に仕上げられている。

JEEP WRANGLER UNLIMITED ATUさん

7J7A6367

この日のためにLINE-Xを施工し、自作のパイプフェンダーを装着したのが、ラフィエデザイン代表のATUさんのJK ラングラーのアンリミ。けん引しているブラストトレイル製のトレーラーで、これもボディリフトを行ないオフロード仕様へとセンス良くカスタムしている。

TOYOTA TUNDRA Fun Fort 加藤さん

3M7A9918

キャンピングトレーラーの製作・販売を行なっているFunFortの加藤さんが持ち込んだのが、トヨタのタンドラ+ キャンピングトレーラー。タンドラは約6インチアップにオリジナルのフラットベッドとしたスタイリング重視のカスタムを実施。これが引くキャンピングトレーラーは、スタイリッシュなデザインながら5人の就寝が可能な実用性に優れるもので、災害時の活躍も期待して製作されたものだそうだ。

MERCEDES-BENZ SPRINTER 小宮さん

3M7A0093

アメ車ではないのだが、現在、アメリカのモーターキャンプシーンで大人気となっているのがメルセデス・ベンツのトラスポーターモデルであるスプリンターだ。この車内をDIYでカスタムし、お洒落なオーバーランドスタイルとしていたのが小宮さんである。

TOYOTA TUNDRA タクマさん

3M7A9957

巨大なグリルガードの奥には、ミラジーノ用のヘッドライトを加工装着したという独特のフロントマスクを持つタクマさんのタンドラ。ボンネットにはカモフラージュネット、リアタイヤにはベストに入れたスチールペグなど、ミリタリー仕様へとカスタマイズされている。

JEEP GLADIATOR 佐川さん

3M7A0001

JLラングラーのピックアップモデルであるグラディエーターで参加していた佐川さん。電動サイドステップ、パイプフェンダーなど、リンエイもののパーツを多数装着。ベッドにはEVO のハーフキャリアにアドベンチャーKINGSのルーフトップテントを装着し、リアルなオーバーランドスタイルを確立していた。

JEEP WRANGLER UNLIMITED 浦野さん

3M7A0011

オフロード走行の痕跡が見られるホイールは22インチのバリスティック、これにNITTO・マッドグラップラーを履かせたJKラングラーのアンリミに乗る浦野さん。このJKラングラーは、ルーフトップテントを備えたブラストトレイルのトレーラーを引く。このスタイルのキャンプが非常に便利とのことだ。


3M7A0115

主催者 小宮賢一 さん
Instagram @overlandjpn


10-11TH JULY 2021
PLACE:五光牧場オートキャンプ場


PHOTO:清野央
TEXT:マーク清原

アメ車マガジン 2021年 10月号掲載

-アメカルにまつわるエトセトラ- #23「 化石じゃなくてヘリテージ 」

Amemaga_2112 のコピー

et cetera about AMERICAN CULTURE -アメカルにまつわるエトセトラ-
#23「 化石じゃなくてヘリテージ 」

世界中の最も多くの人々にアイコンとして認識されているクルマと言えば「Jeep」でそう異論ないでしょう。そして、それが指し示すのは間違いなく「Wrangler」です。思い起こすと、見るからに四輪駆動車なフォルムの車両を指して「Jeepみたいなクルマ」というのは平成初期くらいまでデフォルトだったような気がします。ランドクルーザーを指して「トヨタのジープみたいなヤツ」的な感じです。そのくらい不変の存在感を持っているのが「Jeep Wrangler」です。

そんなJeepを語るには第二次世界大戦は欠かせません。ドイツ陸軍の小型軍用車両の活躍に着目したアメリカ陸軍は、それを上回る性能の小型四輪駆動車開発を国内の自動車メーカーに要請しました。しかし軍から課せられた要件はかなり厳しく、何より当時のアメ車メーカーにとっては部品流用の効かない極小サイズ。

そんなわけで、軍事品の供給は大きな利益をもたらすにも関わらずGMやフォードでは応えきれず、弱小メーカーだったアメリカン・バンタム社が唯一クリアしたのでした。その設計図をウイリス社とフォード社にも公開し、3社競合によるコンペティションを行ないます。結果、主採用となったのがウイリス社のMA、そしてそれを進化させたMBモデルでした。その後、ウイリスMBと同一設計とされたフォードGPWは共に大量生産されることに。それは「大戦における最大の発明品はJeepとコールマンのポケットヒーター」と言われるほど。

戦後はクローズドボディの民生モデルを追加したり、母体の盛衰によってブランド自体が点々とするなどしますが、ウイリス直系のモデルはYJからWranglerという名称を与えられながら、セブンスロットのグリルや独立したフェンダー、そしてオープンボディを基本とする車体構成を変えず、自動車にとって激動とも言える80年以上の年月を生きながらえてきたのです。

そんなWranglerの姿を「生きた化石」と例える向きがありますが、それはまったくのお門違い。誕生時とは道路環境も社会もまったく違う世の中でもなお「変わらなくみえる」ということは、逆に「ものすごく変わっている」ということ。その時代時代で人々が思い描くJeepのイメージを常にキャッチアップし続けているということなのです。

映画「ジュラシックパーク」に登場する恐竜たちは、一見するとジュラ紀の彼らそのものの再現に見えますが、実は琥珀に閉じ込められた蚊から採集した恐竜のDNAを抽出、欠損した部分をカエルのDNAで補完したハイブリッド。人が管理しやすいように様々な遺伝子操作が施されて…と考えると、なんとなく劇中に登場するWranglerと似たものを感じるのでした。

cap_2001

TEXT & ILLUSTRATION : JIN HATTA
アメ車マガジン 2022年 1月号掲載

マスタングマッハ1が正統復活!初代を彷彿するハイパフォーマンスモデル!

2021 FORD MUSTANG Mach1

2021 FORD MUSTANG Mach1

フォードで駆けろ!輝きを放つブルーオーバル

NA最強モデルとして正統復活した“ マッハ1”

歴代マスタングを語る上で、代表スペシャルグレードとして名前が挙がるのが1969年に登場したマッハ1だ。第5世代時に一度復活したが、それは名前だけの換装モデル。そして2020年、初代を彷彿するハイパフォーマンスモデルとしてマッハ1が正統復活。

_K2A1871_K2A2013

マスタングが熱いアズールモータリング

東海エリアだけではなく、全国的にアズールモータリング(AZR)・アメリカンショールームの知名度は高い。その理由は、最先端のカスタム製作と日本最速導入される新型モデル。しかしそんな同ショップでは、今までにない大きな傾向があると言う。それが、第7世代マスタングの販売が激増していること。しかもグレードはV8GTではなく、圧倒的にエコブーストのようだ。

購買層は若い世代から、「昔マスタングに乗っていた」という年配の方など幅広く、「初めてのアメ車」として、「もう一度アメ車に乗りたい」など理由は様々だが、エコブーストを選択する大きな理由は、維持費と高年式ならではの安心感のようだ。

2021 FORD MUSTANG Mach1

とはいえ、V8を要望するユーザーも存在し、同ショップではエコブーストとV8を比較できるように店頭に並べ、さらに上を求めるユーザーに対し、現在ではNA最高グレードとなる20年型マスタング・マッハ1を導入する。

エコブーストが人気とはいえ、最高グレードを導入するあたりが、さすがのアズールモータリング・アメリカンショールームだ。

初代を彷彿するパフォーマンスを追及
マッハ1は限定モデル!このチャンスを見逃すな!

2021 FORD MUSTANG Mach1

2021年に限定復活した、パフォーマンスモデル・マスタング・マッハ1(本国ではマック1と呼ぶことも)。GT350が消滅したこともあり、グレードではV8GTより上に位置し、NAエンジンではトップグレードになる。その上に君臨するのは、スーパーチャージャーを搭載するシェルビーGT500だ。

初めてマスタングにマック1が設定されたのは1969年。マスタング史上初となる独立したスポーツグレードとして、351、428エンジンを搭載し、専用のパッケージが与えられた。その後、70年代後半まで設定されていたが消滅し、03年に復活するも内外装のアップデートにとどまった。

それから17年ぶりに登場した21年型マッハ1は、搭載するエンジンはGTと同じ5ℓV8だが、インテークやオイルクーラーなどにGT350用を採用することで480hpに拡大(GT/460hp)。さらに専用グリル・フロントリップスポイラー・リアスポイラー等により、GTと比べダウンフォースは22%向上しているという。サスペンションなども、GTパフォーマンスやGT500用を組み合わせ最適化。今回のマッハ1はプレミアムと呼ばれる上級タイプで、シートもレカロに変更されている。

台数の発表こそないが限定モデルだけに、気になる方は早めにチェックが必要だ。

2021 FORD MUSTANG Mach1

_K2A1738_K2A1974_K2A2019_K2A1769_K2A1787_K2A1720

ボディカラーはファイタージェットグレー。エンジンはGTと同型の5.0ℓV8。だが、GT350用のインテーク、オイルクーラーなどを採用することでパフォーマンスを向上させ、480hpを発揮する。ミッションは6MTと10ATが設定されており、今回のモデルは10AT仕様。6MTではさらにGT350用パーツが追加採用され、10ATもマッハ1用に再セッティングされている。

マッハ1専用となるグリル、フロントスポイラー、リアスポイラー、アクティブパフォーマンスデュアルマフラーが装着される。ダウンフォースはGTと比べ22%も向上している。ボンネットやサイドに貼られるデカールは、初代マッハ1をオマージュ。

_K2A1751_K2A1806

ショックやコイル、アーム類などは、GTパフォーマンスとGT500から流用するなど、細かい部分も強化パーツが採用されている。ブレーキはブレンボで、ホイールはGTより1インチアップの19インチとなる。装着するタイヤもGT500と同じく、ミシュラン・パイロットス4(F255/40R19・R275/40R19)_K2A1923

_K2A1947

今回のモデルはスタンダードのマッハ1とは違い、上級のプレミアムとなり、シートはレカロが装着される。インテリアに関してはGTと比べ大きな変更点はなく、マッハ1エンブレムやアルミパーツが一部に採用されている。


Thanks:AZZURRE MOTORING アメリカンショールーム

TEL:0562-95-1118

トップページ

_K2A1890

アズールモータリング・アメリカンショールームには、撮影したマッハ1の他にも多くの第7世代マスタングが並ぶ。エコブースト、V8GTが揃っているため、見比べることも可能だ。ビンテージにも力を入れているため、60年代、70年代モデルも在庫している。


PHOTO&TEXT:相馬一丈

アメ車マガジン 2022年6月号掲載

日本で快適に使用できるキャンピングトレーラーの販売ブランド「JB TRAILERS」

_K2A3360

JB TRAILERS

行き着く先はやっぱりキャンピングトレーラーだ!

キャンピングカーよりも「融通が利いて快適」として、キャンプ常連者から大注目のキャンピングトレーラー。日本の規格に合うように仕様改善し、不自由なく使えるトレーラーを販売しているのがJB TRAILERSだ。家族で快適なアウトドアライフを送るなら、キャンピングトレーラーで決まり!

快適にキャンプしたいならキャンピングトレーラーがベスト!

コロナの影響でキャンプブームの日本。テントなどのアイテムに始まり、キャンピングカーにも注目が浴びている状況だが、キャンプ常連になればキャンピングカーよりも「融通が利いて快適」として選ばれるのがキャンピングトレーラーだ。テントを張らなくていいのはキャンピングカーと同じだが、キャンプ場に付いてトレーラーを切り離せば牽引するクルマは自由に使えるため、買い出しや温泉などに行くにもクルマに乗って出掛けられるのだ。

埼玉県のジョイベースが新たに立ち上げたブランド「JB TRAILERS」は、アメリカから直輸入したキャンピングトレーラーを、ライト周り改善、コーキング処理、プロパンガスのフィッティングの変更、日本国内のキャンプ場やRVパークの電源サイトでルーフエアコンも作動させられるように、日本仕様に変更し販売している。

国内で海外トレーラーを扱うショップは存在するが、トレーラーを手動で移動できるムーバーを標準装備(オプションで電動タイプに変更可能)し、最初からここまで細かい仕様変更を行ない販売しているところは無いに等しい。しかも、ジョイベースはアメ車などの販売・メンテナンス&カスタムでは信頼のあるショップだけに、トレーラーを引っ張るヘッド車や、ヒッチメンバー等の牽引装置の相談、万が一のトラブルや事故のサポート(同時引き上げ等)も行なっている。現在取り扱っているのは8メーカーもあるため、希望の車種相談も可能だ。

トレーラーを使ったキャンプイベントも定期的に開催しているので、実際の使い方を見ることもできる。まずは、ジョイベースと一緒にキャンプに行くのもありだろう。


WOLF PUP 14CC
バスルーム・トイレ独立タイプ

_K2A3572_K2A3578

_K2A3603

_K2A3616_K2A3619

_K2A3599

_K2A3638_K2A3640

全長:5867mm×全幅:2159mm×全高:3200mm

3人就寝 / ヒッチ荷重:182kg / 総重量:1769kg / 清水タンク:98L / 排水タンク:93L / トイレタンク : 93L【内装】22L タンクボイラー(ガス/100v) / トラベルロック付き12V 冷蔵庫180L2ドア / 常設クイーンベッド / 2人掛けダイネット(ベッド時1人)/ 2バーナーガスコンロ / 換気扇/ トイレ・シャワー別ルーム / LEDルームライト / ダンパー付きベッド下収納 / ラゲッジルームランプ / ルーフエアコン / Bluetoothオーディオ / 室内2スピーカー / ガスFFヒーター / プロパンガス感知器 / 煙感知器 / ブラインド【外装】電動オーニング / LED オーニングライト / リミテッドアルミホイール / 外用2スピーカー / 外用シャワー / 外用コンセント / 外用テレビステー / 安定ジャッキ4ヶ所 / LEDエントランスランプ / ペットリードホルダー / 網戸(出入口ドア含む)付き


CLIPPER 17FQS
室内スライド拡張し洗面化粧台も備わる

_K2A3364

_K2A3373_K2A3385

_K2A3438_K2A3416

_K2A3423_K2A3428

_K2A3447_K2A3405

_K2A3459_K2A3453

大型キャンピングトレーラーではよく見られるスライドアウトダイネットが備わり、ダイニングスペースが拡張される。テーブルを収納してソファを展開すると2人用のベッドにもなる。このクラスでは珍しく洗面化粧台も備わるのも特徴だ。ブルートゥース外向きスピーカーも備わる。紹介している3台のモデルには、ペットリードを固定するホルダーが外装に備わるのもペット連れには嬉しい装備だ。

全長:6223mm×全幅:2743mm×全高:3048mm

4人就寝 / ヒッチ荷重:170kg / 総重量:1928kg / 清水タンク:102L / 排水タンク:95L / トイレタンク:95L【内装】スライドアウトダイネット / 常設クイーンベッド / ダイネットベッド(2人就寝)/ 100V ガス2way 冷蔵庫:114L / 2バーナー ガスコンロ / 22Lタンクボイラー(ガス/100V)/ 換気扇 / LED ルームライト / ルーフエアコン / トイレ / シャワー / ダンパー付きベッド下収納 / ガスFFヒーター / ブラインド【外装】電動オーニング / LED オーニングライト / 外用シャワー / 外用コンセント / 安定ジャッキ4ヶ所 / ペットリードホルダー / 網戸(出入口ドア含む)付き


CLIPPER 17CBH
ファミリーに最適な5人就寝可能モデル

_K2A3489_K2A3561

_K2A3530

_K2A3504

_K2A3511_K2A3506

_K2A3517

_K2A3520

全長:6197mm×全幅:2235mm×全高:3048mm

5人就寝 / ヒッチ荷重:154kg / 総重量:1742kg / 清水タンク:102L / 排水タンク:95L / トイレタンク:95L【内装】常設ダブルベッド / 常設シングル2段ベッド / ダイネットベッド(就寝1人)/ 100v ガス2way 冷蔵庫:49L / 2バーナーガスコンロ / 22Lタンクボイラー(ガス/100V)/ 換気扇 / LEDルームライト / ルーフエアコン / トイレ / シャワー / ダンパー付きベッド下収納 / ガスFFヒーター / ブラインド【外装】電動オーニング / LEDオーニングライト / 外用シャワー / 外用コンセント / 安定ジャッキ4ヶ所 / ペットリードホルダー / 網戸(出入口ドア含む)付き


JB TRAILERSはここが違う
お得なポイント!

_K2A3659

販売するJB TRAILERSのトレーラーには、手動でトレーラーを移動できるムーバー(オプションで電動タイプに変更可能)、プロパンボンベ、バッテリー、ウェイトディストリビューションヒッチが標準セットされる。別途で購入するとトータルで約50万円ほど必要だけに、これはかなりお得。しかもガスボンベのアタッチメントは、日本のガスボンベに使用できるタイプに交換までされている。

image1image0

ジョイベースではJB TRAILERSで購入したオーナーが揃い、定期的にキャンプも開催している。「購入してからがオーナーさんと本当の付き合いになる」と代表の大谷さんが語るように、安心の車両サポートやアウトドアライフを提案する。


JOY BASE【ジョイベース】

TEL:048-812-4176
https://www.joy-base.co.jp


アメ車マガジン 2022年 2月号掲載

接点は1台のマスタングで出会いは偶然か必然か?

FORD MUSTANG GT Fast Back、FORD MUSTANG SHELBY GT500

FORD MUSTANG GT Fast Back
FORD MUSTANG SHELBY GT500

フォードで駆けろ!輝きを放つブルーオーバル

クルマがきっかけで人生が大きく変わり交わった2人

SNSの普及で、同じ車種のオーナーがコミュニケーションを取るのは非常に容易で、物理的な距離を感じなくなっている。だが1台のクルマの現オーナーと前オーナーが繋がり、その2人が現実で出逢うという、不思議な話を紹介しよう。

接点は1台のマスタングで出会いは偶然か必然か?

クルマを手放した経験がある人なら「以前の愛車は今どこで、どうしているんだろう…」と思ったことがあるはず。でも前所有者には現在のオーナーが誰なのかまったく分からない。また中古車を購入した現在のオーナーも、前の所有者についての情報は明かしてもらえない、暗黙のルールの様なものがある。確かに自分の彼女から元彼の話は聞かされたくないが、まったく知りたくないと言えば、それも嘘になるかもしれない。

そんなクルマ業界のタブーに敢えて挑んだのが、ウイングオートだ。同社はGM・シボレーの正規ディーラーという看板を掲げるが、フォード車のグローバルサブディーラーとしての側面も持ち、車両の販売や買取だけでなく、メンテナンスにも積極的に取り組んでいる。またマスタングオーナーズクラブジャパン(MOCJ)の活動をサポートし続けており、ウイングオートは単なる販売店ではなく、ユーザー同士が交流する場所としても提供中。その根底には「アメ車好きなオーナーを増やしたい」という想いがあるからだ。

FORD MUSTANG GT Fast Back

さて、今回2人のマスタングオーナーに登場していただくが、物語の中心となるのは2014年型のGT。現在のオーナー大久保さんはこの春購入したばかりだが、実は現在シェルビーを所有する堀本さんが前オーナー。まさに今カレと元カレが出会った訳だ。

現在のオーナーの大久保さんと、前オーナーの堀本さんが同年代だったこともあり、ウイングオートの担当入野さんが「せっかくだから納車の時に会ってみませんか?」と提案。2人とも快諾したが、実は現実世界で合う前に、2人はマスタングのコミュニティー上で知り合いになっていた。

_45I5425

マスタングを予約してから大久保さんはMOCJの存在を知り、嬉しさの余り様々なユーザーをフォロー。その中に堀本さんが居るとは知らずに…。対する堀本さんは「自分と同じ黒に白ストライプ。しかも名古屋か…。ダメ元で『もしかしてウイングオートさんで買われましたかね?実は前オーナーです(原文ママ)』とメッセージを送ったら返事が返ってきてビックリしましたね」と語る。いやいや、どちらかと言うとビックリしたのは大久保さんの方で、両親に「前のオーナーさんと繋がった…。インスタの写真を遡ると、俺の愛車が出てる!」と伝えたら、驚くどころか喜んでいました。

なので、納車の時は知っているけれど初めまして…という不思議な関係。もちろんこの事をきっかけに、2人はその後も度々MOCJのメンバーなどとツーリングにも出掛けるなど、交流を深めている。取材時も、さながら兄弟の様に見えなくはないが、なんとも不思議な妙縁といった感じ。

クルマの販売店は、購入した後は車検やメンテ以外ではあまり立ち寄らない人が多いだろう。だがウイングオートは、クルマと人をマッチングさせるだけでなく、人と人を繋いでくれる仲人の様な存在で、一生の友人とめぐり合わせてくれるお店と言えるだろう。


FORD MUSTANG GT Fast Back
子供の頃から憧れ続けていたお店で夢が現実のものとなった

_45I5205_45I5197

子供の頃からマスタングが好きで、ミニカーやゲームの中で遊ぶほど。購入の決め手はボディ色とレーシングストライプで、実は堀本さと偶然にも一致!

_45I5272

初の愛車で5.0L。当然両親には反対されたが、若くても維持している人もいると説得。子供の頃から憧れていたウイングオートで現在の愛車を発見し、購入。

_45I5282_45I5277

エクステリアと対照的な、ブラウンの内装が大久保さんのお気に入り。他のユーザーと比べるとリフトアップした様に見えるので、車高やホイールを検討中だ。

_45I5229_45I5319

Takuma Ookubo


FORD MUSTANG SHELBY GT500
乗らないで後悔するぐらいなら乗って後悔!(笑)

_45I5431_45I5356

念願のマスタングに乗ったことで、より走りを求める様になった堀本さん。前より古くなってもMT に乗りたいと思い、GT500にチェンジ。目下、十分の好みの仕様にアレンジを実施中だ。

_45I5450

スペックだけ見れば後期型の方がパワフルだが、パワーを持て余すぐらいならとこの中期モデルをチョイス。まずは現状維持で、メンテナンスを計画中だそうだ。

_45I5465_45I5470

車内が黒×赤のコンビのため、外装に赤の差し色が施されているが、やはり黒×白のコンビは捨てがたい模様。「張り替えようかな…」と堀本さんはつぶやく。

_45I5422_45I5507

Egao Horimoto


WING AUTO【ウイングオート】

TEL:052-409-5434
http://www.wingauto.co.jp

かつてウイングオートが開催していたSMSチャレンジカップ。そのカップカーをベースに、気軽にサーキット走行を楽しめる新しいデモカーを製作予定。進行状況をその都度アップするので、ウイングオートのインスタをこまめにチェックすべし!


PHOTO:浅井岳男
TEXT:空野稜

アメ車マガジン 2022年6月号掲載

ブラックライノのARSENALをJLラングラーにセット!

BLACK RHINO ARSENAL

BLACK RHINO ARSENAL

THE BOTTOMS

4WDやSUVの凛々しさを際立たせる

愛くるしいサイのトレードマークとは裏腹に、4WDやSUVの逞しさを、よりワイルドに演出してくれるブラックライノのリム。最新モデルのARSENALをJLラングラーにセットし、そのマッチングを紹介しよう。

_45I2258

愛車の個性を引き出すマストアイテムと言えば、やはりタイヤとアルミホイールが筆頭に挙げられる。特に4WDやSUVでは非常に重要なポジションを担っており、そのチョイス次第でクルマのキャラクターが大きく変わる、いや変えられると言ってもいい。例えばラングラーの場合、ヘビーデューティなスチール製のバンパーなどは非常によく似合うし、ある意味「間違いない定番中の定番スタイル」だ。しかし、そういったカスタムを施した場合、やはりMTタイヤが似合うし、リムに関して言えば大口径すぎず、また落ち着いたカラーリングがとてもマッチする。

ブラックライノの正規代理店であるMLJでは、最新モデルのARSENALのインポートを、早くも開始。センターキャップ構造を採用することで非常にシンプルなデザインを実現するが、ボルトを想起させる形状と相待って、一度見たら忘れられないほどの個性を実現している。

ヘビーデューティなスタイルを目指すなら、迷う事なくオススメしたいアイテムだと断言しよう。


BLACK RHINO ARSENAL【ブラックライノ アーセナル】

COLOR:SAND ON BLACK / TEXTURED MATTE BLACK
SIZE:16x8J~20x12J
HOLE:5/6/8 PCD:110~180

BLACK RHINO ARSENAL

BLACK RHINO ARSENAL

BLACK RHINO ARSENALBLACK RHINO ARSENAL

今回装着したのは、センターディスクがブラックとサンドの2トーンとなる。他にもテクスチャー仕上げのマットブラックも設定されており、目指すスタイルに最適なカラーリングを組み合わせることが可能。16 〜20インチまで設定されており、P.C.Dの設定も非常に豊富なので、どんな車種にも装着できるところも見逃せないポイント。


MLJ

TEL:03-5473-7588
URL:http://www.mljinc.co.jp


PHOTO:浅井岳男
TEXT:空野稜

アメ車マガジン 2022年5月号掲載

鹿児島発信!ワイルドリフテッドのタンドラが超ヤバい!

DSC_3699

2010 TOYOTA TUNDRA

AMERICAN CUSTOMS

2020年9月の購入からわずか1年ほどで怒涛のワイルドリフテッドへ格上げ!

まるでトランスフォーマーに登場するアイアンハイドの如く、一般的なフルサイズトラックとしてのサイズ感を大きく上回る威風堂々スタイルへと格上げされたタンドラ。26×16Jに40インチのボトムスで、ハイ& ワイドフォルムに拍車を掛ける!

鹿児島発信のワイルドリフテッドが超ヤバい!!

20代前半の若さながらカスタムに対しての熱量がハンパないダイスケさん。アメ車との出会いはこのタンドラの前に1年半ほど乗っていたエスカレードから始まる。

ホイールを変更してサラッとカスタムして乗っていたが、フルサイズトラックに魅了されて乗り換えを決意。購入したのは今からザックリ1年半ほど前。鹿児島でアメ車乗りたちが集う中で出会った覇王ホイールの畠中氏が乗るH2に魅せられ、そのボトムスがフルオーダー鍛造ホイールの自社ブランド「HIGH FORGED」と知ったことが、彼のタンドラカスタムに火をつけた確固たる理由だ。

そこから目標をカスタムカーショーの大本命であるクロスファイブファイナルと掲げ、ホイールのリム幅やタイヤサイズを相談の上、デザインはその道のプロである畠中氏へ委ねる一方で、自身は40インチ&ディープリムを履くに相応しいスタイルにするため、行きつけのショップ早崎自動車とタッグを組んで製作を開始した。

DSC_3745

足回りはBDSの7インチキット&ボディリフト、さらにリア純正エアサスを取り外して、スカイジャッカー製リーフサスペンションに交換することで、フロント約10インチ、リア約12インチの上げ幅を確保。タイヤ外径アップを加えて全高は286cmと3mに迫る怒涛のリフト量。助手席に乗らせてもらって見た景色は、もはやダンプトラックの様な感覚。また、ベッド外側へと突き破って反り立つ煙突マフラーは170Φの極太で、まさにV8を轟かせて走るワイルドさは圧巻!

やるからには妥協を許さない一直線な姿勢が〝孤高のワイルドリフテッド〟を実現させた!

DSC_3705

DSC_3763DSC_3754

グリルはTOYOTA純正色のスーパーホワイトで塗り分け、タンドラの丸みを帯びたバンパー形状を削ぎ落とすかのようにデザインされたワンオフバンパー。こちらは海外のfusionbunperを参考に製作。下回りの色とマッチさせたブルヒッチの塗り分けもナイス!

DSC_3751

ただでさえ珍しいカスタムの煙突マフラーを、ベッド内で中間パイプをレイアウトして、最後には外側へ突き破って170Φの極太ステンレスパイプで空高く反り立たせるスタイルは、怒涛のインパクト!ベッド部分に荷物が積めるのかとか、熱くないのとかなんてことを気にするのはナンセンス。カスタムの世界は潔さが大切。

DSC_3723

DSC_3724

デザインはお任せで依頼を受けたHIGH FORGED 畠中さんは、鍛造だからこそできる繊細なディテールにこだわりつつも16Jのディープリムが映える様にデザイン。組み合わせるタイヤはNITTOトレイルグラップラーの40×15.50R26だ。

DSC_5119DSC_5113DSC_5112DSC_5117

BDSのリフトアップキットをホワイト&ブルーで塗り分けれており、プロペラシャフトからデフまで徹底してペイントを施す。また、リフトアップすることで目立ちがちなインナーフェンダーはMammothguard製でフレームのホワイト&ブルーとマッチするように塗り分けられる。リーフスプリングはバラして一枚筒塗り分けたり、電動ステップが閉じた状態でその存在感を可能な限り払拭する様にボディ同色に塗ったりと、徹底しているところが分かる人には分かるこだわりである。

OWNER:Daisuke


HAOU WHEELS【覇王ホイール】

TEL:0995-73-8684
http://www.haouwheels.com


PHOTO&TEXT:石井秋良

アメ車マガジン 2022年3月号掲載

GMC・バンデューラをLAのストリートで見掛ける様なリアルスタイルに体現

1991 GMC VANDURA、2011 CADILLAC CTS

1991 GMC VANDURA
2011 CADILLAC CTS

AMERICAN CUSTOMS

“ 悪そうな奴は大体友達”を体現した、リアルLAストリートスタイル

M.S.Tオートモーティブがカスタムするにあたって掲げたテーマが「LAのストリートで見掛ける様なリアルスタイル」。昔、池袋の街を舞台に若者たちの世界を描いたドラマに出て来そうな悪っぽさを体現しているかの様だ。

「これまでになくブッ飛んだスタイル」と自負

「うちの新しいトランポを製作しているから!」と、MSTオートモーティブの日向代表から聞いたのは2020年の年末。なぜならその年のクロスファイブ・ファイナルに出展するため、急ピッチで作業していた時だった。「できるのであれば搬入する前に撮影できないだろうか?」「いや無理でしょ、全然終わらない(笑)」「そしたら戻ってきた後で!」なんてやり取りをしていたことを思い出す。しかし、そのニュートランポは会場へ向かう道中で火災により焼失…。これを聞いた時にはウソだろうと思ったのだが、紛れもない事実でデモカー撮影は仕切り直しとなったのである。

1991 GMC VANDURA

だが、ニュートランポを作りたいという日向代表の思いが潰えることはなく再始動。ベース車両も同じくちょい古めのフルサイズバン(1991年型GMC・バンデューラ)を用いたのである。テーマとして掲げたのは〝LAのストリートで見掛ける様なリアルスタイル〟。そのためにまず手を付けたのはエクステリアでも、インテリアでもなく、機関系。まずはしっかりと走ることができなければ意味がなく、今後はこのクルマで全国各地に出没するためでもある。なので、消耗品と呼ばれるパーツを一切合切リニューアル。

メンテナンス作業がひと段落したところで、ようやくビジュアル面へと作業は移行し、スタイルの根幹を成すボトムスをインストールするためにまずは足回りに手を付け、リフトアップを敢行。何しろ履かせたいのは24インチ。ストックのままで履かせるのは不可能だからだ。そしてボディは艶消し塗装にド派手なグラフィックを施すことで、まさにテーマどおりのリアルさを演出。そしてインテリアもLEDのイルミネーションやモニター&オーディオ、それにイラストを配置してリメイク。まさに意図する、今までにないブッ飛んだスタイルだ。

2011 CADILLAC CTS

同じくクロスファイブ・ファイナルにエントリーしたCTSだが、こちらもボトムスにはバンデューラと同じくワイヤーホイールをインストール。さらにタイヤはホワイトウォールとゴールドストライプのコンビネーションがポイントのヴォーグで、ルーフのファントムトップと共にクラシックな装いを漂わす。


2011 CADILLAC CTS

2011 CADILLAC CTS

DSC_65142011 CADILLAC CTS

M.S.Tオートモーティブでここ最近施工率が高まってきたカスタムがファントムトップ。このCTSはルーフ全面ではなく半分にとどめ、リアガラス部分も全面を開口するのではなく、ダイヤ柄にカットするアレンジをプラス。

DSC_6542DSC_6548

ストックのままでも十分にエレガントさが漂うフロントフェイスだが、よりスタイリッシュなテイストへと仕上げるべくE&Gクラシックスのメッシュタイプをあしらう。リアもテールレンズをLEDタイプに入れ替えることで、イマドキ感を高めている。

DSC_6525

20インチのLuxor Wire Wheels・100 STRAIGHT LACEのクロームタイプをセレクトしたホイールに、サイドウォールのホワイトリボンとゴールドリボンを特徴とするヴォーグタイヤを組み合わせてボトムスを形成。


1991 GMC VANDURA

1991 GMC VANDURA

DSC_6407DSC_6465

この世代のモデルに使われているライトのバルブは当然ながらハロゲンであるが、ニュートランポを仕上げるにあたっては旧式なバルブを一切排除して、イマドキっぽさをプラスするためにすべてLEDに置き換えている。

DSC_6415

DSC_6460DSC_6457

イマドキ24インチといっても、もはや驚くようなサイズではないが、フルサイズバンにこのサイズをインストールするにはストックのままでは無理だが、リフトアップすることでそれを可能とした。しかもセレクトしたのはワイヤーホイールであり、スポークやディッシュといったデザインでは表現できないまさに“ 悪そう”なテイストを高めている。

DSC_6449

DSC_6447DSC_6445DSC_6453DSC_6442

ちなみにこのクルマには「ルーブル」というショーネームが与えられており、それはリアドアに描かれている。なぜこのネーミングを採用するに至ったかというと、内張りのサイドパネルに飾られた絵からインスパイアされている。ちなみに機関系のリフレッシュ同様に、インテリアも総リメイクしたとのこと。これに併せてモニター&オーディオもフルに入れ替えしただけでなく、LEDのイルミネーションも改めてインストールし直している。


M.S.T AUTOMOTIVE【M.S.Tオートモーティブ】

TEL:03-5851-8701
http://www.mst-automotive.com


PHOTO&TEXT:編集部

アメ車マガジン 2022年3月号掲載

C8コルベットにユーロホイールを装着する大胆な手法

2021 CHEVROLET CORVETTE

2021 CHEVROLET CORVETTE

AMERICAN CUSTOMS

ナチュラルな雰囲気を醸しつつ、よりワイド感とより低さを追求!

アメ車のみならず、ユーロや国産車など、幅広い車種を手掛けるTHX&CO(サンクス&コー)。新しい物好きを自称する代表の森忠さんが、2022年に開催された東京オートサロンに出展したC8を紹介しよう!

アメ車にユーロホイールを装着する大胆な手法!

創業6年目と比較的若いお店と言えるTHX&CO。だが、オートサロンなどのイベントには積極的に出展しており、森忠社長がチョイスした車両は最新型のC8コルベット。ベースとなるのは正規輸入モデルの2LTで、爽快な青空を想起させるラピッドブルーのボディカラーは、インパクトを与えるのには十分すぎるほど。

だが、ミッドシップレイアウトを初採用したこともあり、ノーマルのスタイルはどうしてもフェ●ーリ的に見えなくもない。そこで、そんなイメージを払拭しC8の個性をより一層強調させるために選んだアイテムが、リバティウォークのシルエットワークスだ。リバティウォークのエアロパーツと言うと、フェンダーアーチの張り出しを強調したスタイルが特に多い。だが最近はオリジナルを活かしつつ、そのボディラインをより強調したデザインへと変化してきており、今回C8に装着したシルエットワークスは、そのネーミングが示す様に、一体感やナチャラルな雰囲気を意識した形状がポイントと言えるだろう。

2021 CHEVROLET CORVETTE

フェンダーアーチを大幅にワイド化しているが、タイヤは元々ハイスペックなミシュランパイロットスポーツを標準装備しているので、それをそのまま使用。単純に考えればワイド化した分だけ深いインセットのホイールを選べる様になったと言える。その足もとを引き締めるのは、superplusの新作ホイール・FSR2。フロントは19インチ、リアは20インチをチョイス。ノーマルと同じ5スポークデザインを採用するが、そのリムの深さの違いは一目瞭然。

ちなみにsuperplusはドイツのブランドだが、アメ車にユーロパーツの組み合わせを考えつくところが、様々な車種を手掛けるTHX&COの強みであり、まさにアメリカンとユーロを融合させた1台に仕上がっている。

_45I6731

_45I6836_45I6844_45I6722_45I6833_45I6765

スプリッターやディフューザーが一体でデザインされているバンパー、前後フェンダーだけでなく、ボディサイド全体をリデザインしたサイドスカート、さらには巨大なリアウイングのすべてがリバティウォーク製。純正色のラピッドブルーで仕上げるが、ブルーの面積が増えると、どことなく肥大した印象となってしまう。そこで本来はボディ同色であるルーフパネルを、敢えてブラックにペイント。ミラーの上半分もグロスブラックにするなど、各部にブラックペイントを追加することで、まとまりのある引き締まったスタイリングを実現。この辺りは、まさにセンスが要求されるところだ。

_45I6803_45I6795

_45I6786_45I6740

ノーマルのフェンダーアーチをよりワイドにしたかの様なデザインを採用する、リバティウォークのシルエットスタイル。前側から見ると非常にナチュラルなラインを形成しているが、後ろ側から見ると非常にアグレッシブ。フロントは19×9.5J、リアには20×12Jと、非常に太く深いリムに変更する。足回りはもちろんエアサスに変更しており、このスタイルを実現。サスペンションはユニバーサルエアーで、マネージメントはエアリフトをミックスした仕様となる。


THX & CO【サンクス&コー】

TEL:076-254-5481
HP:https://thx-co.com


PHOTO:浅井岳男
TEXT:空野稜

アメ車マガジン 2022年4月号掲載

「唯一無二!!」を掲げて製作したこだわりの愛機カマロSS

2010 CHEVROLET CAMARO SS WIDEBODY CUSTOM

2010 CHEVROLET CAMARO SS WIDEBODY CUSTOM

GM CARNIVAL-やっぱりGM系がいい-

しっかりと走れてこそ、見た目も最大限に生きる

インパクトを与えようと思ったら見た目を優先してしまう。だがクルマである以上、しっかり走らなければ意味がない。マッスルカーであればなおさら。その両方をスポイルすることなく仕上げるのは容易なことではないが、それをかなえるために最大限の努力をし続けるオーナーがココに!


アメ車女子ユーチューバーの素顔を覗き見♪「YUI_TUBE」


「誰かに真似されたくない」という強い思い

2011年型クライスラー・300からスタートして、同じく2011年型のダッジ・チャージャーを愛車にしてきたKE‐TAさん。この2台はともにV6モデル。乗り出した当初はV6であることをそれほど気にすることはなかったのだが、アメ車生活を続けているとさまざまなシチュエーションや出会いによって〝V8に乗りたい〟という衝動に駆られるのだ。これはアメ車と接したことのある人であれば誰しもが抱く思いで、彼だけが特別なワケではない。その思いをかなえるためにKE‐TAさんがセレクトしたのはV8を搭載したシボレー・カマロSSだった。

2010 CHEVROLET CAMARO SS WIDEBODY CUSTOM

マスタングに端を発したリバイバルブーム。チャレンジャーがそれに続き、最後にカマロが登場することとなった新マッスルカー御三家。ファンの多さではチャレンジャーに軍配が上がるなかで、彼がカマロを選んだ理由はV8以外に父親の影響も関係しており、第2世代のポンティアック・ファイヤーバードトランザムを所有していた過去を父から写真で見せてもらったことも記憶としてあり、GM系を選択するに至っている。

2010 CHEVROLET CAMARO SS WIDEBODY CUSTOM

色々な思いを抱きながら手に入れたカマロはというと、かなりインパクトのあるシルエットとなっているが、購入時点ではまったくのノーマル。しかし、購入時点からカスタムすることを大前提としていたこそは想像に難くない。元々のボディカラーはブラックだったが、これもオールペンを見据えてのチョイスだったりする。そしてカスタムの方向性としては、見た目だけではなく、しっかりと走れることを意識。まずはボディ。最近のカスタムシーンを鑑みるとやはりワイドボディ化はマスト。しかし、マーケットで流通している既製品では満足いかないと、ワンオフで製作したのだ。そしてこのワイドフェンダーを基準に、フロントをはじめサイド、リアにもワンオフしたパーツを組み合わせてスポーティな装いを際立たせている。

2010 CHEVROLET CAMARO SS WIDEBODY CUSTOM

見た目が整ったところで今度は走りの点では最重要ポイントとなる足回り。できる限り低く落としたいというのが心情。手軽なところではローダウンコイル、地面に着地するまで落としたいのであればエアサス、もしくはハイドロといった手法が考えられるが、採用したのはコイルオーバーで、できる限り低く、そして走れることを主眼として〝生足〟にこだわった。

「唯一無二!!」を掲げて製作したこだわりの愛機。ブルーへと変貌を遂げたボディカラーもまたその一環だ。

A7R05293A7R05305A7R05232_A7R05387

フロント回りは軽量化及び冷却性能向上を図ったワンオフのフードへと換装し、ビレットグリルで強面な印象を醸し出しながらオラクルのライトを仕込んでお茶目さも忘れない。サイドスカートはカーボンとし、サイド&リアウインドーにはルーバー、そしてリアスポイラーにはウィッカービルも装着してレーシーな装いを強める。

A7R05378A7R05259A7R05315

ホイールはD2 FORGED WHEELS SIS-07(F:20 ×10J、R:20×12J)に、タイヤはニットー・INVO(F:245/40R20、R:275/35ZR20)を組み合わせ、BC RACINGのコイルオーバーでギリギリまで車高を落とす。オーバーフェンダーはワンオフにて製作し、迫力あるシルエットを生み出す。ダクトもポイント!

A7R05291A7R05284

ダッシュパネルやドアパネルもボディカラーと同色にすることで一体感を醸し出す。走りにも手を抜かないためロールケージもワンオフ。今後さらにステアリングやシートも換装する手筈を整えている。

OWNER : KE-TA


Thanks:M.S.T AUTOMOTIVE【M.S.T オートモーティブ】

TEL:03-5851-8701
https://www.mst-automotive.com/


PHOTO:小野政彦
TEXT:編集部

アメ車マガジン 2022年7月号掲載