ファイブスター東都のポリシーには「お客様の想像を超える豊かなトータル・カーライフの提案」

Jeep JL Wrangler Unlimited RUBICON OUTSIDESTYLE

Jeep JL Wrangler Unlimited RUBICON OUTSIDESTYLE

ジープといつまでも!~Stand by me forever~

アウトドアのプロ・田中ケンがプロ仕様のラングラーを使い倒す

現在、首都圏に5つのJEEP正規ディーラーと、認定中古車販売店を展開するファイブスター東都。1997年に府中店を開店して以来、多くのJEEPユーザーをサポートし続けている。昨今、JEEP人気の高まりに比例して正規ディーラーが続々と誕生しているが、ファイブスター東都は、ただ車両を販売するだけのお店とは大きく異なる。

前述したカスタマイズモデルの販売もその1つではあるが、同社のポリシーには「お客様の想像を超える豊かなトータル・カーライフの提案」というテーマを掲げており、JEEPを購入して終わりではなく、JEEPを購入した事がきっかけで、今まで未体験だったアクティブなカーライフの体験・体感をユーザーに向けてプロデュース。具体的に挙げるなら「NATURE MEETING」や「JEEPであそび隊」といったアウトドアイベントの数々で、一度参加したJEEPユーザーが、「次回も必ず参加したい!」と喜んでくれる程好評を博している。

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これらのイベントを開催する時に多大なる協力を頂いているのが「アウトドアの匠」の異名も持つ田中ケンさんと、彼が率いるアウトドアのプロ集団「Team outside」。そんなアウトドのプロのために、ファイブスター東都はルビコンアンリミテッドをベースに「outside style」として専用パッケージ化したモデルを今年の春から貸与中。田中ケンさんと、Team outsideの活動を通じて、ファイブスター東都のポリシーをより多くの方々に知って欲しいと言う目的が込められている訳だ。

これまでJEEP所有したことはないが、ケンさんは「アンリミテッドはファミリーカーとしても、キャンプの相棒としても最適ですね。子育ての一環でキャンプを始める方は多いですが、手が離れるとキャンプを卒業する人は多いんです。でもそこからのキャンプは、実はもっと楽しいんですよ。JEEPならどこへでも出かけられますし、出かける人数が変わっても飽きることなく長期間楽しめますね」と語ってくれた。

クルマを購入するだけでなく、そこから広がる楽しみや遊びも提案してくれる。ファイブスター東都は、そんな唯一無二のお店だ。

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屋根とロールバーの隙間を使いカヌーのパドルなどを収納。ミニバンと比較するとやや積載能力が少なく感じるかもしれないが、ケンさんの様にアイデア次第で積載性を向上させることが可能だ。サウンドバーの所にロープをかければ、濡れたライフジャケットなどを乾かすことも可能。あるものだけでなく、ロープやフックなど、何かひとつ加える事で、JEEPの使い勝手の良さを、より一層引き出すことが可能なのだ。サイトに使った物を収納した状態のラゲッジ。ファミリーキャンプだと荷物は増えてしまいがちだが、大人キャンプだと荷物が厳選できるので、アンリミテッドでも余裕が感じられる。

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フロントバンパーは金属製のRubiconバンパーに変更。「カヌーを積載する時はしっかりタイダウンしたいけど、乗用車の様な塗装されたバンパーだとラフに使えないよね。本来は牽引フックだけど、ここに引っ掛けられるので、非常に便利です」と語る。


FIVE STAR TOTO【ファイブスター東都】

TEL.042-440-8311
URL.https://fivestartoto.com


アメ車マガジン 2022年 1月号掲載

アメ車マガジン2022年12月号 絶賛発売中!

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もちろんその他にも最新モデルやデモカー紹介、アメリカンカルチャーをテーマとしたコラムなど、今月も充実した内容が盛りだくさんとなっているのでお見逃しなく!

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-アメカルにまつわるエトセトラ- #26「Who you gonna call?」

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et cetera about AMERICAN CULTURE -アメカルにまつわるエトセトラ-
#26「Who you gonna call?」

映画やアニメを見始めた頃からなんとなく「ああ、国民性の違いって意外とこういうところに現れてるのかもしれない」と感じていたのが、モンスターやクリーチャー…特に顕著なのが宗教観にまでかかわってくるであろうお化け・ゴーストの違いでした。

まず、日本で「お化け」といえば妖怪マンガの大家・水木しげるです。約250年前に創作された「画図百鬼夜行」などをベースに漫画化された妖怪たちは、「ゲゲゲの鬼太郎」という強力なコンテンツによって各世代の脳裏に強く印象付けられているハズです。ゲゲゲに登場する妖怪たちは「八百万信仰」の日本らしく、無機物である傘や反物などを依り代とした妖怪が、人や獣を依り代としたそれと同じように活躍します。

もう一つのラインは、「四谷怪談」や「リング」などに代表される怪談。怨念を軸としたそれら物語は、日本人のウエットな国民性を端的に表しているとも言われています。それでは、海外…それもエンターテイメントとして慣れ親しんでいる米国では…というと今春にも続編が公開された「ゴーストバスターズ・シリーズ」が話題になっています。

1984年、スーパーナチュラル(超自然現象)を軸にしたコメディ映画「ゴーストバスターズ」が公開、アメリカはもとより日本でも大ヒット。人気コメディアン&映画人であったビル・マーレイやダン・エイクロイド(すっかり太っていますが、ブルース・ブラザースののっぽの方です)、そしてハロルド・ライミスによる好演ももちろんでしたが、様々な手法で描かれたゴーストも人気の要ともなっていました。

「ゴースト:GHOST」を和訳すると、一般的には「幽霊」となっています。日本で幽霊というと前述した「四谷怪談のお岩」や「リングの貞子」がイメージされますが、ゴーストバスターズに登場するのは、緑色をした「スライマー」や破壊の神の番犬「テラードッグ」、そして大人気の「マシュマロマン」など、幽霊というよりクリーチャーやモンスターと言った方が適切なキャラクター達です。これらの日本的感覚からすると少々雑…好意的に解釈すると子供にも理解しやすいキャッチーなデザインのゴーストたちがニューヨークの街中を暴れまわります。

そこで日本なら陰陽師や呪術師が九字(呪力を持つとされる九つの漢字)を結んで昇天させたりするわけですが、ゴーストバスターズでは3人組の心霊学者が小型原子炉を利用したレーザー光線で捕獲するのですからある意味で単純明快。さらに決して子供だましではない娯楽作に仕上がっているのですから、世界中でヒットするのも当然です。そんなゴーストバスターズの純粋な続編である「ゴーストバスターズ・アフターライフ」が絶賛公開中。

こちらはコメディ色は押さえめで上質なジュブナイルストーリーとなっていますので、よろしかったらぜひぜひ。
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TEXT & ILLUSTRATION : JIN HATTA
アメ車マガジン 2022年 5月号掲載

ジェプセンの魅力はスタイリッシュなデザインにある。

Jeep JL Wrangler Unlimited SAHARA

Jeep JL Wrangler Unlimited SAHARA

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ファクトリー水準のデザイン性と付加価値に陶酔せよ!

ジェプセンの魅力はスタイリッシュなデザインにある。プロダクトデザイナーとして豊富な経験と実績を持つ鈴木代表自らが作り出すそれは、ジェプセンらしい個性が与えられると同時に、機能や実用性も考慮されているところが特長だ。つまり、カッコ良いだけでなく、機能や個性、確かな品質といったデザイン性付加価値が備わっているのが、特徴だ。

例えば新作のIRONYフロントバンパー。バンパー上部には縞板パネルとグリルガードを装備しSUVらしい力強さを演出。サイドはLスリット形状をスチール素材で製作しながら、専用のトーフックは上下牽引できる鋳物製のこだわり。FRPも多用した軽量なバンパーへと仕上げている。

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また、25mmワイドのスワォードオーバーフェンダーは、最小限の部材で最大の効果をもたらすアイテム。コンパクトなサイズながら35インチチサイズをカバーするもので、ジェプセンのホイールスペーサーとMJCR#012ホイールと組み合わせると、ツライチセットが可能になる。また、その脱着は専用ブラケットで行なうことができるのも特長。

このように、重量や脱着といった部分までも考慮するのが、プロダクトデザイナーの仕事なのだ。「アイデアを新たなアイデンティティに変え、ユーザーが満足するモノ作りを行なう」という同社のポリシーは、すべてのアイテムから感じ取ることができる。

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純正フォグランプベゼルから交換するだけで、日本仕様のバンパーをルビコンルックにできるのがルビコニックフォグベゼル。カスタムエントリーにも最適なアイテムだ。

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ルビコニックを踏襲しながら、サイドに特長的なLスリットデザインを与えたIRONYフロントバンパー。縞板のバンパートップ、グリルガード、専用の鋳物製フックが備わり、オンもオフもマッチするデザインとなっている。またこのバンパーには同社のFCRBフロントカメラリロケーションブラケットとライセンスブランケットも備わっている。

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上部に縞板を配置し、ナンバー位置を右側へと移設したタクティカルリアバンパー。大径タイヤの背面装着も可能で、ノーマルとは異なる確かな個性を主張する。タクティカルリアバンパー下部に装着するトーフック。リカバリーポイントとして活躍することに加え、マフラー装着により外される純正フックの代用とワンポイントデザインとしても有効なアイテム。

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リアガラスから垂れる雨水を左右に振り分け、ラゲッジの水漏れを防ぐ画期的なアイテムがウェザーフード。リアゲートに上部に貼るだけで、車内の不快なキシミ音の発生を効果的に抑制するアンチノイズ。

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クローズアウトカバー外しで剥き出しになる配線を隠し保護するフォグハーネスカバー。35インチタイヤにマッチする、片側25mmサイズのコンパクトなオーバーフェンダー。

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オーバルエンド形状の左右4本出しのデザインながら、上品なリアスタイルとなるのはジェップセンならではのデザイン力が成せる技。車検対応で、カラーはブラックとクロームを用意する。3.6ℓルビコン、3.6ℓ、2ℓターボと3タイプをラインナップ。

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1インチアップのコイルスプリングは、フロントが30mm、リアが40mmアップとなる。これにマッチするスタビリンクエクステンションとアジャスタブルターンバックルを用意。

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JL専用のフットレスト。フロアのスペースを確保した取り付けで街乗り、高速巡航や渋滞時など、様々な用途に対応した形状だ。

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ノーマルのFRPトップにおけるネガティブ要素を払拭するのが、分厚いPVCレザーで製作されたスェーディーヘッドライナー。真夏の暑さと真冬の寒さを緩和する優れた断熱内装アイテムで、装着すれば約10℃の断熱効果が得られる。エアコンの効率も高まるため、結果として燃費の向上も望める優れもの! ルーフ全面と左右のクオーターガラスを覆う9ピース構成だ。

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フロント上部とリアの左右に設置できるLEDマップランプ。夜間照明として便利なアイテム。シングルタイプはスカイワンタッチにも装着可能。


JEPPESEN【ジェプセン】

TEL.042-520-8720
URL.https://jeppesen.jp


アメ車マガジン 2022年 1月号掲載

創業時からアメリカよりクルマを輸入してきたアメ車のエキスパート【ワーコーポレーション】

Jeep JL Wrangler Unlimited Wide Body Edition

Jeep JL Wrangler Unlimited Wide Body Edition

ジープといつまでも!~Stand by me forever~

純正らしさをキープしつつもワイドボディを実現
50mmのスペーサーを追加しスタイルに大きな変化を与える!

「並行輸入車」という言葉から感じてしまうちょっと不安なイメージ。これを払拭するのがワーコーポレーションだ。1991年の創業時からアメリカよりクルマを輸入してきたアメ車のエキスパートである。エンドユーザーに「安心」を届けるために同社が構築したのが自社輸入システム。

これはアメリカでクルマを購入するところからユーザーに届くまで、すべて自社スタッフが行なうシステム。購入や輸出は現地スタッフが。日本に入ってからは自社の広大なストックヤードでコンテナを保管。さらに搬出から輸送まで徹底して自社で行なっている。また同社ではユーチューブを製作。ラングラーなど並行輸入車の紹介も積極的に行ない、これも安心のための努力。

これほどのアメ車へのこだわりはクルマへも反映される。例えばフェンダー。JLラングラーを象徴するデイライト付きフェンダーを残したまま本国で選ばれているホイールを日本で履くにはどうしたらいいのか。その答えこそ同社が開発したワイドボディキット。すべてはカッコいいクルマを安心して乗ってもらうため。そんなこだわりこそ同社の魅力なのだ。

Jeep JL Wrangler Unlimited Wide Body Edition

輸入車ならば本国仕様で乗りたい。それをかなえるのがワーコーポレーション。例えばこのラングラー。サハラでブラックトップはアメリカでしか選べない組み合わせ。ほかにもバンパーやリアナンバーなど違いは多い。このアメリカで走っている仕様をカスタムしたのが2台のサハラだ。

カスタム内容の中でも注目ポイントをピックアップ。まずグラナイトではワイドボディキットに合わせて+1というホイールをチョイス。サイドステップはドアの開閉に合わせて展開・格納する電動ステップに変更する。またJK時代から4本出しにこだわるマフラーもオリジナルパーツだ。一方、レッドはUSハイフェンダーにワイドボディキット、さらに3.5インチのリフトアップを行なう。マフラーはオリジナルのチップで2本出しへと変更している。JLラングラーらしさを残しつつもスタイリッシュに。これがワーコーポレーションの真骨頂だ。

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ルビコンバンパーにはグリルガードにバーライトも装着し、悪天候や夜間のオフロードでドライバーをサポートしてくれる。

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純正フェンダーでカスタムができるのがワイドボディキット。LEDサイドマーカーやシーケンシャルウインカーなどパーツも多い。

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ワイドボディキットの開発のきっかけはアメリカでデザインされたホイール。アメリカのホイールはラングラーの魅力を引き立ててくれが日本で履くとフェンダーに収まらない。しかし既存の社外フェンダーではJLラングラーのライト付きフェンダーがなくなる。そんな経緯からワイドボディキットが開発されたのだ。ちなみに本国のルビコンにはハイフェンダーが装着されている。このUSハイフェンダーにワイドボディキットを組み合わせ、さらにサスペンションを2~3インチアップにすると37インチタイヤにジャストなスタイルになるぞ。

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車高と乗り心地、そしてスタイリングのバランスを考えてリフトアップ量は2.5インチがワーコーポレーションの推奨値だ。これはラフカントリー製のサスキットを採用する。

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ドアの開閉に連動して展開する電動ステップ。ステップの高さは純正ステップよりも低くなるので乗降性も高まる。格納時にはサイドシルのギリギリまで上昇し車高を高く見せる効果も。

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JK時代から4本出しにこだわってオリジナルでマフラーを作るワーコーポレーション。JLでもいち早く4本出しを開発。サウンドも秀逸だ。

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アメリカでしか注文できないブラックトップのサハラ。サスはラフカントリーの3.5インチアップコイルにFOXショックを組み、乗り心地をさらに向上。ここに合わせたのが22インチのホイールと37インチのタイヤ。さらにワイドボディキットにはUSハイフェンダーを装着し、ルビコンのようなフェンダークリアランスを実現する。またマフラーはオリジナルのマフラーチップを装着し2本出しに変更。こうした人とは違うカスタマイズにも柔軟に対応。


WHA CORPORATION【ワーコーポレーション】

TEL.0742-50-6788
URL.http://www.brainstorm.jp


アメ車マガジン 2022年 1月号掲載

ローダウン&エアロパーツというスタイルを築き上げたエルフォード

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JL WRANGLER RUBICON

ジープといつまでも!~Stand by me forever~

ジープらしさを引き出すデザイン、快適性や機能性もしっかりと盛り込む

4WDのカスタム=リフトアップという固定概念を打ち崩し、ローダウン&エアロパーツというスタイルを築き上げたエルフォード。最近ではアウトドアブームの影響もあってサゲるユーザーはやや減少気味だが、エアロパーツの製作で培った高い技術を生かすことで、見た目だけでなく軽さを重視したファイバーパーツをリリース中だ。

オーバーフェンダーや軽量ボンネットはエルフォードの十八番と言えるアイテムだが、特筆すべきはやはりフロントのエクストリームバンパーやアンダープレート。一見するとスチール製の様な重厚さや、その名の通り荒々しい雰囲気を感じるが、実は素材にFRPを採用。本格的にオフロードを走るなら金属バンパーの方が適しているが、ジープらしいスタイルにカスタムしたけれど、街乗りがほとんどで回頭性をスポイルしたくない人にはファイバー製の方が適している。

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サイドステップ以外のエクステリアパーツはショート/アンリミテッド共通となっているので、より多くのユーザーが「軽さ」という利点を実感できる。また左右4本出しのウルトラパフォーマンスマフラーは、スポーティな形状でありながら、しっかり車検にも適合。カスタムしても安心して乗れるのが、エルフォードの真骨頂でもある。

今や見かけない日はないと言えるほど爆発的なヒットとなっているJLラングラー。もちろんそのほとんどはアンリミテッド。日常のタウンユースから非日常のレジャーまで、1台でこなせる真のマルチパーパスビークルと言える。

そんなアンリミテッドをベースに、エルフォードの様々なアイテムを追加。30mmリフトアップし、タイヤサイズを35インチとすることで、立派なオフロードスタイルの出来上がりと言えるだろう。

今回、やや大きめの岩が並ぶ河原で試乗を行なったが、どこもぶつかるような不安感は皆無。過信は禁物だがどこでも走れてしまいそうに思えたほどだ。手当たり次第にパーツを装着しなくても、ポイントを抑えるだけでJEEPらしさを強調できるし、前述しているように軽さを重視したパーツをチョイスすることで、運動性能の悪化もない。スタイル/快適性/運動性のバランスを、見事に調和させた1台に仕上げられている。

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まるで金属製のような、エッジの効いたデザインを採用するエクストリームバンパー。純正ソナーやフォグが移植可能となっている。軽さとエンジンルーム内の冷却効果が期待できる軽量ボンネット。フードの裏にはパネルが装着され、エンジンに雨水がかからない。コンパクトなLEDランプを5つセットし、アメリカンな雰囲気を演出できるルーフマーカーランプ。装着は両面テープで加工は不要。

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ノーマルフェンダー延長した様な、25mmワイドフェンダー。車高だけでなく横方向に広げることで、一回り大きなスタイルとなる。後席部分だけ下げることで、乗降性にも配慮したサイドステップ。取り付け部を無段階で調整できるので、出幅を好みで変更可能だ。スマートなリアビューが演出できるリアスムージングパネル。純正のハイマウントブレーキはワイパーモーターの上に移設可能。

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オリジナルの30mmリフトアップスプリングを装着。マフラーはスクエアなテール形状のタイプX。メインサイレンサーをカバーするプレートも装着。

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街で見かけるJLラングラーのほとんどはアンリミテッドだが、「やっぱりJEEPはショート!」と謳うマニアなユーザーも一定数はいる。そんなユーザーに朗報なのが、エルフォードのバンパー/オーバーフェンダー/ボンネットは、ショートモデルにも装着可能ということ。また現時点ではルビコンのみだが、ウルトラパフォーマンスマフラーも発売中。今後はショートのスポーツ用マフラーも計画しているので、ユーザー諸君は期待して待つべし。

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ELFORD【エルフォード】

TEL.048-966-3551
URL.https://www.elford.co.jp


アメ車マガジン 2022年 1月号掲載

JL型のルーツともいえるTJラングラー型を後世に残すために徹底的なリメイクを施す。

Jeep TJ Wrangler

Jeep TJ Wrangler
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ジープといつまでも!~Stand by me forever~

往年の造形美を絶妙なカスタマイズで表現!

ラングラーの2世代目となるTJ型は、それまでのラングラーの硬派たるスタンスを崩すことなく、サスペンションを一新したモデル。トランプカースクエアでは、JL型のルーツともいえるTJ型を後世に残すために〝できる限り新車時に近い状態に戻す〟という考えのもと、徹底的なリメイクを施し、ラングラーファンに提供している。

同社が手掛けるリメイクはとにかく徹底しており、手を入れる部分は多岐に渡る。水回りやセンサー類、ブレーキなど、走行安定性に関わる部分は、不具合の有無に関係なく新品パーツへ交換される。下回りは、サビを除去し再塗装し新車の様な仕上がりに。内装はすべてのパーツを外して徹底的にクリーニングする。樹脂パーツ類は黒さを長期に渡り維持できるように塗装を施す入念ぶり。

こうしたリメイクと言うよりは、レストアと言っても過言ではないほどブラッシュアップされた車両は、販売車両として店頭に並ぶことになる(半年間走行距離無制限の保証が付く)のだが、その販売価格は決して安くはない。

しかし、その仕上がりはマニアも納得の美しさ。全国から同社が手掛けたTJ型を求める声は絶えないのだ。ちなみにベースに使われるTJ型は、自社で販売した管理車両か、フルノーマルで状態の良いものばかり。ここに紹介するTJ型も、同社が手掛け作品なのである。

Jeep TJ Wrangler

TJ型のエクステリア&インテリアに使われる艶やかなブルーはコグネブルーと言い、施主のこだわりが詰まったカラーである。前後のバンパー、ソフトトップの3つは、90年代当時から変わらぬ3種の神器として今なお受け継がれるカスタムスタイル。それを主軸にサスペンションの変更でリフトアップし、オーバーフェンダーをセットして大径タイヤの履きこなし、施主が求めるTJ型カスタマイズの伝統を継承した造形美へと導いている。ホイールカラーまで黒とする徹底したブルー×ブラックのカラーコーデにより、こだわりのコグネブルーが際立っている。

インテリアのカラーコーデもコグネブルーが主役。ダッシュボード、インパネ、センターコンソールを同色にペイント。ブルーのシートカバーはトランプカースクエアのオリジナル。ステアリングとシフトノブはウッド製を選択しアクセントに。こうして夏のビーチに映えるインテリアは完成した。

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足回りは、ラフカントリーの2.5インチアップキットをインストール。これにプロコンプ7031(15インチ)+BFG00drich All-Terrain T/A KO2(32×11.50R15) を組み合わせている。新車然としたアーム類の美しさにも注目してもらいたい。

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タックロール風のオリジナルシートカバー、ダッシュボード、インスツルメントパネル、ドア内張を同色にペイント。クラシカルな雰囲気は、ウッドステアリング(グラント製)、シフトノブ(オリジナル)の絶妙なパーツコーデによるところが大きい。

 

Jeep JL Wrangler Unlimited Sahara

トランプカースクエアでは、TJ型をレストモッドするほか、JK型やJL型などの現代車のモディファイも手掛けている。ここに紹介するJL型には、TJ型前期サハラのハードトップをカラーリングで再現しクラシックな雰囲気を持たせる、ヘリテージパッケージが施してある。このパッケージは、新車コンプリートとしても購入できる。

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ホイールは18インチのKMC IMPACT。カラーはシルバーを選択。タイヤはYOKOHAMA ジオランダー M/T G003(35×12.50R18LT)をセット。足回りはラフカントリー製2.5インチリフトアップキットに換装。

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35サイズのタイヤをインストールするために、エルフォード製オーバフェンダーを装着。フロントバンパーの裏はジェップセンのハーネスカバーで保護する。


TRAMP CAR SQUARE【トランプカースクエア】

TEL.053-431-3123
URL.https://www.trampcar.com


アメ車マガジン 2022年 1月号掲載

ARBおよびサファリシュノーケルの正規代理店として、国内で販売している【アウトバック】

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Jeep JL Wrangler Unlimited Sport

ジープといつまでも!~Stand by me forever~

正確な装着と正しい商品情報もフォローする体制を構築

世界有数のオフロードパーツメーカーであるARBはオフロードギアを多数ラインナップし、世界中のオフローダーが認める一流ブランドだ。このARBおよびサファリシュノーケルの正規代理店として、30年以上におよび国内で販売しているのがアウトバック。同社はARBアイテム&サファリシュノーケルの輸入・販売を手掛けるだけでなく、それらの正確な装着や正しい商品知識を身につけるため、販売協力会社に対してトレーニングや研修なども実施する。

このアウトバックを設立した故・遠藤光歩代表は、三菱自動車でパジェロの開発に携わった後、GMや商社の勤務を経て独立。それまでの経験や知識を生かしながら、ARBアイテム&サファリシュノーケルの販売に大きく貢献し、それらのブランドを国内に広めた立役者でもある。

その遠藤氏の崇高な意志は現在のアウトバックにも引き継がれ、良質なARBアイテム&サファリシュノーケルの輸入・販売が行なわれており、独自の優れたカスタマイズ技術も持つ。それは過酷なオフーロディングやオーバーランドを可能にする、ハイレベルなサスペンション&駆動系モディファイを可能にしている。その技術力の高さが確認できるのが、このJLラングラーアンリミテッドだ。

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フラットなルーフラックを介して装着するルーフトップテントや、そのサイドに装着したオーニングは、キャンプブームもあって大人気のARBアイテムとなっている。このオーバーランドスタイルとしたJLラングラーには、BUSHRANGERのウインチと光量調節機能を備えたSOLISのLEDランプをショートウインチバンパーにセット。

足回りはコイルスプリング、ロングアーム、そしてオールドマン・エミューのBP‐51ショックアブソーバーへと換装し、さらに堅牢なデフカバーも前後に装着している。またリアサスペンションには、コイルスプリング内にヘルパースプリングの働きをするエアバッグをセット。これはBP‐51ショックアブソーバー&エアロッカーとの相性が良いアイテムで、特にトレーラーけん引時の走行安定性や走破性の向上に大きく貢献するアイテムだ。

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グリルガード、リカバリポイントを備えたショートウインチバンパー。バンバー上部にセットされるSOLISのLEDランプは、クリアカバーの脱着が可能で、光量の調節も可能。ARBの関連会社となるBUSHRANGERのウインチを搭載。ロープはシンセティック素材を使用。

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専用設計のシートカバーは、耐水性にも優れ、手入れもラクに行なえる。通気性にも優れ、マップポケットなども備わっている。専用設計のスチール収納システムであるドロワー。ワンタッチ操作で開閉可能で奥に収納した荷物も簡単に取り出すことができる。運転席の下にエアロッカーとエアバッグマンの操作スイッチをセット。邪魔にならず操作もしやすい位置に装着している。

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展開が容易で防犯性 に優れるルーフトップは、サイズや仕様の異なる数種類をラインナップしている。ベースラック、ルーフラック、サイドオーニングの全てがARB製。そのため装着などもスムーズに行なうことができる。

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ラテラルロッド、コイルスプリング、ステアリングダンパー、ロングアームにARBをインストール。ショックアブソーバーは前後とも大容量のリザーブタンクが付くオールドマンエミューのBP‐51を装着。リアのコイルスプリング内にエアバッグマンを装着。尻下がりになった場合の車高調整や乗り心地の調整などにも使えるアイテム。前後のデフに赤く分厚いデフカバーをセット。その内部にはデフロック機構となるエアロッカーを装着。

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運転席側にセットしたサファリ・シュノーケル。ボンネット前方を貫通してエアクリーナーケースと繋がっている。ヨンクとしてのマストアイテムだろう。サイドロッカーにはARBのロックスライダーを装着。マッドフラップもARBをセット。


OUTBACK【アウトバック】

TEL.03-5243-2792
URL.http://www.out-back.jp


アメ車マガジン 2022年 1月号掲載

2インチアップ程度の車高アップ+実用性に優れるカスタム【サンオート】

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Jeep JL Wrangler Unlimited SAHARA

ジープといつまでも!~Stand by me forever~

カッコ良くて便利!見た目も実用も大満足

パーツの直輸入やアグレッシブなスタイルのモディファイなど、個性の強いカスタム車両製作も得意としているサンオート。その中でもっとも高い人気を得ているのは、2インチアップ程度の車高アップ+実用性に優れるカスタムであり、それがここに登場するホワイトのJLラングラーアンリミテッドだ。スタイリング面での特長は、MOPARの2インチアップキットと37インチのジオランダーX‐ATを組み込んだアップスタイル。

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フロントをショートバンパーに変更し、ノーマル以上の確かな迫力を演出。JLラングラーが持つ上品なスタイリングを崩すことなく、ノーマルに不足している迫力を追加したエクステリアとしている。さらにMOPARの2インチアップキットのインストールに加え、リアダンパー下部への補正ブラケットの追加、FOXのステアリングダンパーの増設を実施。これらの補正により、タイヤの接地性を向上させて走行安定性を高め、同時に乗り心地のネガティブ変化を最低限に抑制するというセッティングを行なっている。

実用性の向上という点では、電動格納式のサイドステップの装着、純正パークセンサーを残したショートバンパー、室内を効果的に照らすLED照明の追加、乗降性を容易にするアシストグリップ、純正モニターで見るDVDシステムのインストールといった、ファミリーカーとしても役立つアイテムを数多く装着している。

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フロントバンパーはショートタイプへと変更しているが、純正のパークセンサーも移設している。リアはUSバンパーに変更。JKラングラーでも好評を得ている電動サイドステップは、JL型用にもラインナップ。格納式なので、オフローディングでも邪魔にならず、子供もラクに乗り降りできる。

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モパーの2インチアップキットを装着し、リアに補正ブラケットも追加済み。フロントには、FOX製の強化ステアリングダンパーを増設。パーツ選択、コスト、セッティングを含めて、バランスの良いカスタムを実施している。タイヤ&ホイールは、RAYSのTEAM DAYTONA FDX F7Sに、ジオランダーX-A/Tの37インチを組み合わす。

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3M7A18433M7A1827子供も楽しめるDVDシステムの追加、乗降性が格段に良くなる助手席アシストグリップ、リアのセンタートンネルにプラスしたカップホルダーなど、使い勝手を向上させるアイテムを随所にちりばめている。新設のLEDマップランプはON/OFFスイッチ付きで走行中も使用可能。


SUN AUTO【サンオート】

TEL.047-308-3302
URL.http://www.sunautonet.com


アメ車マガジン 2022年 1月号掲載

「ユーザー1人1人の使い方や好みに合わせたクルマ作り」をするグラベルオートサービス

Jeep JT GLADIATOR RUBICON

Jeep JT GLADIATOR RUBICON

ジープといつまでも!~Stand by me forever~

グラディエーターをスタイリッシュなオフ車に!

東北地方でラングラーのグレードアップといえばまず名前が挙がるのが、本格的なオフロードカスタムにおける高い技術力と豊富な知識を持つグラベルオートサービス。同社のモットーは「ユーザー1人1人の使い方や好みに合わせたクルマ作り」で、ユーザーがJeepをどの様に使うのか、しっかり話を聞いてから最適なパーツを提案してくれる。

新車のコンプリートカーの販売を展開するプロショップは全国各地にあるが、ある意味その対極にあり、オーダーメイドでお客さんと一緒に少しずつクルマを作り上げている、そんな親しみやすいお店でもある。まだまだ新車は納期のかかるラングラーの新古車・中古車の取り扱いも可能なので、購入を考えている人はぜひ問い合わせの上、来店してみてはいかがだろうか。もちろん、今乗っているラングラーのカスタムの相談などもOKだ。

Jeep JT GLADIATOR RUBICON

紹介するグラディエーターは同社が手掛けた作品だが、パーツのコーディネイトは、この車両のオーナーが自ら探し出し個人輸入によって買い集めたもの。グレードアップに関わるすべてをお膳立てするのではなく、オーナーだけでは難しい作業のみをお手伝いするのも同社のお仕事なのである。開発コンセプトは、Jeepブランドらしさの強調と、素性の乗り心地の良さを両立させること。まずはグラディエーターの尻上がりスタイルを補正するべく、ラフカントリーのレベリングキットで2.5インチほどリフトアップして前後のバランスを調整。均衡の取れたスタイルとなった。ワイドボディキットを装着し片側50mmほど拡張。純正フェンダーはそのママにワイド化したので、グラディエーターらしさは少しもスポイルされていない。

スタイリングの要となるタイヤは、パワーをしっかり路面へ伝えるためにBFグッドリッチのマッドテレーン・37インチを選択。ホイールはJeepカスタムでは定評のあるKMC XD138(インセットはマイナス12)とした。

車高アップに伴い乗降性確保のために、電動格納式のサイドステップを取り付けた。走行時はステップが格納される優れものだ。前後バンパーはロードアーマー製、ルーフにKCのライトを配置するなど、オフロードランナー的な要素もミックスされたオリジナリティを高めたルックスなっている。

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僅か2.5インチアップで、37インチの大径タイヤをフェンダー内に収めてしまうJTのカスタムの奥深さに感嘆。本格的なオフローディングもこなせるKM3の選択も絶妙!マフラーは、シングルサイド出しに換装。米国で3大トップメーカーのひとつに挙げられる、CORSA製。低音質でV6サウンドを奏でる。

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ラフカントリーのリフトアップキットでフロントのみをアップ。純正サスペンションとの相性も良く、FOXのショックアブソーバーで要最低限とする。

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ルーフにKC製の8連LEDランプを装着(ランプブラケットもKC製)。ランプの稼働スイッチはワイヤレス式で、本体は車内のルーフに取り付けてある。配線が必要がないので電装品の装着も簡単。

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純正フェンダーを生かし車幅を広げられるワイドボディキットを装着。リフトアップと、車幅のバランスが絶妙なバランスで保たれている。ウィンカーをクオーク製の薄型に変更。フェンダーラインがより薄くスタイリッシュになり、また、大径タイヤが丸見えとなるので力強さが強調される。シーケンシャルで点灯し、デイライトは白色となる。


Gravel AUTO SERVICE【グラベルオートサービス】

TEL.022-287-6310
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アメ車マガジン 2022年 1月号掲載