JLラングラーカスタム② in SEMA SHOW 2018

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LATEST JEEP JL WRANGLER CUSTOMS in SEMA SHOW 2018

LAS VEGAS CONVENTION CENTER
LAS VEGAS,NEVADA OCT 30 – NOV 2,2018

個性的なエッジの効いたデザインのパーツをリリース中

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直線基調のデザインを採用するBR4×4のオリジナルパーツ。JKと比べるとJLは丸みを帯びた印象を受けるが、BR4×4のパーツを装着すると非常にシャープな印象を受ける。スイング式のスペアタイヤブラケットに交換し、その隙間に燃料や水などが入れられるROTOPAXを装着可能としている。

ランプメーカーもJLに注目新たなスタイルが予感される

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様々なLEDのランプをリリースするDIODEDYNAMICSでは、フロントバンパーやボンネットの上にLEDライトバーを装着したJLを展示。フロント周りは今や珍しくないが、ルーフの後端にもLEDを装着するのは斬新と言える。

ドイツ企業もSEMAに注目欧州でもJEEP人気は増加中

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JEEPとラム専用のホイールを展開するBAWARRIONは、純正のタイヤ空気圧センサーにも対応したホイールを展示。また、開発中のオーバーフェンダーをノーマルと比較。それにフロントマスクはCJフェイスへコンバート。

機能性を最大限に重視したラックやステップに注目

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KARGO MASTERのブースには、オリジナルのルーフラックや折りたたみ式のステップを装着。フロントウインドーを取り囲むロールケージはラックと一体で、しかもここに立てる形状を採用。使いやすさを最優先に作られている。

往年のCJ7を彷彿とさせるデカールが非常に象徴的

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JCR OFFROADのブースには、ショートのJLを展示。足回りはテラフレックスにファルコンショックを組み合わせる。ゴールデンバンディットという愛称が与えられており、それにちなみ各部の色をブラック×ゴールドで統一する。

オリジナルのパイプドアやランプステーをリリース

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MOTORCITYのブースには、パイプドアにアレンジしたルビコンを展示。オリジナルのフラットフェンダーかと思いきや、実は純正フェンダーのブラックの部分を取り外しただけ。これだけでも、より大きなタイヤが装着可能だ。

バンパー類を金属製に交換ヘビーデューティさを追求

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オリジナルのバンパーやサイドシルガードなどをリリースするROCK’SのJLラングラー。JKラングラーで確立されたスタイルがそのままJLにも注入されており、JLカスタムの基本スタイルになると言えるだろう。

乗車定員を損なうことなく快適な車中泊が楽しめる

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ボルトオンで様々なアイテムをリリースするCLIFFRIDEでは、2種類のキャンパー仕様のJLを展示。巨大なシェルを装着したFE4と呼ばれるモデルは、4人の乗車定員を確保したまま4人が快適に就寝できるスペースを確保。また、ESCAPE365と呼ばれるモデルは、いわゆるポップアップ式のテント。快適性はFE4には敵わないが、手軽にキャンピングライフが楽しめる。共に、ノーマルよりもワイドなフェンダーを装備し、安定性も追求する。

日本でも人気が急上昇中! ラインアップの拡充に期待

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敢えてアルミ無垢のまま仕上げられているのが、言わば一つの個性となっているGENLIGHTのパーツ。サスペンションはROCK KRAWLERで、Aピラー部分にはRIGIDのLEDランプを装備。ロッカーガードやタイヤキャリアなど、JKに用意されていたアイテムが、続々とJLにも発売予定だ。

ルーフ一体式のシェルで車両のシルエットを変更

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JLのルーフが簡単に外せることに着目し、アメリカンファストバックでは、様々なスタイルを提案。これまでトレックトップというスタイルで、幌では他社から発売されていたが、ハードタイプのファストバックは世界初と言える。また、ディスカバリー風のルーフを採用した仕様もなかなか個性的で、クォーター部分には窓も設けられ、居住性もアップ。ちなみにこの車両にはイートン製のスーパーチャージャーが装着されており、そのパフォーマンスもなかなかだ。

グリルやヘッドライトに白のアクセントを加える

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ロックスライドエンジニアリングのJLは、鮮やかなグリーンと対照的な白いシートが印象的。いわゆるヘビーデューティなバンパーを装着しているが、非常に美しい光沢が特徴でオフロードで傷つけるのがもったいないと思えるほど。

機能と実用性を備えたJLカスタムの見本的仕様

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スチールクラフトのJLには、同社のウインチバンパーを装着。定番になりつつあるパイプドアに変更。サイドステップは非常に大型のもので乗降性を向上するが、ハードなオフロード走行にもしっかりと耐えられる作りとなっている。

グラディエーター公式発表より先にトラックモデルが登場

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LAショーでグラディエーターが発表されたが、それより先にSEMAの会場では何台かトラックにコンバージョンした仕様が登場。ボディガードブースに展示されていたのもその1つで、なかなかの完成度を誇っていた。全身チッピング塗装を施しており、非常に無骨な雰囲気を漂わせていた。

コントロールアームも変更してJEEPの力を最大限引き出す

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MAXTRACサスペンションのブースに展示されていたJLは、ファルケンの38インチタイヤを装着。バギー風の背面タイヤキャリアが、走りのポテンシャルの高さを予感させてくれる。前後のコントロールアームはピロボールになっており、しなやかな動きを実現。フェンダーの下を外すのが流行るかも。

またまたフルチッピング日本でも流行るか?

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DV8 OFF ROADのブースには、自社製品をフルに盛り込んだJLを展示。非常にコンパクトなフェンダーやヘビーデューティな前後バンパーを装着。ホイールも同社のもので、38インチのRIDGEグラップラーを組み合わせる。

ビードリングとボディのマッチカラーはもはや定番

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日本でも、高い知名度を確立しているラギッドリッジ。ショートのJLを展示し、オレンジのボディカラーとマッチさせたビードリングが美しい。クローリングバンパーから直射日光を遮るスクリーンまで、様々なアイテムを提案する。

まさにモンスターJEEP!エンジンをLS3に換装

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JLにV8を載せたのは何台かいたが、シボレー・コルベットのLS3を載せてしまったのはこの1台だけ! ビルダーが言うには450hpを誇るとか。ニックネームのBRUISERは乱暴者という意味で、まさにその通り!

JKで培った独自のスタイルをまずはJLにも注入する

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日本で圧倒的な人気を誇るポイズンスパイダーもJL用の新製品を一気にリリース。JKでラインアップしていたエクステリアからインナーフェンダーまでを同様にラインアップ。ポイズンスパイダー製品以外はチッピング塗装を実施。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]

[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]PHOTO◆TAKEO ASAI
TEXT◆RYO SORANO[/vc_column_text][vc_separator][vc_column_text]アメ車マガジン 2019年 3月号掲載[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row]

最速を誇るマッスルカーの頂点として君臨するダート

[vc_row][vc_column][vc_column_text]1969 ダッジ ダート

1969 DODGE DART

不動のDODGE
Immortal Dodge Soul ダッジの魂に魅了される

一見地味な箱型に見えるものの、実はMOPARらしさが盛り込まれた傑作

日本では地味なコンパクトとしてマイナーな存在ながら、スーパーストックにおける最速モデルとして、現在でも最強の存在としてのステイタスがある。シンプルな箱型のボディにはMOPARならではの手の込んだディテールが満載なのだ。

往年のマッスルカーというと、あくまでもインターミディが主流であり、その次にポニーカーとなる。そもそもフルサイズ車に設定された大排気量のエンジンを、中型サイズのインターミディに搭載したのがはじまり。実にシンプルな考え方だが、実際に高いパフォーマンスを発揮し、メーカー純正ホットロッドとしても大人気となった。ダッジにおいては、62年からのポラーラが主力で、65年からはコロネットにスイッチされる。黄金期の68年からは、チャージャーも追加されるのだが、忘れてならないのが、ダートの存在。

フルサイズとして60年よりラインアップし、62年型の1年間のみ、第二世代としてインターミディになり、スーパーストックでも活躍する。63~66年の第三世代ではプリマス・バリアントの兄弟車としてコンパクトなAボディ車でラインナップされる。この時点ではコンパクトでエコノミーな大衆車といったイメージが強いのだが、67年からの第四世代では、なんと、ビッグブロック440ci、さらには、426HEMIを搭載してスーパーストック最強となった。

1969 ダッジ ダート

コンパクトで軽量なAボディに、V8最強ともいえる426HEMIを搭載したスーパーストック仕様は、出荷台数が数十台ながら、れっきとした市販車両としてレギュレーションをクリア。現在でも最速を誇るマッスルカーの頂点なのである。日本ではスモールブロックしか設定のないモデルというイメージで過小評価されているが、そうした背景や仕様を抜きにしても、デザイン的にも十分魅力的。その魅力は実車を見ないとなかなか伝わりにくいため、マニアックな存在ではある。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]1969 ダッジ ダート

一見すると、地味な箱型ボディながら、ディテーリングには芸の細かいデザインが盛り込まれている。マスク周辺や前後バンパーの複雑なプレス形状、極端に湾曲するリアガラスなど、MOPARらしいアイデンティティを感じる。

1969 ダッジ ダート

1969 ダッジ ダート

1969 ダッジ ダート

1969 ダッジ ダート

1969 ダッジ ダート

基本的にはエコノミーな大衆車なだけに、インテリアは質素だが、ブルーで統一されたオシャレな仕様。社外のエアコンユニットの設置以外は、ステアリングも含めストックをキープする。

ベーシックなV8として設定された318ciは、2bblで230hpを発揮するだけに、4bbl仕様にアレンジしたこの個体は、必要にして十分なポテンシャルを確保。トランスミッションは、3速AT、トルクフライト。

サスペンションはこの時代のモパーの乗用車では共通のF:トーションバー&R:リジットリーフ。Aボディ車のPCDは5H100のため社外ホイールの選択肢が少ないが、定番のディッシュが馴染む。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]★ PHOTO & TEXT:石橋秀樹[/vc_column_text][vc_separator][vc_column_text]アメ車マガジン 2020年 3月号掲載[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row]

-フリースタイルで行こう- #01 ホットウィールの世界

-フリースタイルで行こう- #01 ホットウィールの世界

今回から新連載となる「フリースタイルで行こう!」。本コーナーは、アメリカンカルチャーが大好き過ぎる男:石橋秀樹氏がリコメンドするアメリカンなモノを紹介していくというもの。記念すべき第一回は「ホットウィール」の歴史や魅力に迫っていくことにしよう!

1968年に誕生したマテル社のブランド、アメリカを代表するホットカルチャー

アメリカが好きで、クルマも好きとなれば、当然、アメ車が大好きになったりします。そして、好きの度合いが高まれば高まるほど、絶対に避けて通れないのが、「ホットウィール(HW)」なのです! 世界最大のトイメーカーであるマテルによるダイキャスト・ブランド。1968年のデビューですから、すでに半世紀以上の歴史を持つだけに、アメリカを代表するブランドでもあるのです。途中途切れた時期もありますが、国内でもデビュー当時より正規販売されているので、存在自体はおなじみですね。

でも、「実車は好きだけど、ミニカーには興味無し」なんてタイプの方も少なくない日本では、過小評価されている感じ。精密なスケールダウン・モデルならともかく、モディファイやデフォルメがされていたり、そもそも走らせて遊ぶトイなだけに、「子供向け」というイメージが先行して、ちゃんと目を向けないケースが多い感じ。

その逆に、世代も、趣味も、国籍も関係なく、正しくクルマを愛している人は、例外なくHWを評価するし、コレクションするしないに関わらず、HWに関心を寄せていたりします。そもそもHWは、女の子向けのバービー人形に対する、男の子向けのカートイとしてスタートしたのですが、そこには明確なコンセプトと、トイの枠を超えた高い志があるのです。

当時は小スケールのダイキャストといえば、イギリスはレズニー社のマッチボックスが人気。その名の通りマッチ箱に収まるサイズで、実車を真面目にミニチュア化したもの。子供達はトイとして遊んだりするけれど、ダイキャストカーは鑑賞するものというイメージ。それに対してHWは、ガンガンに走らせて遊ぶためのトイとして、独自設計のホイールやトーションバーによるサスペンション機能を搭載!しかも、アライメントを調整するガレージ型の電動テスターまでラインナップ。そして、ループ、バンク、ローラー式電動加速装置などなど、自在のレイアウトが可能な専用コースによって、アクロバットな走行が楽しめちゃうのです。そのパフォーマンスは、子供達はもちろん、大人でも興奮するリアリティと拡張性に富んでます。

モデル化されるのは、車種に関わらず、マグホイールを装着してホットロッドとしてアレンジされているのがポイント。そのコンセプトやデザインを任されたのは、実車メーカーでのキャリアを持ち、ホットロッド界のトレンドセッターでもある、巨匠ハリー・ブラッドレー大先生!この人選からも、HWが単なるダイキャストメーカーでないことが伺えます。フードからそびえ立つ8スタックのファンネル、マグホイール&レッドリボンタイヤなど、HWを象徴する装備は、当時のブラッドレー先生の愛車64年型エルカミーノのファクターがそのまま反映されたのでした。

また、HWの代表モデルとしてもお馴染みの、未来的なスタイリングが今見てもクールなデオラは、そもそも、ダッジのコンセプトカーとして、ブラッドレー先生がD100をベースに設計したもの。実車界の巨匠が本気で取り組んでいるだけに、説得力があり、実車のトレンドがダイレクトに反映されている点でも、目が離せない存在なのです!!

深すぎるHWの魅力を語るにはまるまる1冊使っても到底足りないですが、今回はデビューストーリーだけで一杯になっちゃいました(汗)

A-OK[1981]

当初はマッスルカーしか興味がなかったのですが、カスタムVANやチョッパーなど、70sのホットロッド・テイストが大好物なため、車種よりもそのスタイルありきで気に入ったモデル。ところが、このA-OKを通して、モデルAのセダンデリバリーが実車で一番欲しいストリートロッドになったのでした。オモチャ感がありながらも、かなりリアルなのが魅力的なのです!

Gremlin Grinder[1975]

不人気のコンパクトカー、グレムリンに、スーパーチャージャーで武装したHEMI を搭載したギャップ萌えなアプローチがらまりません!74年のグリーンの初版に対する75年のクローム仕様。HW40周年記念で再販された。

Deora[1968]

HWの生みの親、H・ブラッドレー自身がデザインしたダッジD100のコンセクトカー。HWを象徴するモデルとしてトリビュートしたデオラII は、実車も製作されたり、最近デオラIIIがリリースされた。

Dairy Delivery[1998]

ベース車は牛乳配達車両としてお馴染みのディブコ。ドラッグマシン的アプローチで独自にアレンジしたプロポーションが抜群にクール!!  これを機に実車の人気が上がった!

100% Hot Wheels Reggie’s Cars 4 Car Set[1999]

スケールモデルとしての精巧な作りが魅力の100%シリーズは、それまでスルーしていた国内のアダルトコレクターがHWファンになるきっかけとなった。

Japan Historics 2-Nissan Laurel 2000 sgx[2018]

アメリカでの国産旧車の人気が高まる中、アメリカでは販売されなかった車種も注目されるように!そんな流れで、まさかのローレル、まさかの“ シャコタン” スタイル!

Hot Seat[1999]

60年代のショーロッドを連想させる、おふざけ系ながらも、理に適ったデザインは流石!ショッピングカートやラジオフライヤーなど、同類も多数あって楽しい!

’65 Dodge Coronet A/FX[2009]

ドラッグストリップデーモン・シリーズにラインナップされたコロネットのアルタードホイールベース車。実車のドラッグレース史を学べるほど、様々な有名車がモデル化されてます。

Mongoose and Snake Drag Race Set[1993]

スケールモデルとしての精巧な作りが魅力の100%シリーズは、それまでスルーしていた国内のアダルトコレクターがHWファンになるきっかけとなった。

Hot Wheels Car Culture Team Transport Porsche 356A Outlaw VW Transporter T1 Pickup[1999]

小スケールのダイキャストでは近年リリースラッシュが続くほど人気んとなっている積載車系! テーマに合うオリジナリティーの高いデザインがHWの魅力。

単なるミニカーの枠を超越した文化としてのHW

ロッド&カスタムなどのアメリカならではのモーターカルチャーをはじめ、アメリカから見たクルマの全てが凝縮されている世界最大のダイキャストブランドがホットウィール(HW)だ。子供向けのTOYと侮るなかれ、そもそもHWは、有能な実車カーデザイナーであるハリー・ブラッドレーをデザイナーに迎え入れ、実車でのトレンドとシンクロしたアプローチで製品化している!それだけに、真のモーターファンこそ、HW の魅力の深さにハマるのだ。単なるミニチュアモデルの枠を超えて、オリジナルでデザインされるモデルの中には、後に実写化されるケースもあり、その他の人気車種をベースにしたHWモデルに盛り込まれたトレンドを、実車で再現されることもある。そして、専用のコースで走らせて遊ぶというスタイルこそ、HWの一番の楽しさであり、他のブランドには無いオリジナリティなのだ。ルックスだけでなく、走りのポテンシャルも含めて、しっかりと設計されているのがポイント。とにもかくにも、アメリカを語る上で、HWは絶対に外せないほど、底なしの魅力があるのだ!!

正規輸入が途絶えていた99年、当時は高円寺で古着屋の片隅でアメリカで買い付けたHWを扱っておりまして、ファッション誌の別冊でHWを紹介する上で、ちょっとした縁からそのページを自分に担当することに。それがきっかけで、HW大図鑑の製作に発展! 自分自身が欲しくなるような、資料としての情報と、HWのカッコ良さが詰まった楽しい図鑑を目指してビジュアルにもこだわりました。本国のファンや、HWデザイナー陣からも高く評価されまして、01年の大図鑑IIでは、本家のデザインセンターを訪れて、デザイナー達の取材ができて、一ファンとして最高の経験となりました。

アメ車のことを知れば知るほどHWの魅力にハマった!

愛車としてマッスルカーを乗り継ぐほど魅力にハマる中、スワップミートで70年代のHWのデッドストックが投げ売りされていたので、マッスルカー以外も含めてまとめて購入。それを機に、HWの魅力を再確認したのが90年代中期。正規輸入も無く、マイナーな存在でしたが、見れば見るほど、実車のことを知れば知るほどHWが魅力的に思えて、完全にファンになり、HWありきで渡米していたりしてました!


フリースタイルで行こう


★石橋秀樹
アメリカンホビーショップ「ホットワイヤー」の店主であり、フリーペーパー「イグナイト」の編集人、そしてアメ車マガジンでもライターを行なうなど、アメリカンカルチャーに関する偉人(変人)である。人生は肩ひじはらずに「フリースタイル」なのが信条。


アメ車マガジン 2020年 5月号掲載

アーリー60’sのMOPARの主力車 独特のスタイリングが眩しいポラーラ

[vc_row][vc_column][vc_column_text]1963 ダッジ ポラーラ

1963 DODGE POLARA

不動のDODGE
Immortal Dodge Soul ダッジの魂に魅了される

ドラッグレースでの市販車最強カテゴリーであるスーパーストック参戦車として大活躍したMOPARマッスルの主力モデルのポラーラ。賛否の割れる独特なルックスもまた、アーリー60’sのMOPARらしいチャームポイント!

ホットロッダーやハードコアなMOPARファンからの支持の高いBボディ車

ダッジのマッスルカーというと、チャージャーチャレンジャーを真っ先に連想する人が多いかもしれないが、60年代初頭にドラッグレースのストッククラスで活躍したモデルこそ、マッスルカーの原点だったりする。そのため、国内ではマイナーながらも、アーリーBボディ(62~64)車は、メイクスの枠を超えて、ホットロッダーたちからの支持が高い。

近年のマッスルカーブームによってMOPARの人気に火が付くきっかけも、この手のアーリーBボディ車を早い段階から注目していたホットロッダーたちの存在が大きい。ルックス的には賛否の割れる個性の強いデザインだが、ドラッグマシンとしての素質の高さが最大の魅力。それだけに、ストリートカーよりも、ドラッグマシンとしてアレンジされるケースが主流。結果として、出荷数が少なかった割には現存数が多いのだ。2000年代に入ったあたりから、ベテランのホットロッダーや、トレンドに左右されないハードコアなMOPARファンによって、ストックの魅力を引き出しながら、ロッダーテイストで仕上げるストリートカーも誕生した。

1963 ダッジ ポラーラ

1963 ダッジ ポラーラ

この個体もそんな1台で、往年のデザインをアップデートしたバドニック製の17インチホイールを装着。ドラッグレースでは武骨で強固なセダンが目立つ中、スタイリッシュなハードトップによってストリートカーとして10数年前に日本国内にてアレンジされている。この時代のダッジBボディ車ではグレードの高いポラーラ500のキャラクターにもマッチした上品さも兼ね備えるアダルトな雰囲気がとても魅力的なのだ。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]1963 ダッジ ポラーラ

一見すると、地味ながらもアクが強いデザインだが、ルーフの形状や、ディーテールの一つ一つに、モパーならではの芸の細かさが感じ取れる。写真ではピンとこなくても、実車を見て魅力にハマるケースが多い。

1963 ダッジ ポラーラ

1963 ダッジ ポラーラ

この時代の上級グレード車らしく、標準でセパレートシート、センターコンソール、フロアシフトとなる。ステアリングも含め、オリジナリをキープ。クローム類もコンディションが良く美しい。

設定されたV8エンジンは361ci、413ci、ウエッジ426ciが主流だが、この個体は、次世代の383ciに換装。トランスミッションは、3速ATの727トルクフライト。

リアは定番のリジットリーフ、フロントはMOPARではレギュラーなトーションバーを採用。リアエンドは、ハイパフォーマンスな仕様に見合う8.75インチ。バドニック製のビレットホイールはフロントが17インチ、リヤは18インチをチョイス。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]Thanks /東海カーズ
TEL:0533-86-8890[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]★ PHOTO:浅井岳男 TEXT:石橋秀樹[/vc_column_text][vc_separator][vc_column_text]アメ車マガジン 2020年 3月号掲載[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row]

アナログ最強ユニット「KRZX AIR RIDE SUPENSION」

[vc_row][vc_column][vc_column_text]KRZX AIR RIDE SUSPENSION

KRZX AIR RIDE SUSPENSION

THE BOTTOMS

生足の限界を超えて、リーズナブルかつ手軽に激低車高へ踏み込む

低さを求めて深化し続けているロワード環境。バネをカットしてまで車高の低さを追い求めていた時代から時は立ちコイルオーバー(車高調)やエアサスといったアイテムによって自由自在に好みの車高を追い求めることが可能となった。そこで、長年に渡ってエアサスを取り扱ってきた福岡のKROOZが複雑な仕組みを排除することでリーズナブルに装着できるオリジナルのエアサスペンションユニットを登場させた。コレがあれば思いどおりのローフォルムを生み出せる!!

クルマは車高が低ければ低いほどカッコイイという定説のもと、様々な手法を用いてローダウンがなされてきた。それこそ昔はバネカットして車高を落とすなんてことも行なわれていた。だがそれでは見た目は良くとも、走行安定性や乗り心地は決して良いものではなかったため、後に性能をしっかりと兼ね備えたロワードコイルが造られ市販化されることに。

しかし、ロワードコイルはローダウン量が決められているため、任意に設定することは不可能。ということで、これでは満足できないフリークたちはコイルオーバー(車高調)を取り入れて好みの車高へと調整し、落としの美学を追求。そしてさらに車高を調整する画期的なアイテムとして登場したのがエアサス。ボタン一つで上げ下げ自在なエアサスはまさに理想を一瞬にして叶えてくれるマルチアイテム。

そんなエアサスを長年に渡り取り扱ってきた福岡のKROOZが、ユーザーがエアサスを気軽に装着できる様にとリーズナブルなエントリーモデルをリリース。それが「KRZX AIR RIDE SUSPENSION」。コンピューターや基盤を内蔵した複雑なシステムモデルは何かとトラブルを起こしがちだったが、このユニットはそれらを一切排除することでリーズナブルかつトラブルフリーを実現させている。さらにオリジナルのエアーストラットを組み合わせた最強ユニットもラインナップ。

この上げる下げるだけに特化したユニットであれば、思いどおりにローフォルムが実現可能となる。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]EZ-UNIT8+KZ-STRUT

EZ-UNIT8+KZ-STRUT
■ Price:¥450,000円

EZ-UNIT8 4独

EZ-UNIT8 4独
■ Price:¥150,000円

EZ-UNIT4+KZ-STRUT

EZ-UNIT4+KZ-STRUT
■ Price:¥400,000円

EZ-UNIT4 2独

EZ-UNIT4 2独
■ Price:¥100,000円

2019年から販売を開始したez airシリーズ。アナログ方式を採用することでリーズナブルな価格を実現。EZ VALVE2というカプラーオンシステムを新開発したことにより、車内への配線はメーターへの1本だけで完了。さらにKRZXエアーストラットをセットにした最強フルキットバージョンもラインナップ。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]The KROOZ Customs
所在地:福岡県太宰府市水城2-21-8
TEL:092-928-6734
URL:http://www.krooz-int.com[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]PHOTO ★浅井岳男
TEXT ★編集部[/vc_column_text][vc_separator][vc_column_text]アメ車マガジン 2020年 3月号掲載[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row]

アウトローでタフなイメージを持つ第二世代チャージャー

[vc_row][vc_column][vc_column_text]1969 ダッジ チャージャー

1969 DODGE CHARGER

不動のDODGE
Immortal Dodge Soul ダッジの魂に魅了される

マッスルカーの真骨頂を味わえるヒールなイメージの強い69年型!

数多くのアクションムービーでアウトローの愛機として派手なパフォーマンスを披露するチャージャー。ラグジュアリーな要素を備えながら、暴力的なパフォーマンスを発揮するマニュアルミッション車こそ、チャージャーのヒールなキャラクターが発揮される。

1966にデビューした初代チャージャーは、ファストバックシェイプが強調された仮装未来感のあるスタイリングが特徴的で、マッスルとしてのポテンシャルよりも、デザインやイメージからして、ラグジュアリーな要素が濃かった。そもそも、コンパクトなポニーカーと、ラグジュアリーなパーソナルカーの中間を目指していた。ファストバックスタイルは、プリマスではバラクーダで採用されており、当時のトレンドでもあったが、今一つ影の薄い存在だった。

第二世代となる68年型からは、ベースボディであるBボディが一新された。それまでの直線基調から、曲線を取り入れてグラマラスなフォルムとなり、同時に、特徴的だったファストバックからダックテールなハードトップに変更されて、モダンかつスポーティなイメージが強調される。そのシャープなスタイリングを際立たせるように、ルーフはデフォルトでバイナルトップというのもポイント。

1969 ダッジ チャージャー

1969 ダッジ チャージャー

大幅な変更によって、キャラクターもそれまでにないアウトローでタフな印象となる。そんなキャラクターを活かして劇中ではヒールの逃走車などに多く採用された。マイナーチェンジを受けた69年型では、カジュアルな要素も加わり、『デュークス・オブ・ハザード』では、キャッチーなイメージで打ち出されたが、『ダーティ・メリー/クレイジー・ラリー』において逃走車として激しくチェイスするイメージこそが、モデルのキャラクターとシンクロしてカッコ良い。

この個体は、そんなチャージャーのアウトローなイメージに見合う仕様。440マグナム・エンジンに4速マニュアルというマッスルカーの真骨頂が味わえる内容。近年はコレクタブルカーとして所有するオーナーが目立つ中、この個体は、本来のパフォーマンスがしっかりと発揮されている![/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]1969 ダッジ チャージャー

MOPARマッスルを象徴するハイインパクトカラーの中でも、いかにもな70年型のオプション“プラムクレイジー” でリペイントした69年型。白いバンブルビーストライプとのコントラストが美しい。バイナルトップを排除したことで、スポーティーなイメージが強調されている。

1969 ダッジ チャージャー

1969 ダッジ チャージャー

基本的にストックを保持しつつも、“タフステアリング” や“ピストルグリップ”シフターなど、純正パーツによってアップグレード。センターコンソールのないスタイルもパフォーマンスありきなオーナーの使用目的にマッチして◎。

ストックで375hpを発揮する440マグナム・エンジンは、排気系、点火系をアップグレード。4速マニュアル、A833、ストックでは最大の8.75”リアエンドによって、暴力的なパフォーマンスを発揮する。

ホイールはドラッグレースからストリートまで、マッスル系での採用例が多いWELD Racingの“ プロスター”。装着タイヤはド定番のBFG Radial TA(F:215/65R15、R:275/60R15)[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]PHOTO & TEXT:石橋秀樹[/vc_column_text][vc_separator][vc_column_text]アメ車マガジン 2020年 3月号掲載[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row]

耐久性と軽量化を両立・実現した。次世代ブラッドストック ワンピースSL

[vc_row][vc_column][vc_column_text]ブラッドストックSL

Bloodstock OnePiece SL

THE BOTTOMS

ファーストモデルの誕生から22年の歴史を重ねるブラッドストック。4WD用ホイールに要求される耐久性はそのままに、重いオフロードタイヤと組み合わせても運動性能を損なわないよう、「軽量化」というテーマに取り組んだ意欲作が遂にデビューする。

強度と軽さを両立したラングラー用ホイール:ブラッドストック ワンピースSL

アルミホイールに求めるものは何だろうか? ユーザー諸君が真っ先に思い浮かべるのは、やはりスタイルやデザイン性だろう。もちろんそれを否定するつもりはないが、ホイールも機能部品の1つであり、選択次第で愛車の走りが大きく変わることは知って欲しい。

4WDの総合パーツメーカーのエルフォードでは、既にジープJLラングラー用のオーバーフェンダーを発売中。さらにJL用アイテムの拡充を図るために、今回新たに20インチの「ブラッドストック・ワンピースSL」をリリースする。勘の良い読者なら気付いたと思うが、SLとはスーパーライトの略語。4WDに要求される高い耐久性はそのままに、軽さという性能を実現するために、新たにフローフォーミング技術を採用。鍛造ホイールに迫る強度や軽さを実現しつつ、鋳造ホイール同様のデザイン性や価格を実現しているのがポイント。

さらに、ブラッドストック・ワンピースSLには、他のホイールにはない独特のシステムを採用。アンチリークシステムとインナーロックシステムと呼ばれるもので、タイヤと接するリム部分に突起を設け、エアー漏れやタイヤがホイールから脱落するビード落ちを防止。イメージとしてはOリングが入っているようなもので、オフロード走行時にエアーを落として走る機会に真価を発揮すると言えるだろう。ちなみに20インチでありながら、鍛造ホイールと同等の11.5kgを実現。新世代のジープに乗るのなら、新世代のアイテムでカスタムも行ないたいものだ。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]72-73-2

Flow Forming Tecnology

フローフォーミング製法とは、鋳造した素材を回転させながら、ローラーで熱間鍛圧(スピニング)加工をおこないリム部の板厚形状を完成品と同等まで成形する製法です。 この製法では、リムを引き伸ばし肉薄化することで鍛造製法特有の金属結晶組織であるメタルフロー(鍛流線)を鋳造製法でも生み出すことが可能となり、鋳造製法でありながら鍛造製法と同等の剛性や伸び等の強度性能を実現させます。そして、リムを引き伸ばし肉薄化することで軽量化をも実現可能とした新しい鋳造製法です。

72-73-2 のコピー

Anti Air Leak Sysyem

アンチエアリークシステムとは、通常フラットなビートシートにエア漏れを防ぐリブを設ける事により、オフロード走行等でタイヤが変形した場合などでも、タイヤ内の空気がタイヤとホイールの勘合部(リム)より漏れるのも防ぐ為のシステムです。

Inner Lock Sysyem

インナーロックシステムとは、パンク等でタイヤ内の空気量が減少した場合でも通常のハンプ形状と異なる形状とした事により、タイヤのビード部がハンプを超えるのを防ぎ、ホイールのリムから外れるのを防止できるシステムです。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]★一般的なホイールは、スポークの端面は比較的フラットな形状が多い。それに対しブラッドストックは歪な形を採用することで、個性を追求。鍛造では実現不可能な細かな造形は、やはり鋳造の魅力と言えるだろう。

★近年の4WD用ホイールの多くは、リム部分に凝ったデザインを施すものが多い。だが、組み合わせるタイヤのサイドデザインが最近はかなり賑やかとなっている。そこでSLは敢えてシンプルなデザインを採用。タイヤと組み合わせた時のバランスも考慮している。また、これにより軽量化にも貢献している。

ブラッドストックSL

★徹底した軽量化を行なうため、エアバルブにもこだわり日本製の軽量なアルミ素材のものを採用。また、空気圧センサーも取り付けられる形状なので、ホイールを交換しても空気圧の警告灯が点きっぱなしになることはない。

★今回JL/JKラングラー用に設定されるSLは、マットブラック+ミーリング加工の1カラーのみ。サイズは純正フェンダーでツライチとなる+45。エルフォードでは25mmワイドフェンダーをリリースしているが、リクエスト次第ではオーバーフェンダー対応サイズを追加するかもしれない。

ブラッドストックSL

丸穴のシンプルなホイールは時代を問わず存在するが、楕円形状を採用するのがブラッドストックシリーズのアイデンティティ。SL はさらなる軽量化を求め、贅肉を削ぎ落とし、逆台形的な形状となる。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]ブラッドストックSL

商品名:Bloodstock OnePiece SL
サイズ:7.5J×20、+45(サイズは変更する可能性があります)
重量:11.5kg
適合:JWL、JWL-T、VIA
適合車種:JKラングラー/JLラングラー
カラー:マットブラック+ミーリング加工仕上げ
価格:62,000 円(予価)[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]ELFORD_WRANGLER_JL

FRPフロントバンパー

東京オートサロン2020ではFRP製のフロントバンパーなどのオリジナルパーツも発表。ホイールと同じくライトウエイトというコンセプトを掲げて開発しており、アメリカのスチールバンパー風のデザインを採用しながらも、素材は軽量なFRP。本体/アンダーカバー/ナンバーの台座の3ピース構成となっており、好みのスタイルが実現可能。純正フォグやコーナーセンサーを移植することで、カスタムしても機能をスポイルすることはない。他にもエアロボンネットやリヤスムージングパネルも開発中。続々と登場するエルフォードのアイテム群に期待したい。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]エルフォード【ELFORD】
所在地:〒343-0023 埼玉県越谷市東越谷7-12-8
TEL:048-966-3551
URL:http://www.meiwa-net.com[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]TEXT ★空野稜[/vc_column_text][vc_separator][vc_column_text]アメ車マガジン 2020年 3月号掲載[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row]

JLラングラーカスタム① in SEMA SHOW 2018

[vc_row][vc_column][vc_column_text]_N6I6245

LATEST JEEP JL WRANGLER CUSTOMS in SEMA SHOW 2018

LAS VEGAS CONVENTION CENTER
LAS VEGAS,NEVADA OCT 30 – NOV 2,2018

非常に高品質なカーボン製パーツを新たにリリース

_N6I0012

4WDやトラックのホイールを手掛けるVENOMREXでは、新たな試みとしてJL用ボディパーツの展開を開始。カーボン製のボンネット、フェンダー、バンパーコーナー、ドアのロックガードなどを一挙リリース。

ワイルドなバンパーだがマッチカラーで都会的に

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テキサスに本拠を置くAMERICAN TRUXX。シャープなデザインのホイールが非常に特徴的で、JLにはAT-1903Boomというモデルを装着。前後バンパーやサイドステップは、FabFoursの製品を装着。タイヤは37インチ。

スチールバンパーを塗り分けファッション性も重視

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DELINTEタイヤブースでは、FSRのルーフテントを装着したアウトドアスタイルのJLを展示。BDSのサスペンションキットでリフトアップし、前後バンパーをスチール製に交換。バンパーにLEDランプを埋め込み、すっきりとしたスタイル。

比較的ライトなカスタムに見えるがそれでも37を装着

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NITTOタイヤブースに展示されていたサハラは、オフロードEVOLUTIONのバンパーやサイドシルを装着。比較的シンプルに見えるが、37インチRIDGEグラップラーを装着。ショックはKINGで、アーム類も交換済みだ。

フロント以外のガラスをレスにしオープンエアーを満喫

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VELOCITY WHEELのブースには、かなりスパルタンなJLを展示。トップをレスにし、フラットフェンダーやパイプドアに変更。それらをパウダーコートペイントに仕上げることで、ワイルドさをより一層強調する。ボンネットやピラーには、もはや定番アイテムと言えるLEDライトバーをセット。

フロントマスクを往年のグラディエイター風にアレンジ

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AMPタイヤブースには、JEEPグラディエイター風に変更したJLを展示。単純にグリルを交換するのでなく、フェンダーの延長やボンネットの形状そのものを変更。ホイールはGO RHINOをチョイス。パイプドアに交換するが、ホワイトのボディということもあり、ブラックのドアが一際映える。

サスペンションと吸排気系チューンでポテンシャルUP

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ミッキートンプソンブースのJLには、新製品のSidebiter Lockホイール&BAJA BOSSという名の37インチタイヤをセット。FABTECHの3インチロングアームサスペンションにダートロジックのショックを組む。

オールチッピングペイントが流行の兆しを見せる

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ラギッドリッジのブースには、ファストバックを装着し、全身にチッピング塗装を施したデモカーを展示。ピラーに大型のランプを追加した程度で、実は意外とシンプル。ルビコンがベースなので、あっさりと37インチを履きこなす。

ライトなカスタムながららしさを煽るスタイル

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同じく、ラギッドリッジブースのJL。ルーフをレスにし、パイプドアに変更。エクステリアはグリルガードやパイプドアの追加程度だが、FOXのショックに交換し、KM3の39インチを難なく装着して見せる。

ルーフ全体をカバーする大型ラックで積載性を向上させる

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様々な車種のルーフラックなどを展開するSURCOに展示されていたJL。肝心のルーフラックよりもWESTINのグリルや、DV8のバンパー&フェンダーの方が目立っていたような…。真っ白なアイテムに赤の差し色を施しており、ワイルドなパーツを組み合わせつつも都会的な雰囲気も強調。

フェンダーやバンパーをキャンディレッドで強調

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ARI ESのブースに展示されていたJLは、星条旗をイメージさせるラッピングが施されるが、実は退役軍人の雇用支援を提供するNS2プログラムによって製作されたもの。単なるカスタムだけでなく、深い話が盛り込まれていたりする。

ヘビーデューティな造りでハイリフトジャッキも対応

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日本でも知名度が高まりつつある、WARRIOR PRODUCTS。前後バンパーだけでなく、パイプ形状のフェンダーもリリース。ヘビーなアイテムだけでなくテールゲートの内側には、小物入れと格納式のテーブルをセット。

ワイルドなスタイルだがアウトドアユースも重視

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スミッティビルトブースに展示されていた、アルパインとコラボしたJL。電動でルーフが広報にスライドし、テールゲートは上に跳ね上がる。ウーハーBOXにセットされたシートが後方に倒れ、アウトドアでサウンドを楽しめる仕様だ。

前後バンパーにフェンダーさらにパイプドアが定番

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パラマウントオートモーティブのJLは、非常に薄くコンパクトなフェンダーが特徴的。ダートロジックのサスペンションを装着し、ホイールはFUELをチョイス。オープンカントリーM/Tの37インチを組み合わせる。

見た目だけでなく実用性も重視したアイテムを投入

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非常にコンパクトなフェンダーやヘビーデューティーなバンパーに加え、独創的なスタイルの背面タイヤキャリアを提案するGO RHINOのJL 。37インチタイヤを装着していても、これなら簡単にスペアタイヤ交換ができそうだ。

ノーマルフェンダーでも驚異的なストロークを実現

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圧倒的なストローク量を見せつける、スカイジャッカーのJL。敢えてノーマルフェンダーのままでここまでできる! ということを強くアピール。ボンネット上には、RIGIDの最新型のLEDライトバーを装着する。

豪州の土漠を連想させる大胆なラッピングを施すJL

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日本でも多くのユーザーが愛用する、オーストラリアのブランドTJM。ランクルだけでなく、JEEPの新製品も積極的に展開中だ。サスペンションはもちろん、オリジナルのバンパー、ラック、フェンダーなどをPRしていた。

基本的にはグリル専門店そんなメーカーもJLを展示

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セブンスロットグリルがJEEPのアイデンティティではあるが、そこを敢えてモディファイ。ノーマル風のグリルやメッシュタイプをリリースするABLAZE GRILLIESは、赤と黒で統一されたJLのルビコンを展示していた。

自分のJEEPで理想の走りを実現してくれるアイテム

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ロックセクションなどを走るための、本格的なアクスルやギアだけを専門に取り扱う、G2。超マニアの人しか分からないブランドだと思うが、ルビコンエクスプレスのデモカーを使用して、自社製品をアピール。バンパー類は同じグループのスミッティビルトのXRCをチョイスする。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]

[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]PHOTO◆TAKEO ASAI
TEXT◆RYO SORANO[/vc_column_text][vc_separator][vc_column_text]アメ車マガジン 2019年 3月号掲載[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row]

若者たちが挙って愛用するラムトラック、ラムならではの個性的なスタイルに惹かれる

[vc_row][vc_column][vc_column_text]2005y DODGE RAM DAYTONA、2005y DODGE RAM LARAMIE、2010y DODGE RAM SLT

2005y DODGE RAM DAYTONA/2005y DODGE RAM LARAMIE/2010y DODGE RAM SLT

不動のDODGE
Immortal Dodge Soul ダッジの魂に魅了される

雄羊に魅せられたオーナーたち

4枚ドアに5~6人が余裕で乗れる広々キャビン。ひと昔前のフルサイズトラックとは勝手が異なる昨今のフルサイズトラッキン事情。そんな中、アメリカ色の濃いラム顔に魅了されて日常の足からアウトドアまでメインユースで乗りこなす3人の若者たちに迫る。

ラムならではの個性的なスタイルに惹かれる

比較的高年式のフルサイズトラックが再び注目を集めている。4枚ドアで5~6人が乗れる広々インテリアに、トラックらしいワイルドな乗りこなしも可能な足回りの剛性に加え、アウトドアシーンで活躍する積載力抜群のベッドなど、フルサイズならではのサイズ感と広々キャビンに魅了され、キャンプやBBQシーンではある意味フルサイズSUV以上の利便性を持っている。

ここ最近で言うと、再び人気を博している逆輸入モデルのタンドラをはじめ、アメリカンピックアップとしては定番のシルバラード、そしてセレブが挙ってセカンドカーとして愛用するラプターを生み出したフォードのFシリーズなど、4枚ドアのフルサイズトラックシーンは本国でも主力車種であり、各メーカーが凌ぎを削って販売台数を競い続ける立派なレギュラー陣として、その傾向は日本でも定着してきた印象。

紹介するラムトラックもまた、モパーブランドの主力車種であることに間違いはないが、1981年のデビュー当初はフォードやGMのトラックが最有力候補として軒並み販売台数を上げており、それを追いかける形でデビューを飾ったものの、あまり日の目を浴びる機会も少なく販売台数も伸び悩んできた。しかし、2世代目が誕生した90年代から本国はもちろん日本国内でも人気が高まり、C‐1500とは異なるモダンなフォルムでスラムドを施したカスタムカーたちが日本国内のアメ車イベントでも頭角を現し、昨今のフルサイズトラックシーンにおいては、フォードやGMと並び、フルサイズトラック御三家としての地位を確立した。

2005y DODGE RAM DAYTONA、2005y DODGE RAM LARAMIE、2010y DODGE RAM SLT

今回、若者たちが挙って愛用するラムトラックの中から関西近郊のミーティング、イベントでひと際印象に残った3人に集まってもらい、それぞれのラムトラックスタイル、そしてカスタムの方向性などについて平成生まれの視線でレポートした次第。

まずは全身ブラックで統一した50KENT氏のラムトラックから順を追って紹介していこう。コンセプトはズバリ現地の悪ガキがヤンチャに乗りこなしてそうな雰囲気。そのイメージとしてブラックにこだわり、ベッドは動く収納庫の如く自転車やペール缶を無造作に積載したまま走らせるのが気分。

そしてフェイスが一新された2010年モデルに乗るTasaboo氏は、12Jのディープリムとワンオフ自動収納式のステップ、そしてエアホーンの採用など、とにかく工夫を凝らしたアイテムで独自路線を貫く。

最後はデイトナに乗るゆーき氏だが、スターキーズのレンタカーを見てマンゴーカラーに一目惚れ。それまで愛用していたチャージャーを手放し、デイトナのオリジナルフォルムをそのまま堪能しつつ、愛犬のショー君や彼女と共に釣りなどを楽しんでいるという。

それぞれに共通するのはイベントでアワードを狙う様な姿勢ではなく、過剰なカスタムを加えなくても存在感溢れるラムだからこそ、もっとラフにカジュアルに、フルサイズトラックをライフスタイルの一部として捉えているところがイマドキのラムトラックスタイルなのかもしれない。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]2005y DODGE RAM DAYTONA OWNER ゆーき&あかねちゃん

2005y ダッジラム デイトナ

2005y ダッジラム デイトナ

2005y ダッジラム デイトナ2005y ダッジラム デイトナ

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一年前に近所のハンバーガーショップ「STARKEY`S」で元レンタカーが販売されているのを見て即決。それまではチャージャーに乗っていて生粋のDODGE信者だったことからフルサイズトラックに乗るならラムトラックと心に決めていた。最大の魅力は何と言ってもファニーでクールなマンゴーボディ。デイトナならではのアグレッシブな走りとルックスのギャップも特筆物。休みの日は彼女と愛犬のゴールデンレトリバー「ショーくん」を乗せてのデートが日課。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]2005y DODGE RAM LARAMIE OWNER 50KENT(左)

2005y ダッジラム ララミー

2005y ダッジラム ララミー

2005y ダッジラム ララミー

コツコツとフルブラック化を進めて遂に全身ブラックコーデを実現させた50KENT氏。インスタ映えを試みるも、ブラック一色で全然映えないところがネックとなるものの、ブラックアウトされたフェイスにワイルドなグリルガードを追加した漆黒のビジュアルはアメ車ミーティングでも異色を放つ。色は無いけど…(笑)。 ちなみに近々現状の35インチタイヤのまま大幅にリフトアップ化計画を企んでおり、年明けにはさらなる成長がみられるかも。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]2010y DODGE RAM SLT OWNER Tasaboo

2010y ダッジラム SLT

2010y ダッジラム SLT

2010y ダッジラム SLT

2010y ダッジラム SLT

日本人離れしたルックスと体型から、行きつけのショップ「J`s Fam Pit」の常連客たちの間でラムトラの似合う男と称賛されるTasaboo 氏。ムッチリしたボリューム感溢れるラムのフォルムは確かに彼の雰囲気とマッチ。ワンオフで製作してもらったサイドステップで少々小柄な友人を乗せる際でも乗降性は良好。エアサスタンク!? と思いきやこちらはエアホーンのタンクで、アメリカの大型トレーラーさながらの爆音ホーンを奏でながら賑やかにラムトラライフを堪能♪[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]写真&文/石井秋良[/vc_column_text][vc_separator][vc_column_text]アメ車マガジン 2020年 3月号掲載[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row]

ダッジの象徴的なモデルの70年型チャレンジャー

[vc_row][vc_column][vc_column_text]1970 DODGE CHALLENGER

1970 DODGE CHALLENGER

不動のDODGE
Immortal Dodge Soul ダッジの魂に魅了される

映画『バニシングポイント』の劇中車を通して世界的にファンがいる70年型チャレンジャー。Dodge初のポニーカーとして独自設計にて70年にデビューするも、排気ガス規制のあおりを受け、潔くも74年型をもって生産中止。

1970 DODGE CHALLENGER

短命でありながらも、Dodgeを語る上でも絶対に外せない象徴的なモデルとあって、08年には、往年のデザインを受け継いで、復活し、現在でもラインナップ中。ロー&ワイド、ロングノーズ&ショートデッキに特化した箱型車きっての美しいスタイリング。戦闘的ともいえる佇まいでクールな印象なだけに誰からも愛されるキャラクターではないが、そんなキャラクターこそがMOPARらしく、マニアックなファンに支持されている。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]1970 DODGE CHALLENGER

スクープ付きのフード、デュアルエキゾースト&スプラッシュパン、ストライプは、ハイパフォーマンス仕様のR/T ならではの専用パーツ。サイドストライプのみというのは、R/T仕様においてはシンプルで控えめ。

1970 DODGE CHALLENGER

1970 DODGE CHALLENGER

4連装ゲージのクラスターは、オプションのラリータイプ。ドアパネルのウッドプレートは、上級グレードのSE専用 パーツ。ピストルグリップ・タイプのシフターは社外品。ステアリングはオリジナルの標準品。

ハイパフォーマンスなR/Tの設定エンジンでは唯一のスモールブロックである340ci(4bbl)を搭載。低回転域でのトルクは細いが、4000rpmからは豹変する!トランスミッションは3速ATのトルクフライト。

ホイールはマッスル系での装着例の多いWELD Racingのプロスター。装着タイヤは定番のBFG Radial TA(F:235/60R14、R:255/60R15)。

ナンバーズマッチのオリジナル車ではないため、気兼ねなく付き合えて、340エンジンも扱いやすいため、特に苦労することなく17年間にわたり所有。時代を反映したスタイリングの良さに惚れ込んだ。(田代祐一郎さん)[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]PHOTO & TEXT:編集部[/vc_column_text][vc_separator][vc_column_text]アメ車マガジン 2020年 3月号掲載[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row]