アメマガキャラバン in 岩手 2019.11.10(SUN)
岩手県 岩手産業文化センター Apio 第一駐車場
アメ車をいっき見せ!!その2
【アメマガキャラバン 岩手】東北での開催は実に3年振りだった!
【アメマガキャラバン in 岩手 ユーザーいっき見せ①】全国のアメ車オーナーに会いに行こう!
写真&レポート:編集部
lead you to next stage
【アメマガキャラバン 岩手】東北での開催は実に3年振りだった!
【アメマガキャラバン in 岩手 ユーザーいっき見せ①】全国のアメ車オーナーに会いに行こう!
写真&レポート:編集部
【アメマガキャラバン 岩手】東北での開催は実に3年振りだった!
【アメマガキャラバン in 岩手 ユーザーいっき見せ②】岩手産業文化センターに集まったアメ車ユーザーを紹介!
写真&レポート:編集部
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アメマガキャラバン in 岩手
2019.11.10(SUN)岩手県 岩手産業文化センター Apio 第一駐車場
2019年10月に開催したアメマガキャラバン三重は、台風の本州上陸のタイミングと重なったことで数名の編集部員が辿り着けないといった、想定外の事態に見舞われたものの、会場付近の天候は快晴となり250台を超すアメ車が来場して盛り上がったことは記憶に新しい。
それに続く形で2019年11月は岩手県での開催。こちらは台風の影響を一切受けることなく予定どおりにスタッフが辿り着けた次第。ちなみに東北での開催を振り返ってみれば、2016年10月に宮城県で開催して以来ということで、実に3年振り。そんなに前だったっけ?と思ったが、バックナンバーにしっかりとその時の様子が掲載されているから確かだ。
しかし、11月に東北で開催するとあって当初心配していたのが降雪。だがそんな心配をよそに当日の天気は快晴。さすがに早朝は肌寒かったものの、日中は気温も穏やかで、アメ車オーナーたちが集まって語らうにはまさに最適な陽気。そのため予定時間よりも1時間も早めに会場入りしたスタッフだったが、東北の人たちは時間に正確で、開始時間の10時を過ぎてから続々と駆け付けて、約100台が来場。
キャラバンを楽しみにしてくれている人たちも多いので、次回の開催を告知できたら良かったけれど、場所が決まらず…。2020年は定期的に開催していく予定なので、楽しみにしていてくださいね。それと開催できそうな場所があれば、ぜひ編集部までご一報を!
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所在地:岩手県滝沢市砂込389-20
URL:http://www.apio-iwate.com
[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]【アメマガキャラバン in 岩手 ユーザーいっき見せ①】全国のアメ車オーナーに会いに行こう!
【アメマガキャラバン in 岩手 ユーザーいっき見せ②】岩手産業文化センターに集まったアメ車ユーザーを紹介![/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]
キャラバンの開催ができそうな場所を大募集してます! 道の駅、商業施設、遊園地など、駐車場が広く、参加者が楽しめて、クルマイベントが可能な場所を教えてください!
情報は下記メールアドレス迄
amemaga@shin-apollo.co.jp[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]写真&レポート:編集部[/vc_column_text][vc_separator][vc_column_text]アメ車マガジン 2020年 2月号掲載[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row]
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◆開催日:2019年11月17日(日)
◆開催場所:IPF本社工場内特設会場
https://www.ipf.co.jp/
今回で18回目となった、いわば秋の風物詩とも言える「IPFのファン感謝デー」。当日は見事な秋晴れに恵まれ、まさにイベント日和に最適な天候。10時のオープンを待ちきれない多くの来場者が朝早くから長蛇の列をなしており、おなじみの風景と言える。
2018年に引き続き、2019年もアメ車マガジン編集部は、姉妹誌レッツゴー4WDとともにブースを出展。本イベントに展示されるレースカーやデモカーは、すべてIPF製品を装着している車両に限るのだが、アメマガデモカーのサブロー号(1968年型マスタング)にもIPF製のヘッドランプと補助灯を装着しているということで2018年に続いての展示となった。また、雑誌などでもおなじみのパーツメーカー&ショップの最新デモカーも展示され華やか雰囲気となっていた。
IPFファン感謝デーの最大の目玉は、何と言ってもスペシャル価格で販売されるアウトレット製品の販売。今回からキャッシュレス決済もできるようになり、益々購買意欲の湧いた来場者も多数!もちろんそれだけでなく、普段は絶対に見ることができないランプの製作工程も紹介され、愛用している製品の裏側を観ることもできたのだ。
豪華賞品をゲットできるビンゴ大会では、例年同様に大盛り上がり。地元群馬のゆるキャラ「ぐんまちゃん」が2019年も参加し、1568人の参加者が、秋の休日を楽しんだ。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]
イベント開始は10時からだが、朝の8時前には入口に多くの参加者が集結。毎年の風物詩だが、2019年は特に長く最後尾が見えないほど。メインイベントは、IPF 製品のアウトレットセール。LEDバルブから大型の補助灯まであらゆる製品が格安で購入できるとあって、熱気ムンムン。さながら魚河岸のような雰囲気で、皆さん真剣にランプを選んでいた。
ジープの新車コンプリートカーやカスタマイズを手がけるタイガーオートは、新型JLラングラーのデモカーを展示。アメ車では他にオーディオがフル装備のマスタング、ラングラー、そしてアメマガデモカーのサブローも展示された。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]フォト◆浅井岳男[/vc_column_text][vc_separator][vc_column_text]アメ車マガジン 2020年 2月号掲載[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row]
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チャレンジャーやカマロといった、実質ライバルともいえるモデルがハイパフォーマンスモデルを登場させる中、沈黙を続けたマスタング。しかし遂に2020年モデルとして、シェルビーGT500が登場する。
まるで、現世代マスタング最終章を演出するように、2019年のSEMAにもハイパフォーマンス系マスタングがズラリと並んだ。
その中心に鎮座するのは当然、シェルビーGT500だ。最新モデルの正式発表は2019年1月。その時点ではエンジン出力は700馬力+とされていたが、2019年6月に発表では760馬力という数字が公になった。フォードのインハウスチューナーであるシェルビーの名に恥じないためにも、単なるスーパーチャージャーによるブーストアップで達成した数字ではない。ドライバビリティを高めるために気筒室内のフリクションのさらなる低減や、補器類の見直しなど、細部に渡って検証が続いた。フォードがオフィシャルとしてストリートリーガル(公道走行許可)製品として世に提供できるギリギリのスペックだ。フォードのグローバルマーケットを透過するするジム・ファーレイ氏は「キャロル(シェルビー)はいつも、より速いシェルビーの市場導入を目指していた」と、シェルビーブランドのあるべき姿、そしてフォードのスポーツイメージのけん引役であるシェルビーGT500の商品価値を表現している。
シェルビーGT500の売り文句は、ストリート、レーストラック(ロードコースおよびオーバルコース)、そしてドラッグストリップで、ディーラーで購入してすぐ走れる状態で、即ハイパフォーマンスな走りが安定してできるクルマだ、としている。
加速性能は、停止状態から時速60マイル(96km)まで3秒半ば、またクオーターマイル(400m)までは11秒台を軽々と叩き出す。トランスミッションはTREMEC 7速デュアルクラッチシステムを採用した。
コーナーリング性能では、サスペンションジオメトリーの変更に伴い、スプリングのバネレートの最適化。その上で、フォードの最新技術、MagneRideを採用した。電動パワステについても路面からのフィードバックがしっかりと分かり、さらにクルマ全体とドライバーの一体感がさらに増すように大幅な見直しを図った。
また、ブレーキシステムはストリートリーガルとして最大級の容量を誇るディスクとキャリパーを採用。フォードGTやマスタングGT4からの技術的なフィードバックによって実現した。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]
ファンクション(機能)を象徴するエクステリアデザイン。それが、シェルビーのモットーである。例えば、ダブルフロントグリルによって、前方からエンジンルームへの空気吸入量を約50%向上させた。オプションのハンドリングパッケージにはガーニーフラップ付きに空力デバイスなども用意。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]
5.2ℓV型8気筒に水冷式インタクーラーを装着したスーパーチャージャー。ストリートリーガルとして過去最大となる760馬力を絞り出す。ストリートリーガルとしての使い易さこと、フォード中核チューナー、シェルビーの真骨頂だ。スーパーチャージャーの外板には、睨みをきかせるコブラのロゴ。
カーボンファイバー製のインパネ。ドアパネルにはDark Slate Mikoと呼ばれるスエード生地を初採用。さらに、シェルビーとして初となる12インチサイズのインパネクラスター。音響でも12スピーカーのハイクオリティ。コネクティビティサービスではフォード最新のSYNC3を標準装備とした。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]解説:桃田健史(モータージャーナリスト)[/vc_column_text][vc_separator][vc_column_text]アメ車マガジン 2020年 2月号掲載[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row]
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2019.11.23-24
OFF-ROAD IMPACT JAPAN 2019 at 和歌山県湯浅トライアルパーク
2015年から続く日本最大のオフロードカーショーイベントが「オフロードインパクトジャパン」。2019年11月23日と24日という2日間に及び開催された今回は、同イベントで初となる屋外イベントとなった。開催場所は和歌山県に位置する湯浅トレイルパーク。4WDショップ&パーツメーカーが52社、この地でブース展開し、最新のデモカーや人気パーツを展示した。
アメ車で注目すべきはやはりJEEP。新型のJLをベースにしたカスタムモデルは、京都のトップランカー、グランドキャニオン、ルビコンステージ、そして小田原のテックフォーなどが展示した。そして熟成の域に達しているJKのデモカーは、ニューラインサカ、ステージフォー、4×4クレイズ、T&T、NITTO JAPANなどがデモカーを展示。そしてこれらの展示車両の中から投票で選出される「BEST OF OFFROAD IMPACT JAPAN AWARD」は、ロッククロールカスタムを施したニューラインサカのJKラングラーの受賞となった。
さて、今回のオフロードインパクトジャパン2019は、「トレイルヒーロージャパン」と「西日本エキサイティングスピードトライアル」も同時開催となり、本場アメリカからやってきたロッククローラー&ドライバーによるデモ走行の披露。さらには、キャンプゾーンを特設するなど、従来の「オフロードインパクトジャパンとは異なる、新たな試みを実施したイベントとなっていた。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]
WILDPEAKを履かせたフォードF-150ラプターを展示したファルケン、OPEN COUNTRYが好調なTOYO TIRES、JKラングラーのデモカーを展示したNITTO JAPANなど、タイヤメーカーや阿部商会なども出展。オフロードタイヤは今、そのワイドルな見た目から、ドレスアップパーツとしても注目されている。またオフロードインパクトジャパン2019のイメージガールとして活躍してくれたのは、水野麗子さんと肥後なつみさんのふたり。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]
誰も走ったことのない難所をどこまで進めるかを競う、USで開催されているレースが“トレイルブレーカー” 。その日本版たるトレイルヒーロージャパン2019では、トレイルブレーカーに参戦している6人の選手と3台のトレイルマシンを招き、デモ走行を披露した。ほぼ垂直のコースを登り降りするなど、その走りは多くのギャラリーを魅了した。
[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]主催:OFF-ROAD IMPACT JAPAN
HP:http://offroad-impact.jp[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]PHOTO★清野央
TEXT★マーク清原[/vc_column_text][vc_separator][vc_column_text]アメ車マガジン 2020年 2月号掲載[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row]
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アメリカンミニトラックという“ レアキャラ” に魅せられたオーナーたち
AMERICAN TRUCKIN JUNKIE
S-10を仕事の足として、そしてファミリーユースとしても長年愛用し続ける森本氏。初代S-10が全損事故にあっても再びS-10を探し、エンジンスワップを施してまで乗り続けたくなるS-10の魅力と、その理由について話を伺ってきた。
大阪の枚方市でチョッパースタイルのハーレーカスタムショップ「MAD MAKERS」を営む森本氏。そのお店のアイコンとしてバイクのデリバリーからパーツの仕入れ、配達、さらにはプライベートのファミリーカーとしてまでオールマイティーにこなす相棒が紹介するS‐10である。
事の発端は大阪のFASTで偶然お会いしたことから始まった。あきらかにS‐10らしからぬ図太いエキゾーストサウンドを奏でて登場した時に、タダモノならぬ雰囲気を感じて話を伺うと、何と99年型カマロのV8 LSエンジンへ換装したという。オリジナルエンジンの4.3ℓV6を日々酷使し過ぎたからか、悲鳴を上げ出した時に潔く廃車にして新しいクルマを買うか、それなりの金額を覚悟して修理するかで悩んでいた矢先に飛び込んできたのがアメリカ人がユーチューブにアップした動画だった。そこには同じS‐10にLSエンジンを搭載してフルサイズでは味わえないミニトラックならではの身軽なボディと、V8エンジンのトルクフルなパフォーマンスでバーンアウトをキメたり、アグレッシブな走りを楽しんでいる姿を見て刺激を受けたと言う。
しかしファミリーカーとして妻もハンドルを握っているので独断で進められないため相談。そもそもエンジンスワップはそれなりに大掛かりでコストもかかるため、てっきり反対されるものだと半分諦めモードで話をすると意外と乗り気。むしろ面白そうと背中を後押ししてくれたと言う。そこでドナーカーである99年型カマロを購入。車検も一年残っていたので、検査が切れるまでカマロライフを堪能。車検が切れると同時に大阪のFASTへ入庫した。
どうせ移植するならミッションも同時に移植した方が良いと聞いてエンジン&ミッションを丸ごと移植。しかしすんなり収まるわけもなく、ラジエター部分などクリアランスを考慮した加工を施すなど四苦八苦。カウルフードボンネットは付けなくてもすんなり収まるが、妻に「このボンネットじゃないと収まらない!」とこじつけて、ついでにリファイン(笑)。
今まで特別な感情など抱かぬクルマだったが、想像を上回るV8化の面白さを体感して気分一新。もはや別のクルマに乗り換えた時以上の感動を覚えたと言う。エンジンスワップの選択肢は正解と断言して間違いないだろう。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]
元々はアストロと同じ4.3ℓ V6エンジンを搭載していたS-10。以前愛用していた80年代のS-10はキャブのV6で、フルインジェクションのV6に物足りなさを感じていたところだったので、V8エンジン換装は願ったり叶ったり。1年間ドナーカーのカマロに乗ることで載せ替えるエンジンが相応しい物か否かを吟味できたと言い、積み替える際はヘッドカバーをあえてコルベットにするといったギミックも面白い。存在感あるカウルフードボンネットには5. 7ℓV8 のエンブレムをあしらいタダモノならぬ雰囲気を演出。
仕事柄、クルマはバンかピックアップの二択に絞られてしまうのだが、バンが昔から大の苦手。履かせるホイールは昔からクレーガー一筋。元々は235サイズのタイヤだったが、リア側を275/60R15に変更。ビジュアル的な観点はもちろん、V8化に伴い細いタイヤではグリップしなくなったことも要因の一つだ。
RECARAステアリングにカマロのシート換装以外は基本オリジナル。購入当時は登録可能だった4人乗り貨物登録のお陰でリアシートに子供を載せてファミリーユースとしても機能。190cmの大柄な男性二人を後ろに乗せて、釣りに出かけることもあるとか(笑)。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]
MAD MAKERS 森本氏
1999年の創業以来、ハーレーのチョッパーカスタム専門店として数々の名車をレストレーション。コアなモデルのデッドストックパーツを探して当時物にこだわる姿勢や、タンクキャップ、フューエルコックなど、ない物は自社で製作してでも、オーダーされたスタイルを可能な限りカタチにしていく姿勢が多くのファンを魅了。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]PHOTO&TEXT:石井秋良[/vc_column_text][vc_separator][vc_column_text]アメ車マガジン 2020年 2月号掲載[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row]
[vc_row][vc_column][vc_column_text]
2019.11.24(SUN)
BERNESE MEETING at 三重県高野尾花街道味 朝津味
2019年10月に開催したアメマガキャラバン三重の会場となった「高野尾花街道 朝津味」。同会場にて今度は地元アメ車ショップであるバーニーズが日頃のご愛好に感謝してミーティングを行なうというので駆け付けた。当日はクルマ系SNSのカーチューンでもオールジャンルミーティングを開催していたことで、アメ車だけでなく、欧州車や日本車も集まり、賑わいを見せていたのだが、長谷川史歩理ちゃん&あいちゃんの二人がセクシーなコスチュームを纏って登場すると雰囲気が変わり、参加したオジさんたちのボルテージも急上昇して、大撮影会の始まり(笑)。途中にはヘリが登場するサプライズなんかもありつつ、アメ車オーナーたちが交流を深める絶好の機会は大盛況のうちに幕を閉じた。
撮影の合間にバーニーズの藤田代表から突然「そういえば今日ヘリが来ます!!」と聞かされ、まさかと思っていたら本当に来た(笑)。着陸許可はさすがに下りなかったものの、参加者一同これにはビックリ!?[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]
[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]主催:株式会社バーニーズ
TEL:059-227-6365
HP:http://bernese.co.jp[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]PHOTO&TEXT★編集部[/vc_column_text][vc_separator][vc_column_text]アメ車マガジン 2020年 2月号掲載[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row]
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2020年、フォードマスタングが過去最大級のフルモデルチェンジする可能性が高まっている。つまり、アメリカでいう2021年モデルのことである。
「次期マスタングはこれまでとはまったくの別物」。そんなニュースがネット上で広まり始めたのは2018年上旬からだ。噂の出元はもちろん、ディアボーン。ミシガン州のフォード本社周辺からである。デトロイトに隣接するこのエリアには、営業本部と基礎研究開発本部があり、外装をカモフラージュした初期テスト車両が市街を走行することも珍しくはない。2020年にフルモデルチェンジだとすれば、その2年前の2018年に次期マスタングは量産試作の一歩手前の走行テスト車両が出来上がっている必要がある。そんなクルマが、ディアボーン各所で目撃されるようになったのだ。
さらに、こんな噂も飛び交った。「マスタングとF150は、基本的に同じフレーム(車体)になる」。フルサイズピックアップトラックといえば、ラダーフレームが基本であり、それがマスタングのようなモノコックフレームを採用するということか?
噂の真相に迫ってみると、この「基本的に同じ」というのは、次世代プラットフォームという商品開発コンセプトを指している。プラットフォームとは、フレーム(車体)と同義である。
アメリカでの各種報道を見ると、フォードは2020年以降に発売する全モデルに次世代プラットフォームを決めた。一部報道では、現在は約30種類あるプラットフォームを一気に5つまで縮小するという。つまり、車種別だったものを、車体の大きさによって集約するということだ。例えば、トヨタの場合、次世代プラットフォームはTNGA(トヨタ・ニュー・グローバル・アーキテクチャー)といい、これまでBセグメント用、Cセグメント用、Dセグメント用、大型Dセグメント用の4種類を発表している。これらは、車体の大きさ別となっていて、それぞれを中核としてセダン、クーペ、SUV、クロスオーバーへと進化する仕組みだ。
こうした論理なら、フォードのプラットフォームが5つになるというのは納得できる。とはいえ、フルサイズピックアップトラックとフルサイズSUVについては、製造コストから考えてラダーフレームを維持するのが無難だと思う。そのため、5つのプラットフォームのうち、少なくとも1つはラダーフレームで、残り4つの中でもっとも大きなプラットフォームがマスタング用になるのではないだろうか。
そうした次世代プラットフォーム採用によって、マスタング史上で異例なことが起ころうとしている。それが、マスタングをベースとしたSUVモデルの登場だ。本稿執筆時点で、フォードのメディアサイトには「11月17日、マスタングからインスパイア(発想)したSUVのコンセプトを発表する」とのティザーが出ている。しかも、EV (電気自動車)だという。
サイドビューのアッパーを示したその図柄は、フロントからボディサイドにかけては、確かにマスタングの気配があり、車体後部はハッチバック形状になっている。
こうしたモデルは1970年代後半に、マスタングやGMポンティアックファイアバードをベースとして、当時アメリカで人気が出始めていたステーションワゴンをモチーフとしたコンセプトモデルがあった。そんなことを思い起こすような、マスタングの派生車だ。それを今回は、次世代プラットフォーム採用によって量産するというのが、フォードの方針である。(こちらでマスタングSUVの全貌を公開!)
こうした派生車が作りやすくなるだけではなく、マスタングが次世代プラットフォームすることで当然、走りの質感が一気に上がる。さらに、パワートレインについてもバリエーションが一気に増えそうだ。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]
マスタング・リチウム。そう名付けられた、マスタングのEV(電気自動車)である。サンルーフ部品や商業トラック向け部品の大手、べバストとフォードが共同で制作した。べバストが開発した電圧800Vの充電システムを活用し、システム出力は900馬力相当になる超ハイパフォーマンス系のEVである。SEMAにこうした電動化モデルが登場することはけっして珍しくないが、マスタングをベースとしていることが極めて珍しい。背景にあるのが、2020年に次世代プラットフォームを採用してのフルモデルチェンジ。その際に、ティザーにあるようなマスタングベースのSUVまたはクロスオーバーにEVが登場。さらにその先、マスタングEVも量産される可能性が出てきた。
[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]解説:桃田健史(モータージャーナリスト)[/vc_column_text][vc_separator][vc_column_text]アメ車マガジン 2020年 2月号掲載[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row]
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CHALLENGING REPORT
Bonneville Speed Week 2019 @Bonneville Salt Flats Wendover,Utah 2019 August 15~19
ホットロッダーにとっての聖地「ボンネビル・スピードトライアル」は、アスリートにとってのオリンピック級に匹敵するほどの名誉ある重要な大会!そこにまた一人、日本から参戦を果たした真のホットロッダーがいる!
ユタ州の北西部にある260㎢という広大な塩湖、ボンネビル・ソルトフラッツといえば、ホットロッダーにとっては、最高スピード競技場であり、聖地ともいえる存在。いくつかの団体によって、スピードトライアルが行なわれているが、非営利団体であるSCTA(Southern California Timing Association)による8月のスピードウィークは、アスリートにとってのオリンピックといえるほど重要な大会。小型のバイクから、車輪の付いた巨大なロケットのようなストリームライナーまで、ありとあらゆるスタイルのマシンが参加する。
最速記録では時速600マイル(966km/h)と尋常ではない領域のマシンも存在するが、ストリートロッダーにとっての目標は、時速200マイル(321km/h)を達成して、『200マイルクラブ』に名を刻むこと。最新のスーパーカーであれば、それだけのポテンシャルを備えているし、テストコースやサーキットであれば、実際にその速度をマークできたとしても、塩湖の上ではトラクションがかからず、路面状態も悪いなど、そう簡単には達成できないのだ。しかも、参戦する上では、安全第一をモットーとする、厳しいレギュレーションをクリアすることが第一条件。いわゆる車検をパスしない限りは参戦できないのだが、この車検がなかなかハードルが高いこともあり、何はともあれ、車検をパスして出走することができた段階で、真のホットロッダーとしてのステイタスが得られるのだ。
仮に記録を樹立しても、賞金が出るわけでもなく、国際的な競技連盟でもなく、草レースの域でしかないのだが、スピードウィークへの参戦は、ホットロッドを愛する者にとってはロマンなのだ。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]
あくまでも、日本国内の路上でHEMIパワーを満喫するつもりで入手した個体。そのため、エンジンはカムシャフトのアレンジ程度とした、いわゆるストリート426HEMI。レースHEMIでは、69年にNASCARで200mph越えを達成した実績があるだけに、『200マイルクラブ』も夢ではない! マニュアルミッションはボンネビル参戦に合わせて、ストックの4速からTKO5速にアップグレード。
LAの工場での作業風景。工場といっても、リフトなどがあるわけでもなく単なる倉庫。レースのレギュレーションに向けたアレンジは、渡米中の約2ヶ月を費やして、なんとか完成させた。
レギュレーションに合わせたロールケージは、“ファニーカーケージ” などといわれるタフな仕様。Forty Eightの渡部氏によって全て手作業により製作された。自身の30Z参戦時にはその設計&溶接が高く評価された。
日本でストリートカーとして楽しむために入手したクルマなので、エンジンはカムシャフトのアレンジ程度の、あくまでもストリート426HEMI。平均的なV8に対して、パーツ点数が多く、パーツが高額とあって何かと大変。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]
本誌イジリー・マスタング企画マスタングスプーキーでもお世話になっている「フォーティーエイト」代表の渡部氏が、2年前にはダットサン30Zにてスピードウィーク参戦を果たしたが、今回は、フォーティーエイトのカスタマーであり、筆者の友人でもある船水氏が、1970年型チャレンジャーで参戦を果たしたのだ!
船水氏は、ダッジのD100の特別仕様車ワーロックを所有し、自分の会社名を「ワーロック」と名付けるほどのダッジ野郎だったりする。バイクではクラシックなインディアンを愛機として、普段乗りからレース参戦までどっぷりと浸かっている。近年ではアメリカンマッスルの頂点である426HEMIへの想いが高まり、とにかくHEMIありきで販売車両を怒涛のごとくリサーチ。ところが、世界的に注目される究極の存在なだけに、美しくレストアされた高価な個体ばかりで、かなり入手が厳しかった。
そんな中、やさぐれてダメージはあるものの、中古車コンディションとして入手可能なバリューの個体に遭遇。カリフォルニアにあったため、現車確認から輸入登録までを、フォーティーエイトの渡辺氏が対応することになった。ところが、クルマがアメリカにあるうちに、「ボンネビルに参戦できたら!」 という妄想レベルの想いが盛り上がってしまった。冗談半分の話も本気度が増して、いざ参戦を決意して着工したのはレースの2ヶ月前。
状況を知る人からしたら、到底無理と思われたが、厳しい車検をパスして、見事出走を果たしたのだ! 現地では車検対応で3日間を費やしたが、コース状況が悪く日程がずれたため、滞在日程を延長して、ショート2本、ロング1本を走ることができたのだった。ボンネビル参戦というホットロッド界のオリンピックに出場できたことは、何よりの誇り。それを成し遂げたので、チャレンジャーは輸入して、日本で路上デビューのはずだったが、規定などにより果たせなかった全開走行を達成すべく、マシンはアメリカに保管して、再度挑戦することになった![/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]
本来の日程には間に合わなかったのだが、コースのコンディションの影響で、レースの日程がずれたため、いざボンネビルに向けて出発。徹夜続きでお疲れ状態だが、LAからボンネビルの道のりは、ちょっとした旅でしんどい。
何はともあれ、SCTAのクルーによる車検を受ける。これをパスしない限りは、絶対に出走できない。安全第一がもっとうで、かなり厳しいため、数年越しでクリアするというケースもある。
車検時に指摘された点を改善すべく、現地のスタンドの片隅を利用して、夜通し作業が行なわれた。そんな日が三日間続いたが、期間中に条件付きながらも、なんとか車検をクリア。高いハードルをクリアする上での苦労は誰もが知っているので、拍手が湧いたりする感動的なシーン!!
Forty eightの渡辺氏は、今回はHEMIチャレンジャーのサポートに徹して、自身のダットサンZでの参戦をパス。なんとか一発で参戦を成し遂げることができたチャレンジャーは、そのままアメリカに保管して、次回の参戦を企んでいる。カスタムバイクの業界では誰もが知る存在であるChabott Engineeringの木村氏は、同じチームとして多大なるサポートをしてくれた。
ルーキーラン(初走行)の前には、スタッフからの厳しいチェック&説明を受ける。今回は175mphを超えてはならない。ドライバーの船水氏は、ちょっとやそっとでビビるタイプではないのだが、高速走行時にテールが滑って、アクセルを踏みきれなかったとのこと。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]Photo ◇ Bucho
Report ◇ Hideki ishibashi[/vc_column_text][vc_separator][vc_column_text]アメ車マガジン 2020年 2月号掲載[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row]