遠出からサーフトリップまでラムバンが大活躍!

[vc_row][vc_column][vc_column_text]1996y DODGE RAM VAN

1996y DODGE RAM VAN

不動のDODGE
Immortal Dodge Soul ダッジの魂に魅了される

ラフに乗りこなすのがリアルなキャルスタイル!

兵庫県の明石市で自ら建物をDIYで建てて学生の頃から憧れ続けたカリフォルニアの雰囲気を再現。そこにこだわりのアメ車を多数コレクションして時間を見つけては自身でカジュアルなレストア作業を楽しむSUBARU氏。そんな彼がラムバンに魅せられた理由を紐解いていこう。

何事も完ぺきを求めすぎてはいけない。分かっていてもついつい求めてしまいがちである。しかし不思議なもので、あえてエイジング加工を施してアンティークに魅せた家具が高値で売れたり、わざわざデニムをウォッシュ加工したり、破れたクラッシュドジーンズが持て囃されたり、辺りを見渡せば意外と完璧じゃない方がしっくりくるモノで溢れている。

紹介するSUBARU氏のラムバンは、まさにクラッシュドジーンズにリペアを施したかの様な味わい深い印象で、いかにも綺麗に洗車して磨き上げた様な形跡のないナチュラルな佇まいが実に好印象。

話を伺うと、元々はハーレーショップのパッセンジャーカーとしてパネル版ならではの積載性でバイクの積み込みから大型パーツの配達など、パネルバンらしく使い込まれていたモノを譲ってもらい、自身のライフスタイルに合う様にホームセンターで資材を購入してはDIYでリフォームするが如く、寸法を測ってフロアや屋根を製作。

サーフトリップでの仮眠をいかに快適にこなすかをテーマにしており、サーフボードをたくさん積める様に足を固定してベッド下収納容量を多くとるなど、とにかく趣味をとことん楽しめる工夫を凝らしたインテリアが際立つ。

1996y DODGE RAM VAN

1996y DODGE RAM VAN

それに反して実業家の先輩たちから「所有すべきだ!」と勧められて購入したハーレーは、二輪のカスタムショーにでも出せそうなレベルのハイクォリティー。しかし肝心の大型免許がなくて後々取得に励むなど、インスピレーションを大事にする性格は時に大胆な行動に出てしまうのが悩みの種。しかしそれが結果として後々の出会いやビジネスのキッカケを招くことも、彼は感覚で理解している。高価なステーキを食べたこともない人が安いお肉でも美味しいと言うと説得力に欠けるが、高価で煌びやかなカスタムハーレーを所有していて、それでも「ラムバンな気分なんですよ!」と聞くと妙に納得する。完璧な物を持ち、そこで満たされない何かを見つける鍵は、ほんのりラットなラムバンに隠されているのかもしれない。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]DSC_8897

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一人で乗っている時にエアコンの効きを少しでも良くしたいと工夫して取り付けた即席カーテン、少し破れや擦れが目立ち始めた運転席上の内張り。ホームセンター御用達のカーペット材や木目剥き出しのパネル。のこぎりで切りっぱなしの処理に発泡スチロールを敷き詰めた断熱材など、とにかく仕上りのクォリティーよりも実用性重視と言った仕立ては特筆物。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]

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関西近郊のサーフポイントはもちろん、四国や鳥取県、千葉県など仕事の都合さえつけば、波の上がっているポイントを目指してどこへでも遠征するサーフィンスタイル。時には愛犬のD君を連れて一緒に砂浜を走らせたり、家族総出で横になって4人で車中泊を楽しんだり、パネルバンならカーテンなど不要でプライバシーもしっかりと確保できるので、寝る場所を選ばず快適にどこでも寝れるところも魅力の一つ。

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中古のコンテナを2基購入して補修を重ねつつ、L字にレイアウトして屋根を作り、そこからウッドデッキへと拡張させていった明石のカリフォルニア、通称“ 明石フォルニア” の名で親しまれる「D STYLE」。さら地の状態からコツコツとDIYで作り、敷地内ではSUBARU氏自ら修理、全塗装など完ぺきを求めず、それでいて快適に日常の足として背伸びせずに乗れるレストアベースのコレクションがズラリ。2020年から毎週金曜日の夜はホットドッグなどのフードとドリンクが楽しめる飲食事業も開始するそうなので、気になる方は気軽に足を運んでみてはいかがだろう。

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ちなみに建物うしろにはちょっとした畑のスペースがあり、そこではオーガニックな無農薬野菜を栽培。仲の良いお客さんには採れたてのフレッシュな野菜を即席で引っこ抜き、土の付いた状態のまま奉仕してくれることも。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]PHOTO&TEXT:石井秋良[/vc_column_text][vc_separator][vc_column_text]アメ車マガジン 2020年 3月号掲載[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row]

SHOW CARとして魅せるなら本国でも人気を博すSAVINI FORGEDが最有力候補!

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SAVINI FORGED

THE BOTTOMS

ここ数年フローフォーミング製法など、鋳造でも鍛造に迫る軽量かつ高強度なホイールも多くなってきている。サヴィーニでももちろんラインナップされており、リーズナブルで高品質なサヴィーニブランドも多数存在している。しかし、SHOW CARとしてブースに飾るなら、断然FORGEDがいい!

エクストリームコンケーヴを中心に最旬ホイールトレンドを吟味!

クロスファイブファイナルを中心に、ここ数年のカスタムシーンにおいてイベント出展車両の装着率が高いサヴィーニホイール。クローム大口径が主体のラグジュアリーからカラードへとトレンドが移行し始めた時期、真っ先に思いつくブランドとして記憶に新しいが、サヴィーニの魅力はそれだけにとどまらない。トレンドを見据えた〝一癖〟を印象付けるリムデザインの優雅なフォルム。スポークデザインをリムエンドまで持たせることによる立体的なデザインに、ディープリムをアッサリとこなすコンケーヴなど、その独創的なビジュアルは多くのショーカーフリークからも称賛されている。

撮影車両の様なモパー系に限らず、プレミアムSUVとの相性も抜群で、幅広いジャンルから絶大な支持を誇る。その中から今回はエクストリームコンケーヴのSV71、SV80、SV83の装着例を参考に、最旬ホイールトレンドを吟味するべくファイナル会場より抜粋。最高のリムだけを厳選、マルチピース構造で多種多様なボトムスに合うカスタム仕上げによる履きこなしは、SAVINI FORGED最大の魅力。

また、それぞれのフォルムに見合うフィッティングに加え、ブレーキシステムとの相乗効果やスパイクナットなど、ホイール単体のみならずクルマ全体をトータルコーディネートする上で、そのボトムスを象徴する主役としてはもちろん、脇役を惹きたてるギミックも特筆物。〝魅せ方〟を知るカスタムフリークの間で人気を博す理由はきっとそこにあると予測する。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]SAVINI FORGED SV71-XTREME CONCAVE
JETCITY / DODGE CHALLENGER

JETCITY / DODGE CHALLENGER

SAVINI FORGED SV71-XTREME CONCAVE

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SV71D-DDT-w-Yellow-Accents

SV71-XC-Candy-Red

SV71-XLT-Black-w-White-Accents

リアルカーボンリム×マットブラックのディープリムに、アメリカ本国でも人気のホイールナットブランドTrue Spikeを合わせ、KRZのブレーキシステムを導入。質感の異なる黒主体のボトムスにゴールド& イエローの絶妙なコントラスト、そして何よりリアルカーボンで印象付けるディープな履きこなしは、ファントムグリルの個性的なキャラクターにマッチ! エアサスでフルボトムさせた際のフェンダー被りの具合も含め、計算し尽くされた玄人好みのフィッティングと言える。ちなみに先月号表紙のマスタングもSAVINIを装着していた。

SAVINI FORGED SV80-XTREME CONCAVE
COAST / DODGE CHALLENGER

COAST / DODGE CHALLENGER

SAVINI FORGED SV80-XTREME CONCAVE

Savini-Forged-SV80D

Savini-Forged-SV80XC

細身のシャープなスポークデザインは、コンケーヴを際立たせたリムエンドまでアピールしても、ディープリムを最大限際立たせるセットバックでオーダーしても、抜群のビジュアルでボトムスを演出してくれるSV80。スポークデザインのシャープさを際立たせるカラードも人気を博すが、コーストモータリングではグリーン系ボディに合わせてシックなブラックをチョイス。そこに同系色のTrue Spikeをコーディネートし、ブレーキキャリパーのイエローを差し色的に演出。まさに脇役を惹きたてる主役の代表例。

SAVINI FORGED SV83-XTREME CONCAVE
COAST / DODGE CHARGER

COAST / DODGE CHARGER

SAVINI FORGED SV83-XTREME CONCAVE

Savini-Forged-SV83D

Savini-Forged-SV83XC

2種類のスポークデザインが絶妙にフュージョンしたかの様な独創的なリムデザインのSV83。デストロイヤーグレーのボディカラーをベースに難易度の高いカラーコーディネートに果敢に挑み、実現させたブラック×ゴールドのセクシーな色使いも特筆物。ワイドボディにディープリムが主流の昨今だからこそ、あえてフェンダーをストックしたままでどこまで個性的なボトムスを主張していくかを徹底する姿勢は、今後のホイールカスタムシーンにおける課題であり、その最先端の一つとしてこの絶妙な色使いも大きな影響を与えていきそうな気配。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]サヴィーニ【SAVINI】
所在地:〒421-1214 静岡県静岡市葵区建穂1丁目2-10
TEL:054-277-0551
URL:http://saviniwheels.jp[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]PHOTO&TEXT ★石井秋良[/vc_column_text][vc_separator][vc_column_text]アメ車マガジン 2020年 3月号掲載[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row]

カスタムVANのムーブメントのけん引役、ダッジが放つメーカー純正カスタムVAN

[vc_row][vc_column][vc_column_text]1977 DODGE B200 Van

1977 DODGE B200 Van

不動のDODGE
Immortal Dodge Soul ダッジの魂に魅了される

カスタムVAN が一大ムーブメントととなったことで、本来の商業バンに留まらず、『ストリートバン』や『アダルト トイズ』といったメーカー純正カスタムVAN ともいえるパッケージを打ち立てたVANのアイコン的存在がダッジ・バンだ。

ベーシックな状態を保持するシンプルでクールなB200

COEだったAシリーズに対して、フロントエンジンの新世代のVANとして70年よりラインアップされたBシリーズ。近年ではRVとしてのニーズの高いバンも、当初はあくまでも商業用がメインだったが、70年代中期にはカスタムVANがムーブメントとなるほどの大ブレークとなったことで、ニーズが大幅に広がった。

オーナーの趣味趣向に合わせて様々なスタイルでカスタムする上で、自由度の高いカーゴバンのニーズが一般的に広まったのだ。窓の形や位置などを独自にアレンジする上で、プレーンなパネルバンが最も都合が良く、ルックスの良さなども踏まえて、ショートボディの人気が高かった。そこで、ダッジは、メーカー純正カスタムVANといえるパッケージをラインナップ。それは人気に便乗したインスタントなモノではなく、仕様からデザインまで、とてもメーカー純正とは思えないほど、クールで魅力的で、大人気となった。『ストリートバン』に続いて、バン以外のピックアップトラックなども連動した『アダルト トイズ』など、遊び心満載でいかにもMOPARらしいアプローチ。

1977 DODGE B200 Van

この個体は、カスタムVANのベースとして最も人気のスタンダードなパネルVAN。外装はストックのままを保持しているが、内装は当時のカスタムVANでは定番のスタイルとしている。ショップのサービスカーとして活躍させるべく入手した現オーナーの使用目的に合わせて、ベーシックなカーゴ状態に変更。ビジネスユースを踏まえたアップデートを施して、信頼性を確保。アメリカでも希少なベーシックな状態を保持するシンプルでクールな個体。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]1977 DODGE B200 Van

ベーシックなパネルバンがベースで、ウインドーはリアゲートのみ。ショートのパネルバンが最もシンプルかつ、ボディフォルムのバランスが良く魅力的。板金箇所はサフェーサーのままだが、サービスカーとしてリアルに活躍する個体なだけに、それもまたアメリカ的でイイのだ。

1977 DODGE B200 Van

1977 DODGE B200 Van

1977 DODGE B200 Van

1977 DODGE B200 Van

社外のクラーユニットを装着している以外は、基本的にストック状態を保持する。シートはキャプテンタイプ3座。スキンはリフレッシュ済み。荷室部分は内装を撤去して、本来のカーゴ状態とした。

同時期のピックアップトラックがIビーム式だったのに対して、バンではコイルスプリングによる独立懸架を採用。リアは従来のリジットリーフ式。キャリパー加工などのアレンジによってWELD製をホイールを装着。

設定されたV8エンジンの中でも主流の360ciを搭載。キャブレターはストックの2bblから4bblにアップグレード。バッテリーを移設してコールドエアーインテークを設置。トランスミッションは3速ATのA727。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]Thanks /ナオキモータービルド
TEL:072-236-7300
URL:https://naoki-mb.co.jp[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]★ PHOTO & TEXT:石橋秀樹[/vc_column_text][vc_separator][vc_column_text]アメ車マガジン 2020年 3月号掲載[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row]

3Dの正確な計測後に行なう、ベストなアライメントに調整【ヴォルテックス 7】

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3D ALIGNMENT SYSTEM

THE BOTTOMS

アメ車をメインに、メンテナンス、カスタマイズ、車両販売などを行なっているのが、川崎市高津区に位置している“VORTEX 7”。ここに備わっている最新の3D 4輪アライメントテスターを使用しながら、ここの代表かつ敏腕メカニックでもある木本氏から、4輪アライメント調整の重要性を教えてもらう。

最新のアライメント調整にも優秀なメカニックが必要!

4輪アライメント調整とは、タイヤのトー角、キャスター角、キャンバー角を指定の基準値内に収める作業のこと。これが適正値から外れていると、タイヤの偏摩耗、走行安定性や燃費の悪化などをもたらす。このアライメントが規定値から外れる原因となるのは、事故やサスペンションパーツの劣化のほかに、ローダウンや車高アップといった車高変更、タイヤ&ホイールのインチアップ(場合によってはタイヤ&ホイールの脱着のみでも狂うことがある)など、足回りのカスタマイズも要因となる。また4輪アライメント調整で重要なことは、無駄を省くためにメンテナンスやカスタマイズの最後に行なうことと、スラストアングルを確認するためにもその調整はリア側から行なうこと。

そしてVORTEX7が行なう3D 4輪アライメント調整とは、ホイールに装着したパネルにレーザーを照射することで、タイヤのトー角、キャスター角、キャンバー角、ステアリングの軸傾斜角、インクルーデッド角などを正しく計測可能であり、かつタイヤが接地状態(1G)のまま調整することができるため、効率的な作業が行なえることが特長。ただし、調整する数値は基準値が正解とは限らないのがアライメント調整の奥深いところ。特にローダウンなどのカスタムを実施した車両においては、基準値とは異なる数値にセットした方がタイヤの接地性を高めたり直進安定性を向上させたりする場合がある。この場合に重要となるのは、豊富な経験とノウハウを持つ人物。高度な4輪アライメントには、3Dの高度なテスターに加えて、優秀なメカニックが調整することも不可欠なのである。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]

Point.1 タイヤや車高など対象車両の現状を入念に確認しアライメント計測機器を装着

今回のサンプル車両は2016年型のキャデラック・CTS-V。スプリングのみによってフロントが約30mm、リアが約20mmのローダウンを実施。このローダウンによってトーの値がイン側へと変化していることが予測されるため、アライメント調整によって適正値内に調整する。そのための手始めとして、4輪のタイヤの状態、サスペンションの状態などを確認し、アライメント調整が可能と判断された場合は、レーザー照射用の計測機器をホイールに装着していく。

Point.2 トー角、キャスター角、キャンバー角を正確なデジタル数値で表示する

車両の前方から照射したレーザーが、ホイールに装着したパネルに当たることで、4輪のトー角、キャスター角、キャンバー角を正確に計測することができる。ただし、今回のサンプル車両は前後のトーのみ調整可能というタイプなため、キャンバー角&キャスター角の値は無視して、前後のトー角のみを注視することに。結果はフロントの両輪のトーが規定値よりも3mm以上イン側という数値で、リアは左側のみ規定値から1mmほどイン側に向いているという状態であった。

Point.3 1G状態での計測と調整が可能なテスターに職人技のノウハウをプラス

3D 4輪のアライメントテスターは、車両を1G状態で計測し、かつ1G状態のままモニターを見ながら調整作業ができることが特長。つまりすべてのタイヤが設置状態で計測と調整が可能なため、より正確かつ効率的なアライメント調整が可能となる。今回は前後のトーをローダウンの車高に合った値へと調整後、テスト走行を行なって作業を終えた。キャンバー角&キャスター角の変更を可能にするアフターパーツなどを装着すれば、より適正なアライメント調整を行なうことが可能である。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]0001

VORTEX 7 代表取締役 木本秀明

VORTEX 7の代表取締役であり、かつ整備士としてあらゆる車両の整備やカスタマイズを請け負っているのが木本秀明氏。アライメントに関する知識やノウハウも豊富であり、“ドクターK”と呼ばれる敏腕メカニックだ。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]株式会社ヴォルテックス7
所在地:〒213-0014 神奈川県川崎市高津区新作3丁目7-8
TEL:044-948-7740
URL:https://redlinecars.jp

[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]PHOTO ★清野央
TEXT ★マーク清原[/vc_column_text][vc_separator][vc_column_text]アメ車マガジン 2020年 3月号掲載[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row]

4ドアのコロネットを絶妙にアレンジ、マッスルカー的なアプローチの秀作

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1972 DODGE CORONET1972 DODGE CORONET

不動のDODGE
Immortal Dodge Soul ダッジの魂に魅了される

4ドア車が2ドア車と独立した専用デザインとなった6世代目(71~74年型)のコロネットの4ドア・セダンをベースに、マッスルカー的なアプローチのストリートカーにアレンジしたオルタナティブな秀作。

セダンをワイルド&スタイリッシュにブラッシュアップ

コロネットというと、マッスルパッケージがラインナップされた5世代目(65~70年型)を真っ先に連想する。49年のデビューから59年の4世代目まではフルサイズだったが、5世代目よりインターミディのBボディとしてダッジの乗用車の主力モデルとして76年までラインナップ。近年はマッスルカー人気で知られるようになったが、そこではあくまでも5世代目の2ドア車に限定されている。

マッスルカーやホットロッドなどのパフォーマンスありきのフィールドにおいては、4ドア車は不向きであり、スタイリング的にも2ドア車よりも劣るため、スルーされがち。それだけに、価格の面では安価で入手しやすいのがポイント。2ドア車に比べて魅力が薄い4ドア車をベースにする以上、それなりの工夫が必要となるが、まずはベース車の選択が重要。そこで、4ドア車が2ドア車とは別のデザインとなり独立した6世代目の72年型とした。兄弟車に当たるプリマスのサテライトでは2ドアと4ドアでラインナップするが、この時代のコロネットには2ドアが存在しないのもポイント。

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また、6世代目からはチャージャー同様に空力特性を加味したスムースなボディフォルムとなり、Bピラーを無視すると、2ドアとしても成立しそうなシルエットが魅力大なのである。ダッジのマッスルパッケージを象徴する「バンブルビーストライプ」や、オプションのミラーをチョイスし、社外の5スポークホイールでアップデート感を演出。この個体は、独創的なアプローチとして、アメリカの専門誌でもフィーチャーされた経歴もある。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]1972 DODGE CORONET

1972 DODGE CORONET

グリルを1周するフロントバンパー、レンズ内蔵のリヤバンパー、長いリヤオーバーハングなど、この時代のMOPAR のアイデンティティがしっかりと反映されている。4ドア車で独立した専用デザインということもあり、特有の魅力がある。車高プロポーションも絶妙。

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搭載エンジンは、V8ではスタンダードで唯一のスモールブロックである318ciをベースに、アルミヘッドや4bblキャブでアップグレード。手の込んだディテーリングでルックスも◎!トランスミッションは3速AT。

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サスペンションは、F:トーションバー、R:リジットリーフ。カジュアルかつモダンな細身の5スポークホイールは、ロケット製。装着 タイヤは、ピレリ・P-ZERO(F:245/40ZR18、R:285/40ZR18)。

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1972 DODGE CORONET

6人乗車のベンチシートによるベーシックな仕様。内張なども含め、基本的にストックをキープ。ステアリングは、ホイールのデザインにマッチするデザインの社外品にアレンジ。Automator製のゲージ&タコメーターを追加。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]Thanks /ナオキモータービルド
TEL:072-236-7300
URL:https://naoki-mb.co.jp[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]★ PHOTO & TEXT:石橋秀樹[/vc_column_text][vc_separator][vc_column_text]アメ車マガジン 2020年 3月号掲載[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row]

アメ車のメンテナンスお任せください【WINGAUTO FACTORY】

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WINGAUTO FACTORY

移動のための単なるツールではなく、所有することで人生の満足度が高め、豊かなカーライフを送ることができるアメ車。そのアメ車を良い状態で維持し、かつカスタマイズや板金塗装に至るまで、幅広いアフターサービスを行っているのがウイングオートだ。

GMもフォードも高度な技術力でサービス提供

東名阪自動車道の清洲東ICから、国道22号線(名岐バイパス)を岐阜方面へ約2kmの場所に位置するのが、ウイングオートのアメリカンショールーム/シボレー名岐。キャデラック・シボレーの正規ディーラーであるここは、当然のことながらサービス体制も万全だ。ショールームからクルマで約2分の場所にサービスファクトリーが位置し、オイル交換などのクィック整備から、高度な技術を要するメンテナンスまで、幅広いサービスを受け付けている。

また、キャデラック・シボレーの正規ディーラーのサービスファクトリーのほかに、フォード認定サービスディーラー名古屋としての工場でもある。フォードのディーラー車のみならず、並行輸入車の点検・整備も受け付けている心強いファクトリーだ。これらを可能にするため、専用のコンピュータ診断機などを用意することはもちろん、多くのモデルのメンテナンスを可能にしている腕利きのメカニックが数多く揃っていることも、ウイングオートのサービス工場の大きな特長のひとつ。1988年の創業当時からサービス工場を併設し、最新整備ツールの導入やメカニックの育成といった継続により、質の高いメンテナンスの提供に繋がっている。

これらの高度な整備技術にプラスして、合法内でのチューニングも得意としている。タイヤの片減りなどを抑制するサスチューニング、トラブルに繋がらないエンジンパワーのアップなど、合法かつ愛車への負担抑制を加味した正しいチューニングを行なう。

さらに板金塗装を行なうウイングボディの存在にも注目だ。アルミボディの修理も可能なここは、エアロパーツの装着やカスタムペイントなども行なっている。

豊かなアメ車ライフをサポートしてくれるウイングオートのファクトリー。アメ車を楽しむ術も教えてくれるところでもある!

ウイングオート

[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]

 MAINTENANCE
法令点検からカスタムタイヤの変更までも可能な工場

法令点検・整備から、パワステフラッシング、ラジエター洗浄、エンジンフラッシングなど、より積極的な整備も実施している。また、大径タイヤや扁平タイヤの交換も可能なチェンジャーも用意。このサービス工場にはウエイティングルームがあるため、オイル交換などのクィックサービスなどはここで待つことも可能となっている。

CORDING
最新ツールと汎用ツールを使いこなし、最適なコンピュータ整備を実施する

いまや整備に不可欠なツールがコンピュータ診断。それも異常の有無が確認できるだけのものではなく、データの書き換えや異常コードを消すことが可能な純正のコーディングツールが必須だ。反面、ちょっとした整備では汎用ツールの使用で整備時間の短縮を図るなど、あらゆるコンピュータ診断機を使いこなせることが今のメカニックには求められる。最新ツールと最適なツール、これらを使いこなす腕利きのメカニックが揃っているからこそ、ウイングオートは質の高いメンテナンスを提供することができるのだ。

3D ALIGNMENT
タイヤやサスペンションの性能を有効に引き出す3D アライメント調整

タイヤを適正な位置に決めるのは、トー角、キャンバー角、キャスター角。これらを調整するのがアライメント調整だが、ウイングオートではその最新システムである3Dアライメントテスターを導入している。この3Dアライメントテスターを使うことで、ローダウンや車高アップなど、ノーマルとは異なるサスペンション&タイヤ装着時でも、最適なタイヤ位置への調整が可能になる。これにより、タイヤ&サスペンションのパフォーマンスを有効に引き出すことが可能になり、かつ片減りの抑制、直進性およびハンドリングの向上といった効果が得られる。

DYNOJET
パワーアップの実測だけに留まらずセッティング時にも有効なDYNOJET

“パワーチェック” などでもお馴染みのシャシーダイナモ。大手のチューニングショップなどで見かけることはあっても、正規ディーラーファクトリーでこれを持っていることは希だ。しかもウイングオートが導入しているのは、Dynojet424xLC2。これは4WDやESP&トラクションコントロール付き車両の計測も可能なもので、最高出力1500psまで測定できるというもの。これを活用すれば、CPUチューニング時のパワーアップの確認、またそのセッティングなどが可能になる。ノーマルでも、このパワーチェックにより現状のパフォーマンスが確認できる。

WING BODY
匠の技術と最新テクノロジーの融合で実現する高度な板金塗装

鉄、アルミ、樹脂など、クルマに使用される材質は多岐に及び、その進化とともに新しい素材が使用される。それらの材質に適した板金塗装が行えなければ、正確な修復は不可能だ。ウイングボディはアルミボディの板金も可能にしたツールを導入。これは昔ながらの板金技術にプラスして、アルミボディの溶接を可能にした最新の引き出しツールだ。このほか、イタリア製の塗装ブース&フレーム修正機の導入により、確実な車両修復を可能にしている。また、エアロパーツ装着やカスタムボディ加工、そしてnaxの高品質塗料を使ったカスタムペイントなども、職人による匠の技術を導入したサービスを提供している。

アルミボディの修復が可能であるウイングオートは、テスラ認定ボディショップとなっている。高価なアルミボディ用の引き出しツールと、アルミボディにも対応した板金技術。このふたつの融合により、アルミボディの確実な修復が可能になる。

板金塗装において、最新の設備の導入とともに今尚必要なものが匠の技術だ。ハンマーとドリーを使った高度な板金技術、正確な調合と色むらのないペイント技術、これらの職人技が光る板金塗装工場がウイングボディだ。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]ウイングオート・ファクトリー
TEL:052-409-5434
HP:http://www.wingauto.co.jp[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]PHOTO:清野央
TEXT:マーク清原[/vc_column_text][vc_separator][vc_column_text]アメ車マガジン 2020年 1月号掲載[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row]

圧倒的な高さのライノースタイルが大流行【TRUCK】

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SEMA SHOW 2018 SPECIAL REPORT

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数年前までは、トラック=着地したローダウンが大多数。ところが今はANY LEVEL LIFTなどのシステムで、自在に車高を変えられるスタイルが主流。NEWモデルだけでなく、ビンテージも多かった。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]

いつまでもビンテージと歩み続けたいオーナーに対する提案

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1955年型のF100をベースに、ベッド部分を4インチストレッチ。パワーユニットは、V8 5.0ℓのコヨーテにコンバージョン。ウィルウッドのブレーキも装着し、現代的な走行性能にアップデート。

フルサイズトラックをベースにしたオリジナルのSUV

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F350をベースに作られた、巨大なSUV。ナイトホークと呼ばれるそのシルエットは、さながら大統領専用車のビーストのよう。デザインコンセプトは、力強さとエレガントさと語る。

ライノースタイルが全盛期!

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油圧で自在に車高を調整でき、ドラッグレースからハイリフトまで1台でこなせるのが、今のスタイル。特にコントロールアームは魅せる要素が強く、各車個性的なアームを装着する。

年式相応の経年変化だがオーナーの愛着を感じる

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MOTOR CITYのスタッフカーであるチェロキーチーフ。40インチタイヤを装着するためにリフトアップ。オリジナルのバンパーを装着し、エンジンはLS-1に換装する。

KMCやXDの新作が登場

日本ではMLJが取り扱う、WHEEL PRO製品。2018年はXD138が登場。ほかにも様々なアイテムが発表され、国内販売が待ち遠しい限り。

ボディ全体に塗るのが最新スタイル

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日本ではFLEX DREAMが扱っている、LINE-X。アメリカの国防総省での採用実績もあり、国内でも多くのユーザーが施行済み。本来はベッドライナーとして活用するものだが、最近ではボディ全体に施工するのがアメリカンスタイルになりつつある。

赤丸急上昇中のチッピングペイント!

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BULLET LINERのブースに展示されていたXJチェロキーは、ボディを丸ごとペイント。足回りは前後共コイルオーバーに変更し、オフロードでの走破性も向上させる。タイヤはミッキートンプソンの40インチで、KMCのビードロックを組み合わせる。

激レアな車両であえてカスタマイズ!

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1970年代にインターナショナルハーベスターという、農機具メーカーが販売した車両がベース。エンジンはスーパーチャージャー付きのV8に換装し、オーバーフェンダーやロールバーを装着。注目度は高いが、現存車両の数を考慮すると製品化はないだろう。

オフロードスタイルでも大径ホイールの装着が増加

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OFF-ROAD MONSTERのブースには、アーリーブロンコをディスプレイ。ホイールに合わせ各部に赤の差し色を加える。フルオープンに変更し、ロールケージを追加。スペアタイヤをスラントさせて装着する。ちなみにタイヤサイズは37×13.5R22となる。大径タイヤに大径ホイールを組み合わせる傾向が強い。

個性的な色で存在感をアピール

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VENOMREXホイールのブースには、グレーのラプターに、蛍光グリーンのホイールを装着し、足元を強調。敢えて全く異なる色を組み合わせるのもアリだ。

任意の高さに自在に変更可能!

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一見すると単なるハイリフトに思えるが、フロントは1インチから13インチリフトまで、油圧制御で任意の高さに設定可能なANYLEVEL LIFTを装着。油圧で制御を行なっており、走行中でも車高のコントロールが可能というスグレモノ。

色を使うことで差別化や個性を強調する

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ATTUROタイヤのブースに展示されていたF250。カスタム部分を敢えてグリーンアルマイトにすることでアピール。足回りはリフトアップキットに加えてエアサスもプラスして、ただでさえハイトなフォルムを、よりハイトにさせる。

立体感をエアブラシで強調する

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着地するほどのローダウンを実施したシルバラード。テールゲートの上にスポイラーを追加し、リヤフェンダーの立体感を強調させるためにエアブラシを施す。

目的に合わせ豊富な種類をラインアップ中

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日本ではオフロード用ホイールのイメージが強いMKWだが、ハイリフターのためにHOSTILEというブランドや、車種専用設計のRSRを展開中。現時点では国内販売の予定はないが、ユーザーのリクエスト次第では導入されるかもしれないので、期待したい。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]

SPECIAL COLUMN
コロンブス・秋葉社長が感じた2018年のSEMAショー印象は?

秋葉さん画像

2017年はスポーツカーの展示が多かったが、2018年は圧倒的にピックアップトラック&SUVの展示が多く、アメリカで不変の人気を誇るモデルたちが戻ってきたという印象。なかでもホットなニュースが、ジープ・ラングラーがフルモデルチェンジで登場したこともあり、こぞってそれをデモカーとして使っていた。日本では多く出回っていないので、かなりのラインアップは圧巻だった。

メーカー系も4WDモデルに力を入れており、ピックアップトラックにキャンプや趣味に使用するパーツを取り付けた、アウトドア志向のモデルが多かった様に感じる。カスタムだけでなく、クルマを使って楽しむことに加え、遊びに出かける道具も提案するなど、日本とは違った遊び方ができる、自然と遊ぶ、まさにアメリカ遊びのグッズが満載だった。

弊社がメインに取り扱っているタンドラに関してだが、これまではラッピングやハイリフトに大径ホイール+オフロードタイヤなど、少々現実離れしたクルマばかりだったように感じたが、今年はかなり現実的で、全体の印象にも述べたが、クルマを使って遊びに行くスタイルがカッコよく、我々のデモカーも参考にしようと思った。

タンドラのカスタムについてはSEMAの出展車両を参考にしている部分もあります。今年注目し、すでに発注まで済ませているのが、新商品であるYAKIMAのHD TRUCK RACK。THULEなどもありますが、色々なオプションが取り付けられる構造となっていてオススメ。TRUCK RUCKにリカバリーボード、ROTO PAXのキット、シャベルやハイリフトジャッキが取り付けられ、見た目もワイルド。さらに上にはテントが設置可能であり、狭い日本でも一家族でキャンプができる。キャンパーシェルとは異なり、トラックスタイルを保ちつつ、キャリア機能で荷物満載。シャッター式トノカバーも、このTRUCK RACK用で設定がありますので、トノカバー派も、無し派も、このRACKはOK。日本でのカスタムはアメリカのそれとは異なり、法律の問題などでできる範囲が限られている。その中でできるカスタムが上記であると思うので、国内でもこのようなクルマで遊びに行くスタイルを提案したいと思いました。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]PHOTO◆TAKEO ASAI
TEXT◆RYO SORANO[/vc_column_text][vc_separator][vc_column_text]アメ車マガジン 2019年 2月号掲載[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row]

マスタングのワイドボディ化でオンリーワンを目指す

[vc_row][vc_column][vc_column_text]2012 FORD MUSTANG GT、2012 フォード マスタングGT

2012 FORD MUSTANG GT

伝統と進化に挑む MASTANG INNOVATION

クルマをワイドに見せるためのアイテムが「オーバーフェンダー」。だがここ最近は、これまでの常識では測れない、よりワイド化したものが主流。このマスタングも時流を捉えつつワイドボディ化が図られているが、流行に安易に媚を売らないオリジナリティを取り入れている。

「ワイド&ロー」をキーワードにメイク

クルマをカッコ良く魅せる条件の一つとして「ワイド&ロー」というキーワードがある。セダンやスポーツ、SUV、トラックなど、ジャンル問わずこのキーワードをベースとしてメイクされたカスタムモデルは数知れず。そんな中でコーストモータリングが仕上げたマスタングにも、ワイド&ローのエッセンスがふんだんに取り入れられている。

ワイドの肝はDURAFLEXのサーキットスタイル75mmワイドフェンダーフレア。ここ最近はワイドボディスタイルの流行りを受けてジャパンメイドのキットも数多くある中で、USメイドにこだわってセレクトしたもの。その理由はもちろん誰かと同じでは面白くないという〝オンリーワン〟の追求にほかならない。

2012 FORD MUSTANG GT、2012 フォード マスタングGT

2012 FORD MUSTANG GT、2012 フォード マスタングGT

75mmという出幅のフェンダーフレアによってワイド化したおかげで、フロント12J、リア14Jというディープリムの装着を可能としたことでリムの選択にも頭を悩ませそうだが、USメイドにこだわったフェンダーフレア同様にリムもUSメイドのSAVINIをチョイス。鍛造3ピースのこのリムは組み合わせ次第でサイズやカラーを自在に選択できるだけに、このワイドボディスタイルには最適な組み合わせだったと言える。

その一方で、ローの肝となる足回りにはBCレーシングのコイルオーバーキットをインストールするとともに、ユニバーサルエアのエアサスもセット。コイルオーバーとエアサス、どちらか一つでも十分にロースタイルの実現が可能なところを、贅沢に両方取り入れることで可能な限りのロワードを生み出しているというわけだ。

「できるだけワイドに、かつ限りなく低く、そして極太なリムを履かせたい」という要求に対して導き出した応えが、確かに体現されている。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]2012 FORD MUSTANG GT、2012 フォード マスタングGT

ボディキットを装着しているだけでもかなりのインパクトを稼いでいるエクステリアに、ラッピングでアクセントをプラス。同ショップのイメージカラーであるグリーンの差し色がブラックのボディに映える。エンジンを掛けると、両サイド出しのエキゾーストからは力強い咆哮が放たれる。製作を担当したのは志村工業で、エキマニからエンドまでをステンレス素材を用いてワンオフにて仕上げている。

ワイドボディ化を図るために用いたのはDURAFLEXのサーキットスタイルの75mmワイドフェンダーフレア。あえてUSメイドにこだわってセレクトしたもので、個性を引き上げている。フロントにも同ブランドであるR500スタイルのカーボン製1ピースフロントリップスポイラーを纏わせてローなフォルムに貢献。

SAVINI鍛造ラインFORGEDのXLTシリーズ「SV25‐XLT」

足もとを彩るのはSAVINI鍛造ラインFORGEDのXLTシリーズ「SV25‐XLT」。サイズはフロントが20×12J、リアは20×14J。センターからリムへと向かう10本のツインスポーク。1本1本は細めでシャープな印象を受けるが、スポークエンドはエッジを効かせたデザインとなっており、10本構成とすることで骨太感を演出してスポーティな装いを醸し出す。

BCレーシングのコイルオーバーをインストールしただけでは物足りず、ユニバーサルエアのエアサスまでをプラスしてワイド&ロースタイルを体現。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]Thanks:コーストモータリング【COAST MOTORING】
TEL:04-2946-7203
HP:http://coast-jp.com[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]PHOTO&TEXT:編集部[/vc_column_text][vc_separator][vc_column_text]アメ車マガジン 2020年 2月号掲載[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row]

右ハンドルのマスタングで、妻と楽しむ最高のクルマ!

FORD マスタングGT ファストバック、右ハンドル

FORD MUSTANG GT FASTBACK RIGHT HUNDLE PONIES

伝統と進化に挑む MASTANG INNOVATION

マグネティックカラーの落ち着いた色味と妻でも操りやすい右ハンドルが購入の決め手

これまでは左ハンドルの設定しかなかったマスタングも、グローバル化の流れを受けてイギリスやオーストラリア向けに右ハンドルが登場。エフエルシーではフォード四日市をはじめ、岐阜松阪に右ハンドルモデルが展示されている。その魅力について2018年11月に購入したKitagawaさんより話を伺ってきた。


右ハンドルの国であるイギリスからマスタングを直輸入

現行マスタングをベースに往年のスタイルを再現。右ハンドルのブリットエディション


子育てもひと段落した所で妻と楽しむ最高のクルマ!

若かりし頃に赤いカマロを2台乗り継いだという生粋のアメ車信者であるKitagawaさん。当時は5.0ℓからのステップアップで5.7ℓへ、まだ4速ATがスタンダードだった時代だけに豪快なシフトチェンジで爆音を奏でて走るV8の虜になっていたと語る。

その後、子供の成長に合わせて大きなクルマが必要となり、赤いエクスプローラーへ乗り換えた。そのエクスプローラーで初めてアメ車の右ハンドルを体感したそうだ。アメ車=左ハンドルといった風潮はあるが、彼にとっては右か左かはあまり重要ではない。それよりもV8か否かが重要だと語る。人それぞれではあるが、彼にとってはアメ車=V8の図式こそ、もっとも重視する点なのだ。

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ちなみに右ハンドルで良かったと思うエピソードを伺ってみると、コインパーキングやドライブスルーを何不自由なくこなせることを筆頭に、家族で遠方へ出かけた際、疲れたら気兼ねなく妻へ運転の交代をお願いできることだった。また、家族そろってマリンレジャーへ出かけることも多く、後ろにジェットスキーを牽引しながらギアを満載にしてフル乗車した際も、エクスプローラーは実に頼もしかったと振り返る。

その後、新築マイホームの購入をきっかけに一度アメ車を降りて国産SUVへ。国産ミニバンも視野に入れていたそうだが、マリンレジャーにはやっぱりSUVの方が適している。多少物足りなさを感じながらも、国産SUVを主役として数年間を過ごしていくうちに、子供たちも大人になり、妻と二人きりで出かけるシーンが増えてきた。そこで頭に浮かんだのが若かりし頃のアメリカンマッスルカーだ。

しかし、色は赤ではなく年齢的にも落ち着いた色味のマグネティックを希望。こだわりの5.0ℓV8を現代のマスタングで操る感覚は、もはや過去のカマロとは別次元。とくに坂道でのパワフルさは歴然と話す。過剰なカスタムは施さないものの、V8サウンドをより濃く堪能すべくボーラへ換装し、430hpの圧巻のハイパフォーマンスでジェントルに乗りこなす点も実に好印象。

FORD MUSTANG GT FASTBACK、右ハンドル

エコブーストの方が経済的で燃費が良いのは重々承知の上ではあるが、ある程度の年齢になってそこはあまり大きな問題ではない。それよりも自分が本当に乗りたいクルマで長年苦楽を共にした妻と第二の青春を楽しむことこそ、残された人生を有意義に過ごす上でもっとも大切なこと。

右ハンドルのマスタングGTで遠路はるばる四国までうどんに舌鼓を打ちに行ったり、その日の気分で宿をとって一日まったりと過ごしたり。そんな第二の青春を送る上で、それを共にするクルマは、やっぱり若いころから憧れ続けたクルマであるべきなのだ。

「2.3ℓのエコブーストも悪くないが、やっぱりアメ車はV8!」と語るKitagawa氏。自然吸気のV8が年々希少となる昨今だからこそ、新車で購入できる今のうちに乗っておきたいというのが本音である。

基本はオリジナルを重視しながらも、唯一変更したというボーラマフラー。理想のV8サウンドを堪能する上でボーラの煩過ぎず、それでいて心地良いエギゾーストサウンドは官能的!

19インチのオリジナルホイールにはブレンボのブレーキシステムが標準で装備されており、制動力強化も抜かりなし。安易に社外品に換装しなくともオリジナルで充分クール!

FORD マスタングGT ファストバック、右ハンドル

かつて4速ATのカマロに乗っていただけに、時が流れた革新的進化には度肝を抜かされたと言う。ステアリングフィールやインテリアの質感も一昔前のアメ車とはまるで別物

FORD MUSTANG GT FASTBACK RIGHT HUNDLE PONIES

owner : kitagawa


右ハンドル最新マスタングを直輸入しているのは、FLCというディーラーグループ。
幻と言われた右ハンドルマスタングの新車を販売中

Thanks:フォード四日市
TEL:059-346-5322
HP:http://www.f-l-c.jp


Photo &Text:石井秋良
アメ車マガジン 2020年 2月号掲載

関東のマスタングカスタムの雄、ダイバンがまたしても傑作を生み出した!

[vc_row][vc_column][vc_column_text]2015 FORD MUSTANG、2015 フォードマスタング

2015 FORD MUSTANG OWNER: 篠塚拓也さん

伝統と進化に挑む MASTANG INNOVATION

刺激的なフェイス&カラーに釘付け、グリーンモンスターマスタング

攻撃的なフェイスに絶妙な色分けがされたグリーンが映える、一度見たら誰もが釘付けになるマスタング。事故をキッカケに「日本で誰も居ないカスタム」を決断したオーナー篠塚さんが、飛び込んだのがガレージダイバンだった。

色使いによって様々な印象を与える、注目のLIMGENEフロントバンパーキット

SNSにアップされていた写真を見て、まさに一目惚れしたマスタング。破壊力バツグンのフェイスとグリーンのコントラストが絶妙にマッチし、マスタングの新しいスタイルを紹介するには最適な候補。撮影のコンタクトを取るべく準備をしていたが、答えは簡単だった。マスタングカスタムでは関東のトップリーダーともいえる、東京に本店を構えるガレージダイバン製作のモデルである。

オーナーである篠塚さんは、以前はエレノア仕様のマスタングに乗り、3年前に現在の15年型に乗り換え。カスタムのキッカケは、オカマを掘られ「どうせ修理するなら、日本では誰も居ない派手なカスタムをしちゃおう」だった。その要望に答えダイバンが提案したのが、大胆なグリル形状を持つLIMGENEフロントバンパーキット。海外の装着車を見せられた篠塚さんは、そのインパクトに大興奮したと当時を振り返る。

2015 FORD MUSTANG、2015 フォードマスタング

海外の装着車の多くはこのバンパーキットを使い、カラーの塗り分けで個性を演出していたことで、カラーも注入。カラーのチョイス、塗り分けポイントなど、正解こそないがセンスが問われる部分ではあるが、そこはさすがのダイバン、グリーンを使って絶妙に色分けを行なった。加えて、リップ、サイドスカート、サイドスクープ、ミラー、リアディフューザー、トランクスポイラーをリアルカーボンを取り入れ、ダイバン曰く「近未来感」を演出。

事故の悲しい過去は昔の話。今は、誰もが注目するグリーンモンスターマスタングで謳歌する。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]2015 FORD MUSTANG、2015フォードマスタング

注目はなんと言ってもLIMGENEフロントバンパーキット(グリル一体型)。マスタングのフェイスをここまで大胆に変更できるキットは中々ないだろう。さらにグリーンを使いパーツの色分けも行なったことで攻撃力は増幅。フロントリップスポイラーは、同キットのオプションであるカーボンタイプを装着。

2015 FORD MUSTANG、2015 フォードマスタング

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フロントリップスポイラーのカーボンに合わせ、サイドスカート、リアディフューザー、サイドスクープ、ミラー、トランクスポイラーもリアルカーボンタイプに変更する男気を見せた篠塚さん。驚くほどの高額だ! マフラーはコルサ・エクストリームキャタバックキットを装着する。

ホイールはBSMAの20インチを装着。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]Thanks:ガレージダイバン【GARAGE DAIBAN】
TEL:03-5607-3344
HP:http://www.daiban.com/
GDファクトリー
TEL:043-215-3344[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]Photo: 古閑 章郎[/vc_column_text][vc_separator][vc_column_text]アメ車マガジン 2020年 2月号掲載[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row]